日記・コラム・つぶやき

【ZINE新作】『台カルZINE Vol.2』ほか

岩手と台湾をカルチャーで結び、台湾カルチャーを深掘りする楽しみを伝える目的で2021年に結成された台湾カルチャー研究会のZINE「台カルZINE」の最新号が発行され、盛岡市内の各ブックイベントで販売しました。

【新刊】台カルZINE Vol.2 特集:NO MUSIC,NO TAIWAN(台湾カルチャー研究会)

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1号が映画なら2号は音楽!という理由での音楽特集。とはいえ台湾音楽も実に幅広く、すべてを網羅することは不可能なので、メンバー3人の偏愛音楽エッセイを中心に構成。日本でも放映された2000年代の台湾ドラマを彩ったテーマソング集があれば、台湾での村上春樹の受容を追っていたら出会った文青ポップスもあり。私はかつてこのblogでも書いてきたジェイ五月天の日本ライヴレポートのダイジェスト版と、自分が初めて触れた1990年代前半の台湾ポップスの思い出について書き下ろしました。
また、このZINEで紹介した曲を中心にしたプレイリストもspotifyでつくりました。よろしければ聴いてみてください。

 

【新刊】『このまちで えいがをみること』書局やさぐれ

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表紙はこの4月に営業を終了した、岩手県盛岡市の映画館通りにあるニッカツゴールデンビル。
かつては日活の映画館が入っていたビルで、日活撤退後も長年映画館が入っていました。
このビル自体の営業終了により映画館が閉館したことがきっかけで作ったZINEです。

11年前に香港映画の、5年前に台湾映画のZINEをそれぞれ作ってきたので、3冊目の映画ZINEはそれ以外…となるはずなのだけど、それでもここで紹介するのは、ええ、それでも入っているのですよ、香港映画+αが(^_^;)。
このZINEでは、自分が昨年観て気に入ったり気になった映画を洋邦各5作品、映画館で観た旧作5作品、そして今年上半期観た映画5作品のTwitterで書いてきた感想に加筆してまとめた感想集なのですが、このblog的な作品として『レイジング・ファイア』『時代革命』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』そして王家衛4K作品集について取り上げております。ここで書いた長文感想のダイジェスト的にシンプルにまとめました。
長年映画好きやっておりますが、もうすでに香港映画も分かちがたく、香港・台湾映画を除いて映画の感想をまとめることって自分にとっては結構厳しいのだと改めて思いました。なお、いろいろな人に読んでもらえることを目的に作りましたので、毒は控えめです。

この新刊2作を引っ提げてまず参加したのが、6月18日(日)に岩手教育会館で開催された文学フリマ岩手8
東北唯一の文学フリマです。

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当日のブースの様子。今年は書局やさぐれと台カル研のダブルネームで参加しました。

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当日のセットリスト。既刊ZINEもまだまだ在庫あります(笑)

昨年から会場が変わったのと、出店者も一般参加者も過去最高を記録したとのことで、会場内の熱気は実に半端なかった。お隣が旅の写真集を出されていた方でお話しできたり、思わぬ出会いがあったりと忙しいながらも実りあるイベントでした。
文学フリマ岩手には初回からずっと参加していますが、実は一般でも出店でも東京は未経験。3年前の春のイベントに出店の申し込みをしたことがあるのだけどコロナ禍で中止。岩手の文フリも2年連続で中止になりました。秋は映画祭シーズンと重なるので行けないだろうけど、来年の春の東京は出店を検討しております。

その1週間後、6月25日(日)にもりおか町家物語館で開催された浜藤の酒蔵ブックマーケット2023-Summer-にも出店いたしました。

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こちらは古本市からスタートしたブックイベントで、市のアート系団体の主催です。
古本屋を経営されている方から、フリマ感覚で自宅の本を持って販売する方まで出店者は様々でZINEや読書グッズの販売のみでもOKと間口が広いイベントでいつも楽しく参加しています。
会場が住宅地にあるので来場者に子供たちも多く、今回ワンオペ故店番を手伝ってもらったOPENちゃん(写真)が人気でした。

今後のイベント参加は秋までありませんが、ZINEイベントにも出品しております。
また、新刊発行にあわせて通販も近日再開いたしますので、ご興味がありましたらよろしくお願いいたします。

そして次の新作ZINEも秋発行を目指して現在計画中。
次作は旅行記の予定です!ふふふ

 

