「レスリーって、すごかったんだね!」
これは、2週間前の連休に、新宿で『覇王別姫』を観た時、同じ回で観ていた若い(多分大学生くらい)お嬢さんが言っていたという言葉。
そうだよなぁ、この映画、15年前の作品だから、大学生くらいだとほとんど知らないんだろうなぁ。
その年月がいかに長かったかは、上映されたフィルムの傷みが物語っている。
画面には傷が多く、つなぎや音声も途中で切れる。いろんな場所で、何度も何度も上映されてきたんだな…。
ワタシはこの映画をビデオやTV放映でしか観たことがないので、劇場で観ること自体が初めてだった。
ケイズシネマの画面はあまり大きくないけど、眺めるには十分。
そこで繰り広げられる京劇の豪華絢爛さと、激動の20世紀に翻弄された蝶衣と小樓、菊仙の姿に改めて胸をつかまれた。
今回注意して観たのは、今は丞相殿をやっている張豊毅と、『夜宴』の皇帝様こと葛優。
丞相様、さすがに若いなぁ~(笑)。でも、改めて観たらなんとなく空気が読めていない(苦笑)マッチョぶりが気になるんだよね。
しかし、葛優さんは変幻自在だよね。彼がここで演じた袁さんをほとんど忘れたまま、夜宴を観ていたんで、そのちょいワル皇帝っぷりに多少やられていたんだが、そうだそうだ、この人ってこういうエキセントリックな演技が得意だったんだ、といまさらながら思い出した。
あと、印象的だったのは、デヴィッド・ウーがかなり目立ってたってことか?
ワタシと友人たちの間では、デヴィッドといえばchannel[V]の呉曼(wu-man)だったので、ワタシ同様久々に観た友人曰く、「うわーwu-man、懐かしいって思っちゃった!」とのことだった。
いずれ、ニュープリント版を作ってくれないだろうか。
陳凱歌の新作『花の生涯・梅蘭芳』はかつての日本ヘラルド映画を母体にした角川映画で配給されるとのことだけど、『覇王別姫』の配給権を持っているのって、角川だっけ?それともかつてビデオを発売していたアスミック・エースの方?
とにかく、どちらかの配給会社さん、ご検討の方よろしくお願いします。
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コメント
>いずれ、ニュープリント版を作ってくれないだろうか。
機会があるたび見てますが、いまのフイルムの状態、ひどいですよね(泣)
権利を買いなおしたときに焼くのかと思ったら前のままでびっくりです。
前に書いた気がしますが、ニュープリントもしてほしいけど
その際には字幕も絶対に直していただきたい。
英語から、例の「あの方」が訳した字幕なので
ちゃんと中国語セリフから訳した水野先生の字幕で見てみたいものです。
張豊毅は、最初は「ううむ(-"-;)」と思いましたが、何度も見てると、あの「レスリーに対する分かってなさ」こそ、映画のために監督がわざとやったんじゃないか!?なんて思えてきました。
また見たい!!!
そしてめーらんふぁん。
見るのが楽しみなようなコワいような・・・。
投稿: grace | 2008.12.04 06:52
せっかく権利を買いなおしても、フィルムが昔のままってのは解せないものがありますよね。
一番最初に出る「新○産業さ○で○あスペシャル」のロゴにものすごい時代を感じました。♪ぱっと○い○りあ~
毎年どこかで上映されているからこそ、修復されてしかるべきだと思いますよ。デジタルリマスター版流行っているし。
しかしめーらんふぁん。
タイトルロールのりよんよりつーいーの方が宣伝の前面に出されそうで、そこはかとない不安を感じているのはアタシだけでせうか。
投稿: もとはし | 2008.12.06 00:00