旅行・地域

春光乍洩單身修学旅行1・澳門編

 実に4年ぶりの香港に、春休みを利用して行ってきました。
前回の香港行きの後から広東語の勉強を再開し、昨年ひとまず修了したので、もっと勉強したかったけど、ここでやっぱりちゃんと広東語聞きたい、そしてなんとか喋ってきたい!と思ったのと、昨年度は仕事がかなり大変で凹んでいたので、ここはやっぱり行くしかないだろうと。しかも往路は深夜便で取っちゃったから、最初の1泊は10年ぶりに澳門行くかなー、ちょうど『2度めのマカオ』も観たことだし、ということで、思い切って行くことにした次第。

 3月24日夜、年度末最後の仕事を終えてキャリーバッグを持ち、盛岡から新幹線に乗って東京経由で羽田に向かう。往路深夜便は7年前にも経験しているけど、もう体力もあまりないし、実は体調も崩していたので、飛行機では寝ることに徹して出国してからトイレで楽な服に着替え、搭乗後はアイマスクして耳栓して機内食もスルーした。途中起きたりもしたが、何とか睡眠時間は確保。
5時ちょっと前に香港に到着し、トイレで着替えてここからマカオへ…と思ったらつまずいた。空港から直接マカオに入ろうと思ってフェリー乗り場に行ったところ、カウンターが開いておらず、ベンチで待ってる人々が鈴なり。そこでしばらく待っていたが、よく見たら一番速くて昼前出発だったので、これは一旦香港入りしてマカオフェリーターミナルから行った方がいいと判断。
7時前に入国してAELで香港島まで行き、よろよろしながらMTR乗り換えで上環に行き、8時半発のターボジェットに乗る。当日は土曜だったせいか、大陸からのご老人団体客が大量ご乗船されていて、もう大騒ぎで大変。 なんとか無事にマカオに着き、バスでセナド広場を過ぎたところで降り、本日の宿である新新酒店に荷物を預けた。
ここで時刻は10時過ぎ。チェックインは14時なので、それまで食べ歩きしながらセナド広場周辺をぶらぶら歩くことにした。


澳門上陸後最初に食べたのが、黄枝記の鮮蝦雲呑麵。
日本を発ってから何も食べてなかったので、五臓六腑に染み渡ったわ。



その後は歩いてカフェ・エ・ナタへ。ここはいつも大賑わい。なんとか席を確保して、この旅初のエッグタルトを熱檸檬茶とともにいただく。



裏にあったもう一つのカフェ、金船餅屋でもエッグタルトをテイクアウト。
これは食べ歩き用に。



聖ポール大聖堂を横に抜け、すっかり名所となった恋愛巷へ。
このアングルは、やっぱりイザベラを思い出すねー。



ここには恋愛電影館という映画ミュージアム&ミニシアターができたのだけど、まだ開館前だった。

雨も降って足場も悪かったけど、チェックインまで時間もたっぷりあったので、恋愛巷から前回も行ったリアルセナド(民政總署)や福隆新街を散策し、思い切って海の方まで歩くことにした。
↓こちら民生總署。



福隆新街。大手のお土産店である鉅記が複数出店していて、かつ土曜ということもあって大賑わい。一部緑に塗り替えられた一袋もあり、そこもまた悪くない雰囲気だった。



フェリーターミナルからの終点地にもなっている媽祖閣。
香港や台湾の天后廟と似ているようで異なるのは、山沿いに廟が作られているからか。上まで登ったけど、眺めは…まあ、昔はよかったんだろうなというような感じでした。

ここは媽閣廟から10分くらい歩いたところにあるリラウ広場の近辺。
そこからさらに歩くと、近年一般公開が始まった鄭家大屋に着きました。
コロニアル様式の建物もいいけど、中華式の重厚さもやはり好きである。
結婚式のアルバム等で使われるのかなー(当日は撮影なかったけど)

このように雨に降られながらあちこち歩いているうちに、チェックインの時間になったので再びホテルへ。夜行で来たし、午前中でかなり歩いたので疲れたし汗でベタベタにもなったので、シャワーを浴びて夕方まで寝ていたのでした。

晩餐はポルトガル料理かマカオ料理にしたいけど、10年前みたいな失敗はしたくないし、どこかイートインで食べられるところを…と思ってSNSで聞いてみたら、ザ・ヴェネチアンに手頃なイートインがあることがわかったので、ホテル前からバスに乗ってコタイ地区まで行く(ちなみにギャラクシーまでしか行かなかったので、そこで降りて10分ばかり歩きましたよ)
そういえば、10年前にはなかったんだよね、コタイという場所は…。

こちらがギャラクシー。『2度めのマカオ』で紹介されていたバー・貝隆飲み放題プランもひかれたけど、酒飲む気分じゃなかったのでパス。

こちらがヴェネチアン。フードコートにローカルなマカオ&ポルトガル料理店の新口岸葡國餐が出店していたので、ここで焗葡國雞を注文。骨付きチキンのポルトガル風シチューといえばいいのだろうか?骨が多いけど、辛さがなく食べやすかった。



デザートは別のお店で食べた木瓜冰糖雪耳。



食事の後はショッピングモールを散歩。ものすごく広いので大変だったけど、なかなか面白かった。コンサートホールの金光綜藝館近く(多分。この夏學友さんが演唱會やるらしい)ではよくわからん韓国アイドルのライヴを控えて若い女子がいっぱいいた。カジノはサラッと覗くだけ(後で母に話したら行ってやりたいって言ってたけど、さすがにこちらは貧乏トラベラーなもんでね)。
あと、広東語よりも普通話の方がよく聞こえたのが印象に残った。まあ、そういうことか、と。

腹も満たされたのでヴェネチアンを出て、またギャラクシーまで歩いてバスを捕まえ、ホテルに戻る。かなり歩いたし、疲れてもいたので早めに就寝。

3月26日日曜日、この日も天気はあまりよろしくなかった。
早餐はやっぱりお粥よね、ということでセナド広場の奥にある洪記へ。

朝7時頃の雨のセナド。観光名所とは思えないほど静かだった。

そんなわけで豬潤瘦肉粥。雨降りの中、屋台のテントに潜り込んで熱々を食べる嬉しさよ。

この日は昨日の夜よりもっと南に下り、コロアン地区を回ることにした。
タイパも行きたかったけど、まあ次の機会にでもと今回はパス。
ホテル近くからは直で行けるバスがなかったので、タクシーを拾って向かった。

コロニアル調で統一された建物がステキ。ザビエル教会もあれば譚公廟や天后廟もある中洋折衷感が面白い。調べたらホステルもあるようで、ここで宿泊というのもアリなのかな?