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新年快樂!&イベント参加のお知らせ

新年快樂 

 

萬事如意

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あはははは(汗)
こちらの絨布揮春はHKストアで購入いたしました。

今年初の更新が旧正月になってしまいました。
香港や台湾との往来が再開しつつあるけど、行けるようになるのは当分先かな…

さて、このblogで度々取り上げてきた盛岡台湾Happyフェスが今年も開催されます。
過去2回のイベントについてはここここで書いています。

大規模イベントとは一味違う、地元の事業者さんや教育団体が集う盛台交流イベントですが、3年目の今年、ついにステージデビューとなりました!(笑)はい、台カル研のメンバー3人で台湾映画トークをします。題して「おいでよ、台湾映画沼 ~わたしたちはこうしてハマった~」

詳細はこちらをご覧ください。

 

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また、フェス会場に近い盛岡市大通3丁目のブックカフェpono books & timeさんでは、期間限定で台カル研の棚を作っております。
台カルZINEや私の台湾飯フォトブックの販売や、台カル研おすすめ本の展示を行っております。

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地元でのイベントかつ直近のお知らせになってしまい、遠方の皆様には申し訳ありませんが、地元の皆様はぜひよろしくお願いいたします。

そして今年、ニューヨークタイムスで「今年行くべき52都市」の一つに選ばれた我が盛岡市にも、皆様是非おいで下さいませ>となぜか中華blogで謎アピールいたしますが、どうか見逃してください(笑)。

 

ともあれ、今年もよろしくお願いいたします。

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【近況報告&お知らせ】通販部再開しました他

ご無沙汰しております。
月一度のUPを目標としていましたが、本業が忙しくなると記事を書く余裕もなくなってしまいます。
そんなわけで、まずは近況から。

この夏は、花巻の火鍋店に行ったり、

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夏休みは滞在先(といっても市内のゲストハウス)でお茶をじっくり味わったり、

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地元のカフェで西多士&奶茶をいただいたり、

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業務スーパーで売ってた蔥抓餅で蛋餅を作って早餐にしたり、

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微熱山丘李さんの月餅を中秋節にいただいたり、

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サークル結成1周年記念で火鍋食べてたりしました。

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…なんだよ、食べてばっかりかよ、とつっこまれそうですが、ちゃんと映画だって観てました。

東京では夏からロングラン上映となったあのWKW4K、我が街では思ったよりも早く9月末から2週間も上映されましたから、もう大喜びで観に行きましたよ、はい。当地では2K上映だったのだけど、音はクリアだし映像も美しくて見惚れてしまった。そして王家衛作品ではやっぱり『ブエノスアイレス』と『花様年華』が一番好きなのだなと改めて思った次第。もちろん、他の3作品も久々に観て初めて気がついたり、昔とは違う感想を抱いたりしたものであった。
来月は大館の御成座でも3週間上映されるので、また観たいなと思っているところ。

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ちょうど同じ時期に『時代革命』と『憂鬱之島』が来てしまって、しかも仕事も繁忙期で、いろいろスケジュールを合わせて全部観に行ったのでした。地元でこれほど一気に香港映画が上映されることは本当に珍しいことで、もう喜びながら映画館に通ったのだけど、おかげでこの時期は生活が荒れました(苦笑)
こちらで感想は書けなかったけど、いずれどこかで。

この秋から冬はMaking Wavesとリム・カーワイ監督のキュレーションによる香港映画祭2022の開催と、香港映画の特集上映が続いて嬉しいのだけど、東京(後者は東名阪5都市)のみの開催というのが非常に残念。ここで上映された作品に全て配給がついて全国公開されることを願います。
あと、現在公開中の『七人樂隊』も早く地元で公開してほしい…

というわけで近況はこのへんにして、お知らせです。
ここ2年で作ったZINEの通販を久々に再開しました。
今なら再開記念特典として、WKW4Kを観て考えて書いたテキストを収めたZINE「PLAYLIST 2022 Autumn」もプレゼントしております。
こちらから入れますので、是非是非どうぞ。

次はもうちょっと早めに更新します。

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第7回文学フリマ岩手に出店します【ZINE新作】『台カルZINE Vol.1』ほか

バタバタしている間に前日のお知らせとなりました。申し訳ございませぬ。
前回のエントリ通り、明日6月19日(日)に岩手県産業会館(産ビル)7階大ホールで開催される第7回文学フリマ岩手書局やさぐれ&透明度として出店いたします。
当日のセットリストは画像の通り。

