音楽

【ZINE新作】『台カルZINE Vol.2』ほか

岩手と台湾をカルチャーで結び、台湾カルチャーを深掘りする楽しみを伝える目的で2021年に結成された台湾カルチャー研究会のZINE「台カルZINE」の最新号が発行され、盛岡市内の各ブックイベントで販売しました。

【新刊】台カルZINE Vol.2 特集:NO MUSIC,NO TAIWAN(台湾カルチャー研究会)

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1号が映画なら2号は音楽!という理由での音楽特集。とはいえ台湾音楽も実に幅広く、すべてを網羅することは不可能なので、メンバー3人の偏愛音楽エッセイを中心に構成。日本でも放映された2000年代の台湾ドラマを彩ったテーマソング集があれば、台湾での村上春樹の受容を追っていたら出会った文青ポップスもあり。私はかつてこのblogでも書いてきたジェイ五月天の日本ライヴレポートのダイジェスト版と、自分が初めて触れた1990年代前半の台湾ポップスの思い出について書き下ろしました。
また、このZINEで紹介した曲を中心にしたプレイリストもspotifyでつくりました。よろしければ聴いてみてください。

 

【新刊】『このまちで えいがをみること』書局やさぐれ

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表紙はこの4月に営業を終了した、岩手県盛岡市の映画館通りにあるニッカツゴールデンビル。
かつては日活の映画館が入っていたビルで、日活撤退後も長年映画館が入っていました。
このビル自体の営業終了により映画館が閉館したことがきっかけで作ったZINEです。

11年前に香港映画の、5年前に台湾映画のZINEをそれぞれ作ってきたので、3冊目の映画ZINEはそれ以外…となるはずなのだけど、それでもここで紹介するのは、ええ、それでも入っているのですよ、香港映画+αが(^_^;)。
このZINEでは、自分が昨年観て気に入ったり気になった映画を洋邦各5作品、映画館で観た旧作5作品、そして今年上半期観た映画5作品のTwitterで書いてきた感想に加筆してまとめた感想集なのですが、このblog的な作品として『レイジング・ファイア』『時代革命』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』そして王家衛4K作品集について取り上げております。ここで書いた長文感想のダイジェスト的にシンプルにまとめました。
長年映画好きやっておりますが、もうすでに香港映画も分かちがたく、香港・台湾映画を除いて映画の感想をまとめることって自分にとっては結構厳しいのだと改めて思いました。なお、いろいろな人に読んでもらえることを目的に作りましたので、毒は控えめです。

この新刊2作を引っ提げてまず参加したのが、6月18日(日)に岩手教育会館で開催された文学フリマ岩手8
東北唯一の文学フリマです。

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当日のブースの様子。今年は書局やさぐれと台カル研のダブルネームで参加しました。

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当日のセットリスト。既刊ZINEもまだまだ在庫あります(笑)

昨年から会場が変わったのと、出店者も一般参加者も過去最高を記録したとのことで、会場内の熱気は実に半端なかった。お隣が旅の写真集を出されていた方でお話しできたり、思わぬ出会いがあったりと忙しいながらも実りあるイベントでした。
文学フリマ岩手には初回からずっと参加していますが、実は一般でも出店でも東京は未経験。3年前の春のイベントに出店の申し込みをしたことがあるのだけどコロナ禍で中止。岩手の文フリも2年連続で中止になりました。秋は映画祭シーズンと重なるので行けないだろうけど、来年の春の東京は出店を検討しております。

その1週間後、6月25日(日)にもりおか町家物語館で開催された浜藤の酒蔵ブックマーケット2023-Summer-にも出店いたしました。

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こちらは古本市からスタートしたブックイベントで、市のアート系団体の主催です。
古本屋を経営されている方から、フリマ感覚で自宅の本を持って販売する方まで出店者は様々でZINEや読書グッズの販売のみでもOKと間口が広いイベントでいつも楽しく参加しています。
会場が住宅地にあるので来場者に子供たちも多く、今回ワンオペ故店番を手伝ってもらったOPENちゃん(写真)が人気でした。

今後のイベント参加は秋までありませんが、ZINEイベントにも出品しております。
また、新刊発行にあわせて通販も近日再開いたしますので、ご興味がありましたらよろしくお願いいたします。

そして次の新作ZINEも秋発行を目指して現在計画中。
次作は旅行記の予定です!ふふふ

 

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五月天 Mayday 「Re:DNA 〜2017 復刻版〜 」@日本武道館

 予告する暇もなく行ってしまいました、アジアのスーパーバンド(とあえてこのコピーをそのまま使う)五月天の2年ぶりの武道館ライヴ「Re:DNA ~2017 復刻版~」へ!

