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アナタの好きに呼んで♪なんて簡単に言えないか?(笑)

blogめぐりをしていて、偶然にも中華明星名前ネタエントリーを2つ見つけたので、こちらでも便乗して書いてみたりして(^_^;)。

まずはmisaさんのfavorite colors* diaryこの記事。トニー、カーファイ、ジジの3人に共通する姓である"梁"が、それぞれ読み方が違うって言うのはワタシも気になっていたのだ。この3人のうち、私が一番早く存在を知ったのはトニーなんだけど、1990年に日本で『悲情城市』の公開時にはすでに「Tony Leung」と書いて「トニー・レオン」で紹介されていた。同じく英語名がトニーであるカーファイ、国際的には1987年の『火龍』で注目されたというので、日本ではトニーより早く紹介されてたんだろうけど、このときすでに彼はどんな名前で紹介されていたのだろーか。と、ここでぴあシネマクラブのデータを見たら「レオン・カーファイ」だったし。さらに1988年発行の『ザ・香港ムービー』(グループNUTS編/徳間書店アニメージュ文庫…す、すごいぞアニメージュと今思う)にあたったら「リョン・カーファイ」ってあった。ついでにトニーは「トニー・レウン」。…ま、『悲情城市』の前だしな。…でも、一時期、「トニー・レオン=レオン・カーファイ」だった頃があったんだよね、確かに。
さらに言えば、ジジ・リョンも一時期日本では先達のWレオンに倣って「ジジ・レオン」と表記された時がある。それはいつかというと、『裏街の聖者』日本公開時である!プレスシートにしっかり表記されていたぞ。ハッハッハッハッハ。←いばるなよ、オレ。ついでに『無問題2』『大混乱・ホンコンの夜』など日港コラボ映画をよく手がける監督の梁徳森さんは、「サム・レオン」だっけね。
でも、確かに同じ名字なのに、呼び名がバラバラというのはちょっと変。先に日本にどういう名前で紹介されたかで今後の呼ばれ方が決まってしまうのはしょうがないとしても(でも、「梁=レオン」って呼び方は結構気に入ってるのよ、ひいきを抜いてもね。あと「張」姓は、某PH社がこだわっていた「チョン」より北京語&英語の「チャン」の方が好き)、今後新たな明星が紹介されるときは、できれば出身地や活動拠点の愛称&姓の読みに統一してもらえるとありがたいっすね。だって、“チャン・ツィイー”も実は英語読みだもん。
そーだなー、今後気をつけたい明星の名前は、方中信と方力申の区別だな。だって二人とも英語名が「アレックス」なんだもーん…。さらにさらに一言言わせていただければ、陳小春はやっぱ「チャン・シウチョン」って呼びたいよぉー。最近はすっかり「ジョーダン・チャン」なんだよねー。

そして、nancixさんの記事。もう、このタイトルに100%同感っす。

トニー様呼ばわりはやめてよして。

以前、ヤトウさんの***男 兒 當 自 強***の記事で

今じゃ何でもかんでも《様》付けですか?!(猫も杓子も様・様・様…)

とあったのに苦笑しつつ、「まったくー。大韓だけじゃなくて聖林明星もこれかよー。香港明星で誰かこう呼ばれたら思いっきりツッコミたいもんだわ」と思っていたら…。

実はワタシ、あのレスリーでさえ「様」づけして呼ぶのはちょっと…って性格なんですわ。だって、「様」って日常生活では手紙&メール書くときくらいしか使わないからさ~。手紙やメールの場合は礼儀だからいいとしても、明星に対して使いたくないんです。なんだか据わり心地が悪い感じでねぇ…。

その「トニー様」呼ばわりの記事、まだ未確認なので、明日見に行こうと思っております…(^_^;)。

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コメント

 もっとひどい表記を、昔のビデオソフトパッケージで見て呆れた記憶があるんですが、ごめん、いま積み上げた段ボール箱からそのビデオソフトを捜し出すのは困難…。また思い出したらネタにしますです。
 アンディ・ローなんてのもあったな…でも写真はまぎれもなくラウさんでした(^_^;)