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【新刊】『台カルZINE Vol.1 特集:台湾映画鑑賞指南』(発行:台湾カルチャー研究会

「台湾を深掘るともっと楽しいよ!」を合言葉に、岩手の3人の台湾好きが結成した同好会によるZINE。創刊号のテーマは台湾映画。

【新刊】『自宅台湾飯』

以前のblogエントリを元に、複数のレシピ本を参考にここ2年作り続けた台湾飯をまとめたフォトブック第2弾。
第1弾は昨年発行した『職場台湾便當』(関連記事はこちら)です。

【新刊】『日日是MAKE TEA NOT WAR』

中華色薄めですがこちらもご紹介。地元産のお茶から英国紅茶まで、全編「ああお茶うめぇ…」とだけ言って1冊まとまった(笑)エッセイ。題名が物騒ですが、一応戦争反対の思いを込めて作りました(真顔)

【既刊】『閱讀之旅2019之雙城故事』 『寶島電影院』

部数僅かですがこちらもあります。

以上の本は今後ZINEイベントやブックイベント参加時にも取り扱います。
また通販も検討しております。
ではでは、よろしくお願いいたします。
そして明日のイベント頑張ります。
(当日は台カル研メンバーも集合しますよ)

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絕不放棄 加油香港 #standwithhongkong

一番最近の海外旅行は、昨年3月の香港。
その時の旅のことは、noteマガジン自体は有料ですが、該当ページの試し読みの範囲を拡大しました)とZINEにまとめています。

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この旅の直後である昨年6月、香港では逃亡犯条例改正案の完全撤回や普通選挙の実現等「五大要求」を掲げたデモ運動が始まり、それに対して政府側が警察を動員して厳しく取り締まるようになりました。
前者は昨年秋に完全撤回はされましたが、普通選挙の実現や2014年のデモ(雨傘運動)から行われた警察による強制排除、すなわち警察の過剰な暴力を検証する独立調査委員会の設置やデモ参加者の逮捕取り消し、デモの暴動認定などには応えられていません。
そして昨年暮れからの新型コロナウィルス感染拡大により、国境の封鎖や経済活動の停止が起こる中でデモ活動は禁止。オンライン上に活動の舞台を移す中、今年5月の全人代で中国共産党が香港へ国家安全法を導入することを決定して香港自治へ介入。1997年から2047年までの50年間保証されるはずだった一国二制度が事実上終了、ということになりました。
7月以降は公共図書館で民主運動に関わる書籍の撤去、立法会議会の一年延期など、追いきれなくなってくるほどのニュースが毎日報道されてくるのですが(まとめとして日経の香港デモヘッドラインをリンク)昨日は蘋果日報の創業者の黎智英と民主活動家の周庭(以下アグネス)の逮捕という衝撃的なニュースが入ってきて絶句し、SNSでニュースを追うのが辛くなってしまいました。

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この一連の動きを見て、SNSである人は「香港終わった」と言うが、そんな言い草は香港人にとっても、香港にとっても失礼です。
確かに23年前の英国からの返還がきっかけで変わったのは事実ですが、返還されても言語も街並みもいきなりは変わりませんでした。ワタシは返還直後から香港に通いつつけていますが、当初は楽観視していて、中国大陸にはいい影響を与えていくのではないかと思っていました。
しかし、思えば97年後半のアジア経済危機、02年末~03年のSARS流行、その年からのCEPAの締結による香港と中国の間における様々な協定など、変化の節目はたくさんありましたし、その間の経済発展による中国大陸の変化もすさまじいものでした。しかも中共は政策を全く変えず、指導者が替わるごとに締め付けも厳しくなっています。そこまで考えは及びませんでした。

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しかし、7月に入ってからの中国共産党の介入はあまりにも度を越しています。その前からチベットやウイグルでの人権侵害行為が伝えられていることもあり、政府の強権を安易に発動しすぎていると見えるのです。新型コロナウィルスの感染拡大をバックにしてまで行うことではないし、31年前の天安門事件もまだ記憶に残る中、国内の民主活動家や銅鑼湾書店の店員たちも取り締まってきたことも考えれば、黎さんやアグネス、そして香港で活動してきた民主活動家たちが危機にさらされることは、人権の侵害と共に民主主義を冒涜しています。