 デビューして今年で18年。これまでGLAYのLIVE EXPOに参加したり、ライヴハウスでの来日ライヴも何度か敢行し、日本ではアミューズ所属となってレーベルメイトのflumpoolともコラボ、さらには日本語曲も発表するようになってドラマの主題歌に…などと今さら説明することじゃないのだろうけど、ええすみません、ワタシは今までなかなかフォローできませんでした。知ってる歌も『星空』主題歌とこれ↓くらいですよ。 


 2年前の夏の終わり、彼らは敬愛するビートルズも演奏した同じステージに立ち、華人バンド初の武道館ライヴを成功させるものの、その時は重要な仕事と重なっていたので上京を断念。だからこそ、今度また武道館で歌ってくれるのなら、必ず行きたいと思っていたのである。しかーし、チケットはゲットできたものの、忙しくて予習する暇は全くなし(苦笑)。


 最新アルバム「自伝 History of Tomorrow」日本限定盤も買わぬまま(でもライヴ後に武道館限定版を購入)、spotifyや某ちうぶのMV等だけを聴いたりして、当日に臨んだワタシをどうか許して下さい。

 参加したのは2月4日(土)の2日目。
当日は午前中に仕事があったので昼からの上京となり、間に合うかどうかヒヤヒヤしながら日本武道館へ。9年前ジェイ演唱會以来。
 蛍光棒とリストバンドを購入して入場したら、オープニング前の熱気がムンムン。席の前後は台湾人客で気分は一足早い台湾。スクリーンでは2月に公開される石頭主演の百日草こと『百日告別』の予告も流れてグッとくる。汗を拭き拭き、蛍光棒のスイッチを入れてスタンバイ。
 客電が落ち、ポルノグラフィティの新藤くんが詞を書いた「Buzzin'」のリリックビデオを、ブレードランナーの2019年LAのネオンにありそうな書体だーなどと思いながら眺めていたら、メインモニターにショートフィルムが流れ出していよいよライヴの開幕。ゴリッゴリのロックナンバー「モーター・ロック」に続いて「Do You Ever Shine?」が来たので、テンションはたちまち上がって歌いまくり蛍光棒振りまくり。この蛍光棒、普段は白色なんだけど、館内の電子制御によって様々な色に変化するすごい機能があって、これはすごかった!買っておいてよかった。
 今回のライヴは、2009年から翌年にかけて44公演が行われた(日本でもZepp Tokyoで公演があった)「D.N.A創造世界巡廻演唱會」の復刻版。高雄ライヴでは動員新記録を作り、ライヴドキュメントは3D映画として公開されたという様々な伝説を残したとか。それもあって、前半は代表曲を中心とした旧作で構成されていたけど、サイドモニターには中国語と日本語の歌詞が併記されていたので、初めて聴いた曲でも一緒に歌えるのが嬉しい。阿信の熱唱、瑪莎のクールさ、冠佑の鬼のようなドラムさばきも惚れ惚れしたけど、実はギタリスト好きなので、怪獣&石頭のダブルギタリストのプレイには見入っちゃいましたねー。二人ともカッコえぐで、ああ眼福眼福。

「あなたしか、自分のDNAを創造することができない」というコンセプトに基づき、前半から中盤にかけてはインターミッションでメンバー主演によるショートフィルムが上映。サラリーマンやタクシードライバー、クリーニング店主として現代の台北に平凡に生きる五月天の5人が、ジョン・レノンのDNAがある施設に保管されていると知ってそれを入手しようと奮闘するという筋書き。その内容とシンクロさせた曲目も面白かった。
 惜しかったのはスマートフォンのライトを小道具としてかざす「満ち足りた思い出(知足)」のお約束を知らなかったので、それに参加できなかったことかしら。わ~スマホライトきれい、で、どーやってこれつけたらよかんべさ?とか見とれていたアホウがここにいました(笑)。あと、MCコーナーでの自動翻訳機を駆使したアホっぽい(注・褒めてます)トークの字幕が小さくて、よく理解できなかったのも残念。でも「チイサイトリトリ」は後で意味を教えてもらって、レスリーの「スケベェさん」と双璧をなす名言じゃん!と笑ったけどね。

 警察とのチェイスの末、DNAを守り通したメンバーはある少年にそれを託す。すると、レノンのみならず、さまざまな世界の偉人のDNAがそれに反応し、それらを手にした複数の少年たちが現れる。そして意外な結末を迎えてショートフィルムは終わるけど、その後に演奏された「ジョン・レノン」から「僕(我)」という、初めて聴く曲に思わず涙がこぼれてしまった。なんでだったんだろう?自分でも初めての経験だったのでビックリした。その後、SNSの感想で「音楽は言語の壁を超える」というのを複数見かけて、ああこれだったのか、と確信。