これは譚公廟にあった船の模型。

当日は日曜なので公共機関も休みだし、雨で人出も少なかった。晴れた日に来ればまた雰囲気が違うのだろうな、と思い、クルッと回ってバスターミナル周辺に戻り、お馴染み安德魯餅店でエッグタルトやブラウニーを買う。

アンドリューのエッグタルトという名で日本でもお馴染み。
先日地元にもイベント出店してくれたので買ったけど、やっぱり焼きたてが一番美味しい。

コロアンの桟橋。川の向こうは珠海。
ここから境界を越えるのではなく、市街地に船で行ければ便利かな。

だいたい一周りしたので、バスに乗ってセナド広場まで戻る。
これまで歩いたことがなかった山間の市街地をぶらぶらしつつ、openriceで午餐できそうな場所を探すと、新鴻發咖琲美食というお店を見つけたので、ここで豬扒包を食べた。
食べごたえある…。

相席は小さな男の子を連れた若いお母さんだった。思わずにっこり。
その後は盧廉若公園あたりをあれこれ散歩。
(下の写真は違うんだけどね。名前失念)

そこからモンテの砦まで歩けてしまったので、登って10年ぶりににこういうバカなことをやり(前回はこちら)、聖ポール天主堂側に抜けた。当たり前だが人は多かったわ。日曜だったしね。

セナド広場まで降りてきたので、さてお土産を買うか、と件の鉅記に入ったが、どこのお店も買い物客がすごすぎて、ゆっくり選べたものじゃない。それならと、10年前に来た時にはこっちの方が混雑していた咀香園餅店に入って(リンク先はタイパのお店)、エッグロールをいくつか買った。

ホテルへの帰り道に貢茶に寄り(そういえば春水堂は見かけなかったな…)三兄弟奶茶という、タピオカ&仙草&プリン入りのミルクティーをテイクアウト。すでにチェックアウトしていたので、荷物を引き取ってキャリーを詰め替え、教えてもらったバス停からフェリーターミナルヘ。混んでいたので予定より遅い18時発のフェリーで香港へ向かった。

10年ぶりに行った澳門だけど、前回は日帰りだったしセナド周辺しか歩いてなかったので、新しくできたコタイや小さな港街だったコロアンに行けたのは面白かった。それでもごく一部しか回れなかったので、また近いうちに1泊か2泊くらいで行きたい。今回は天気が悪かったのが残念だったしね。

そんなわけで、次回からは香港編です。

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【お知らせ】最近のネタを備忘録的に上げつつ、そろそろ復活します。

ああすみませんすみません、また1か月以上間を開けてしまいました。

さて、最初にこの休み期間に話題になってたMVネタなどを備忘録的に。
ここしばらく話題になっている五月天のMVには、ワタクシも注目いたしました。
まさかこんなウルトラなネタでくるとは!
「少年漂流記(少年他的奇幻漂流/Life of Planet)」自体も好きな曲だったので、かなりぐっときましたよ。現在人生無限公司ツアーで中華圏各都市を回っている五月天だけど、来年初頭あたり東京ツアーを追加して、円谷プロ協力によるステージングなんてものが実現しないかしらん。

もうひとつはこれ。MONDO GROSSOのアルバムで、満島ひかりちゃんがヴォーカルを取る歌のMVがこれでびっくりですよ。
この春の旅で行ってきたところがバンバン登場するので、もう楽しくて楽しくてしょうがないのでした。

さて、文フリも終わり(新刊は無事刊行できましたが、都合により通販はまだ行いません)、いろいろネタも溜まりつつあるので、そろそろ復活します。
まずは春の澳門&香港旅行記を作成せねば。現在澳門旅行記執筆中です。

上の写真は市ヶ谷と代官山に相次いでオープンし、今度関西進出も果たす香港式茶餐廳・華記。2か月連続でここにも行ってきたし、夏休みには都内に相次いでオープンした港式&台式甜品店にも足を運び、記事を書きたいです。

あと、これは春の香港で楽しく観てきた、香港映画次世代の希望の星ベイビージョン・チョイくん主演のキョンシー映画《救殭清道夫》。この映画がなんと、『霊幻道士 こちらキョンシー退治局』という邦題で日本公開が決定しましたよ。日本初公開はシネマカリテのカリコレでだそうですが、その後全国順次上映もあるようなので、こっちまで来るように呪って…じゃなかった願っておきます。

そうそう、上映といえば、まだ感想を書いていない(5月の連休に鑑賞済)『イップ・マン 継承』は、我が街では9月上旬上映です。ああ、スルーされなくてよかったよ…。



このマナーCMが今市内の劇場でも流れています。ああ、嬉しい…。
映画の感想も9月くらいまでには全て書きたいと思います。頑張ります。

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『浪漫的逃亡 遊日非流行指南』五月天阿信

昨年から参加している文学フリマにて、ここ数年の台南旅行をまとめたZINEを製作&頒布しているけど、ワタシはもともとネットを始める前から所属していた同人サークルで旅行記や留学記をまとめてもらった経験があるので、それを思い出しながら製作している。
近年は同人界隈以外でもZINE製作が盛んで、しかもオサレでレイアウトが素敵なものが多い。そんなステキZINEをギャラリーや文フリ会場で見てしまうと、字と写真時々イラストでしか勝負できない自分はセンスの無さにしばし打ちのめされるが、ダサいといわれようが作りたいものは作りたいんだ、と決意して作っている。とか言いつつも、仕事の合間に書いたり製作するしかなく、その仕事も近年はかなり忙しくなっているので、毎回間に合わせみたいになってしまうので反省している。
今年はたたき台の旅行記も早く書けたし、地元で台湾映画もまとめて上映してくれるので、旅と映画の二本立てで作るかなと思案中。

さて、前置きはこのへんにして本題。
先日の武道館ライヴでやっと五月天に落ちた(ははは^^;)ワタクシですが、2年前の初武道館前決定の報を聞いた頃に、台北でこの阿信の日本旅行エッセイを買ってきました。先の記事にも書いた通り、当時は仕事とバッティングしたので上京を泣く泣く諦めたのだけど、その代わりにと思って購入。拾い読みはしていたけど、ライヴから台南旅行を経、ZINE作成の参考にと思って再読したので、やっと感想書けます。

2008年に発行され、第8版記念の新装版(だと思う。14年の時点で44刷。1回の刷数が日本ほど多くないのだろうね)で購入。
1999年の五月天デビュー前から大学の研修旅行で、デビュー後はレコーディング(2012年に営業を終了した河口湖の一口坂スタジオを利用していた様子)やライヴで、もちろんプライベートでも度々日本を訪れている阿信が、学生時代の専攻だった建築を中心に、90年代後半から2000年代中盤までの約10年間、東京近郊・京都・大阪・奈良などを回って見たこと・考えたことをまとめたこのエッセイでは、自らの旅を「非流行」と呼んでいる。日本で流行している場所に行ったり、流行りのアイテムを買ったり食べたりだけではなく、自らの興味・関心の赴くままの旅をしよう、というコンセプトらしい。
写真もこの10年間で撮りためたものをふんだんに使っているので、日本の街並みや変化もよく分かる。

東京編は明治神宮から始まり、代々木室内競技場や新都庁、表参道ヒルズなどの日本を代表する建築家たちの代表的な建物を紹介する。「新都庁は実は変形合体ロボ」ってネタまで盛り込みつつ(全世界的に有名なネタだよね)、丹下健三や安藤忠雄の仕事を紹介する。表参道ヒルズは建設前の同潤会アパートの写真と比較していて、ああ、そうだったよなあと思い出させてくれる効果もあり。
ここで好きなのは東京国立博物館。東博は近年TVドラマのロケで外観や内部が使われたりするのでそのへんお馴染みだけど、ページ数も多く、谷口吉郎・吉生と二代にわたる建築家の手によるものと紹介されているのがよかった。
もうなくなってしまったさいたま副都心のジョン・レノン・ミュージアムも彼の聖地。そう言えば行かないままだったな…。

