文化・芸術

やっぱり聴きたい、『おばさん』のサントラ

 まー、大陸サイトでは「港片時代結束」とか言われたり、あちこちの中華芸能系blogでは広東語映画じゃないのがねぇ…とあれこれ言われている今年の金像奨の結果ですが、香港じゃなくて大陸の簡体字サイトが詳細を伝えてくれているって時点ですでに矛盾してるなーって気も無きにしも非ずかな、という気もするんだけどね。
 ってはしゃぎまくったオマエが言うなって言われそうですが。

 ともかく、久石譲さんの音楽賞受賞が意外にもあちこちで取り上げられているのを発見。ジブリ応援サイトのある読売にもあったしね。さらにeiga.com経由で久石さんの公式サイトにたどり着いたところ、次のようなblog記事を発見。

叔母さんのポストモダン生活:久石譲オフィシャルサイト Staff Blog.

 映画はもう一回観るのはアレだよな…(参考としてこれ)とは思うのだけど、音楽はまた聴きたいな、せめてサントラないかしら、と思ったら、出ていたんですねこういうものが。

 この本は、久石さんが『おばさん』のレコーディングをしたときのドキュメンタリーブックで、付属のDVDでその模様が観られる&音楽が聴けるらしい。
 さらに、メインテーマはこのCDに収録だとか。

 このアルバムには『おばさん』のメインテーマだけではなく、韓国映画『トンマッコルへようこそ』に加え、久石さん初の香港映画『西遊記リローデッド』のテーマ曲も収録されているとか。
 というか、早いところ『西遊記』を観るべきなのか。

 今後もアジア圏でのお仕事が続くらしく、姜文さんの監督作品《太陽常在升起》のサントラも手がけているそうで、これも日本で観られたらいいな。(今、公式サイトのトップページで曲の一部が聴けるみたいです)
 …そーいや、すっかりスルーしてたんだけど、久石さんの『ポニョ』以外の最新のお仕事って、ぺ様のファンタジードラマなんだって?まー観るつもりはまったくないけどね。

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レスリーに、愛とリスペクトを!and +α

 冬が終わり、新年度が近くなると、4年くらい前から切なくなってしょうがない。
ああ、レスリーがいなくなってもう5年になるのか…。

 今年は亡くなって5年目ということもあって、香港では追悼コンサート「Miss you much Leslie 継続寵愛音楽会」も大規模に行われるらしい。チケットがそろそろ発売されるけど、毎年新年度一発目から重要な会議を控えているので、せっかく仙台から行けるようになったとはいえ、行くことなんて当然できません(大泣)ホテル代もめちゃくちゃ高くなると聞くもんね。日本でのコンサートも企画されていると聞くけど、そのときは上海音楽学院の校長先生(苦笑)が仕切るのか?やっぱり學友さんが来てほしいなぁ、そしてトニーも…ってこれはあくまでも希望ね。

 ところで、以前も書いたけど今年の春の東京は中華ミュージカル祭りである。ディック・リーの『西太后』が上演中止になっちゃったのは惜しい。でも、いつか観られるかな。このミュージカル祭りについては、どうか最近の対中華系ネガティブキャンペーンを適用しないでほしいよ…。
 蜷川さん演出&ヒガシ主演の『覇王別姫』がそろそろ上演開始とのことで、さっそく読売新聞に記事が掲載されていた様子。脚本を手がけられた岸田理生さんはすでに故人だけど、生前書かれた本をもとに作られるのね。てーことはちゃんとカイコーに(あるいはトムソンエンターテインメントに)舞台化の許可得たんだ。でも、それもずいぶん前ってことになるんじゃないの?知らなかったよ…。
 以前も書いたけど、あの映画が好きな自分としては蝶衣にヒガシってどーよ?レスリーとは全然雰囲気違うじゃないのよと思っていて、それは先日ゲットしたチラシで化粧を施した彼の姿を見ても変わらなかった。
 でも、さすがヒガシ!やっぱりオトナだわーつっこんだ自分に反省だわ!件の記事のコメントには、ちゃんとレスリーへの愛とリスペクトが感じられるんですよ。普通リメイクものだとオリジナルに引きずられるから絶対観ないというクリエーターやキャストが多いけど(『星になんとか』とか『なんとかのうた』の監督やキャストがそう言っていた)、ヒガシは映画をちゃんと観てレスリーの演技を評価し、それをよーく研究しているとのことなので、決してマネじゃない自分なりの蝶衣を演じてくれるってことになるんだろうか?
 レスリー好きの方がどう感じるかはちょっと気になるけど、ヒガシ自身も是非映画を観てほしいとアピールしているということも聞いたので、彼を見直しましたよー。さすが某事務所の兄貴分!後輩たちも是非彼を見習ってほしいー(苦笑)。 
 小楼を演じるエンケンさんは張豊毅とは全く違う個性の持ち主だけど、上手い役者さんなので心配はしてない。でも、菊仙を演じるよしよしの演技は心配。それはコン・リーと個性が全く違うってこともあるけど、テレサ・テンを熱演しまくった時と同じになるんじゃないのかなーって思っちゃうので。 