 アンコールでは先ほどの「Buzzin'」や梁家輝さん主演のMVが話題になった「頑固」など新作中心。ここで当日限定のゲストとしてポルノの岡野くんが登場し、彼が詞を書いて阿信とデュエットした「Song for you」を共に披露。ポルノも来月初の台北公演を控えているそうで、お互いにエールを送っていたのが好印象。その後のダブルアンコールでも2曲歌い、新譜からの「最高の一日」がフィナーレ。

 この初心者がいきなり飛び込んで生で聴いた五月天ライヴの感想は、「うわー、すっごくバンドだった」(笑)。なんて言うと失礼に聞こえてしまってファンの皆さんには申し訳ないけど、これまで聴いてきた中華ポップスのライヴはソロが多く、しかもみんな揃いも揃って個性の強く派手っ派手なステージを展開してくれる人ばかりだったので(レスリーとか學友さんとかアーロンとか宏くんとかジェイなんだけど)、それと比べたらいくらスタジアム級の演出であっても…ではある。
 でも、近年はJ-POPのライヴに行くことが多いし、数々のJ-POPアーティストとのコラボや、メンバーが影響を多大に受けたビートルズやオアシスなどのブリティッシュポップとJ-POP的なサウンドがうまく融合しているので、ボーダーレスなロックとして非常に魅力的に思えた。生命感に溢れ、人生を肯定して前向きに進めるような阿信による歌詞もいい。(ついでにポルノの二人やGLAYのTERUやflumpoolによる日本語詞も、各アーティストの個性を理解して歌い上げているように思えるのも興味深い)なによりも聴いて楽しいし、口ずさむこともできる。
 そしてやっぱり何においても、ナマの破壊力半端ねー>結局落ちるのはそこか(^_^;)

 そんなわけで翌週からの台湾行きには、BGMとして「自伝」を連れていき、すっかりハマってしまったにわかファンが一人誕生したのでした。いやーもーすいませんホントに。
 ラストは2年前のライヴの映像でしめます。


 この流れで次回更新は台南旅行記。
再び浪漫的逃亡な日々がやってきましたよ。Don't miss it!(こらこら)

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中秋節に聴きたい、『kitchen(我愛厨房)』オリジナルサウンドトラック

 連休後半は、NHKのスペシャルドラマ『白洲次郎』にハマっていた。
ここでその感想を書くわけにはいかないので、日記blogにアップしたけど、このドラマでエモーショナルな音楽を手掛けていたのが、大友良英さん
 大友さんといえば、香港返還前後にいろんな香港映画の音楽を担当していたことは、ちょっと古い香港電影迷なら有名な事実なんだけど、その中でも一番好きなのが、この『kitchen』の音楽。
 件のドラマを観ていて、「ああ、このフレーズって『キッチン』で聴いたことあったな」と思われた音楽があって、久々に聴きたくなってこのサントラを引っ張り出してきた。

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 90年代前半から、大友さんは香港や大陸の映画で音楽を手掛けていた。田壮壮の『青い凧』(93)を皮切りに、シュウ・ケイさんの『虎度門』、アン・ホイ姐さん2作品、そしてイム・ホー監督の3作品を手がけた後、香港映画の音楽から手を引き、邦画やドラマのサントラも多く手がけるようになったのこと。そのへんの心境は大友さんが『メイド・イン・ホンコン』のパンフに寄せた文章(これです)から窺い知ることができるけど、文中にあるご友人ってどなたなんだろう?
 ともあれ、彼が音楽家として香港映画にかかわった業績は決して小さくはないし、今でこそ梅林茂さんや川井憲次さんなど、日本の音楽家がフツーに香港映画に参加していることがおかしくないのは、彼が先駆けとして存在したからこそだと思う。
 ただ、大友さんは実際に香港に滞在していた期間が長いようなので、もし彼がこのまま香港にとどまっていたら、香港映画の音楽シーンはまた違うものになったのかもしれないのかな。
 
 それはさておき、このサントラについて。
 音楽担当として大友さんと連名でクレジットされているのは内橋和久さん。最近はUAやくるりの楽曲プロデュースをされているのね。大友さんが手がけた中華電影作品にはミュージシャンとして参加されていた方です。
 作品のメインテーマとなる「Aggie」は、エレクトリックサウンドを効かせたアンビエントな曲調。靖子ちゃん演じた主人公アギーみたいな透明感がある。印象的なフレーズはいろんなアレンジで使われ、アギーだけじゃなく小春演じたルイのテーマにも使われる。この曲に歌詞をつけ、キャス・パンのヴォーカルを務めた「珍惜 Cherish(香港題:我愛厨房)」は、金像奨の主題歌賞にもノミネートされていたっけ。
 キャラクター別のテーマ曲も作られていて、羅家英さん熱演のエマ姐さんのテーマ「My Mum」は大友さんが得意とするフリージャズ風(エマ姐が殺される場面で印象的に使われていた)で、おしりふりふりで登場するカレン演じるジェニーのテーマ「I Love Jenny」はロカビリー風ロックで、イカレた…もといイカした感たっぷり。
 内橋さんの作られた「Believe Me」も、サブテーマという位置で印象的に使われていた。ビブラフォンを使ったかわいらしい曲。このフレーズもアレンジを変えてあちこちに登場していた。
 そして、大友さんと内橋さんが共同で作曲した「満月-Aggie」。青い闇の揺らめきを音にしたような導入部から「Aggie」のフレーズに重なってくる幻想的なこの曲は、アギーが空に浮かぶ月をつかもうとする場面で使われていたっけかな。今度、久々に観て確認したい次第。

