春光乍洩香港贅沢行(その4)
2月13日、…雨。
シティサイドを見下ろすと、クイーンズロードで傘をさして歩いている人を見かけたので、テンションはだだ下がり。前日が前日だったので、ワタシも皇后さまも起床は遅め。
雨は降ってきているけど、南丫島に行くのは今日しかない。天気が悪くても否応なく歩いてしまう二人なので、島をサクッと散策してお昼に海鮮でも食べ、後はチムで買い物しようということになった。
朝食は翠華の早餐。いつもはラーメンを頼むところを、パンが食べたかったので丸パンのセットにした。マッシュポテトとグレービーソースがなんかビミョー(笑)。
ホテルに帰ってゲキレンジャーなど観ながら準備をし、10時にフェリーターミナルへ。
榕樹湾行きの便があったので、それに乗ることに。乗船時間約20分。そのうちにどんどん雨はひどくなる。
乗船したら当然散策。昼飯にはまだ早い。
天后廟。阿吽の獅子もかわいい。
子どもの乗り物。色がきれい。
索罟湾まで歩けば2時間かかるので、この海岸を目指して歩いた。だいたい30~45分くらい。やさぐれるにはしょぼいなあ(笑)。
港まで引き返したら、ちょうどお腹もいい具合に空いてきたので、飲茶をやっていた舢舨海鮮餐廳に入る。エビを食べたいというリクエストがあったので、お店の人に白灼蝦の値段を聞いたらリーズナブルだったので注文。あとは野菜炒めに、ひさびさの白飯。普通は遅く出るもんだけど、ここは早く出たなあ。
フェリー乗り場に行く前に鶏蛋餅を買い、待合室で二人でつまんでいた。
中環ターミナルに着いたらすぐスターフェリーターミナルへ行き、チムを目指す。
1881ヘリテージをちょっとひやかしてから、まずは重慶大夏のアーケードCkeへ。2Fにはかつての信和中心のような細かいブースがあり、ネイルサロンやテーラーが軒を連ねている。朋友曰く「中野ブロードウェイみたい」と。地下は意外にもきれいでビックリした。ここの蘭芳園もいつか行ってみたい。ここではジェニーベーカリー目当てできたのだが、どうしてもたどり着けずに、インフォメーションで場所を二度も聞く始末。2階の奥にあったのだが、どうみてもクッキーを売ってる雰囲気じゃないよ(笑)。職場へのお土産用に4MIX(小)を1缶買ったけど、いつか特製パイナップルケーキも買いたい。これは朝早く起きて赤柱まで行かなきゃダメなのかな?
その後はHMV→海港城の香港唱片でVCDあさり。
雨の日曜日の午後、外を歩けない人々で海港城はいっぱいである。いいかげん疲れてきたのでどこかカフェでも行くか、おお、近くにアニエスb.カフェ(リンク先はK11店)があるよということで行ってみたら爆満(泣)。PCを抱えたグループやカップルが多くて席が確保できない。
ならばフェリーターミナルに近いパシフィックコーヒーまで歩いていく?ということになり、ヘロヘロになりながらだらだら歩く。そしてたどり着いたそこも爆満だった。しかし我々は粘り強く待ち、席を確保して一息ついたのであった。こんな日のために、すぐ寄れるカフェを探しておくことも大切だな。
6時頃フェリーで中環に戻る。もうヘトヘトになっていたので、晩餐を食べるレストランも思いつかない。いっそのこと外賣しようか、それもヨンキーでさと提案したら、朋友も乗ってくれたので決定。少し休んで暗くなったころに店に向かった。
最近お家騒動らしいものがあり、味が変わってしまったとのよくない評判を聞いたけど、それでも焼鵞飯は相変わらずここの名物だから、やっぱり外賣は焼鵞だよね、とテイクアウト。噂どおり、箱が立派だった。そして、もうひとつの名物だったピータンを買うのをすっかり忘れてしまっていた我々(笑)。
部屋がガチョウくさくならないようにとダッシュで食べ、食後にココアを飲んでまったり。
この贅沢な部屋で過ごすのもこの夜が最後。とっても名残惜しい。また泊まることはできるのかな。
いろんなことを朋友と話し合い、その一方で必死にパッキングしながら、マンダリンオリエンタルでの夜は過ぎていく。
最終日は10時30分発の便で離港、15時成田に到着予定なので余裕を持って帰盛できる。
早く寝て6時に起きて8時前にチェックアウトできればいいよね、ちょうどマンダリンケーキショップがその時間にオープンするから、早餐はパンを買って空港で食べようね、安く済まそうねなどといいながら、我々は眠りについた。
本来なら、5日目の記録は予定通りに行けばあっさりすむはずだった。
しかし、予定外のことが起こってしまい、もう大変だった。
というわけで次回の「その5」でラスト、5日目と6日目(!)の出来事についてご紹介。
いやーもう、慣れてはいることだけど、とにかく大変だったのよん。
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