左がカバーを外した本体。右のカバー裏が阿信のピンナップになってる。

後半の関西編はテーマがもっと広がる。
「東京が台北なら京都は台南、そして大阪は高雄」で始まり、大阪のカラフルな商店街の写真も並ぶ。そこに混じって目を引いたのは、阿信自らが描く火の鳥。とくればもうお約束の、宝塚の手塚治虫記念館。子供の頃は漫画家になりたかったけど、その夢は叶わなかった、でも『火の鳥』に出会って心打たれたというような始まりから(すいません不完全で)、茨木春日丘教会(安藤忠雄設計の光の教会)や奈良の写真美術館などを訪問。その間に好きな日本文学の話も挿入される(山本文緒の「プラナリア」と村上春樹)。
京都では和菓子作り体験や金閣寺炎上事件などに思いを馳せながら、修学旅行的なスポットを紹介し、最後にたどり着いた鴨川で、再び学生時代のことを振り返る。

エッセイ部分はわりとフィーリングで読んじゃってるので内容はあまり詳細に紹介できないのだけど(自らの学習のためにいつか翻訳しようかな)、自ら率いるstay real studioが手がけるブックデザインもいい感じ。スクラップブッキングをそのまま見せてもらっているようで、見るだけでも楽しい。旅行記を作る上ではかなり参考になるなあと眺めているのでした。

ワタシも香港や台湾に行き始めてもう長くなっている。行く理由としてはまあいろいろあるけど、決して流行りだから行っているわけじゃない。もちろん食欲もあるし注目のスポットも行くけど、基本的には自分の興味の赴くままに歩いている。もちろん、映画も観たいしね。そんな気持ちを持つと、この本での日本の旅の仕方に共感する。
昔読んだ哈日杏子嬢の日本大好きエッセイでは、「なんでそこまで日本大好きって言えるの?」と大いに戸惑ったのだが、流行りだからというわけでなく、日本が旅行先として最適で、そこで面白いものに出会えたり、大いなる刺激を受けられるからなのかなあとしばらく前から思うようになった。スタンス的には要するに一緒、って考えてもいいのかな。

阿信同様、いままでもこれからも「浪漫的逃亡」で香港や台湾に行くことになるのでしょう。てなわけでここしばらくの台湾旅行記のタイトルにこの本の題名を拝借し、今年作るZINEにもそのまま使うことにしたのでした。とちゃっかりしていてすみません。許してね>五迷の皆様。そんなわけで今年の台湾旅行話エントリはここで一区切り。

実は現在、澳門&香港旅行を控えているのですが、その間にもZINEの構想を練ることになるでしょう(^_^;)。はい、頑張ります。

↓おまけです。武道館ライヴはやっぱり楽しかったねー。

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寶島浪漫的逃亡:台南遊之二&台北電影散歩

まずはサービス。
駅前成功路のレンタカーショップにいた五月天の皆さん。

これ撮るの大変だったよー。
どーしても陰になってしまったのだよ。瑪莎ごめん。

2月13日。あっという間の台南最終日&台北移動日。
夕方近くまで遊んでから夜までに移動するか、それとも通常通りチェックアウトして台北で映画を観ようかとあれこれ調べると、台湾賀歳片の《健忘村》と奇跡的に上映が残っていた《擺渡人》が台北の同じ映画館で続けて観られることがわかったので、昼に台南を出ることに決めた。レンタサイクルも朝10時まで使えるとのことで、これはもう朝から使い倒さねば。
というわけで朝もはよから自転車をこぎ、昨年に続いて今年も虱目魚粥を食べに行った。


2日連続で虱目魚食べたけど、普段から魚不足だったから無問題。むしろここじゃなければ食べられないからなあ。
食後はそのまま自転車を走らせ、府前路から市政府へ向かう。

府前路と金華路の交差点にあったパチンコ屋。パチンコ屋って…。しかもこの漢字読めない。すまん。

しかし市政府は大きかった。写真を撮るのを忘れたんだが、かなり大きい建物だった。ちょうど職員出勤時間だったので頼市長でも待ち伏せしようと思ったが、さすがに大人げないので止めた。

用事を済ませた後、自転車を返すにはまだ時間があったので、市政府の手前にあった運河に沿って軽くポタリング。走っているうちに、どこかで見たことのある橋と立派な木を発見。

おお、この樹はもしかして、『祝宴!シェフ』で小婉と如海がいい雰囲気になっていた「愛を語る樹」ではないですか。


そして、「魚」という字の形の魚がいっぱいいそうな運河にかかる新臨安橋。

運河を渡り、再びマチナカへ。ちょうど昨年泊まってすっかり気に入った(でも今年は既に部屋が埋まっていて予約できなかった)宿の近くの康樂街を通ったので、我が心のご近所となった風神廟にお参り。

昨年の地震の影響はまだあるみたい。今度行った時には修復されているといいな。

こちらは西羅殿。旧正月の仮殿(でいいのかな)がまだありました。

10時前に駅に戻り、自転車を返して預けていた免許証を引き取る。思ったより安かったしかなり活用できたけど、今度は宿に自転車がない場合は公共レンタルのt-bikeを試してみたいなあ。

チェックアウトまでまだ時間があったので、もうしばらくお散歩。
宿の裏手に、老舗菓子店の萬川號餅舗があったので、ここで肉包とパイナップルケーキを購入。

肉包は小さい方を買った。
大きいのには玉子が入っているそうで、そっちでもよかったかな。



包子や水晶餃も売っているけど、やっぱり老舗の中華菓子店。
鳳梨酥は箱入りでも売っていたけど、とりあえず一つだけ。



ちょっとわかりにくいけど、台湾島の形をしている。昨年行った嘉義の新台湾餅舗にも同じような鳳梨酥があった。

さて、ここでタイムアップ。まだまだ足りないことはあるけど、それは今度のお楽しみ。
涙をのんで、荷物をしょって台鐵台南駅へ。



じゃあね、鄭成功。またここに帰ってくるよ。

高鐵台南駅では少し待ち時間があり、ここで初めて駅弁を買う。
お茶は街歩き中に寄った老店・雙全紅茶の紅茶。

お茶といえば、高鐵のセブンイレブンでこんなお茶を見つけたので購入。
安平にある徳記洋行が作った中国茶、TAIT TEA



ちょうどよい飲みごたえでよかったです。また買おうっと。

12時台後半の高鐵に乗り、台北に着いたのは午後3時。人混みをかき分けて、2つ目の宿である皇家飯店にチェックイン。予定の時刻より早かったけど、部屋が空いているといわれたのですぐ荷物を入れた。しかしフロントのすぐ横だったからまあビックリ。出やすかったのはよかったけどね。

休む間もなく再び駅に向かい、今度はMRTで中山へ。ここ数年必ず足を運んでいるけど、映画のはしごができるのが、この地区にある老舗デパート・欣欣百貨公司のシネコン欣欣秀泰影城だった。



こちらがチケット。
映画の感想は後ほど書くとして、開いている時間には、近くの光點台北に今年も行っていろいろ遊んだり、珈琲時光で晩餐したりしてました。



インフォメーションの上にいた隠娘。去年はなかった気がしたなあ。
反対側には海上花。



そして売店で見つけて衝動買いしたのがこのトートバッグ!



