気持ちとしてはややビミョー?今年のカンヌのラインナップ。
左上、バンザイしながらジャンプしている御方にご注目。
ええ、我らが俺様審査委員長、王家衛大導演でございます。by今年のカンヌ映画祭ポスター。
金像奨も無事に終了し、いよいよ来月は第60回カンヌ国際映画祭。
ああ、思えば『ブエノスアイレス』が監督賞を受賞して早くも10年か…。と感慨深くなってしまうアル。しかし今年は公式サイトでのコンペ&招待作品の発表が遅いよなぁ。やはり10年前にカメラドールを受賞して注目された河瀬直美監督の新作が出品されると聞いたけど…と思っていたら、コンペ全作品&招待作品一部が eiga.com [ニュース&噂]に載っていました。
…うーーーーーーん(-_-;)。
あっ、すみません。ついうなってしまいました。
いや、記念すべきオープニング上映に我らが王家衛の新作《My Blueberry Nights》が選ばれたことは、もちろん香港人監督初(中国人に範囲を広げても初か?アジア人で見ると、確かアキラ黒澤監督の『夢』か何かがオープニングに選ばれた記憶があるので)だし、中華趣味人間&王家衛ネット追っかけ(こらこら)としては、非常に喜ばしいことなんだけど…。
ただ、いくら映画製作のナショナリティが香港であっても、これは完全なる英語映画で、主演がノラ・ジョーンズ&ジュード・ロウと英語圏俳優(ノラは歌手だけど)なんだもんねぇ…。これが香港映画なら、アンドリューさんがリチャード・ギア主演で撮った新作も香港映画になるのか?そうじゃないはずだよなぁ(苦笑)。
さらにラインナップを見ると、なんとコンペ作品に中国&台湾作品がありません!
こりゃ去年の日本(コンペへのエントリー作品がなかった)状態ですか?
そのかわり韓国から2作品エントリーされているけど、全く関係ないからスルー。
さすがにトニー&李安さんの《色,戒》が入るとは思わなかったけど(『ブロークバック』の縁でヴェネチアに回るかも)、何か1作くらい入ってもいいんじゃないのかなぁ?
まぁ、アウトオブコンペはまだ全部出揃っていないし、最近は本選よりも注目されているという監督週間のエントリー発表がまだらしいので、そっちで何か中華圏映画が出てくれることを願うばかりかしらね。
そうしたら楽しくカンヌ追っかけができるってことだな(笑)。
おまけ。フランス上映版《黒社会2》ポスター。
…これ、古天楽だよね?
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コメント
でもキム・ギドクの『息』の主演は張震です、よろしく〜
投稿: KEI | 2007.04.23 23:19
そうか、そりゃ関係ないなんていえないですね。失礼しました。
でもキム・ギドクがスター(しかも自国以外)を使うのは珍しいと思ったんですけどいかに?
投稿: もとはし | 2007.04.23 23:53
「色、戒」は度重なるロケ地変更(パパラッチ対策のためでしたっけ?)と、アン・リー監督の凝り性が祟って撮影終了が遅れたため、カンヌ出品は涙を呑んであきらめたらしいですね…。
でも賞、賞とこだわって、無茶なスケジュールで編集して、CGが間に合わずに線描き都市背景なんかで、それでも間に合わずにQuickTimeファイルで送信するよーなことはしてほしくないので(爆)。じっくりと仕上げて、何度もなんども見て胸をキュンとさせてしまうような佳作に仕上げてほしいです。
投稿: nancix | 2007.04.24 22:14
そうなんですよね。バッタバタ状態で出品してまで賞にこだわるのもどーよ?ってところもありますね。(さすがに今回の新作ではそんなことはあるまいね、王家衛よ)
でも、ヴェネチアにはまだ余裕があるし、当地の実行委員も《色、戒》を呼びたいと思っているんじゃないでしょうか?
投稿: もとはし | 2007.04.24 23:42
おおっもとはしさんの読み通り!
昨日の台湾発ニュースによると、ヴェネチア国際映画祭(8月末~9月開催)の名物ディレクターのミュラー氏が熱心に「色、戒」の出品を勧誘しているそうな。一方、昨年から始まったローマ国際映画祭(10月)も「色、戒」をぜひ上映したいそうで。州、市、企業などからの出資がヴェネチアを上回ったと話題になり、チャン・チェンの「呉清源」もローマに出されたんですよねえ。
さて、どっちに間に合うか、「色、戒」?
投稿: nancix | 2007.04.26 01:57
さらには、ヴェネチアでは《色、戒》は招待作品として上映されそうな予感もします。しかし同じイタリアで奪い合うとは何たるちあサンタルチア…(笑)。
そういえばローマは『父子』のワールドプレミアも行ったんですよね(あれ、釜山が先だったか)?それなら中華電影は狙いたいでしょうねぇ…。
投稿: もとはし | 2007.04.26 23:27