だって強さは愛だもの(笑)。葉問、二度目の感想
タイトルは、なんとなくのイメージです。
♪倒れたら立ち上がり、前よりも強くなれ~ってことで。って何言ってんだろう自分。
先週の金曜、地元映画館で『葉問』を観た。
いくら2を観たからとはいえ、これを観たのも2年前。
印象としてはあまり変わらなかったけど、やっぱりいろいろ思うところもあるので、ここで再び感想。今回はフラッシュでお送りします(笑)。
○やっぱり1の方が面白い。温厚な性格だとはいえ、ひとたび火がつくと烈火のごとく怒る葉問師匠の若さがまぶしい、なんちゃって。
○ド兄さんは中肉中背なのだが、葉問夫妻も妻の方が大きい。周瑜と小喬夫妻@赤壁と同じパターンなのだが、どちらも観ていていい感じ。日本でも長身の女優さんが多いわけだが、決して不自然じゃないんだから、中肉中背の俳優と組ませても無問題じゃないかと思うのだけど、なぜかほとんど見たことないんだよねー、なんでだろう?ねー、某きむ(強制終了)
○『ギャランツ』でもかわいかった黄又南はやはりかわいい。どんな作品に出ても、今まで目に入らなかったのに(苦笑)、なぜか今回はかわいく見えた。なんでだ?決して好みじゃないのに。2に出なかったのは残念だ。
○池内くん曰く、当初の三浦はもっと悪い奴だったらしい。参考としてこのインタビューを。そして、あの憎たらしい佐藤を演じていた渋谷天馬さんは、北京在住の日本人俳優にして日本舞踊の踊り手ということに驚いた。大陸のドラマへの出演が多いみたいだけど、やっぱり軍人役が多いのだろうか…。いや、必然的ではあるんだけどね。
○一緒に観た朋友曰く「ド兄さんのアクションがゆっくりに見える…。きゃー、もしかして惚れた?」。あ、最後のは冗談だとのこと。実はワタシも同じだった。これってスローハンド伝説ならぬスローアクション伝説?
○1の出来がよかった分だけ、2では結構矛盾もある。確かヤムヤムは1では無傷だったのに、いつどこで日本兵に撃たれたの?って思ったし、そこまで日本兵を憎悪の対象にするのかよ…ともね。まあ、こうしなければ大陸では受けなかったのだろうけどさあ。
そして、ド兄さんがアンドリューさんとコンビを組んだ《精武風雲》こと『レジェンド・オブ・フィスト』が日本公開決定。20年代上海を舞台に、李小龍さんの演じた陳真(ちなみに師匠が霍元甲という設定)をド兄さんが演じて大暴れするという映画。キャストは豪華。これはまたしても敵役が日本人なので、倉田先生も出るのだが、今某大河ドラマでヒロインの2番目の旦那になったり、夏に上演される赤壁ミュージカルで主演を張る某えぐざいるの人が出ることも話題になっているらしい。さながら「出演は決まった。あとはアクションだ」って気分なのだが、それっていったいどーなんだ…。
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