如月に香ばしいお茶をいただく
毎度おなじみ、小香さんの中国茶会へ。今月のお題は、「焙煎を楽しむ」
小香さんのお茶は、だいたい焙煎がかかっている。
普通、緑茶だと焙煎をかけずに製品化されるものが多いんじゃないかと思うけど(某生茶なんかはそういうお茶を使っているのかしら)、緑茶でも焙煎をかけるとかなり味わいが違う。
ここでは、地元のお茶、気仙茶を使って、焙煎前と焙煎後を比べてみた。
気仙茶。焙煎前(左)と焙煎後(右)
この時点でもうかなり変わっている。焙煎後の方が深い色になっているし、香りも強くなっている。
上記のお茶、お湯を注ぐとこんな感じ。
焙煎前は茶葉の開きが早く、焙煎後はゆっくり開いていた。
香りは、焙煎前が鼻の浅いところで散ってしまう感じだとしたら、焙煎後は香りがストレートに奥に入ってくる感じ。
注ぐとこんな感じ。ちなみに焙煎後が左、焙煎前が右。
味も、もちろん焙煎後の方が深みがある。焙煎前のお茶はいったん喉に溜まる感じがするのだが、焙煎後はすっと胸に落ちていくようだった。
もちろん、焙煎前のお茶が美味しくないわけではない。好みが焙煎後だったってだけ。
小香さんが言っていたが、焙煎前/後のお茶は折々に飲み分けてみるのがいいらしい。これは実践してみようと思う。
続いて、我が“昔の恋人”、白葉単そうをいただく(写真がなくて失礼)。
この白葉単そうも焙煎をかけたものだそうで、2カ月ぶりに飲んだら味がまた深化していた。おお、ますますいい男になったわね♪なんて思った次第。
今回のお茶請け。
上から時計回りに、紫いものマスカルポーネぞえ、新彊産レーズン、しょうが黒糖、西表産黒糖、波照間産黒糖、地釜炊き黒糖、黒糖カステラ、そして真ん中はワタシが持ってきたチョコ。
一種の黒糖まつり状態だったのだが、これには訳があって、焙煎を味わうためにシンプルなお茶請けにしたとのこと。写真にはないけど、これに差し入れの生姜せんべいもいただいた。美味しかったわ。
雲南黒プー&チョコ。黒プーは相変わらずのおいしさ。
今回は黒プー&青プー、白葉単そうを家用に購入。ここしばらく青プーが欠乏気味だったので、しばらくお茶に困らないくらい買ってしまったわ。
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