ホウちゃん作品のイラストがとても(特に『ミレニアム・マンボ』のすーちーが!)かわいい。
最近多い2wayタイプなので、斜めがけもできるタイプ。中ポケットもついてるのでいい。早速使ってます。

映画を観終わって宿に帰るともう12時。朝早い出発なので、さっさと寝た。

翌日は最終日。朝食をパスして6時半にホテルをチェックアウト。
今年はいつも台北から桃園に行く時に利用している國光客運ターミナルが移転していたので、場所を聞いてから台北駅まで歩いて行く。



ここに去年の秋まで國光バスターミナルがあった。
何度か改装していたが、基本的に中は古かった。留学時代からここを利用しては遠距離バスで南部へ行っていたので、非常に馴染みがあった場所。去年までは健在だっただけに、あっけなさを感じたなあ…。

台北駅の東側(中山北路側)に移ったターミナルからバスに乗り込み、高速に乗って桃園へ。すでに桃園空港まで行くMRTは開通していたのだけど、試運転状態だったし朝早くは動いていなかったようなので、いつもながらの國光を利用。桃園MRTは台北と空港、そして空港と高鐵桃園も結んでいるので、桃園から高鐵に行くには結構便利になってるみたい。そしたら、台南や高雄から直で桃園入りできるんだよね。いつか復路に夕方の桃園発が取れたら、台南から桃園入りしたいもんだ。

8時に空港について速やかにチェックイン。大混雑をかき分けて出国し、職場やらもろもろへお土産を購入し、朝食代わりに萬川號の鳳梨酥を食べていたら搭乗開始。



おっと、その前に空港のドラッグストアでやっと念慈菴ののど飴買えた。
香港でもおなじみのマレーシア原産のど飴。数週間前にインフルエンザにかかり、喉が異常に痛かったので、この旅でどうしても買いたかったのだ。でもWatsonsに寄る暇なんて全然なかったなあ…。

飛行機は定時に桃園を発って、14時前に入国。それからしばらく空港内で暇をつぶして、夕方発の仙台便に乗り継いで、家路に向かったのであった。

ここ数年通って、すっかり台南が気に入ってしまったので、おそらく来年も行くと思う(笑)。今年は久々に地元が厳しい寒さだったので、温度差なんかどんなもんかといろいろ心配だったが、朝晩は涼しくても全然無問題。ここ数年の反省を活かし、近場は自転車で回れたので、夜も昨年ほどヘトヘトにならず済んだのは幸い。自転車を返す時「市政府まで行ったよ」と店員さんに言ったら、「もうちょっと行けば安平だからかなり乗ったんだ、すごいね」と言われましたよ。今度は本気で安平サイクリングしようかな、あそこも周りがいありそうだし。

今年は駅に近く、林百貨まで歩いていける比較的便利な宿がとれたのはいいけど、去年泊まった康樂街のほうがやはり街としては楽しかったかな。廟が集まり、リノベされたお店が多く集まる雰囲気の良さは居心地がいいし、先にも書いたようにまさに「心のご近所」と化したわけであって。次回はまたこの辺りに投宿して、自転車で街をポタリングしたいものである。
そしてそろそろ墾丁も恋しくなってきましたよ。ああ、昼間っからブランデーあおってやさぐれたいよ、ホントに…。来年の春休みは、桃園発着で墾丁&台南に逃亡しようかな。

というわけで、今年の台南逃亡記はこれにて完結。
なお、こちらに加筆したものを今年もZINEとして製作し、6月の文フリに出品する予定です。

それからもうひとつ。
思うところあって、この春休みには香港と、10年ぶりにマカオにも行ってまいります。
我ながら無茶しましたが、それまで映画の感想書いたり、本業の方も何とかしっかり収めてまいります。頑張るわー。

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寶島浪漫的逃亡:台南遊之一

 2月4日の五月天武道館ライヴの興奮冷めやらぬまま、あっという間に1週間が過ぎて台湾へ旅立つ日がやってきた。
 今回は諸事情につき短期決戦的日程。出発は2年前の春と同じ仙台から。荷物はなるべく機内持ち込み手荷物のみとし、スムーズに移動できるようにとあれこれ考えつつ、iPhoneに買ったばかりの「自伝」を入れて旅の準備をした。

 あ、今回の旅行記のタイトルは2年前とほぼ一緒ですが、特に続編ってわけでもないです。いや、もうここ数年続いているからずーっとシリーズみたいなもんですが。

 朝発の飛行機を取ったので、空港近くの名取のホテルに前泊し、2月11日の朝二番のアクセス線でいざ空港へ。土曜で祝日ということもあってかなり混雑し、ギリギリセーフで保安検査場を抜けて搭乗。1時間後には成田に着き、ボストンバッグを抱えてアクセス特急に飛び乗って一路羽田へ。ええ、そうなんです。成田までは行ってくれる仙台便も、さすがに羽田までは飛んでくれないのです。そのために、乗り継ぎは世にも珍しい電車移動となりました(笑)。



機内食はチキンを選択。

 出国してから軽食を取り、12時40分発の便に搭乗。機内でゆったり過ごしてほぼ定刻の4時前に松山に到着。入国もすんなりいき、4時にはMRTに乗れた。台北駅でちょうどいい時間のTHSRに乗車して一路南下。明るい時間に乗れるのは多分初めてじゃないかな?五月天を聴きながら暗くなるまでずっと外を眺めていた。

手持ちの飲み物も切れたので、温かいお茶を買った。温かいどころか熱かったけどね

 高鐵台南には6時半頃到着し、乗換待ちを経て台鐵台南駅に着いたのは夜の7時半。今年も弟と待ち合わせて、タクシーで宿まで向かった。

 今回の宿は駅に近い衛民街にある1967時尚私人會館。脇道を入った広場の一角にあり、同じ敷地にリノベカフェの鹿早茶屋がある。部屋はなんとロフト。昨年泊まった宿より部屋が狭く暗いのが気になるが、黄色に塗られた壁はオサレで、アンティーク風に仕上げたインテリアが可愛らしい。しかも部屋に洗濯機がそれぞれついているのがありがたい(と言っても使わなかったけどね)。



 お腹が空いてしょうがなかったので、9時頃外に出てどこか開いている店を探したが、めぼしいところが見つからず。結局閉店間近の素食店・清祺素食點心部で素食の小籠包を食べた。

 翌日は近所の早點で蛋餅と豆漿を買ってホテルに持ち帰って食べ(写真取るの忘れてた)、自転車を借りに駅前のレンタルバイク店・接蓮行車業機車出租へ。弟は最近パシフィックの折りたたみ自転車を買い、それを持ってきてたので「あー、折りたたみいいなあ」と思ったもんだった。24時間貸出で300元だったので、弟の携帯番号を借りて自転車をレンタル。しかーし、借りた自転車の椅子が高かったのでちょっと走りづらく、結局弟とトレードして折りたたみに乗って市内を走った。



これです(折りたたみ時の写真しか撮れなかった)
調べたら日本で買うと9万円するとか。でもこれは便利だった。

 昨年回らなかったところに行こうと思い、まずは『台南』で紹介されていた西市場へ。
まだ早い時間だったからほとんどお店は開いてなかったけど、迪化街を小さくしたような市場の雰囲気と、古い建物がいい感じ。入口近くには日本でも有名な佳佳西市場旅店もあり、1階のショップにあったユニークなデザインのドレスを眺めた。

