メイベルさん(中国語で)と成龍さん(英語で)、大いに語る。
昨日の晩は教育テレビの『中国語会話』でドキュメンタリー『失われた龍の系譜』を撮ったメイベル・チャン監督のインタビューがあり、そしてNHK総合の『英語でしゃべらナイト』にはニコ・彦・成龍さんが出るというので、それに間に合うように時間をみながらファイズを観て、すぐに前回エントリの感想を書いたのだった。
もう3月なので『中国語会話』も仕上げの会話練習に取り掛かっているみたい。エンタメ情報はいつも最後なので、NHK総合とザッピングしながら観る。
メイベルさんは以前『玻璃の城』の日本公開時にもNHKのインタビューに答えていたのを観たことがあったので、顔を見るのはこれが初めてってわけじゃない。少女のように穏やかな声としぐさで話すのが印象的だった。インタビュー中、『龍の系譜』の一部も紹介されていた。成龍さんのお父様が国民党員で、妻子を捨てて名前を変えて香港に流れ着き、やはり夫と子供を捨てて香港に渡った成龍さんのお母様と結婚して、彼が生まれたという事実が語られることは、成龍さん迷じゃない私にも衝撃的であり、大スター成龍さんも中国現代史を背負って生きていたのかと考えると、まだまだ知らないことが多いのかと改めて思った。メイベルさんインタビューは来週もあるというので見逃せない。
ギター侍波田陽区が「Too Baーd(残念)!」と言って英語で切りまくっていた『しゃべらナイト』。アジアからハリウッドに渡った成龍さんはこの番組のゲストとしてはもう常連だ。インタビューはいつもの如くパックン。今回は釈嬢でもよかったんじゃないか?せっかくニコ&彦がいるんだから(こらこら)。そう、せっかくアメリカ&カナダ育ちの二人がいるというのに、インタビューはやっぱり…。
ニコも彦も一言だけってーのはどうかと思うぞ、NHKよ。彦はさすが英語ネイティヴだけあって、発音がきれいだったなぁ。カナダで教育を受けたニコはちょっと答えに詰まりながら話していたようだけど、悪くはなかった。
しかしニコ、初めて見た5年前と比べたら、大人っぽくなったなぁー(前にも書いたっけね)。ニコを観ていたら、まだ観ていなかった『トランサー』と『ティラミス』が観たくなったから、今度DVDをレンタルしよっと。ついでに彦を観たら『レディ・ウェポン』も観たくなったけど(爆)、これはまだDVD化されていなかったか?
ニコと彦にもーちょっと喋らせてあげよーよパックン&NHK、と思ったものだけど、成龍さんのインタビューを聞いていると、彼がこの二人を強力プッシュしてくれているってのはこちらもよくわかった。そーだよねー、この二人はもちろん、彼らと同年代&現在30代前半くらいまでの明星たちには今後はどんどんがんばってもらって、未来の香港映画を支えていってほしいもんなー。
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コメント
成龍さんの英語は素晴らしいですね。本で勉強したというより人に揉まれて習得した実用的な英語って気がします。かくいう私は中国語を勉強し始めたのですが、4つのトーンからして挫折してます。。成龍さんといえば、随分前にロサンゼルスのお宅拝見(もう売っちゃったそうですが)をテレビで観ましたが、すんごい豪邸でした。大スターなんですよねー。
ところで日記と関係ないのが申し訳ないですが、トニさんが2046のプロモで5月か6月にLAに来るそうなんです!絶対会いに行きますよ鼻息フーン。念願かなったらルポいたします。
投稿: こっぺ | 2005.03.11 11:02
中国語を始めたのはホントにずいぶん前ですが、4つの声調と発音には苦しめられました。でも、しっかりやっておいたので留学時には助かりました。今は実戦で使わなくなったってこともあって、発音もずいぶん悪くなっちゃったけど(苦笑)。
なんと、トニー来米ですか!おめでとうございまーす!!レポート楽しみにしていますね♪
投稿: もとはし | 2005.03.12 00:30