 ところで、このところこのサントラを聴いているのはもちろん白洲のおかげでもあるんだけど、ここ数日、夜早い時間の空に浮いている上弦の月がとてつもなく綺麗で、このサントラを聴きながら眺めるのが非常にあっているような気がしたからだったりする。
 月の曲といえば、この映画でも印象的に使われる『月亮代表我的心』ももちろんいいけど、今は中秋節に向けて、このサントラを聴きこむ日々が続くのであった。

 あ、でも明日から天気は下り坂か…。
 来週の土曜には、空に美しい満月が浮かぶことを期待しよう。

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『郷間小路』と『大海[ロ阿]、故郷』

 語学教室で中国語の歌を歌うクラスに、この春から1週おきくらいに参加していた。
 昨日、教室のサマーパーティーがあり、ここで以前も取り上げた『月亮代表我的心』に加え、クラスで新しく学んだ『郷間小路』という歌と、『大海[ロ阿]、故郷』を歌った。

 『郷間小路』ってなんだろう?と思ってググってみたら、このページにたどりついた。
ほー、漢族の民歌か…。いうなれば、フォーク的民謡とでもいうべきか。
 そういえば台湾に留学していたころ、当時人気の台湾ポップスシンガーだった張清芳(ステラ・チャン)が民歌を歌っていたカセットを聴いたことがあるけど、この曲は歌っていたかなぁ。
 あ、そうだ、確か老師は「齊豫が歌っていた」って言ってたような気が…。それでググってみたら、やはりクイックチャイナのこのページにたどりついた。
 某ちうぶを調べたら、《郷間的小路》でヒットした。こんな歌ざんす。

 こっちは、作曲者である葉佳修のヴァージョンらしい。

 齊豫といえば、クラスではこの曲も歌いました。  

 うむ、老師は齊豫が好きなのか、というよりも中華ポップスとしてクラシックなんだろうな、彼女の歌は。

 齊豫ついでに。この曲大好き。
 サンディとプルーデンス・ラウ、テレサ・カービオと一緒に歌った英語曲。

 

 いやぁ、すごいぜ某ちうぶ、と感心しつつ、次は、『大海[ロ阿]、故郷』。
 この曲を聴いてとっさに思い浮かぶのが、大林宣彦監督が20年前に撮った映画『北京的西瓜』なんだが、これでテーマ曲として使われていた。
 そういえばこの映画、『覇王別姫』でレスリーと張豊毅に育てられて、最後に思いっきり二人を裏切るあの小四を演じた雷漢が留学生役で出演していた。

 この映画、ホントはラストを北京で撮影するはずだったのに、ロケを予定した時期に天安門事件が発生し、やむなく日本ですべて撮影したんだけど、なんとその経緯を劇中で解説し、1+9+8+9+6+4=37秒の黒い画面を挿入して、犠牲者への哀悼と事件への批判を込めたということは有名な話。ワタシもこの事件が原因で北京へ行くことができなかったということもあり(ついでに中国という国に対するちょっとした反感も生じた)、事件への憤りと悲しみで、この曲が映画のエンディングに流れた時に大泣きした記憶がある。
 だけど、さすがにいまはもう泣かずにこの曲を歌える。やっぱり、いい歌だからなぁ。

 では、某ちうぶで拾った動画でこの記事を締めくくり。
 お二人の歌いっぷりがなかなか良いと思うよ。

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『H3M』陳奕迅

香港ポップス強化週間(笑)第2弾。

 以前も書いたけど、この春、地下鉄でこのCDの広告を見た時、これ誰?と思ったのはホントです。すごい髪とヒゲよね、イーソン…。

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 イーソンの曲って聴きやすくて好き。以前も書いたベスト盤も、iTunesに入れて思い立った時に聞いている。
 ただ、このアルバムは、あまりにも聴きやすくていつもと同じ?と思い、なかなか感想が書けなかったのよね。もう、お茶の子さいさいって感じでつくったのかしら?なんて思えちゃって。イーソン迷のみなさん、なんかすんません。
 でも、洗練されてて聴きやすいのがイーソンのいいところか。デビューしてもう10年超えたけど、余計な力が入っていなくて、抵抗感なく聴けるのは昔も今も変わっていないもんね。そういうのもアリだよね。

 このアルバムで一番好きなのは、いかにもって感じの『七百年後』なのだが、某ちうぶにアップされているMVを見て、これは「せかちう」ですか、それとも「よめーいっかげつのはなよめ」ですか?と思ってしまったわけであって…。うーむ、王道だからしょうがないのか。
 あと、リードトラックの『Allegro,Opus 3.3am』のMVはパラパラアニメ調でかわいい。でも、線画で描かれるパンダがかわいいかどうかは…ビミョー(苦笑)。
 あ、さすがにMVではこの姿ではなかった。この仕様はCDジャケットのみか?