投稿: nancix | 2004.07.10 09:04

学友さん(あれ、お誕生日は今日だっけか?とにかく生日快樂!)の英語名“ジャッキー・チュン”に引っかけて彼を成龍さんのバッタもんなんて抜かしやがる方もいるところにはおいでなので、表記問題って結構シリアスですよね。これって、李小龍が亡くなられた後に似た英語名をつけられたバッタもんがたくさん出てきたってのと同じくらい重大では(ってそーか)?これだから、香港はバッタもんばっかだってなめられるのかなー、なんて思う今日この頃。ま、表記チェックは厳しくやっていかねばですね(笑)。

あ、コメントが二重投稿になっていましたので、ひとつ消しておきますね>nancixさん

投稿: もとはし | 2004.07.10 23:03

もとはしさん、こんにちは。ご挨拶が遅れましたが、この度はトラバありがとうございました。

ジジ・リョンもかつては「レオン」表記だったんですね。どうして彼女だけ(?)が「リョン」に変ってしまったのでしょう?
梁家輝の場合、姓だけでなく名前も「カーファイ」、「カーフェイ」だったりしますよね。
こういう定着性の無さも混乱の元な気がします…。

投稿: ミサ | 2004.07.11 19:55

ミサさん、コメント多謝です。
ジジって、もともとはちゃーんと「リョン」で紹介されていたんです。でも「レオン」表記の『裏街』の後の日本公開作品となった『君のいた永遠』では「リョン」に戻っていました。ちなみに『ヒーロー・ネバー・ダイ』のヒロイン、フィオナ・リョンの姓も「梁」です。
梁家輝はこのところ「カーファイ」で定着していますね。でも、『ロアン・リンユィ』の時は「トニー・レオン」だったんですね…(^_^;)。
カンヌの時に公式サイトをのぞいていたら、俳優名鑑ページの「Tony Leung Chiu-wai」の項にそりゃ明らかに違うと言う映画の題名がいくつか挙がっていました。はい、トニー家輝出演作品が混じっちゃったんですよ。

投稿: もとはし | 2004.07.12 00:05

天下のAmazon.co.jpでさえ「トニー・レオン」で検索したら、珍妙な作品が紛れ込んでくるんですから…。
 「完全なる飼育 香港情夜 完全版」がいちばんわからない。 「南京の基督」などは明らかにカーファイさんとの混同ですが、なぜに"女子高生拉致監禁調教話"がトニーと関係あるの? どうせ拉致するならトニーを日本へ(あわわ)
 「傷だらけの挽歌」ロバート・アルドリッチがなぜにまぎれこむの? ううむわからん。
 一度だけ思い余ってAmazonに「もしもーし、混同されてますよー」とメールを出しましたが、改善されません。お節介はもーやめとくことにしました。

投稿: nancix | 2004.07.12 22:53

あはははは、『完全なる飼育 香港情夜』って、きっとサム・「レオン」監督と主演の「トニー」・ホー(『花火降る夏』でのサム・リーの兄ちゃんですね)で拾われちゃったんですね。>nancixさん。
『南京の基督』だと「トニー」・オウ監督&「レオン」・カーファイで。『傷だらけの挽歌』も多分スタッフかキャストに「トニー」と「レオン」がいるんでしょうね。検索機能ってまったくつながりのないものまで拾っちゃうから、時々トホホーって気分になっちゃいますね。

投稿: もとはし | 2004.07.12 23:20

遅ればせながら…。
ジジの名前はかつて「ジジ・レオン」と必ず書く某音楽チャンネルや、某映画サイトがあったのですが、レオンとリョンと表記のゆらぎがあるのが(インターネットで検索する際などに影響がありますし)、どうしても気に食わなくて、ファンサイトを7年間地道にやり続けて、「レオン」と表記する動きを淘汰したのです。これは大切な成果だと思っています。

投稿: Magical Glamour | 2004.09.01 23:37

Magical Glamourさん、はじめまして。
お名前はROMしている某明星ファンサイトにてよくお見かけしておりまして、そちらでの発言もいつも楽しく読ませていただいていましたが、直接コメントいただけて嬉しかったです。
中華圏の芸能人・映画人の名前表記のばらつきはいつも気になっていて、ワタシたちのような中華芸能好きには周知の事実でも、一般的な人々には同一人物か否かと混乱を生じさせてしまうのが気になっているので、統一した呼称がきちんと定着するまで努力していかなければいけないのかなー、なんて思っております。
そうですね、ジジは「レオン」と書かれるより、やっぱり広東語読み表記の「ジジ・リョン」の方がしっくりきますね!

投稿: もとはし | 2004.09.02 00:12

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