孫文と暗殺者と、名も無き末代の志士たち
あの「伝説の字幕」が衝撃だった東京中国映画週間から10カ月、東京上映から4カ月。やっと我が街にきましたよ、《十月圍城》こと『孫文の義士団』が!いやー、もう待ってたよーん。
これはオリジナル予告。日本版とはやっぱり雰囲気は違うよね。
どっかで「ヒップホップくさい」と言われていたオリジナルポスター。ワタシもこっちの方が好きかな。
感想としては初見とはあまり変わらないし、相変わらずノリ的には龍馬+武侠だよなー、現在新作『るろうに剣心』を撮影している大友啓史さん(注:NHKドラマ部出身の映画監督。ハゲタカ劇場版で映画監督デビューし、龍馬でチーフディレクター)はこれ観てくれたかなー、なんて思ってたのも変わらない。ちなみに『るろ剣』では、谷垣健治さんがアクション監督を務めているのであった。
♪ほんこん~へ~、そんぶん~きたよ、みん~な~で~、うううまもろう~、お~お~♪(龍馬のテーマbyリサ・ジェラルドで歌ってください)
ふざけるのはこのへんにしておくとして、もしかして追加場面あった?とか、一部分だけ広東語が聞こえてくるんですけど、とか、新たな気づきはいろいろあった。えーと、映画祭上映時の上映時間って、いったいどのくらいだったのだろうか?
本上映は2時間25分だっけ。でも、やっぱりあっという間だった。
もちろん、キャスティングにも大騒ぎ。いやー、この映画のニコはやっぱりかわいいよなあ、なんでセシと離婚しちゃうのよとか、葉問2部作上映時に「ド兄さんのアクションがゆっくり見える…」と言ってた朋友が「やっぱりいい男だよね、ド兄さん」とうっとりしていたり(やっぱり惚れたか?>友よ)、日本ではド兄さんの次にプッシュされてたりよんが(強制中略)だよねーと意見が一致したり、李宇春の立ち位置を考えたり、楽しく観られたのは言うまでもない。
うーむ、これなら全国一斉ロードショーでもよかったと思うのよね。やはり孫文ネタである成龍さんの『1911(辛亥革命)』と並べても無問題だと思うんだけど…。いや、件の作品はまだ観てないから何とも言えませんよ?
ところで、観に行ったときに同じスクリーンで知人と数人会ったり、鑑賞後に行った飲み屋さんで、話をしたホール係のお兄さんが武侠片好きでついつい盛り上がってしまったりとあったので、それなりに話題にできるのが嬉しい。
しかもですねー、来月はなんと『処刑剣』の上映も決まってましたよ!
ついにきましたよ、モリーオにもド兄さんの波が!いやー、ビックリだ。なんとかこの波が続いてほしいよ。
そして、波といえば今週末からは『海洋天堂』。これも楽しみだよん。
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