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香港で生まれ、香港で民主と自由を得て生きてきた人たちが、苦しめられるのを見るのは嫌です。
ワタシの好きな香港が、政治的に変わってしまうのがとても嫌です。
これまで中共が頑なに民主化を拒んできたことを念頭においても、自由と民主がこのように奪われていくのを黙ってみていたくないです。

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香港のことは香港の人たちに任せたい。ずっとそう思っています。
でも、こうやって上からの力で押さえつけられるのは、彼らも望むことではないはずです。
だから、香港人の未来は中共でなく、香港人自らが作れるように、ワタシは今後ももこれから香港で暮らして、香港で生きる人々を応援していきます。
Stand with Hong Kong.

うまくまとめられなくてすみません。
今後もSNSでは特に言及しませんが、常にこういうスタンスですので、今後ともよろしくお願いいたします。

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【ZINE】『閱讀之旅』販売ほか、いろいろお知らせ

逃亡犯条例改正案への反対から始まった、香港のデモや政府への抗議行動が100日続いている現在、その行方が非常に気になるところですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この夏はワタクシ自身もいろいろありまして、更新もまたまた間があいてしまい、またお知らせ記事になってしまって申し訳ございません。

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6月9日に岩手県盛岡市で開催された第4回文学フリマ岩手にて、最新ZINE『閱讀之旅2019之雙城故事』の初売を行いました。
ご購入頂いた皆様には厚く御礼申し上げます。
文中でも香港の現在に少し触れていたので、少しタイムリーな本になったかと思います。
続けて、7月13・14日に行われた浜藤古本市と7月20日の石巻一箱古本市、9月8日のブックハンターセンダイでも販売いたしました。

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↑ブックハンターセンダイでの販売の様子。

ZINEは新刊始めバックナンバーも今月末までに通販部のページに在庫をUPしておきますので、ご希望の方はしばらくお待ちください。

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また、今年も盛岡市のアートギャラリーCygで開催されたART BOOK TERMINAL TOHOKU 2019にて、昨年製作した『寶島電影院』(詳細はこちらにて)をフランス装で仕立て、ボーナストラックのエッセイをつけて出品いたしました。この特装版のために書き下ろしたエッセイ「『ただの夏』と『台北暮色』」をnoteで公開しています。
こちらも昨年出品した『寶島幸福茶舗+寶島浪漫的逃亡』特装版と共にCygのオンラインショップで販売予定です。

今後もZINE製作は続けていきますが、実は来年は少し本格的な本を作る予定です。といっても商業出版ではなくあくまでも同人としての出版ですが。現在編集中で、早ければ来年5月くらいに発行できるように目指しております。お楽しみに。

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さらに、直近&地域限定のお知らせになって申し訳ございませんが、地元の盛岡市で『藍色夏恋』のデジタルリマスター版上映会が今月25日(って実はもう明後日ですね)が開催されます。会場はプラザおでってです。詳細は上記画像とこちらのページから。(2003年日本公開のオリジナル版の感想をこちらにはっておきますね。ちなみに完全ネタバレです)
当日はいわてレインボーマーチ代表の盛岡市議会議員・加藤麻衣さんをゲストに迎えたトークイベントもあります。

来月からは映画祭シーズンを迎えます。また近いうちに更新いたしますね。

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【予告】春から夏にかけての計画

 なんと今年初めてのblog投稿となりました。皆さま覚えておりますか(^_^;)
昨年は年度始めからかなり多忙となり、春の台南旅行記も予告だけのUPで大変失礼いたしました。
本業が多忙になったのと共に、vistaだった自宅PCのサポート終了でネットサーフィンができなくなり、職場に持って行ってるノートPCで少し更新はしていたのですが、それも限界があって昨年末からしばし更新を休んでおりました。
この春のココログの仕様変更で、タブレットでの入力が楽にできるようになったので、テストも兼ねて近況や今後の計画などを紹介していきます。