 あ、よしよしで思い出したけど、最近中華趣味系作品に係わる日本俳優さんがやや固定気味じゃない?よしよし然り、もうひとつのミュージカル『トゥーランドット』に出演するシドーくん然り。彼については離婚報道でうんざりしてるけど(ファンじゃないぞ)、こっそり『赤壁』に出てるんだよね?中華もんに対してやる気ある人がいないとは思えないけど、なんでこんなに同じ人ばかりみるハメになるのだろう。疑問だ。
 そして、シドーくんの中国語は上達したのだろうか?と、うざい離婚報道よりもそのへんを心配するのであった。

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もし、北京五輪が映画だったら?

ジェイネタも一段落して、東京国際までネタ切れだわ、と思ってネットサーフィンしていたら、見つけたのがこの記事。

asahi.com:台湾出身のアン・リー監督、北京五輪の芸術文化顧問に?-?ロイター芸能ニュース?-?文化芸能.

[北京 17日 ロイター] 台湾出身の映画監督アン・リー氏が、2008年北京五輪の開・閉会式の芸術・文化担当顧問に指名された。

 北京五輪組織委員会がウェイブサイトで発表した。オスカー賞の受賞経験もあるアン・リー氏は、中国の映画監督チャン・イーモウ氏と米国のスティーブン・スピルバーグ監督が率いる演出チームに助言を行う。

李安さんが芸術文化顧問と聞いて、「アレ、監督じゃなくて?んじゃイーモウの立場は?」なーんて思ったんだが、もしかしてイーモウやスピちゃん(ってなぜキミがここにいる?)より偉い立場なのか?顧問さまってことは。
このスタンス、政治的立場も多少あるのかな?って気もあるけど、そのへんへのコメントは避けよう。
そして李安さん、いま《色、戒》の製作進行はどーなっているのでせう。

これはあくまでも五輪だけど、もしこの3人がコンビを組んで北京五輪をネタに映画を作ったら、いったいどーゆーもんになるんだろうか?なーんてふと考えてみたりしたのだった。

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『流金歳月』(金像奨DVD)やっと鑑賞。

いやぁ、やっと観られましたよ、『曾志偉、その髪型の変遷』じゃなかった、『梁朝偉の恐るべき盛装の歴史』もとい、今年の金像奨プログラム付録の『流金歳月』DVDを。
お気楽に観られるのかなーと思いきや、視聴時間トータル1時間37分だったのでビックリ。おいおい映画1本分かよー。もちろん字幕なし(泣)。まーしょーがないんだけどね。

金像奨は今年で25回ということは、第1回は1982年開催という、世界の映画賞の中でも新しい賞のようである。’82年と言うと、日本で香港映画といえばまだ成龍さんや許兄弟作品くらいしか知られていなかった頃か。それもあって、第1回の男優賞はマイケル・ホイさんだったっけね。おそらく、映像はTVBで放映された金像奨授賞式を編集したものじゃないかと思うんだけど、’80年代の映像は直接観た経験もないことがあって、すっげー時代を感じるよなー(爆)。この時代の香港はほとんど知らないこともあって、珍しく眺めた次第でしたよ。出演している皆さんも現役で活躍する人以外ほとんど知らないもんなー。ははは。現役バリバリアイドルだったレスリーのふわふわ頭とか、映画の撮影中だったらしく非常にラフなカッコの發仔が懐かしかったわ。
会場も最初の方は「どこでやってるんだ?」と思ってしまうくらい小さなところだったけど、今となっては懐かしい昨年の紅館で開催できるほど規模が大きくなったと言うところになんか妙に感慨深いものを感じてしまったり。…って香港人じゃない自分がそんなことを言うな。

