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《黒社会》カンヌヴァージョンは香港じゃ観られないらしい…。

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香港マフィアのカンヌ遠足…じゃなかった、濃ゆい面々のフォトセッション。

先ほど、ムービープラスのカンヌ映画祭ハイライトを観ていたら、ジョニーさん&この濃ゆいメンツがドドーンと登場していた。

インタビューによると、《黒社会》のカンヌヴァージョンは、黒社会の儀式等を描いているため、香港では上映禁止らしい。まぁジョニーさんのことだから、別ヴァージョンを作っているんだろうけどね。東京国際にでもこのヴァージョンを持ってきてほしいような。

しかし、一部だけ流れたハイライトを観る限りでは…人がガンガン殺されまくっている(しかも刀でグリグリと刺されていた!)ので、結構覚悟を決めて観なきゃかなぁ(^_^;)、なんてねー。

そうそう、ジョニーさん、インタビューでなかなか興味深いこと言ってましたよ。
「マフィアの起源は清王朝を打倒し、明朝の復興を目指そうとした秘密結社だ」と。
てーことは、金庸の武侠小説に出てくる秘密結社あたりなんかまさにそうか!…なるほど、なぜかつて香港で武侠片が流行ったのかがやっとわかったよ(ってそれは関係ないと思うぞ自分)

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コメント

 そうなんですよね、トニーちゃんのTVBドラマ「鹿鼎記」に出てきたお師匠様の組織「天地会」やリー・リンチェによる方世玉シリーズの「紅花会」が世の政権に弾圧されまくり、地下に潜り、非合法組織となったのが、黒社会組織のルーツといえばそうなんですが…。昔むかしの「チョウ・ユンファの黒社会」か何かで、丁寧に組織入団の儀式を描写してました。
 そんなことを言ったら日本の暴力団のルーツだって…清水次郎長一家だって…でも現代にやってることは娼婦の差配、みかじめ料請求、ドラッグ売買、銃刀器密輸、あこぎな金融業などなどで、世間に迷惑かけまくっているわけですから…任侠の気概が喪われた今は、いばるなって気もしますねえ。
 ちなみに今回の《黒社会》プロデューサー向華強も、バリバリの武道家(兼組織のボス)の息子でカナダ入国禁止の身…あわわわ!

投稿: nancix | 2005.05.20 10:56

香港マフィアやヤクザのルーツで思い出しました。
あの『悲情城市』にて林家のおじいちゃんが「ワシはヤクザもんじゃ」といった台詞があったけど、ヤクザには地域のいざこざを治める顔役としての役割もあったんでしたっけ。

ジョニーさんは警察と黒社会のつながりも社会のバランスをとるためであるとかなんとか言っていたかな。
昔のように男気あふれる集団だったらまだいいのですが、確かに今は金巻き上げることしか言わんじゃん…といったらやっぱ怒られるのかなぁ。すみませんヤクザの皆さんm(_ _)m←ここで謝るなよ。

投稿: もとはし | 2005.05.20 23:47

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