昨年春から先月にかけては、台南には昨年8月と今年2月の2回足を運び、先月は2年ぶりに香港にも行けました。
2年前は香港国際映画祭開催前だったので映画もあまり観られなかったのですが、今回は大阪アジアン映画祭で上映された《非分熟女》と《G殺》、作品賞始め金像奬に多数ノミネートされている昨年夏のヒット作《逆流大叔》、香港の実在の総合格闘家をモデルにした格闘技映画《入鐡籠》と4本観ました。行きの機内ではトニーの《歐洲攻略》とドニーさんの教師もの《大師兄》も観られたので満足満足。
これらの作品の感想はTwitterやFBにも書いているので、こちらにも先に書いたものをまとめて載せていく予定です。作成時間も取れないので、1作品1記事ではなくて、複数の作品をまとめて1つの記事でUPしていきます。その他、旅の覚え書きのようなものも記事にしていくつもり。
その他、Twitterのハッシュタグ #春光香港2019 を検索すれば旅の断片が拾えるようになっています。

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大角咀にて。

また、昨年夏の台湾行きから、旅にテーマを設定しています。
ここ数年、昨年惜しくも亡くなられた天野健太郎さんやミステリ作家の島田荘司さんなどが長らく紹介されてきた台湾文学や華文(中華圏の文学の総称)ミステリが日本でも注目を集め、ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんや台湾のブックカルチャーを発信しているユニットの太台本屋さんなどにより、台湾の書店も注目されるようになってきました。そしてこの秋には台湾の現代文化を網羅した誠品書店を擁する誠品生活がいよいよ日本に上陸するということで、台湾や香港のブックカルチャーをたどり、ついでに旅の間に自分の積読も消化しよう(笑) という目的で題して「閱讀之旅」を始めました。
このテーマ旅のことは、今年の6月に盛岡市で実施される第4回文学フリマ岩手に冊子で頒布を予定していますが、blogの原稿との並行作成が大変なこともあるので、大変申し訳ありませんがnoteの方で作って投げ銭式のマガジンで発表いたします。
いつもはblogでジャーナルを綴っていましたが、日記形式で改めて綴るのが難しくなっていることと、本をめぐる旅なのでやはり本の形にこだわりたいので、以上のような発表に踏み切りました。ご迷惑をおかけします。でもその分、最後まで楽しく読んでもらえるように執筆していきたいです。
これから原稿を書き始めますが、だいたい5月までnoteにに全文UPできるようにします。


もちろん、こちらもしばらく放置するということはありません。
閱讀之旅の原稿から取りこぼしたネタはこちらでも書きますし、昨年の春の台南と墾丁の旅も書きかけの記事があるので、こちらで発表していきます。実は昨年『寶島浪漫的逃亡』の一部原稿を差し替えまして、墾丁での思い出を少し追加しました。そちらもページ数の関係で短いものとなってしまったので、SNSのログを見つつ思い出しながら簡潔にまとめます。
タブレット入力なのでリンクや動画も貼りにくかったりしますが、後ほどPC編集で追加できるようにします。
何よりも、ただ漠然とSNSのTLを眺めているより、少し長い文を書ければ変に悩むこともないので、これからちょこちょこと、とは言ってもまだまだ不定期更新ですが、記事を作成していきます。
そんなわけで、今後もよろしくお願いします。

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これまで何度も付近を通り過ぎていたのに、なぜか撮影していなかった油麻地の警察署。

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【お知らせ】blog更新休止について(改訂版)

ここ2,3年ほど、本業内容が変わって日常生活への負担が増加し、あわせてPC等の老朽により、web記事作成が難しい状況が続いています。自宅PC(Vista)もすでにwebが使えず、文書やPDF作成のみにしか使えなくなってしまいました。来年前半を目処に買い換える予定はあるので、2019年夏頃まで更新を休止いたします。

 

書きかけの記事も多いのですが、それは再開後改めてUPします。また、ここ1年に観た映画や読んだ本の感想はtwitterに残してあります。
今年から始めたnoteは、iPhoneで原稿を作成できるので、できる限り更新を続けます。

 

また、先の休止期間中に文学フリマ岩手が開催されたので、ZINEの新刊を製作しました。

 

 

 

 

 

今年は、先ごろ紫波町のシワキネマで『恋恋風塵』の上映会が行われ、「台湾巨匠傑作選2018」も全国で上映されていることから(東北ではフォーラム仙台で上映)キン・フーからギデンズの作品までを取り上げた台湾映画ZINE「寶島電影院」を作りました。台湾映画の上映機会が少ない地域なので、台湾映画自体を知らないという声も聞き、こんなZINEを作ってみたのでした。Twitterで告知したところ、東京のサークルや台湾映画を愛する方々から問い合わせが来てびっくりしました(汗)。ささやかなコピー誌で申し訳ありませぬ。
現在、通販を行っております。詳細はこちらの記事のリンクから御覧ください。

