« 『哥哥的全半生・張國榮入門三十首』張國榮 | トップページ | 『霍元甲』周杰倫 »

遺跡掘りララちゃん、中国へ行く。

…なんてことはない、昨日TVで『トゥームレイダー2』を観たのであった。(実はこの記事の最初のタイトルは『墓掘りララちゃん、…』だったんだが、それじゃあまりにもひどいだろうと考え直して急遽差し替え。ほほほほほ)

これは、いまや相方と合わせて“ブランジェリーナ”と呼ばれているらしい(笑)、オスカー女優アンジェリーナ・ジョリー小姐が、ほれどーだっ!と言わんばかりのナイスバディをピタピタコスチュームで包み、世界中の遺跡を暴きまくり、ご当地のお宝を掘りまくっては現地民に迷惑をかけ…いや本音を正直に書くな、もとい、遺跡に秘められた謎と財宝を求めて世界を駆ける英国人トレジャーハンター、ララ・クロフトを演じる人気ゲーム(って実はよー知らんが)の映画化第2弾。
いやー、秘宝を求めて大冒険のハリウッド映画っていったら、ワタシ的にはやっぱりインディ・ジョーンズ先生(第4弾はさすがに観たくないんだが…ホントにやるの?)とか、マイケル・ダグラス&キャスリーン・ターナーの『ロマンシング・ストーン』シリーズだろうとか言ってしまう古い人間でホントに申し訳ない。実際、アタシももうハリウッドの映画なんてあまり観なくなったし、アンジェ小姐の演技は認めても彼女が好きかと問われると微妙なので、このシリーズはちゃんと観ていない。
でも、なんで今回観たかというと、ええ、香港ロケと、ヤムヤム&テレンスが出演していたからざんすよ、なんといっても!おかげで『無間輪舞曲』をぶっ飛ばして観てしまいましたわ。

今回ララちゃんが挑むのが、ギリシャの海底から発掘した“パンドラの箱”のありかを示す球形の黄金「オーブ」の奪取。で、彼女が見つけたオーブを横取りしたのがヤムヤム(笑)。彼が演じたチェン・ロウ(って名前だったな)は世界的な墓荒らしで、世界制服を企む組織の依頼でそれを盗んだらしい。ララちゃんはチェンの組織にいた男(兼元彼。役名を忘れたわー)とコンビを組んでスカイダイビングで中国の奥地へ飛び、情報屋&武器調達屋のおばちゃんと会って、万里の長城をバイクでかっ飛ばす。…どーゆールートを使ってどこへ行くんだ、ララちゃんよぉ(笑)。
たどり着いた遺跡にはテレがいた!テレ、どーやらヤムヤムの弟役らしい。ヤムヤムはせっせと兵馬俑を掘り起こし中。(ところで今回ヤムヤムの名前が字幕で登場。これってすごいことじゃないか?)そしてオーブの在処を問うララちゃんと問答無用の戦闘!

あーっ、二人とも兵馬俑壊しすぎ!貴重な世界遺産候補が!(嘘)

オマエら二人ともホントにトレジャーハンターなのかよ、ボコボコお宝ぶっ壊すんじゃねーよ!
…あっという間に片がつく。ヤムヤム、死んだのか?いや、実は生きてるもんだと思いたい。
だけどオーブは弟のテレが持って上海へ!どーやら雇い主のボスに渡すようだ。ララと相方も上海へ!そして奪われたオーブを追って本拠地の香港へ!細菌培養施設(なんと街の中にある!いいのか香港政府、こんな暴挙を許して?)で大乱闘し、オーブの奪還に見事成功、そして中環で建設中のビル(香港島で一番高い世界経済貿易中心ビルか?)の屋上からまたまたダイビング!
オーブが指し示す光から、ララちゃんは“パンドラの箱”がアフリカにあることを知り、そのまま香港を去る…以下あらすじ略。

とまー、こんな感じだったんだけど、ヤムヤム&テレの出番は思ったより少なかったなぁ。残念。これが『ラッシュアワー』だったら多分違っていたのでは…っておいおい。
ララちゃんは香港に行ったときはご丁寧に中華服まで着てくれたので、彼女なりにリスペクトを払っているのではないかと思われる。(って何のリスペクト?もしかして李小龍先生への?)

あと、アンジェ小姐のあの唇を観て、なぜかすーちーを思い出していたんだけど、誰か同意して…くれませんよね、ははは。
(そーいやぁ、ウーさんの『みっしょん・いんぽっしぼー2』のヒロイン、サンディ・ニュートンに関しても、アタシは一人で「なんかすーちーっぽいよね?」って言ってたっけなー)

と、ろくな感想にならないまま終わるのであった。ちゃらーん♪

| |

« 『哥哥的全半生・張國榮入門三十首』張國榮 | トップページ | 『霍元甲』周杰倫 »

中華圏以外の映画」カテゴリの記事

コラム(中華芸能)」カテゴリの記事

コメント

私もヤムヤムとテレンスのところだけ見てました。
街の中っていうか、あの細菌研究所があったのは、あの香港島銅鑼湾の時間廣場タイムズスクエアの地下ショッピング街ですよお! とんでもないです全く! あーんなところで細菌だか何だかをばら撒かれたら、ジェットトーンの皆さんにも甚大な被害が!(心配しすぎ)

ええ、アンジェリーナの唇とスー・チーちゃんの唇の相似形、喜んで同意します!

投稿: nancix | 2006.03.14 02:21

あー、なんか見覚えがあると思ったら…(^_^;)。
よくよく考えれば昔から、悪の組織のアジトってーのは街のど真ん中にあるもんでしたっけ。「世界征服はまず銅鑼湾から」という横断幕を貼りそうな気がする(ってよくわからないネタになっているぞ)

よかったよかった、アンジェリーナ&すーちーの顔面一部相似形が通じた♪こうなったらすーちーが世界を駆けめぐる冒険家を演じる映画を香港で作ってほしいかも…でも、もう文芸女優だから無理かしらん?

投稿: もとはし | 2006.03.15 00:15

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 遺跡掘りララちゃん、中国へ行く。:

« 『哥哥的全半生・張國榮入門三十首』張國榮 | トップページ | 『霍元甲』周杰倫 »