日式闘茶(?)茶歌舞伎初体験。
久々にしゃおしゃん中国茶会に参加し(いつもは毎年8月に参加。前回の記事はこちら)、闘茶(といえばこの映画ね)ならぬ茶歌舞伎に挑戦。
茶歌舞伎とは室町時代(特に南北朝)にいわゆる“バサラ大名”たちによって考案され、似通った味のお茶を持ち寄ってその銘柄を当てる、要するに利き茶のこと。本来は競技のようなものだったそうだけど、ここではゲームとしてアレンジされたもので実施。
用意されたお茶は次の5銘柄。これを茶碗で淹れたものをまず試飲して確認し、次に急須で淹れたものを工夫茶でいただいて、どのお茶が来たかを予想した。
○花・某茶荘(香港が本店のあそこではないかとのうわさ)のダージリンファーストフラッシュ
○鳥・熊本で無農薬のお茶を作っている天野製茶の天の烏龍茶
○風・小香さんが岩手のお茶・気仙茶の在来種で作ったウーロン茶
○月・愛媛の清水茶寮のお茶に小香さんが焙煎をかけた岩しみず
○客・しゃおしゃん定番の中国茶・千年古茶青プー
最初のお茶は紅茶っぽいけど、紅茶っぽくない。初めて飲む味。
次のお茶は…これも烏龍茶独特の味?でも、後に残る苦味は紅茶的でもある。
3番目のお茶は水色が淡い。味もあっさり。でも烏龍茶。
4番目。あーあーこれはもうお馴染の味。なにもいわねぇ~(笑)
最後のお茶。薄い。でも明らかに烏龍茶ではない。
ご一緒したテーブルのみなさん(いつもお茶会でお会いする常連の皆さんや、昨年茶摘みツアーでご一緒した元中国語同学のMさんなど)と、「あ!もしかして失敗したかも。これはあのお茶だよ」とか「もう直感でいく!これしかない」などとにぎやかに推測し、「次に小香さんはあのお茶を出すに違いない!」などと裏を読んでみたりもした。
ワタシが推測したのは、最初から順に「鳥・花・風・客・月」。
実は、最初の二つが一番自信がなかった。天の烏龍茶と岩しみずは飲んだこともなかったし、茶碗で淹れて試飲したものと急須で淹れたものでは全く味が違うので、戸惑ってしまったのだ。
そして、正解は…。
鳥・花・風・客・月
でした。
やほーい!自信なかったけど全問正解だー!
参加者13名中、全問正解は5名、正解者多数の場合は抽選で小香さんから賞品が贈られるとのことで、じゃんけんで抽選を行ったところ速攻で敗退…(泣)。
でもまぁいっか、お茶はどれもおいしかったし、頭を使ったけど面白かったし。
戦いの後は、岩しみずにフェアトレードのてんとう虫チョコと、現在小香さんが工房を建設中の雫石町にあるお菓子工房スミレノさん(リンク先は小香さんによるご紹介)特製カステラで一息。このカステラははちみつとみりんの味がよく効いていて、大人な味。大変おいしく頂きましたよ。
小香さん、いつもありがとうございます。次回(多分また8月?)もまたよろしくお願いいたしますね。
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