 実は他にもイーソンのCDが手元にあるので、暇な時にちょこちょこ聴いていくかな。
すぐ書けるかどうかというのは、聴き込み次第だけどね。

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『王菲 89>97'32精選』王菲

 普段は放っておくとジェイや南拳や宏ばっかり聴いているワタシなのだが、このところ自分の手元にある香港ポップス(それも広東語曲)ばっかり聴いている。
 春に香港で買ったレスリーのベスト盤(感想はそのうち)はもちろん、以前書いたサンディの『Sandy'94』やら林海峰の『ハードビート』やらイーソンやらあれこれ聴きまくっている。ほとんどが10年以上前のものだってのはもうしょうがない。そのころがワタシの香港ポップス黄金期なんだから!

 さて、そんな“黄金期”の中でも、特に聴きまくっているのが、フェイの表題ベスト盤。

 これは思い起こせば12年前(!)、初めて香港へ行った時に買ったもの。
上のあーまぁーぞぉーんリンクでもわかるように、買った後にすぐ日本盤出ちゃったんだけどね(苦笑)。一目でわかるフェイの顔を大胆にあしらったデザインは、当然Shya-la-laのもの。

 中華圏での彼女のブレイクのきっかけとなった『傷つきやすい女(容易受傷的女人)』や、日本で一番知られている『夢中人』はもちろん鉄板な名曲なんだけど、改めて聴いてみると、この時代のフェイの曲には2つのラインがあることがわかる。一つは、王道すぎる中華歌謡路線。そしてもうひとつは、90年代の中華ポップスで最先端を行っていたであろう路線。先に挙げた曲では、前者の路線が『容易…』、そして後者が『夢中人』になるかな。

 最初の路線は、これはレスリーにもニコにもある路線だけど、一番端的にいえばアンディ先生の歌う王道バラードみたいな感じ、といえばわかりやすいか。もっとわかりやすくいえば、メロディラインが演歌っぽいというか。
 馳せんせーのでびう小説に、車の中で王菲の歌を聴いてやっぱり演歌っぽいかもと主人公が語る場面があったような気がするけど(この場面は映画にもあったよね)、実はそこに思いっきり同意してしまったことがあった。
 もちろん、彼らの歌声は好きなんだけど、実は彼らが歌うその演歌的メロディラインに、一時期ちょっと抵抗感を持ってしまったことがあったのだ。この頃はJ-POPも洋楽も一番聴きまくっていたころなんだけど、当時の自分としてはどうもそっちの方にひかれるものが大きかったのよね。だから、これを買ってもそのころはあまり聴かなかった。
だけど、今聴くと、やっぱりスッと入ってくるな。それは単に自分が歳をとったからだけだろうか。

 もうひとつの路線は、ワタシはもともと大好きだった。こっちは今聴くと、多少時代を感じるかもしれないけど、こういう路線の方がフェイの揺れるような歌声を生かしてくれているんじゃないかな。このCDでは、Disc1に入っている曲にその傾向があるような気がする。
 実はこの路線で最近妙にハマっているのが、『子供じゃないの(中国語題は後ほど)』。これ、まさに90年代ポップスっぽいアップテンポな曲なんだけど、ついつい個人的なツボに入ってしまった次第。なんかねー、20代前半の元気な女の子が街を走り抜けているイメージなんだよね、って意味不明な比喩をしてしまって失礼します。
 この曲にインスパイアされて、最近あることをやっているんだけど、それがなんだかというのはいずれ後ほど。

 北京語曲もいいけど、やっぱり広東語の方が香港だーって感じがする。って当たり前のこと書いちゃうんだけどね。そんなわけで、しばらくは香港ポップスを聴きまくる日々が続きそうだ。
 そういえばフェイ、春先に復活の報が聞かれたけど…、ま、そのへんはマイペースにやってもらえればいいよね。

