冷たい雨の中を歩きながら、地元で『冷たい雨(後略)』を観る。
初夏に東京に観に行っちゃってから約5ヶ月。
やーっと、我が地元に『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(復仇)』が来ましたよ。
もうずっと待ってましたよ、ワタクシは!
実は、我が地元では『エグザイル/絆(放・逐)』が公開されていない。キネ旬ベストテンに久々にランクインした香港映画だったのに!(その代わりに来たといっていいトーさん映画が『僕は君のために蝶になる』…泣)そんなわけで下手をすれば来ないんじゃないか?と心配して、上京したときに観に行ったのである。
でも、こっちでやってくれるならもちろん観るもんねー、だって、地元で観ないと今後単館の香港映画を地元で観られるチャンスがますます減る。来年1月公開の『イップ・マン(葉問)』も、GW公開の『ボディガード&アサシンズ(仮題らしい)』も、台湾映画だけど年末公開の『モンガに散る』だって、やっぱり地元で観たいのだもの。だから、二度目の鑑賞をしたのである。
では、再見した感想を。
…えーと、実は話の展開、最初の半分くらい忘れてました。コステロ並みに(爆)。しかもコステロ絡み場面中心に忘れていたのだからタチが悪い。例えば、アヴァンタイトルの娘宅襲撃って、もっと長くなかったっけ?と思ってたら、どうやらあとの現場検証場面と被って勘違いしていたみたい。
以下に自分が秋生さんたちばっかり見ていたのかっていうのが丸わかりだよな。あーあ。まあ、いいけど。
それでもねー、やっぱカッコいいんですよ、トーさん映画は。
やりびや放・逐に比べてこの作品はどうも劣るとか言ってみても、時間も動きもますます抑え気味になるアクションシーンや、よく考えられた画面構成も、観てしまえばもうものすごくしびれてしまう。最近観た三池崇史監督の『十三人の刺客』もパワフル&無茶苦茶で面白かったけど、画面作りの美しさや俳優の身体表現を重んじるところ、そして男同士のストイックなつながりを描くなら、断然トーさんの方が上だよな!と思っちゃうもので。誉めすぎ失礼(笑)。
そんな感じで、地元鑑賞も大いに楽しんだ次第。まだまだ大画面で楽しんで観たいよ、香港映画!
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