調べてみると1泊9,000円台くらいらしい。民宿が3,000~5,000円台なので相場的にはお高いけど、一度泊まってみたい気はする。

昔の市場の建物。

 昼に近くなったので何か食べる?ということになり、SNSで紹介されていた正宗銀波雞蛋布丁へ。一番近いマチナカのお店は撮影禁止と聞いて?だったのだが、行ってみて納得。「2個ある?」と聞いてすぐに出してもらい、その場で食べたけど、後から来た人たちにはみんな「売り切れ」と店主さんが断っていた。日曜日だったこともありプリンの大量注文が多かったようで、早い時間に残るは僅かな数だったらしい。たまごプリンの名にふさわしく濃厚で固めがうまかったです。今度来た時には持ち帰ってお皿に開けて食べたいプリンでした。最後の2個にありつけたのみならず、さらにラッキーなこともあったんだけど、それはこちらを。

 お茶ついでに午餐にする?と思いついて、昨年は正面の写真を撮っただけの窄門咖啡へ。狭い入り口は相変わらずだけど、去年と違うのは「ここでむやみに写真を撮らないで」という貼り紙があったことか。あー。
 ミールメニューにサバヒーの蒲焼というのがあったので、注文してみた。

 

柔らかい味の白身魚に蒲焼タレがよくあって、うなぎより美味しいわーとよく味わったのだけど、残念だったのがご飯。もともと台湾白飯は硬めに炊かれているけど、それに加えてパサパサで量も多かったのでちょいとキツかった。てなわけで少し残しました。すいません。
 午餐後、昨年は通りかかっただけだった全美戯院へ。
向かいの壁に貼ってあった李安さんのポスターは撤去されていたけど、相変わらずいい味出していたポスターでした。天気もよかったので、看板絵師さんが屋外作業されていました。他の観光客と話し込んでいたので、写真撮ってもらえなかったのが残念。



ここで一度宿に戻ると、宿の周りは観光客でいっぱい。皆さん、鹿早茶屋とアンティーク食器を売る餐桌上的鹿早を見に来たらしい。我々も鹿早茶屋でお茶をいただきました。アフタヌーンティーセットをいただこうかとも思ったけど、結構おなかがいっぱいになりそうだったのでやめましたよ。


この建物が餐桌上的鹿早。こちらも昔のカフェをリノベした物件。

 夕方になったので、弟を送りに駅まで行って自転車を返し、駅で別れた後借りたサドルの高い自転車でふらふらしつつ宿まで戻る。本当はこのまま正興街まで行きたかったのだが、ライトがないのに気づいて置き、タクシーを拾って行った。

この日の晩餐はこれ。福榮小吃店で餛飩意麺をいただきました。
意麺食べごたえがあったー。
その後は正興街の拾参で名物のマカロンを買い、國華街の屋台を見て回って噂のうんこ焼きを買ったりとブラブラと。

そして林百貨でお買い物などしてまたふらふらと歩き、途中のコンビニで台湾ビールのハニービールを買い、宿に戻って1日の反省会をしたのであった。

というわけで続く。次回ももうちょっと台南遊。

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【2016ZINE新刊】『寶島幸福茶舗』ZINE version

 ご無沙汰しております。そしてお待たせいたしました。
今年のZINE『寶島幸福茶舗』完成いたしました。

 予告した通り、昨年と今年で旅した台南について綴ったフォト&エッセイ集です。
blog記事をたたき台にして本文は書き下ろし、blog未掲載の写真も少しあります。
今月開催された第1回文学フリマ岩手で頒布開始しました。

仕様/W148×H210㎜(A5)
28p(表紙カラー、中面モノクロ&カラー)
中綴じ
価格:450円(送料込)



 当日のブースはこんなかんじ。また、こちらにレポート書いてみました。

 また、文フリ合わせで、2年前に製作した『廿一世紀香港電影欣賞指南』も多少の改訂(2016年版前言・後言で『ミッドナイト・アフター』の紹介を追加)を加えて、再発行いたしました。

仕様/W148×H210㎜(A5)
24p(表紙カラー、中面モノクロ)
中綴じ
価格:350円(送料込)

 さらに、昨年製作した『我愛寶島』も愛猫篇・環島篇・日與夜篇も、僅かですがまだ在庫あります。こちらは完売後は再発行いたしませんので、ご了承ください。

【販売方法・お問い合わせ
1・twitterの@bs_yasagure(販売サークル「書局やさぐれ」のアカウントです)をフォローの上DMをお送りください。
2・下のコメントフォームに問い合わせ内容を入力ください。メールアドレスは必須です。
3・funkin4hk☆(@にしてください)gmail.comまでお願いいたします>ただ、こちらからのお返事は遅れる可能性がありますので、1か2でのお問い合わせのほうが確実です。

 なお、来年の6月に第2回文フリ岩手の開催が決定しております。
来年のZINEはこちらに合わせて発行予定。
内容は検討中ですが、旅行記続編は出す予定です。
後は「文学」フリマなので、以前から書いていた某シリーズもそろそろ復活させようかなーと(^_^;)。

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寶島幸福茶舗【おまけ&告知】

 旅行記自体は前回の記事で完結しましたが、今回は番外編ということで。
まずは買ったお土産を幾つか。

 オークラの鳳梨酥の箱。
デザインがステキなので、食べた後に取っておいてます。

林百貨で購入した無米楽のお米。
「米どころに住んでるのになんで米買うんだよ」とつっこまれるかしらん(笑)
これはクックドゥのアジアン鶏飯と一緒に炊きこんで美味しく召し上がりました。

すっかり台湾土産の新たな定番となったヌガー。
これも林百貨で買った安平のヌガーです。

これは全然台湾じゃないか(笑)東南アジアでよく使われている蝦醬。
ちょうどTLで蝦醬で鶏手羽先&手羽元を漬け込んだ料理が流行っていて、思わず買っちゃったのでした。においはかなり強烈だけど、美味しく焼けますよ。

嘉義の新台湾餅舗で買ったのは台湾型の鳳梨酥。
これをオークラのヌガーと一緒に中国茶会に持って行っていただきました。

 今回は割と写真多めに掲載したのですが、文章との兼ね合いで載せることができなかったのも多々ありました。これもいずれはなにか形にしたいと思っています。

 さて、ここしばらくは年に一度のzine発行を恒例としていますが、昨年は以前の旅行の写真を自ら製本した写真集を作りました。
 今年は、この旅行記と昨年の台南滞在記をもとにしてzineを作成します。
 初販売は来たる9月4日(日)に開催される文学フリマ岩手です!
 結構なボリュームになると思いますが、相変わらずのコピー手製本で作りますのでどうなることやら。これから以前の記事や資料をひっくり返し、写真もここに載せなかったもの中心に選択して、この夏いっぱいかけて執筆いたします。はい、頑張ります。

 いやー、言っちゃった。
これはもう後には引き下がれないぞー。あはははははははは。

 とは言え、このblogも出来る限り更新いたします。
今後のアップ予定は、4月に不忍ブックストリートで開催された台湾トークのレポートと、『台湾新電影時代』『山河ノスタルジア』の感想ですよー。
これもなるべく今月中に上げる予定です。

