春光乍洩香港二人行(2月13日)
この日は後は帰るだけ。帰国日にアップした記事とほとんど同じ行動だけど、もーちょっと詳しく書こうかな。
起床は5時。始発のシャトルバスに乗らないと間に合わないし、当然インタウンチェックインするのが目的だったので、バタバタと身支度して6時にチェックアウト。空はまだ真っ暗。ホテルを出ると早速白タクのおっちゃんに「To airport,$200!」と言い寄られたけど、「We use shuttle bus!」と言って振り切る。当たり前っす。しかし、シャトルバスはなかなか来ず。始発から最初の停車場のホテルなので、すぐ来ると思ったんだけどね…と久々にレザージャケットを着て震えながら待っていたら、6時半ごろシャトルがやってきた。乗っていたのは西洋人の若者一人。早朝着の飛行機で来たのかしら、その後 尖東のあるホテルで降りていた。ちなみに他のホテルから乗ってきたお客はなし。
九龍駅に着いたのは7時前。キャセイのチェックインカウンターは一つしか空いておらず、ちょっと戸惑う。機内預け入れの重さは制限を超えず、一安心。チェックインが済み、チケットを受け取ってすぐプラットフォームへ。こちらも朝早いせいか多少待ったものの、乗客も少なかったのですぐ座れた。20分間の短い間、皇后様は隣でウトウト。
8時40分までにゲートイン完了なのでまだちょっと時間がある。そこで最後の朝食は美心の飲茶にした。蝦餃が特注だったので食べられなかったけど、腸粉からエッグタルトまで定番をおいしくいただく。バタバタと出国審査をすませ、登場ゲートを確認した後、もーちょっとお土産を買おうかと思ったものの時間切れで、最後の買物としてはブックストアでりんご日報を買った程度。そしてゲートインして飛行機に搭乗。朝早い時間帯で離陸ラッシュだったせいか、20分ほど遅れて離陸。
機内は行きの飛行機よりちょっと広い。(アメリカン航空とのコードシェア便だからか?)友人はぐっすり寝ていたが、どうもワタシは帰りの飛行機では寝られないらしく、ベリーダンサーをずっと観ていたわけで(笑)。機内食は離陸後1時間くらいで配られ、チキンステーキ(だったと思った)をおいしくいただく。デザートはアイスクリームがない代わりに、フルーツサラダとチーズケーキだった。
日本時間14時ちょっと過ぎに成田空港へ着陸。その後到着ゲートに出たのが40分ごろ。日中だったこともあって大宮行きのエアポートリムジンを初めて利用したら、利用者多数&連休明けの渋滞等で駅への到着時間が遅れ、結局前回10時発の便に乗って帰ってきたときと同じ、午後9時に帰盛したのであった…。
さて、ここからは今回の旅を振り返っての超個人的反省と感想。
前回が2年前春の金像奨ツアーだったので、1年11ヵ月ぶりの香港行きだったわけだが、さすがにネズミー楽園開園の影響もあってか、街中もずいぶんと変わっていたなぁ…。便利半分、不便半分といった感じでした。
まず、八達通の使い勝手がかなりよくなったこと。日本でも成田空港の中までEdyはもとよりSuicaも使えるお店がずいぶん増えていて、これならモバイルSuicaのチャージをしておけばよかったと思ったもんだけど、世界初のIC鉄道カードだった八達通は、ワタシが寄ったところのほとんど(つまりセブンイレブンと許留山だな)で使えたのだから、これからは余った港元を八達通にチャージしておけばかさばらなくていいよなぁと思った次第(しかし、時間がなくて結局チャージできなかったんだが)。
次に、便利というのとはちょっと違うけど、茶餐廳に気軽に入ることができるようになったこと。今回の旅行は珍しく朝からしっかり食べることが多かったんだけど、これまでは一人でも二人旅でも完全夜型な一日を過ごしていたので、食事も実質上2食で済ませていたりしたのよね。だけど、今回は茶餐廳が朝から晩まで使えるお店であるってことが改めてわかったし、尖東の新文華中心にある茶餐廳「豊明苑」のメニューをもらってきたので、次回行く時までメニューを勉強しておこう。
