《生化特警 喪屍任務》(2000/香港)
最初にこの映画の主演、スティーブン・フォンとサム・リーに関するどーでもいい独り言。
○香港映画に全く興味を示さない人にサムを説明するのには、やはり『ピンポン』のチャイナを挙げると一番わかりやすいらしい。実際、今まで出演映画をいろいろ観てきたけどこれが一番カッコよかったよ、サム。
○『仮面ライダー555』の主人公、乾巧(いぬいたくみ)を演じていた半田健人君を見るとすぐ「ステ!」と呼びかけてしまう。もっとも、たまーに「…ジェリー?」と言う時もある(笑)。
この映画、日本では『ジェネックスゾンビ』の名でビデオ化。もうその名の通り、ゾンビが出てくるホラー映画ざんすー。
アメリカで行われていた「無痛戦士」改造実験。その過程で実験体が突然暴れだし、次々と人を襲う。その実験に参加していた香港人のハリーも実験体に襲われ、体内に緑色の体液が侵入する。一方、香港・新界の国境に近い田舎町。ガールフレンドのメイにふられた刑事マルコ(ステ)は一人の古惑仔(サム)と出会う。そして古惑仔のボス・九兄貴(ン・チーホン)は街に繰り出した際にカラオケボックスで帰国したハリーと殴りあいになり、警察に収監される。緑の液体に冒されたハリーは収監された人間を次々と襲い、ゾンビ化させる。留置場を脱出した彼らは警官も襲う。地元マフィアによる九兄貴奪還を恐れて密室と化した警察署は“喪屍新人類(ジェネックスゾンビ)”の出現により阿鼻叫喚の事態に…。
ホラーにストーリーなんか書いても意味ないっすね。簡単に言えばゾンビ+バイオハザード的状況にステとサムが立ち向かう話っす。ホラー嫌いのワタシにとって、ホラーにはA級もB級もないよなぁと思ったもんだけど、これはあえて言えばC級か(爆)。もっとも今まで観てきたホラーは怨念や幽霊が出てくる東洋的なものばかりだったから、アメリカンホラーでお馴染のゾンビが都会でなく田舎で暴れまくるこの映画は、なんかなぁ…って思ったもんだった。緑の血を流して人間を喰らって集団で這いずり回るゾンビたち。怖いとか不快感を通り越して笑いたくなったよ。はははははー。でも、ゾンビのエキストラってなんか楽しそうじゃないか?…アタシはやりたくないけど。
ステはそこそこ活躍。でもこれはステじゃなくてもいい役なんじゃないか。サムはいつも通りのトラブルメーカー。ゾンビの魔手を逃れて何とか生き残るけど…オチは救いようないんだよ、これが。ま、それがホラーってもんか、ってオチだったわ(-_-)。
しかしなんでこう香港ホラーの感想ばっか書いてるんだもとはしよ…。ほんっとにホラー嫌いなのに。(アクセス解析してみてもなぜかホラー関係で来る人多いみたいだし…)一応これでホラーのReviewは打ち止めしたいけど、トニーの《等著[イ尓]回来》がまだ未見なんだよね。でもあれはホラーなのか?
英題:BIO-COPS
監督:チェン・ワイマン
出演:スティーブン・フォン サム・リー ン・チーホン
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コメント
初めてコメント書かせていただきます。
555最初の方だけ少し見ていて、主人公が誰かに似てるとは思っていたんですが…ステでしたか!
なんだか胸のつかえが落ちたような気がします(笑)
ジェネックスゾンビは何かのビデオに付いていた予告で気になってたんですが…そうですか…C級ですか…
凄く見たくなっちゃいました!(笑)
投稿: ヤトウ | 2004.03.25 02:44
ヤトウさん、どーもです。
そうそう、ファイズ主役のたっくんは最初からステに似ている、っと思っていたら、同じことを思った香港電影迷は多かったみたいですよ。違いといえばいつも笑っているステに比べてたっくんはあまり笑わないってことですね。(半田君自身はどうだか知らないが)
ジェネゾンですが、ゾンビものが大丈夫なら大丈夫でせう(笑)。
単にワタシがホラー嫌いなので点が辛いだけなんっすよ(^^ゞ。
投稿: もとはし | 2004.03.25 23:38