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寶島幸福茶舗・その4

3月30日、台南最終日。
この日はもうすっかり朝から暑かった。

早餐は再び康樂街牛肉湯。
前日行ったお店で豆漿を外帯して、お店で飲みながらいただきました。

この日は管理人さんが11時にホステルに来て、台鐵台南駅まで送ってくれるとのことで、それまでは宿からあまり離れないようにして、五條港地区を散策することにした。
この地区は北は成功路から南は中正路まで、全部歩くとかなり広い。民族路と民権路のある水仙宮市場周辺や、昔の城壁に沿って走る路に古廟が多いと聞いたので、てくてく歩きながら廟めぐりをしていた。

 すぐ売り切れてしまう阿松割包も、平日の朝なら悠々ゲット。
お隣の青草茶も一緒に買って、午前中のおやつに。

まだ写真を載せていなかったね。ホステルのキッチン。
自炊に必要な物も一通りそろっていたので、長期滞在も可能っぽい。
洗濯機は結局使わなかったなあ。あと、自転車の貸出も可能だった様子。
今度泊まるときは借りよう。

11時に管理人さんがやって来たので、荷物を積んでもらって出発。
駅に行く途中、ここで止まった。
あーっ、すっかり行くのを忘れていたよ、全美戯院

台湾唯一の手書き看板がかかり、李安さんが昔通っていたことでも知られる映画館。
いやー、ここで映画観たいなと思っていたのに、夜はいつもヘトヘトになっていたのですっかり忘れていたよ。こういう映画館がいつなくなるとも限らないから、本当に近いうちに台南を再訪して、絶対足を運ばねば。

李安さんのご実家もこの近辺にあるとか。

洋画だけでなく、昔の台湾映画の看板もちゃんとあるのがいい。

 管理人さんと再会を誓って駅で別れ、11時45分頃、高鐵台南駅で高鐵に乗り込む。
ホステルのお菓子や果物をいろいろと持ってきていたので昼食代わりに食べる。

 台北に着いたのは1時半頃。
すぐにMRTに乗り換え、忠孝復興駅で降りる。
 ここでの宿は台北碧揺飯店。最近台北に行くとコストの点からいつも商旅に泊まってしまうので新鮮(去年の台中と台南では普通のホテルに泊まっていたけど、それはおいておく)。松山空港まですぐ行けるからここにしたけど、お値段はそれなりの高さ。そして宿泊階も高かったのでした。ははは。

 しばらくホテルで休み、3時頃出発。
ここからしばらくはお土産購入ツアーとなったけど、まずは一休みしたかったので、昨年も行った特有種商行へ。

 とにかく喉が渇いていたので、ここではフルーツティーを注文。
分厚いKANOの絵コンテ集(実際にスタッフが使用していたものらしい)を読んだり、台北大空襲をテーマにしたマンガを読んでました。添えてあるのは、『リップヴァンウィンクルの花嫁』のフライヤー。

 昨年来た時には見なかった新作グッズも幾つかあったので購入。
KANOの缶バッジや、セデックのステッカーなど(写真右の一部。蛇足ながら我が弟がほしいと言ってたのが、このデザインをあしらったTシャツであった)
クジラの尾びれのデザインのTシャツは、今後の新作映画《台湾三部曲》にちなんで作られたものとか。他に蝶と鹿のデザインもあり。
あと、セデックのフィルムしおり(写真左)もいただきました。

その後は、中山まで出て、老爺や大倉でヌガーなどのお土産購入。
オークラのこのヌガーは贈った先で喜ばれました。鳳梨酥も美味しかった。

もちろん、近隣にあるので、光點台北にも寄りました。
華語片の上映はなかったけど、ジョー主演の『FOUJITA』のメイキング写真展が催されていました。

これは、昨年の大阪アジアン映画祭で大評判を呼び、昨年末に日本でも一般公開されたハンガリー映画『リザとキツネと恋する死者たち』。中華は全然関係ない(むしろ日本が関係している)けど、かなり面白い映画。

 一通り買い物を済ませて再びホテルに戻り、荷物をおろしてから最後の晩餐へ。
向かうのはそうここ、松山で泊まると必ず立ち寄る我が愛しの夜市、遼寧街!
(BGMは当然「Happy Together」)

もう台湾最後の夜なので歯止めが効かなくなってます。ははは。
台南でなぜか食べなかった但仔麵と肉圓、胡椒餅と蚵仔煎を買い込み、持ってきた缶ビールのアテにして気持よくいただきました。良い風に吹かれて酔っ払う日本のオバちゃんひとり。
帰りには珍珠奶茶を買ってホテルで飲み、パッキングに苦労しながら最後の夜は更けていくのであった。

3月31日、朝5時起床。
この日は9時松山発のCIに乗るので、6時にホテルを出てMRTに乗ったら、すぐ空港についてビックリ(笑)

実はeチケットを見て初めて気づいたのだけど、なんと帰りはビジネスクラス!
松山はいつも出発2時間前にならないとチェックインできず、エコノミーの方はかなり混んでいたのだけど、ビジネスのチェックインは人が少なく、余裕で通れて善きかな善きかな。
ラウンジチケットを初めていただき、出国後に寄って朝の軽食をいただく。

他のラウンジはどうか知らないけど、割とこんな感じなの?
イモがあるのがいかにも台湾で嬉しい。今回の旅で食べてなかったのよね。
寝不足気味なのでうたた寝しつつ、しばらく休んでいた。

復路便はラッピングジェット。
席は最前方の端っこだったけど、お隣はどこかの社長さんらしき方で日本語ペラペラ。
ただの日本の庶民のオバちゃんもベテランの日本人チーフパーサーさんにサポートしてもらって、快適に短い機内の旅を過ごせました。

エコノミーではもうつかなくなったナッツ。
飲み物はりんごジュース。

せっかくのいい機会なので、機内食は和食で。食前酒はシャンパン。
ご飯が茶碗に入ってサーブされるのはすごい。和食も日本で食べるのとほとんど変わらず。

食後のフルーツとわらび餅。しかしお茶は烏龍茶です。
すみません、これは我が仕様です。

順調に空路を進み、日本時間1時には羽田に到着。
機内でお酒も飲んじゃったので、ルータを返却してからすぐ電車に飛び乗り、東京駅で新幹線に乗り換えて夕方には帰盛したのでした。

 今年は台南に絞っての6日間の旅行でしたが、それでも時間が足りないくらい見どころもあり、行けなかったところも多々ありました。
 歩いてみて感じたのは、常々日本統治時代と一緒に過去の台湾が語られることが増えてはきても、それ以前の歴史も感じられる街であるのが台南であるということ。それは昨年行った安平古堡も然り。廟を中心とした清朝の建物や、オランダやドイツの建物と共に、古い建物をリノベーションした施設が混在する面白さ。それは台湾のユースカルチャーの活発さとも相まって非常に興味深いです。
また、ワタシが留学していた頃はまだ国民党が政権を握り、大陸ともまだまだ臨戦態勢であったのだけど、あの頃とはもうすっかり違うのだなということもつくづく感じ、これが今の台湾の面白さなんだなということも改めて思いました。

 一青妙さんやヤマサキハナコさんには到底かなわないけど、今後も台南には大いにハマりそう。来年は地元花巻からも季節限定だけど国際定期便も就航予定だし、隣県の仙台空港からもエバー航空に加え、LCCのタイガーエアが利用しやすい時間で就航したので、忙しい中でもなんとか暇を見つけて、行きたいと思います。

