なぜかパンダに縁のある日
昨日は『レッドクリフ』日本初の試写会だったそうだが、1週間後に香港行きを控えている身としては散財できないので、ブツは私的香港プレミアでってことで我慢することにした。…しかし、今どこでやっているんだらう。調べとかなきゃ。
で、せっかくの映画の日だし、観られない代わりに地元で1本映画を観ていた。
こっちでもお盆時から公開される『カンフーダンク!』はなぜ日本語吹替版オンリーなのよ、カド○ワ&シネコンのパカパカパカー(こらこら!なお、これについては後日別エントリにて吼えます)などと言いながら、予告がかかることを期待して観に行ったのが『カンフーパンダ』。
かなり長ーく予告がついていたんだが、その中の1本にちゃんとありました。うう、予告編は字幕なんだ、なんだか複雑な気分。テンションの上がるシーンでは、ちゃーんと『周大侠』の♪我不賣豆腐、豆腐、とうふ~とうふ~が流れて嬉しくなり、こっちのボルテージも上がったけど、吹替版の主題歌が差し替えなんてことになったらさらに泣くぞ。
ここから本題。
いやー、3Dアニメだし、ジャック・ブラックの声が山口タッちゃんになっちゃってる日本語吹替版だし、だいたいにして主役のパンダがかわいくないので観ないつもりでいたんだけど、KEIさんのレビューで興味を持ち、さっそく観に行ったんだが、これは観てよかった!確かに往年のカンフー映画に対する愛とリスペクトがある!『ドラゴン・キングダム』と同じくらいで、『少林ラクロス』より100万倍はある!これがハリウッドのアニメじゃなくて本家本元の香港映画(大陸との合作じゃなくて)だったらもっとよかったのに、とちょこっと思ったところもあったが、まーそれを言っちゃいけんよね。
しかし、最近のハリウッドは香港映画リスペクトなのか?その扱い方は『マトリックス』に始まるワイヤーアクション乱発だった頃に比べたら、ずっとよくなっていると思うんだが、それがいい意味で香港映画にプラスになってくれればいい。
…でも、そのリスペクトもまだカンフーものに偏重しているし、リスペクトが感じられない『ディパ』みたいな映画も、ハリウッドにはまだまだありそうだよな(それを日本の観客が見て満足しちゃうのもまた問題だし)。
遅く帰宅し、テレビをつけたら、内閣改造報道で時間が遅れていたらしく、NHKで「ワイルドライフ~国境なき獣医師団R.E.D.~」というドラマをやっていた。
世界中の動物を治療するという団体“R・E・D”に所属する金髪で元ヤンキーの新米獣医師(演じるは市原隼人)が、ラオスで象の治療をし、中国でパンダの治療をするという、いかにも少年マンガ原作らしいドラマだった。主人公はちゃんと獣医大か農学部(うちの方の国立大には農学部に獣医学科がある)を出てるんだろうか、それにしちゃあまりにもバカすぎないかとか、玉山鉄二演じる主人公の先輩獣医師が年齢不詳の謎の男って設定なのに、単に美形ってだけで全然貫禄がないなどとあれこれツッコミまくっていた。
そう文句を言いつつも観ちゃったのは、臥龍のパンダ保護センターで全面的にロケをしていて、画面に本物のかわいいパンダがたくさん写ったからってことからだったりする。ちなみに撮影は今年1月とのこと。だから、やや切なくなる。
しかし、パンダの演技が見事だったなー(笑)。野性のパンダを治療した主人公たちが、患畜だったパンダを山に帰す場面があったんだが、そのパンダもちゃんと演技していたように見えたよ。
あと、ヒロインの女子獣医師(仲里依紗)が日中ハーフという設定らしく、彼女と主人公が中国入りした時に通訳を務める場面があったんだが、意外にもきちんと聞ける発音をしていたのに感心。若い子だから、発音もすぐマスターできたのかしらー?それから、臥龍のセンターに勤務する中国人獣医師にも女子がいて、ちょっと特徴のある顔しているなーと思ったら、この子は中国人俳優じゃなくて、『夜の上海』で口の悪いアシスタントスタイリストを演じていた子だった。もしかして中国で修行中なのか?
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024/香港)(2025.05.04)
- 盗月者(2024/香港)(2024.12.30)
- 台カルシアター『赤い糸 輪廻のひみつ』上映会@岩手県公会堂(2024.12.21)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 【新暦】新年快樂 萬事如意 心想事成 世界和平(2026.01.01)
- 20周年を迎えました/新作ZINE出します(2024.01.14)
- 【ZINE新作】『台カルZINE Vol.2』ほか(2023.06.26)
- 新年快樂!&イベント参加のお知らせ(2023.01.27)
- 【近況報告&お知らせ】通販部再開しました他(2022.11.12)
「中華圏以外の映画」カテゴリの記事
- 青春18×2 君へと続く道(2024/日本=台湾)(2024.07.27)
- 1秒先の彼女(2020/台湾)1秒先の彼(2023/日本)(2024.12.22)
- 【ZINE新作】『台カルZINE Vol.2』ほか(2023.06.26)
- エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/アメリカ)(2023.04.06)
- シャン・チー テン・リングスの伝説(2021/アメリカ)(2021.09.12)


コメント
そんなドラマをやっていたのですね…臥龍のパンダ保護センター、見たかったです。
そして、「赤壁」を香港で見られるとは羨ましい限り!
奥運会でがたがたしているようですが、どうぞ気をつけて、楽しんできてくださいね。
投稿: きたきつね | 2008.08.05 08:13
内容としては「そりゃありえねー、さすが少年マンガ」的なものだったのですが(だいたい頭のよくない主人公はパンダを「パン公」呼ばわりするし)、撮影に最新のハイビジョンカメラを使ったりしてかなりお金がかかっていそうでした。
香港で奥運会関係の影響は、どれくらいなものなのか予想はつきませんが(早速馬術競技は始まるようですが)、楽しんできたいと思います。
投稿: もとはし | 2008.08.05 23:44
どうも、沖野@八戸です。
盛岡フォーラムでは「カンフー・パンダ」は吹き替え版のみだったんですか? 八戸では2週間限定ですが字幕版も上映してますよ。元々は吹き替え版のみだったんですが、映画館に置く自主製作宣伝チラシ「かわら版」の原稿を勝手に字幕版バージョンで書いて直訴してたら直前になって字幕版の上映が決まりました。ラッキー! けっきょくこの原稿は使われることがなかったんですが(泣)、個人的には書いてアピールして良かったと思ってます(^_^)v。
字幕版でストーリー及び大方の動きはチェックしたので、今度は吹き替え版でカンフー技を重点的にチェックしてくる予定です。もしかしたら見逃した部分があるかもしれないからね! しかしジャッキーが声を出してる猿は出番が少ない上に猿拳の動きが分かりにくかった・・。
投稿: 沖野 雅之 | 2008.08.06 13:08
>沖野さん
いいですねぇ、八戸は。
やっぱり、言わなきゃ実現しないものなんですね。
今度盛岡でも言ってみます。『カンフーダンク』の字幕版はあきらめても、『言えない秘密』はやってほしいって。
吹替版は字幕版とは細かいニュアンスが変わっているようです。ウークェイ導師の名言が字幕版と違っているようですし。
猿は石丸博也さんが吹替しているあたり、考えているんだと思ったけど、おっしゃる通り、出番少ないからあんまり意味なかったですね…。
投稿: もとはし | 2008.08.06 23:38