見どころはいろいろあるけど、ワタシのオススメは先に書いたように、エリック・ツァン兄貴の華麗な髪型の変遷とか、丸坊主&バンダナにタキシード、ビニールシャツ&ランニングにヴィヴィアンのネクタイ、五分刈りにタキシード、もう一人のトニー(梁家輝)とダブルひげ面、そしてかつての相方(当然レスリー)にチューしてもらってどっかヘロヘロしていた曲がりネクタイ姿のトニー先生名場面集だったりする。ま、それは当然と言えば当然か。ははは。
そのほかの名場面と言えば、書いていけばきりがない。巨匠になる前のメガネ男子王家衛先生とか、成家班&ユエン・ウーピンさん&トン・ワイさんのための賞(最優秀動作指導)とかウィリアムさんとワダエミさんのための賞(最優秀服装指導)なども見どころかしら。

とにかく、楽しめたのは言うまでもないんだけど、なんでこのDVDがPAL方式しかないのかしらん…。もう一回観るとしたら、パソ買い直しまで待つしかない?

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今年のカンヌ、作品はアレだが審査員は派手だ。

我らがオレ様監督、王家衛先生が究極のオレ様である審査委員長を務めることで、年明けから話題になっていた今年のCannes Film Festival。この週末、いよいよ出品作品が紹介されたようですが…。

報知新聞のこの記事を見ると日本映画のコンペ出品はなく、中華圏映画も『パープル・バタフライ』のロウ・イエ監督の新作のみ。淋しい。地味だ。というかいつものメンツ大集合らしい(from:M.さんの記事より)。
もっとも、役所さんがアンジェリーナの彼氏と共演した作品とか、江口洋介出演の台湾映画などのアジアンコラボ映画が出てる(注・コンペ外)ので、そのへんの端っこで騒ぐことになるんだなー、日本では。
コンペ外ではジョニーさんの『黒社会2』が出品決定なので、またまたあの濃ゆーいメンツがレッドカーペットをそぞろ歩くのかと思うと顔がにやけちゃうんだが(爆)。

でもさー、審査員は派手なんだよねー。俳優さんばっかだし、なんでツーイーが入っているねん、王家衛に愛を注がれなかった女(参考:『2046』感想)が?トニーやアンディの前になぜキミが審査員?とうっかり暴言を吐いてしまったのであった。

さて、今年のカンヌはどこまで追っかけできるのだろうか。多分、3年連続で大騒ぎすることはないような気がするが…。

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第25届香港電影金像奨頒奨典禮特刊(以下金像奨特刊)を入手。

主演男優賞候補の皆さんがカッコよく(洋服のセンスは別として)表紙を飾ったこのプログラムが、電影節および金像奨の前後に香港のコンビニや道端のマガジンスタンドを飾るようになってもう3回目なのか…。なんて香港在住じゃないのにそうシミジミしてしまうワタシ。
先ごろ香港へ渡った同好の方のご好意により、今年の金像奨特刊をゲットいたしました。この場を借りて御礼申し上げます。

さて、金像奨特刊とは、香港電影金像奨全カテゴリーのノミネートリストと、最優秀主演俳優候補、最優秀新人賞候補、そして最優秀監督賞候補の撮り下ろしフォトが満載のちょっと珍しいタイプの公式ガイドブック。日本はもちろん、アメリカのオスカーでも、こういう公式ガイドって出ていないよね。
昨年は、主演女優は赤、新人賞は白、主演男優は黒(なのに約1名アンフォーマルなボーダージャンパーの人が存在。誰とは言わないよ、我らが影視娯楽大使さまとかさぁ)とそれぞれテーマカラーがあったけど、今年は皆さん、ばしっとブラックスーツ(女優もパンツルック。スカートだと下から中身が見えるもんな。笑)に身を包んで、主演俳優も新人も監督も集合写真はグレイな香港の街をバックに空中でキメキメ(ただしサミーとジョニーさんは欠席)。さらに皆さんの手もとを観るとなぜかみんなネックレスを持っていたり、腕にジュエリーを巻いている。しかも個人ごとにカルティエだったりティファニーだったり周太福だったりとバラバラなので、ジュエリーショップの陰謀…もとい販促も兼ねているらしい。(こらこら!笑)イニD監督コンビのタキシードの胸に挿したお揃いの木の葉型ペンダントがよい。“旅の仲間(from指輪物語)”かお二人は(笑)