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『藏寶圖』南拳媽媽

 “音楽は耳から”というポリシー(いま考えた!)を持っているワタシとしては、アーティストを好きになるのは1に歌、2に音楽、3、4がなくて5にルックス。ジェイだって宏だって、まずは音楽から入っていった。
 しかし、こんなアタシでもルックスで転ぶアーティストがいる。それが南拳媽媽であるのは説明不要よね。ジェイ演唱会に行けばもれなくついてくるあの4人のかわいらしさにすっかりやられてしまってはや3年。香港で買った4枚目のアルバム『藏寶圖』をヘヴィロテしては、「ああ南拳かわいいよ南拳」と呟いているアタシをどーか笑ってくださいまし。

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 2月のジェイ演唱会で歌った「湘南のカモメ(湘南海鷗)」から幕を開けるこのアルバムは、前作の『調色盤』からまたさらに進化し、各自が手がけたソロでは4人の個性をより強く押し出し、その一方で4人が一緒に歌う「湘南海鷗」や「Here we go」ではその個性をうまく融合させているので、バランスはずいぶんよくなったし、アルバムとしても聴きやすい。いつもながらLaraちゃんは愛らしく、弾頭の甘い歌声はバラードでさらに磨きがかかり、宇豪のヴォーカルは切なく、張傑のギターキッズぷりも相変わらずである。でも、ユニットとしてどんどん成長しているのがよくわかって、おねーさんは嬉しいよ。
 『Here we go』はDJ Hot dogがラップで参加してるのだが、そのラップに「寧願満城盡帯黄金甲」とか「イ尓是我的周蕫 我是在講周潤發」なんて歌詞があってちょっとにんまり。

 DVDは先に挙げた「湘南海鷗」「Here we go」の他、連作ミニドラマのような“海鷗的故事”として、張傑の「笑著流涙」、弾頭の「不該結束」、宇豪の「無瑕」(題名だけ見るとジェイの「無双」みたい…)の3曲を合わせた5曲のMVが収録。
 「湘南海鷗」はポップですっとぼけたかわいいMV。暑さでうだる南拳の4人のもとに、なぜか矢文が飛んでくるぞ!(爆)
 ライヴハウスでギタリストを夢見る青年(張傑)と彼に恋い焦がれる靴磨きの少女(Lara)のかなわぬ恋を描いた「笑著流涙」、愛した女性に「ごめんなさい…ホントは…ワタシが好きなのはアナタじゃない」と衝撃の告白をされる弾頭が切ない「不該結束」、そして、古本屋で見つけた不思議な恋愛物語にひかれる宇豪を描く「無瑕」の3本を結ぶモチーフはカモメ。明るい夏の海の象徴として扱われるカモメが、それぞれ恋人たちの切ない思いを伝えるキーポイントになっているのが心憎い。
 しかし、作りこんだMVの後に控えたオフショットってばなんだよ!余韻に浸れないぞ。
 宇豪&張傑によるアンディ先生の歌マネ合戦(それもビミョー…イーソンに及ばないぞ)、張傑による箱入りならぬ袋入り芸(しかも失敗して袋が破けていた)、メンバー3人による弾頭の部屋襲撃(張傑のスニーカーを鼻元に近づけたりしてやりたい放題)と大爆笑ものだった。

 ホントは一緒に買ったベストアルバムと一緒に感想を書くつもりだったんだけど、聴きこむたびにいい印象を受けたので、これ1作だけで感想を書いてみた。
 ところで、南拳といえば毎度しつこく書いている「張傑=要潤」説&「Lara=Lisa(元m-flo)」説だが、やはり南拳を気にいったという弟にこれを話したら大ウケされた。
 あーよかった、通じてくれて(苦笑)。

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観ましたよん♪ハートエイド四川

 私事でバタバタしている今日この頃だけど、昨晩NHK-BSで放映された「ハートエイド四川」は観ましたよん。こちらの感想を先にアップいたします。

 ご存じの通り、四川大地震チャリティーとして7月14日に東京で開催されたこのコンサート。ジュディ・オング姐さんの謝辞と放映時のMCで初めて知ったのだけど、9年前の921台湾大地震(参考として台湾旅行時のこの記事を)発生の際に、やはりジュディ姐さんとプロモーターさんの呼びかけによって行われた「ハートエイド台湾」が行われていて、その流れでこのコンサートが行われたとのこと。ハートエイド台湾は知らなかったわ…。

 では感想。よく台湾でコンサートしている若手グループくん(あえてぼかす)やら、二大韓流王子(これまたぼかす)はわかんないのでパス。中華系以外で登場した皆さんは、だいたい中華圏にゆかりの深い人ではありますわね。中くんしかり。(放映されたのは新曲の『絆』。いい曲ですよ。ところで『それぞれに』はともかく、『夜想曲』は歌ったの?)イルカさん(カンフーシャツがかわいかった)やこうせつさん(こういう場でも神田川なのか…)も、かな?

