《香港電影類型論》覚え書き【予告】
今年は中国語教室で、春の香港旅行の時に買ってきた《香港電影類型論》(羅[上/下]・呉昊・卓伯棠合著、香港文化研究叢書 1997年発行)を読んでいる。
これは香港中文大学人文学科研究所の香港文化研究計画が編纂した研究論文集のシリーズで、香港の文化を大きなテーマにいろいろと論じられているものらしい。文学はもちろん、流行歌研究があるのがいかにもって感じ。
張先生も「さすが研究書ですねー。興味深いですよ」と感心していたなぁ。そんなわけで毎回楽しく学習している。
そこで、今後はこのblogにて、授業で購読してきた内容を簡単にまとめ、それについての感想や意見を述べるということをやっていきたい。最終的には以前書いた中文レポートのように、翻訳してまたここにアップしようかと思っている。
というわけで、「香港電影研究学習記録」というカテゴリも新設した次第。
今読んでいるのは、羅[上/下]氏による第一部「香港類型電影之武侠篇」。
これは、1930年代に誕生し、現在まで作られている武侠電影について、その流れを社会的側面と、張徹、李小龍、キン・フー、徐克、そしてウーさんという、武侠電影の中心となった5人の各論を述べた論文。
現在まで読んでいるのが、以下の2章。
1、黄飛鴻家族:精神與繁衍
2、《火焼紅蓮寺》的功與罪
とりあえず、来月中旬頃をめどに、各章の要約と感想をアップしますね。
…さーて、がんばろ。
以下こっそり独り言:
そういえば《天下無双》と《江山美人》の続きは結局書けなかったなぁ。来年に持ち越しかしら(苦笑)。
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