個別ポートレートはどアップで素敵だよー。集合写真でも二役していた家輝はちゃんとオールバックのイケイケ黒家輝(《黒社会》か)とナチュラルヘアのジェントル白家輝(こっちが《長恨歌》)のダブルショット。集合写真で欠席のサミーも個人写真では登場。(でも撮り下ろしじゃない?)2年連続ノミネートのカレーナちゃんとシルヴィア姐さんは、昨年とまた違ったイメージだったのでいい感じ。我的お気に入りはカレン。新人賞に黒一点のジェイも女子の皆さんに負けていないぞ。
また、ノミネート者がイメージキャラを務める企業(ヤムヤムのオメガ、アーロンのロンジン、アンディのBaLeNo)や映画&ソフト製作会社、そして現在香港で公開中&これから公開される映画の広告(《伊莎貝拉》やジョニー親分の新作《放逐》、ニコ主演の《龍虎門》にピーターさん&トンシンさんというビッグな顔合わせの《Protage》など)が掲載されていて、こっちをながめても楽しい。うーむ、夏に香港に行けば、《龍虎門》と《放逐》が観られるのかな?

後半の特集ページ。昨年は中国語映画100年記念として、香港の映画人が選んだ中国語圏映画ベスト100を一挙掲載。そして今年は金像奨設立25周年を記念してのメモリアルインタビューと昨年までの全ノミネート者リスト。金像奨の歴史がよくわかる1冊となっています。金像トリビアも満載。あとは金像なぞなぞもあるんだけど、日本人にはわかりずらい…(苦笑)。金像クロスワードもあるので、あとで挑戦するか。

金像奨特刊を入手。

付録も金像25周年にちなんだものがふたつ。ひとつは歴代受賞監督・スタッフ・俳優の大集合ポスター(上の写真)。もちろん、亡くなられた人もいるので全員ではないのは言うまでもないけど、監督編ではトンシンさん、スタンリーさん、ピーターさん、徐克さん、フルーツさん、ゴードンさん、家衛、紅一点のメイベルさん、アンドリューさん、ダンテさんが大集合。俳優編は今年の影帝である家輝を中心に、最多受賞女優マギー、最多受賞(含む助演)男優トニー、臨月のサンドラ姐、シルヴィア姐、エリック兄貴、久々に顔を観た気がするユンれんれん、第1回受賞者マイケル・ホイさん、実は…だった(!)成龍さん、学友さん、母は盗賊、娘は死体役で受賞しているチェン・ペイペイ&ヴァージニア・ユアンの恐るべき母子、ローランおばあちゃん、エレイン・チンお母さん、フォン・ポーポーさん、狄龍さん、元華さん、マンタおやじ、坊主にアゴヒゲだったので最初誰だかわからなかったサム、そのほかの皆さんとそうそうたるメンバー。ちなみにシルヴィアさんと第1回女優賞受賞者の惠英紅さんにはさまれているトニーはブラックスーツにレースの襟のドレスシャツを着てます。けっこうイケイケです(爆)。

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そして歴代授賞式のハイライトを集めたというDVD《流金歳月》。これ、『花様年華』でトニーが主演男優賞を受賞した時、プレゼンターだったレスリーがちゅー(キスよりこっちの方が表現しやすい)した場面があるというので、ワクワクしながらDVDをプレイヤーに納めたら…。

「このディスクはPAL方式のため、再生できません」

という表示が出た。ガッカリ。自分のパソでもDVDプレイヤーが入っていないのでもちろん再生できず。しょうがない、連休に帰省したら、実家のVAIOで再生できるかどうか試そう。

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第25回香港電影金像奨の結果に思ふ。

昨年はライヴで金像奨授賞式会場にいられたけど、今年は忙しい年度始めと重なったこともあり、ネット情報&ネットラジオのストリーミング、及び香港滞在中のもにかるさんのblognancixさんのblog速報を頼りに、ドキドキ(?)しながら夜中まで楽しんでいました。

今回は金像の結果に思うことを。

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その前に今年のトニカリコンビ。某脚本家監督邦画の主演俳優さんのような貫禄(えっ?)のトニーと、エスニックな雰囲気の嘉玲姐。

最優秀作品賞 《黒社会》
     
最優秀監督賞 ジョニー・トウ(黒社会)

最優秀脚本賞 ヤウ・ナイホイ&葉天成(黒社会)

最優秀主演男優賞 レオン・カーファイ(黒社会)