 あ、でも来年の春は久々に香港に行く予定です。その前の冬の間に行ければいいかな。

 以上で台南旅行記は締めますが、次の記事では番外編を。
あと、ちょっとしたお知らせもあります。近日アップしますね。

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寶島幸福茶舗・その3

 3月28日(月)、橋頭への半日遠足から台南に戻り、つまみを買って6時くらいにホステルに戻ると、デスク脇のスペースに果物発見。管理人さんからの差し入れのフルーツでした。

 魯味を平らげた後にデザートとして一つ食べると、すっぱいけど食べごたえのある味。普段日本でも生のプラムは食べないだけ、こういうところで出会うフルーツは新鮮。

 それを食べていた頃、管理人さんからメッセンジャーで「差し入れあるよ」と連絡が。8時頃ホステルに来るというので、それまで一休み。差し入れを受け取ってから晩餐(というより夜食)に出ることにした。

 差し入れで頂いたのは、台湾のベーカリーで多く扱っている肉鬆(そぼろ)のパンとクリームパン。これらのパンは翌日、嘉義に行くときにおやつとして持って行って食べた。
 あとはフルーツ。上の写真でもわかるように、タッパーいっぱいのパパイヤとグァバのカットをいただきました。この日からゲストがワタシ一人だけだったこともあり、「キッチンは自由に使っていいからね」と言われたので、フルーツはキッチンの冷蔵庫に冷やして、必要な分だけ取り分けて部屋で食べたりしてました。

 「この近くの廟でお祭りやっているから見に行こう!」と誘われ、カメラを持って外へ。
 ホステルのある康樂街の周辺には多くの廟があり、そのうちの一つである南勢街の西羅殿という廟の前で劇が行われていました。

 なんか懐かしい。留学時、寮の前によく仮設の舞台が作られて、鬼月の終わりのお祭りで同じような劇がやっていたもんで。ええ、全然言葉はわかりません。だって台湾語だし(汗)。

 この廟の向かいにある風神廟

風神・雷神・雷母を祀る台湾唯一の廟で、清朝の時代に建てられたとか。
この地域一帯は通称「五條港」といい、清朝の頃は運河になっており、後年整地されてその後を道にしたと聞き、もしブラタモリで海外ロケがあれば、真っ先に台南が取り上げられそうだなーと思った次第。

 ↑なお、この廟には二つの大きな灯籠があったのだけど、そのうち一つが2月の地震で倒壊。街ナカで地震の被害をあまり見てなかったのでビックリしたけど、6月初めに無事修復完了したらしい。よかったよかった。

 こちらは1777年に建設された接官亭石坊。当時はこの横に公館があり、大陸から赴任した役人がここをくぐって府城入りしていたとか。

 晩餐は海安路沿いにあったフライのお店で。
魯味食べちゃってたので肉は頼まず、フライドポテトとしいたけ、そしてイカフライ。
油物ばっかり食べていたなあ。

 3月29日(火)朝の空気もだんだん熱を帯びてきている。
早餐を買いに行くついでに、昨年も見に行った馬祖樓天后宮まで散歩。
ホステルから3分くらいで行けるとこだった。

 あ『祝宴!シェフ』でお馴染み、パフィーのお店も健在でしたよ。

 この日は休みのお店が多かったので、外帯できるお店で蛋餅と豆漿、そして米糰を買い、ホステルで朝ドラ観ながら(ははは)食べました。

米糰の中身はこんな感じ。肉鬆と刻んだ漬物が入ってた。

さて、この日は待望の嘉義へ。
台南からは普通列車でだいたい1時間20分位。

 まずは、嘉義公園へ。ここはかつての嘉義神社の敷地にあって、社務所が博物館になっている嘉義市史蹟資料館をまず見学。嘉義はこれまた学生時代の環島旅行で阿里山に行くために一泊した以来で、もちろん街をちゃんと見て回るのは初めて。
 嘉義の歴史でも森林鉄道と林業については丁寧に紹介されていて、しっかり見た。統治時代の記録映像が参考になったね。日本語でナレーションされていたし。

 隣接地には市立球場。当然「いらっしゃいませー!」やってきました(笑)。
写真を載せてないけど、この向かいには嘉農の甲子園出場と準優勝を記念して建てられた(と言っても20年くらい前にらしい)記念碑があった。嘉義は台湾の野球の故郷でもあるんだよね。

 お次は檜意森活村(音が鳴るので注意)へ。駅に向かって歩いて行くと、街の中にかなり広い敷地を取って広がる渋い木造家屋群がいきなり現れる。ここは統治時代の営林局関連の施設があったところで、それらをリノベーションして現在は資料館や体験施設、ショップなどになっている。そして、近藤監督の自宅のロケ地でもある。

自宅として使われた家は現在嘉義KANO故事館になっている。
映画の小道具が飾られているのはもちろん、映画だけでなくマンガ版の紹介もされている。光のよく入る縁側は居心地がいい。近藤監督が書いていたポーズで写真を撮ってもらったりしたよ。

 この自転車見るだけで、すでに頭のなかに田園の真ん中の道を自転車で突っ走るアキラの姿が目に浮かび、脳内にサントラが流れてくる(笑)
手前のキャンパスバッグは売っていたけど、奥のナイロンバッグがいい味出してるわ。

 お腹もすいてきたので、圓環のある中山路を目指して再び歩く。
嘉義といえば雞肉飯が名物というので、嘉義噴水雞肉飯で遅い午餐をいただく。

七面鳥の肉を使っているので味わいは香港で食べる白切雞飯とも日本でも食べられる海南雞飯ともまた違う。いかにも台湾の味って感じでいい。
この日のスープはしらすとわかめでした。



噴水雞肉飯の店名のもととなった圓環の呉明捷像。
きゃー、アキラΣ(゚∀゚ノ)ノキャーとか言いながら、KANO本編にも登場する日向屋というお菓子屋さんが前身という新台湾餅舗に寄って、鳳梨酥や檸檬蛋糕(日本と同じレモンケーキ!)などお菓子をあれこれ買った。
4時過ぎてかなり疲れてきたので、早めに台南に戻ることにした。行きは普通列車だったけど、帰りは早く着く自強号に乗っちゃったよ。

 駅から歩いて、6時半くらいにホステルに到着。
ものすごく疲れていたけど、今夜は台南最後の夜、お酒でも飲みたいなあと思い、ふらふらと宿を出る。昨日に引き続き賑やかな西羅殿のお祭りや花火を眺め、神農街をしばらく歩いてから、セブンイレブンで台湾ビールを缶で2本買い、國華街で小巻米粉をテイクアウトし、ホステルの1階のキッチンで一人飲みしていた。

 この小巻米粉、イカリング入りの汁ビーフンなんだけど、『わたしの台南』には台南生まれの李安さんの大好物らしいと書かれていた。あっさりしてするっと食べられた。

疲れていたので酔いも結構早く回り、酔いざましに少し散歩してキッチンで寛いでいたら、管理人さんの旦那さんとお子さんがやってきて、この冬瓜茶をいただきました。
冬瓜茶は身体を冷やしてくれる作用があるそうで、冷え性体質のワタシにはあまり縁がないなと思ってたけど、酔いざましには実にちょうどいい飲み物でした。