逆に不便になった点。それはこれまでの旅行記でも書いたとおり、チム突端の道路の歩き方が不便になったことと、スターフェリーの中環ターミナルが移転したこと。これ、観光客だけじゃなくて住民にも不便になったんじゃないのかなぁ?もっとも、フェリーピアのお向かいも工事中だったし、バスターミナルも移転してきたので、数年経てばもう少し便利になるのかな、と思ったのであって。
日本では連休だったってこともあって、日本人グループと遭遇する機会はずいぶん多かったけど、こんなところにまで!というところでの遭遇も多く、こりゃ10年ぶりくらいに香港への観光客が増えてきたのかなって思ったわ。韓流ブームが一段落したのが幸いか、それともホントに景気が回復してきた証拠なのか?ちょうど卒業旅行シーズンだったこともあるのか、若いお嬢さんのグループ(しかも海外渡航経験が多そうな)やヤングなカップルが多かったです。これは珍しい。
でも、それにも増して多かったのは、やっぱり大陸の皆様。もしかして旧正月前に休暇をとって遊びに来た台湾人もいたのかもしれないけど、そういう人たちはけっこう垢抜けているからね(偏見かよ)。こっちが広東語じゃなくてうっかり北京語を喋ってしまっても、お店の人に対応してもらえたし、これは大陸に近づきつつあるってこと?…なんかそれも悲しいな。
そして…ええ、4泊5日でもやり残したことはいっぱいあります(爆)。
ホントは4日目の午前中に昂坪360に乗って寶蓮寺まで歩き、ランタオ山遠足をしようと思ったのだけど、マカオでどっと疲れたのと所用により行けず。
トラムの端から端まで乗ってみたかったけど、そんな余裕なし。
行く前に「これは買いたい!」とチェックしていたVCD&DVDを買うのを忘れたこと。(今回何を買ったのかは次回の記事にて)。
金雀餐廳に寄るのを忘れたこと。などなど、数えればきりがないぞ。
…ま、これも帰国日当日の記事で書いたけど、思いを残しておけば次に行く楽しみができるわけだし、世界が終わることさえなければ香港はなくならないから、次に行く楽しみとしてとっておこうかな。
今度は5泊6日、そのうち1泊をマカオにして夜の街を楽しみたいかな、なんて思っております。一人でゆるゆるするもよし、誰かを巻き添えにするもよし。(こらこら!)
ま、何はなくともお疲れワタシ。そして同行の皇后様、お疲れさまでした。
というわけで、疲れを癒すために最後にこの写真で締めよう。
…って、秋生さんの濃さにかえって…か?(爆)
☆なお、旅行記はこれで終わりですが、旅行ネタはもーちょっと続きます。あはははは。
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コメント
旅行記、お疲れさまでした〜。
私も今真剣にマカオ行きを考えております〜。(イザベラ見て以来…)
時期&誰と行くかも未定ですが、世界遺産になったことだしね〜。
今はマカオのみのフリープランも多いので、この際それにするかと思いつつ、もとはしさんの記事読んでいたら、やっぱり香港も捨てがたいです。なんせ返還前に行ったっきりだし^^;。
写真のチラシ、たしかに秋生さんの濃さに肩こりそうです(笑)
投稿: tomozo | 2007.02.25 12:38
世界遺産効果か、JTBのツアーにもマカオのみのコースがありましたもんね。空港から直接フェリーに入れるようなので便利ですし。
『イザベラ』のDVDを観たら、また行きたくなりそうです。
でも、香港もいいですよー(^o^)。街中はだいぶ変わりましたが、変わっていないところは変わっていないです。
投稿: もとはし | 2007.02.25 22:53