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2026年1月

續春光乍洩九龍縦横記(その1)

9月27日から30日に、今年2度目の香港旅行をした。その目的は簡単で、3月の旅でできなかったことをするためである。そういうことで、3月の旅を引き継いだ題名で、この旅行記を書くことにする。

新年度が始まった頃、9月末日に臨休が入ることに気づき、その前の週に休日出勤があったので、土日と臨休の間を休めば旅に行けると気づき、密かに香港旅行の計画を夏から練った。前回は仙台発着だったので、実質上3日しか遊べなかったが、3泊で行くなら午前発の便で行くしかないと考え、羽田または成田朝発便を検索した。当初は香港エクスプレスで検索したが、中秋節シーズンでバーゲンも高め金額だったのが気になり、キャセイで検索し直したら、預け入れ荷物有でも前者より安い金額が出たので、9時台成田発の飛行機を押さえた。

宿は春に続いての美荷樓のドミトリー。前回は深水埗を歩き倒せなかったし、バスも乗りこなせなかったので半ばリベンジのつもりで予約。なによりも、ここが九龍城砦2作目の『龍頭』の舞台であることも重要。

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まずは寨城公園のオープンセット展示には行く、後は前回気づかずに行けなかった香港文化博物館に行く、そして中環にある大館で開催中の展示を見るという大きな目的を設定して、後は行き当たりばったりでもいいかといういつもながらのいい加減なスケジュールを組んでその日を迎えた。

0日→1日目

午前発便のため、当初は成田近くに前泊も考えたが、午前6時前に東京駅に着く深夜バスがあったので予約し、前日の夜に出発。思ったより寝られ、予定時刻に東京駅に到着。そこから直近の成田エクスプレスの座席を予約して、出発時刻2時間前に空港着。カウンターも混雑しておらず、久しぶりの自動チェックインもスムーズに行えて、さっさと出国。軽く朝食を取った。

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機内上映では《風林火山》のメイキングや『ラスト・ダンス』の加長版を視聴。

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機内食のメインはポークソーセージとオムレツ、フライドポテト。量はそれほど多くはないけど、なんだか懐かしい。

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時は中秋節前、空港では林峯がお出迎え

香港へは予定通り13時台に到着。当初はエアポートバスでそのまま深水埗入りする予定だったが、手持ちの香港ドルが心もとなかったので、A21バスに乗って尖沙咀に行くことにした。土曜の午後だったこともあり、バスターミナルは大混雑。1台見送って20分ほど待ったら思ったより早く来て、2階の一番前の席を取った。ここ10年以上は夜入りしていたので、午後の街をじっくり見た。
重慶大廈で両替したら、春よりは少し円が高くて有難い。尖沙咀からMTRで深水埗まで行き、4時過ぎに美荷樓にチェックインした。部屋は前回と同じ3階。下のベッドを用意してもらえたのでホッとした。
昨夜からの移動続きで疲れたのでしばし休む。その間に晩餐と映画の時間を検索。Twitterで「長沙湾に叉焼飯の美味い海鮮餐廳がある」というtweetを見かけ、さらに『PTU』のレストア版が九龍湾のMegaBoxにある影藝戯院で上映されていたので夜出かけることにした。

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6時になったのでまずは長沙湾へ。初めて歩く場所なのでGoogleマップが頼り。MTRの駅を出て目的地の太子海鮮餐廳にたどり着くと、なんとおひとり様不可!何それ聞いてない。知らない街で入れる店を探すのなら、これは映画館の入っているモールで探したほうがいいと思ったので、引き返してMTRに乗って九龍湾へ。10年以上前に駅近くのMCLで『フライング・ギロチン』を観た記憶があるが、Megaboxは駅から離れたところにある高層ビル内のモールであった。映画館の下の階のフードコートをざっと見て、重慶の麺料理を扱う大陸系(多分)チェーンのレストランで麺をいただく(関連記事はこちらから)