 イーキンは長髪に戻っていたのが個人的にうれしい。でも、頬がふっくらしていたね。幸せ太り?アーロンはここしばらく続いたハリネズミみたいな短髪じゃなく、アイドル時代のように前髪を作っていたのでちょっと驚く。今でもこの髪形ができるのはさておき、歌うのは『対[イ尓]愛不完』じゃないんだよな…。なんでこの二人?と思ってたら、そっか、10年前の『風雲』では四川にある楽山の大仏でロケをしていたんだっけね。それつながりか。
 イーキンの歌う『風雲』、懐かしかった~。思わず一緒に口ずさんじゃいました。久々に観たくなったぞ。コンサートで流れていたという来年公開の《風雲2》の予告はさすがにカットされていたけど(NHKだからね)、これも楽しみだー。
 アーロンは二度の来日コンサートでも歌っていた記憶がある『強』を熱唱。相変わらずのパワフルさだけど、改めて訳詞を見るとすげー男くさくてマッチョな詞なのね。やっぱり今のアーロンにかわいらしさを求めてはいけないのか?
 サンディ・ラム姐さんはマライア・キャリーの『HERO』を歌っていた。確かにサンディはアジアの歌姫という名称がふさわしいし、英語曲もステキに歌いこなすけど、やっぱり中国語曲か、持ち歌の英語曲を歌ってほしかった気がする…。

 このコンサート的山場はやっぱり歌う成龍さんか。奥運会の閉会式で歌う成龍さんに驚いた人が多かったというけど、まーねー、ネタとして♪トウキョオ、サタデナーイッは有名だからね。(ってネタとか言うなよ、全国1億2000万の成龍迷を敵に回したぞ自分!)
 でも、歌ったのは陳淑樺とのデュエットで大ヒットした『明明白白我的心』。うん、正しい選択だわ。
 そして、単独でトリを飾ったジュディ姐さんが歌ったのは当然大ヒット曲『魅せられて』。衣装も当然お馴染みのアレ…だけど、なんか昔とは違うイメージでヒラヒラというより羽っぽいぞ!でも一緒に歌っちゃったよ、♪うぃんでぃずぶろうずごーとぅーえいじあーん(耳コピですまん)♪

 このコンサートは金と暇がなくて行くのを断念したし、イーキン迷の友人にも連絡取れなかったんだけど、時々写される客席で揺れる蛍光棒やプラカード(城城迷さんたちが頑張ってましたね)を観ると、各明星の皆さんは大いに楽しまれていたんだなぁ、とちょっとうらやましく思ったのでありました。

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やっぱり聴きたい、『おばさん』のサントラ

 まー、大陸サイトでは「港片時代結束」とか言われたり、あちこちの中華芸能系blogでは広東語映画じゃないのがねぇ…とあれこれ言われている今年の金像奨の結果ですが、香港じゃなくて大陸の簡体字サイトが詳細を伝えてくれているって時点ですでに矛盾してるなーって気も無きにしも非ずかな、という気もするんだけどね。
 ってはしゃぎまくったオマエが言うなって言われそうですが。

 ともかく、久石譲さんの音楽賞受賞が意外にもあちこちで取り上げられているのを発見。ジブリ応援サイトのある読売にもあったしね。さらにeiga.com経由で久石さんの公式サイトにたどり着いたところ、次のようなblog記事を発見。

叔母さんのポストモダン生活:久石譲オフィシャルサイト Staff Blog.

 映画はもう一回観るのはアレだよな…(参考としてこれ)とは思うのだけど、音楽はまた聴きたいな、せめてサントラないかしら、と思ったら、出ていたんですねこういうものが。

 この本は、久石さんが『おばさん』のレコーディングをしたときのドキュメンタリーブックで、付属のDVDでその模様が観られる&音楽が聴けるらしい。
 さらに、メインテーマはこのCDに収録だとか。

 このアルバムには『おばさん』のメインテーマだけではなく、韓国映画『トンマッコルへようこそ』に加え、久石さん初の香港映画『西遊記リローデッド』のテーマ曲も収録されているとか。
 というか、早いところ『西遊記』を観るべきなのか。

 今後もアジア圏でのお仕事が続くらしく、姜文さんの監督作品《太陽常在升起》のサントラも手がけているそうで、これも日本で観られたらいいな。(今、公式サイトのトップページで曲の一部が聴けるみたいです)
 …そーいや、すっかりスルーしてたんだけど、久石さんの『ポニョ』以外の最新のお仕事って、ぺ様のファンタジードラマなんだって?まー観るつもりはまったくないけどね。

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もーちょっとだけ周杰倫世界巡迴2008日本演唱会at日本武道館

 學友さんのときも宏くんのときもそうだったんだけど、中華明星の演唱会ってすっごく後引くんだよねぇ。
きんきらきーんでゴージャスなショー形式であっても、日本では御馴染のシンプルなワンマンライブ形式であっても(これは學友さんも宏くんも経験済み。歌唱力に定評のある明星に多い)、観た後には2、3日くらい魂持って行かれちゃってるもの、アタクシ。
 そんなわけでまだまだ続けます、ジェイ演唱会話。前回の記事で書き落としたりしていることも多いしね。