 

また、Cyg art galleryで開催されたART BOOK TERMINAL TOHOKU 2018に出品した台南旅行記合本版「寶島幸福茶舗+寶島浪漫的逃亡」は現在Cygのオンラインショップで取り扱われております。

 

 

 



昨年「浪漫的逃亡」を作成した時点で合本化は考えていたのですが事情によりできず、今年やっと実現しました。ABTTにも2012年の「香港電影欣賞指南」以来の出品となります。
表紙は仮フランス装にしてみました。
なお、合本化に当たって、今年の春の台南&墾丁旅行記を新たに書き下ろしました。

 

 

 

 



さらにお知らせ。10年くらい前から創作サークルで書いていた香港小説『麻煩偵探』シリーズは現在3作目まで出ておりますが、その番外編として書いた短編「仮棲まいの港 ふるさとの山」が6月に発行された文学フリマ岩手アンソロジー『イーハトーヴの夢列車 二号車』に収録されております。こちらは全国各地の文フリでも販売されます。

 

お休みしている間はこのような活動をしていたのですが、blog再開後も並行して行っていきますのでよろしくお願いいたします。
ZINE頒布(販売)等の詳細は書局やさぐれのTwitterを御覧ください。

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【お知らせ】通販部のページを開設いたしました。

今回はお知らせのみで失礼いたします。
前回のエントリでZINEの新刊のお知らせをいたしましたが、通販ご希望多数のため、新たに「書局やさぐれ通販部」のページをBOOTHで開設いたしました。
今後作成するZINEは直接取引ではなく、こちらのページからご注文をお願いいたします。

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【覚書】これまで観た中華電影、読んだ中華関連本一覧

(5/14追記)鑑賞作追加。

(3/13追記)鑑賞作及びリンクを追加して更新。noteは更新しています。

(1/14追記)blogとは別に、短いコラムのようなものを書く場所として、noteを始めました。
期間限定か、ダブル更新かはまだ未定ですが、こちらもよろしくお願いします。

大変ご無沙汰してしまいました。生きてます。まあtwitterではほぼ毎日tweetしてるから、そっちで生存確認はできますね。SNSメインになって申し訳ありません。
本業がかなり忙しくなっているのに加え、未だにPCもvistaなので、もう更新も大変で大変で(今年中には買い替えます)。春の香港旅行記以来、映画や本の感想もかなり溜まってしまいました。それでも完成次第なんとか感想等をアップしていこうと思います。短く客観的かつ批評的な文章を目指して書きますね。
全部記事を書くまで、この覚書をblogのトップにおいておきます。

映画祭で鑑賞 した映画
『メイド・イン・ホンコン』 デジタルリマスター版

『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』

『怪怪怪怪物!』
『超級大国民』 デジタルリマスター版
『ミスター・ロン』
『相愛相親』

『山中傳奇』デジタルリマスター版
『ジョニーは行方不明』

『天使は白をまとう』

劇場で鑑賞 した映画
『人魚姫』
『霊幻道士 こちらキョンシー退治局』
『牯嶺街少年殺人事件』デジタルリマスター版

『イップ・マン 継承』
『グレートウォール』
『おじいちゃんはデブゴン』
『コール・オブ・ヒーローズ  武勇伝』
『レイルロード・タイガー』
『草原の河』
『湾生回家』
『十年』

『スキップトレース』
『海の彼方』
『マンハント』
『52Hzのラヴソング』
『空海 KU-KAI』
『ナイルの娘』

TV録画等で鑑賞
『誘拐捜査』
『ブラッド・ウェポン』
『やがて哀しき復讐者』
『盗聴犯 狙われたブローカー』
『九龍猟奇殺人事件』
《殺破狼・貪狼》
『77回、彼氏をゆるす』

読んだ中華関係本
『台湾少女、洋裁に出会う  母とミシンの60年』鄭鴻生
『日本×香港×台湾 若者はあきらめない』SEALDs
『星空』ジミー・リャオ
『蔡英文 新時代の台湾へ』蔡英文
『ハゲタカ2.5 ハーディ』真山 仁
『13・67』陳浩基
『僕が殺した人と僕を殺した人』東山彰良

以上です。
では、頑張って記事書きます。
書き上がり次第、随時UPいたしますね。

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