真夏の中国茶会
本日、盛岡の中国茶販売店の焙茶工房しゃおしゃん店主、小香さんによる中国茶講座に参加してきました。この講座、毎月第2木曜の午前中に行われているのですが、仕事持ちの身としてはなかなか参加できなくて…。でも8月は休みの期間に入っているので、去年に続いての特別参加になったのでした。
本日のお茶菓子は、左から時計回りに、伊豆の甘夏ゼリーとヤマモモゼリー、ピスタチオ、チャールズ皇太子経営の会社が作っているというイギリスのビスケット(多分オートミール入り)。
今日のお茶講座のテーマは「お茶の葉の量による淹れ分け」。最初は岩手県産の気仙茶の緑茶を、それぞれ3グラムと10グラムで淹れたものを飲む。この気仙茶、確かに日本のお茶なんだけど、中国茶と同じように焙煎をかけているので、味が中国緑茶に近くなっているのだ。
以前、気仙清茶を母に淹れてあげたとき、「…薄い。」と言われたので、やっぱりお茶っ葉をたくさん入れなければ美味しくないのか、とも思ったんだけど、茶葉の量が少なくとも、熱めのお湯で入れればスキッとした味わいになる。一方、10グラムの茶葉は濃く出そう…とも思ったけど、こちらはぬるめのお湯で入れたので、意外にも苦味や渋みは感じなかった。茶葉の量によって工夫して入れるのがコツなのかもしれない。
10グラムの茶葉で淹れた気仙茶の緑茶。色合いは日本の緑茶よりやや明るい緑色。
お茶会の合間に出た夏のデザート。バニラアイスの黒ごまトッピング&豆乳白玉のつぶあん添え。美味でした♪
同じことを、次はしゃおしゃんの看板茶である千年古茶青プーアル茶(以下青プー)で。ここの青プーは固めて販売されているので、ざっくりクラッシュしたひとかけらがだいたい3グラムらしい。そして、下の写真が10グラム分。かなり多い。なんだかもったいない気分になる…。
でも、10グラムで淹れても、1煎目と2煎目ではそれほど濃くは出なかったような…。ま、つまりは、どう淹れて飲んでも美味しいってことですな(おいおい)。
ところで、一緒に参加した方が「スイカを食べた後に青プーを飲んだら、なんだか合わなかった」と言われていた。青プーはだいたいの食べ物・お菓子には合うと思うし、果物にも合わせられたと思ったのだけど…と参加された方といろいろ話していたら、瓜とつく果物には合わないんじゃないか、とか水っぽい果物がダメなんじゃないか?などいろいろな意見が出た。うーむ、面白いもんだ。
これは参加された方からいただいた、フリーズドライのりんご。口に含むとりんごのみずみずしさがよみがえる。宇宙にも持っていけそうだ。
暑い夏の朝、旅立ちの前にちょっとバテていたのだけど、お茶を飲んですっきりとした。
小香さん、美味しいお茶をありがとうございました。
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