 昨日、パンピーの友人から「TVで武道館ライブの映像観たよ、ド派手だねー」とメールが来た。主催がTBSだったから『朝ズバッ!』でやったのかな?日曜は東京マラソンを始め、“裏街男孩”ライヴや某韓流明星イベント(何しにきたの?)などがあったので、ワイドショーではスルーされると思ったのよ。ちゃんとチェックしておけばよかったかな。ところで放映されたのはどの部分だろ?やっぱりオープニング?
 あと、やっぱりリア小姐は来ていたのね(レコチャイ情報ですまん)。杏ちゃんはどうだろう?“演歌の心を持つギタリスト”マーティ・フリードマンは?
 
 前回コンサの後に出した『依然范特西』&『我很忙』をメインにしていたので、全体的にHIPHOP色は抑え目で、明るくポップでバラエティ豊かな構成になっていた感じ。そーいえば衣裳もB-BOY系はなかったような?コスプレは、とりあえず『黄金甲』と『夜的第七章』くらいかな。今回のコンサでもオチる人は多数出てるんじゃないかと思うけどどーかしらん?うふふ。

 武道館は広いけど、あまり極端に行き過ぎると観づらい席も多少あるのかな?中に入ると、香港コロシアムを縦につぶして広げたような感じだった。でも、さすがにマルチステージにはできないのね。(注:ワタシは紅館でのコンサートは未体験。しかし、フォーフォーDVD収録の香港コンサやレスリー演唱会VCDでマルチステージのコンサートができることを確認したので。…あれ?'05年の香港コンサはもしかしてマルチじゃない?)

 今回はほぼ全曲に渡って日本語字幕が挿入。學友さんの時にも一部の歌で日本語字幕が使われた。この字幕、あると助かるといえば助かるけど、なくてもいいのかな?という気も多少あったりする。まー中国語がわかる人間なら中国語字幕でいいんだろうけど、それでもやっぱり偏りが出るか。あと、字幕はおそらくパワーポインタのでっかい版(ってなんか他に適切な言葉があるんじゃないか?)のようなもので出していたんだろうけど、スタッフは出すタイミングに苦労させられたんじゃないかしら。

 ところで、日本一般メディアにおけるジェイの枕詞って“台湾長者番付№1の歌手”っていうのが多くてそれが妙に引っかかる。確かに彼の中華圏における人気やCDの売り上げがすごいのは事実だけど、ただ単に台湾の人気アーティストって紹介だけじゃダメなの?
 そして、せっかく『イニD』で主題歌まで歌って日本デビューを華々しく飾ったのに字幕版公開は大都市圏だけ(全国的に吹替版公開メインで主題歌はとりぷるえーに差し替え。さらにこの吹替版メイン上映が悪しき前例となり、『龍虎門』や『軍鶏』がこの形式で公開…というのは別の話になるか)、さらにリンチェイの頼みで作り上げ、2年前のコンサートで会場を大いに沸かせたフォーフォーは、『SPIRIT』日本公開にあたってまたも屈辱の差し替え…と、マイナスなことばかり続いてしまったので、なんで日本で彼の知名度をそんなに上げたくないのかってガッカリさせられていた。
 だから、今回のコンサートやその1カ月前の『ぴあ』の特集は本当に嬉しかった。ワタシはジェイに関してはそんなに情報を持っていないし、ファンサイトさんもたまーにのぞく程度なんだけど、改めて記事を読み直すと、ぴあではホントに丁寧に取材していたよなって思ったもんでね。だから、今年はいよいよ日本でも本格的にジェイの知名度が上がってほしいって思うのよ。春はキンキラキン、夏は武侠バスケ(こらこら)の公開があるし、確かにキンキラキンが映画的にアレだかどーだかと聞いても(こないだの記者会見では『毒云々の質問はやめてください』ってお達しが来たらしいし)、タイミング悪くも(?)5月に少林ラクロス(日本版)が上映されてしまうという心配はあるけど、なんとか日本でジェイがブレイクしてほしいと本当に願っているのよ。
 いつまでも韓流なんていってられないし(再上陸の予感あるからなー)、中華圏の一地域である中国に今逆風が吹いちゃって厳しいとは思うけど、今年はジェイにとって飛躍の年になってもらいたいと思うんですよ、ホントにね。

 と、以上のように言っているワタシですが、あくまでもこれでもトニー迷です。ええ、基本は絶対外しませんよー。
 てーか、トニー主演映画の主題歌をジェイに歌ってもらえば一番いいのか?って贅沢なリクエストでホントすんません(爆)。

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