最優秀主演女優賞 チョウ・シュン(如果・愛)

最優秀助演男優賞 アンソニー・ウォン(頭文字D)

最優秀助演女優賞 テレサ・モウ(早熟)

最優秀新人賞 ジェイ・チョウ(頭文字D)

最優秀撮影賞 ピーター・パウ(如果・愛)

最優秀編集賞 邱志偉(ディバージェンス)

最優秀美術賞 ハイ・チョンマン&黄炳耀(如果・愛)

最優秀衣装デザイン賞 ハイ・チョンマン&ドーラ・ン(如果・愛)

最優秀アクション指導賞 ドニー・イェン(SPL 殺破狼)

最優秀音楽賞 ピーター・カム&高世章(如果・愛)

最優秀主題歌賞『如果・愛』ジャッキー・チョン(如果・愛)
    
最優秀音響効果賞 曾景祥(頭文字D)

最優秀視覚効果賞 黄宏顯&黄宏達&張仲華(頭文字D)

最優秀アジア映画賞 『ココシリ マウンテンパトロール』(中国)

最優秀新人監督賞 ケネス・ビー(ライス・ラプソディー)

主要賞7部門だけ見れば《黒社会》の圧勝だけど、全体的に見れば最多は《如果・愛》が6部門、《黒社会》とイニDが4部門とある意味均等な配分ですね。他には《早熟》『ディバージェンス』《SPL》『ライス・ラプソディー』が1部門ずつ、『七剣』『神話』は無冠。

そういえばジョニーさん、去年は実質上《黒社会》だけしか撮っていなかったんだっけ?あの多作主義の親分にしては意外なような気もしたけど、これでカンヌに殴りこんだし、渾身の一作(といってももうすぐ続編が上映されるけど)が受賞したのは喜ぶべきことじゃないかなぁ。いや、喜んでると思いたいけど、ジョニー親分。…しかし、ホントにこの人は隔年受賞だよなー。香港にはほかに監督おらんのかって気もするんだが。ああ、星仔がもーちょっと製作ペースをアップしてくれれば…、家衛がサクサク早撮りしてくれれば…(-_-;)。
ちょっと前ではあまり顔を見なかった家輝、このところ活躍が続いていますねぇ。余裕あるオトナっぷりが嬉しかった『柔道龍虎房』に続いてのジョニー親分作品での男優賞受賞、これは楽しみざんす。個人的にはアーロンに獲ってもらいたかったけど…。

最多受賞の《如果・愛》。多分10年くらいぶり?の香港での長編製作だったピーターさんが監督賞を獲れなかったのも残念だけど、周迅の女優賞を始め、美術&衣裳&撮影、そして音楽関係受賞とのことで、美しい作品なのね♪と勝手に期待してますがいかがなんざんしょ。ネットラジオで學友さんの主題歌を聴いたけど、これは確かに主題歌賞を獲るべくして獲った曲だ!と思った次第。日本公開は秋以降(ネット投票していた邦題は決定したのか?もう直訳の『もしも、その愛が』とかでいいんじゃないのー?)らしいけど、チ・ジニ出演をやたらとクローズアップする韓流方面で売り出さないで、正統派宣伝をお願いしたいもんです。だって金城くん主演だしさー。

イニDの藤原親子受賞(秋生さん&ジェイ)はなんといってもめでたい!ますますDVDが売れるぞ!ますますジェイの知名度が上がるぞ!ますます『SPIRIT』日本公開版の主題歌差し替えが罪に思えるぞ!♪霍霍霍霍霍霍霍霍!>喜びのフォー連発
ジェイの次回作はイーモウ作品なので中国映画にカテゴラれる(笑)んだろうけど、また香港映画にも出てねー。そして主題歌賞もリベンジだ!

今年は観ていない映画(黒社会&如果、愛)が主要賞を受賞したので、はっきりいってどんなもんだか、観るまではわからない。両作とも日本公開が決まっているというので、字幕がつくまで待ってもいいのかなーって思ったけど、やっぱり先に観たいなぁ。あと、テレサさんに念願の受賞をもたらしたという《早熟》も観たい。これ、いくらジェイシーが成龍さんの息子だからといって、日本じゃ絶対公開されなさそうな映画だもんなー。

さて、来年の金像奨、つまり今年の香港映画はどうなるのかなー。ベルリンでホーチョンの《Isabella》が賞を受けたり、まだ香港での新作に取り掛かれない(苦笑)王家衛がカンヌの審査委員長を務めたりして、国際的に評価されてはきているけど…。
ま、先のことはわからない。今度香港へ飛んだときに、何が観られるか楽しみにしなければね。やっぱり香港映画はやめられないわ、当分はね!