名残惜しいと思ってゆるゆる過ごした春の夜。いよいよ明日は台北への移動。
そんなわけで、この旅行記はもう少し続きます。あとしばらくお付き合いを。

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寶島幸福茶舗・その2

 3月27日は午後から郊外の新化へ。台南駅からは緑のバスに乗ってだいたい30分くらいで行けるところ。
 ここに行ったのは、統治時代の建物が多く残っていると紹介されていたからである。

 バスターミナルから降り、googleマップを頼りに探していたら、角を曲がったところに現れたレトロな町並みの商店街。すごいなあ、100年近く前(多分)の建物なのに、未だに現役で使えるなんて。台南も大戦末期は空襲を受けているので、多少損傷を受けている建物もあったらしいけど、ほとんどが現役で使えるというのがすごい。もちろんリノベーションはしているとは思うけどね。

 新化武徳殿。
 ここはかつて剣道場だった施設で無料公開されている。木造なので涼しい風がよく入ってきて、居心地がいい。外もかなり暑くなってきていたので、ついつい長居してしまった。

 新化出身で、50年代後半から台湾映画界で活躍し、37歳で亡くなった男優・歐威の記念館。李行監督作品に多く出演していたとか。『あひるを飼う家』は確か日本でも映画祭上映していたはず。

 暑かったので街歩きも1時間位で切り上げ、再びバスで台南駅へ。
お腹も空いたので、前回食べられなかった蝦仁飯を食べることに決め、駅から歩き始めた。たどり着いたのは矮仔成蝦仁飯

 小さくて食べやすい。時間も早かったからこれだけにしちゃったけど、テイクアウトしてもよかったかも(でもその時はものすごく腹が減っていた)

 そこからまた歩き、ホテルには6時頃到着。かなり疲れていたけど、もう少しなにか食べたいなと思い、ホテルにほど近いところにある阿江鱔魚で鱔魚米粉をいただく。

 鱔魚とはタウナギのこと。うなぎの代用品として食べられていたらしく『祝宴!シェフ』にて宴席料理バトルの決勝戦で作られていた料理ですが、本当に27秒で炒めるらしい。本来なら台南発祥の意麺で食べるのがいいらしいけど、お腹の具合を考えて米粉にした次第。でも味はまさにうなぎそのもので美味しかった。

 まだ行けるかな?と思い、國華街にある修安豆花の綜合豆花を。量は多いけど、全部入ったよー(笑)。でもここでお腹いっぱいになったので、ホステルに帰ってそのまま就寝。

 3月28日(月)は朝から晴れ。風は涼しいけど、陽光はまぶしくなりつつある。
 早餐は西門路まで歩いて(宿からだいだい15分くらいで行ける)、阿堂鹹粥で待望のサバヒー粥を。

 台湾南部と中国大陸でしか食べられないと言われるサバヒー。
サバに似ているからこんな名前になったとの一説があるらしいけど、特段似てるとは思わなかったりして。でも白身なのでさっぱりしていておいしい。
 今度は焼きサバヒーや揚げサバヒーも食べたい。

 宿に戻る途中でこれも買って食べました。洛神花茶と緑豆粉粿。

 さて、この日は台鐵で高雄の北にある橋頭へ行き、橋頭文創園区台湾糖業博物館を見てきました。
 1901年から2000年まで操業していた台湾を代表する製糖会社、台糖の工場をそのまま博物館化しているのだけど、もともとは統治時代に日本が創業を始めた会社(現在の三井製糖の流れをくむらしい)で、統治終了後に事業を引き継いだらしい。
で、なぜここに行ったかというと、新渡戸稲造縁の地だからです。

 新渡戸は農学者として台湾に渡って調査を行い、糖業品種改良の意見書を提出したことから、台湾糖業の父の一人となっているとのこと。台南に本社を置く企業グループ・奇美の許会長が作られた新渡戸の胸像がここにもあって、思わずニンマリ。

 敷地の真ん中にある当時の事務所はコロニアル建築。ベランダにある四角い小窓は意匠ではなく、反乱分子の襲撃に応戦できるよう作られた銃口構え場(という表現でいいのか?)だとか。
 そして大きな木造建築だった工場長の邸宅は、楊凡監督&ジョセフ主演の《涙王子》(2009年作品。nancixさんの昔のblogに詳しいご紹介がありました)のロケ地として使われたそうですよ。

 広い構内をてくてく歩いていたものの、昼過ぎてかなり暑くなり、ちょっと頭痛もしてきたので、日陰で休んで早めに退散することにした。橋頭駅まで再び歩き、台南市内に戻ってきたのは2時過ぎ。
 持って行った飲み物もなくなったので、駅前にあるCOMEBUYで珍珠奶茶を飲んだ。
 冷たさと甘さがちょうどよく、これで多少復活。

気力も体力も復活したので、再び歩き出す。この日は孔子廟方面に向かい、まずは草祭二手書店へ。

 2年前に台北書店ツアーをした時、台湾では新刊書が高価なため、二手書店がちゃんと商売として成り立っていると聞いたのだが、これらの二手書店も書店文化の中心にちゃんと入っており、台湾カルチャーの発信源となっているらしい。東京のオサレ古書店もそれにしっかり乗っかっていて、ZINEの輸入販売やイベントの相互参加等もしているとのこと。しかしそもそもの始まりはなんだったろうね?
 草祭は会員制をとっているらしいけど、「旅行者です。見学したいんですけどいいですか?」と店員さんに声を書けたら快諾してもらえ、書庫の奥まで入ることができた。でも、すみませんが写真はありませんよ。
 入り口はそれほど広くはないけど、書庫スペースはかなり広かった。奥に進むとまずは一部地下になったスペースに降りてから、上にあがるという面白い構成になっていた。地下は美術書や撮影マニュアルなどが並べられ、その上の文学棚も興味深かった。バリアフリーではないので気をつけて歩かなきゃいけないけど、長くいても飽きないつくり。

ここでは泉鏡花の日訳付きオリジナル短編集と、特製ポストカードを購入。

 このお店のお隣が、入り口幅わずか40センチのお馴染みの窄門珈琲
興味はあったけど、お腹もあまり減ってなかったので今回は入口の写真だけ。

 途中、昨日行った矮仔成蝦仁飯への行き方をおそらく台北からご夫婦に尋ねられて再び道聞かれマンになったりしたが、ゆるゆると歩いていき、管理人さんにオススメしてもらった正興街にたどり着いた。國華街の端っこの方にある小さな通りで、リノベカフェなども多くてかわいい通り。

 通りには店主さんを猫化したイラストの幕がかかっている。
 日本語が話せるおばあさんもいたんだけど、話しかけられず残念。
 そしてなぜか観光客らしい若いお嬢さんたちに「日本の方ですよね?一緒に写真を撮りましょう?」と言われたりする写真撮られマン(笑)。

 歩き疲れたし、お腹も空いたので、宿近くの上好魯味で鹵味を買う。唐揚げと鶏の足、レバーなど。30分位待たされたけど、正興街のお茶スタンドで買ったペットボトルの凍頂烏龍茶と一緒に宿に持ち帰って軽い夕飯にした。

この日はまだまだ続くけど、記事はここまで。その3に続く。

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