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ちょうど地元の映画祭でジョニー・トー特集があり、いいタイミングでの『PTU』上映が嬉しかった。初見の感想では「面白いけど地味」とばかり言っていたが、20年以上経って見直すとそんなに地味じゃないし、しびれるカメラワークが味わえるし、シリアスとノワールとユーモアのバランスが実によくてと堪能したのだけど、クライマックスのロケ地の一つであり、6年前の渡港で行ったのが最初で最後になった中國冰室が映った時には、この場所がもう映画の中にしかないことを改めて実感させられて切なくなったのであった。

宿に戻ると他の宿泊者もチェックイン。今回もやはり普通話者の華人女子が多かった。12時過ぎに就寝。

2日目

起床6時半。ストレッチして街で早餐。MTR駅に近い琦昌茶餐廳で、火腿三文治を注文。ドリンクは冰檸檬茶で、少甜でお願いした。お腹もそれほど空いていなかったのでちょうどいい。これで麺をつけてしまうと大変である。
宿に戻って、キッチンでお茶を淹れた。お茶の葉を複数、プラスチックのタンブラーを持ってきていたので、急須代わりに使って飲んだ。ああ、ホッとする。

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この日はまずは沙田へ。目的はもちろん香港文化博物館の展示。
この旅の前にDLしたバスアプリで調べると、宿の近くのバス停から近くまで行くバスがあったので、さっそく乗った。

 

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この日はまずは沙田へ。目的はもちろん香港文化博物館の展示。この旅の前にDLしたバスアプリで調べると、宿の近くのバス停から近くまで行くバスがあったので、さっそく乗った。2階の最前列に座っていると、獅子山が見えてきた。実は近くで見たのは初めてだ。

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トンネルをくぐって沙田の街に入って間もなく、文化博物館の最寄りで下車した。
瞧潮香港60+」は音楽・ラジオ・映画・TVなど香港の財産であるポップカルチャー60年の歴史をテーマにした展示。黎明期からの音楽やラジオの展示もじっくり観たけど、やっぱり映画の展示が圧巻。アクション&ノワール・コメディ・文芸・ニューウェイヴの4部門に分けられた展示と解説があり、コメンタリーも全部観た。文芸カテゴリでパウ・ヘイチンさんが「ブエノスアイレスが好き。多くのゲイムービーの中でもロマンを感じる」などと語っていたのが印象的だった。
見ごたえのある展示だったので、じっくり見ていたらあっという間に午後になってしまった。他の展示も見ればよかったのだが、満足してしまったので、次の目的地に向かった。(続く)

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【新暦】新年快樂 萬事如意 心想事成 世界和平

あけましておめでとうございます

昨年は公私共に多忙でblogも更新できませんでしたが、なんとか続けていきたいと思います

昨年は『赤い糸』の上映会を開催し、『トワイライト・ウォリアーズ』(以下城砦)がきっかけで6年ぶりに香港に行きました。しかも2回も。

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上映会開催後、再上映でどんどん広がっていった『赤い糸』。8月に大館の御成座で行われた舞台挨拶付き上映に行ってきました。

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城砦は地元でも盛り上がりました。この写真の通りイベントも実施しました。

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3月に続いて9月にも行きましたが、現在鋭意作成中。この冬休み中にUPします。

この3月の旅行記を基にして少部数のZINEを作成しましたが、イベントで完売してしまったので、9月の旅行記とあわせた改訂版を作成予定です。

ZINEといえば、この他にも2年前から作っている香港映画感想ZINEの第2弾や、2年ぶりの台カルZINEも発行しました。前者は今年初めに作成予定の第3弾をコピー本で作成してから、合本化して今年参加予定の文学フリマで販売する予定です。

また、10月に開催されたもりおか座映画祭ではアジア映画特集の作品選定を行い、ジョニー・トー監督の『エグザイル/絆』『柔道龍虎房』を上映しました。詳細はこちらをご覧ください。
我が街でも城砦は14週ロングランとなり、年末から春まで中国・台湾・香港の映画が何本か上映されます。有難いことです。今年も中華圏の映画を楽しみ、いろいろと広げていきたいです。

新年初更新は近況報告的にまとめましたが、これまでも、そしてこれからもよろしくお願いいたします。

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昨年の映画納めも城砦でした。
中華電影も10本選べるくらいには観ることができたので、時間が取れたら久々に個人的十大電影の記事も書きたい。

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