追記1:栗山千明ちゃんか宮崎あおい(崎の字はホントは違う)ちゃん登場か?と一部を騒然とさせた(笑)金像の日本人プレゼンターは、貫禄の金像ウィナー、ワダエミ様でしたね。まさに彼女はプレゼンターにふさわしき人物。
追記2:あちこちの中華blogでも述べられていますが、『SPL』で助演ノミネートされていたリウ・カイチーさんのお子様のご冥福をお祈りします…。

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第25回香港電影金像奨、正在開始。

始まりましたね、 第25回香港電影金像奨(from sina.com。捜狐にも特設サイトあり)。
今年はパープルカーペット(tom.comに動画あり)だったのか…。なんかビミョー(笑)。
上記サイトではえらいワイルドなサモハンさんや、ホウちゃん&李冰冰小姐、ラウチンなどのショットが観られます。

司会はエリック兄貴&テレサさん&チャッピー。《大丈夫》っすね(笑)。

おお、ジェイが新人賞受賞!プレゼンターは李sir&羅蘭おばあちゃんだったらしい。恭喜恭喜!これで主題歌賞獲れたらいいねぇ!(その後、主題歌賞は學友さんの『如果、愛』が受賞と発表。来年は『霍元甲』ノミネートに期待)
もう一つの新人、新人監督賞は『ライス・ラプソディ』のケネス・ビー監督が受賞。うーん、残念だったねステ監督!
最優秀アジア映画賞は日本でも公開が決定したらしい『ココシリ』だって。これは予想通り。
うおおおー、最優秀助演男優賞は秋生さんだ!新人賞とあわせて藤原親子が受賞だぞ!
全体的に見ると《如果、愛》が結構強いねぇ。音楽賞(ピーター・カム)も受賞したし。日本公開時にはチ・ジニよりも是非これを売りに(…無理か?)と思ったら周迅が主演女優賞受賞だ!恭喜恭喜!
監督賞はジョニーさん。…親分、一年おき受賞かよ(爆)!

Tonyziyi

監督賞プレゼンターは昨年の影帝影后カップル。会場(ラジオ経由)では結構ウケていたみたいだが、いったい何をいってたんだろー。

ここから《黒社会》が怒涛の進撃。主演男優賞を家輝が受賞し、そして最優秀作品賞までゲット!

詳細なる受賞リストと感想は、また明日改めてアップいたします。
受賞された皆さん、本当におめでとう!

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Wing Shya Exhibitionを見てきました。

今日から春休みなので帰省してます。ホントは関西方面に旅行したかったんだけどね(;_;)。

でも、せっかく関東方面に出たので、ヒルズまで出て、ウィン・シャ エキシビションを見てきた。入り口までは人も多かったのに、いざ入ったらほぼ貸し切り状態だったのはなぜ?(苦笑)せっかくの日曜の午後なのに。

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写真展の構成は、撮りおろしの新作(含む某日本明星)組写真と、『ブエノスアイレス』『花様年華』『2046』『エロス』等、王家衛作品でお馴染のスチール群、新作のメイキング映像、そしてレスリーの秘蔵写真。

そうそう、↓この写真集はウィン・シャの撮影だったっけ。(持っていないけど…)

オンライン書店ビーケーワン:慶

某日本明星の写真には何とも思わなかったんだが(すまん)、新作写真で印象的だったのは桂林とパリで撮った写真を組にしたマギーの“Anticipation”と、テレンスを主役に迎え、日本のアーティストが描いたショートストーリー『Angelmask』を写真で映像化した“Abomination”。少林寺の少年たちが主人公の“Redemption”はなんかエロティックだった…。ゲイっぽいというよりホモソーシャルかな。

スチールは見慣れたものばかりだったけど、『ブエノスアイレス』のアートブックやスチールで写っていた「ウィンが撮った(らしき)ポラロイド」があったのにちょっと驚く。後姿のレスリーの丸い肩を写したスチールにちょっと切なくなる。
ええ、もちろんレスリーの写真たちには胸がキュンとしましたよ。会場係のお兄さんがそばにいたから、泣くまでにはいたらなかったけどね…。

いい気分になってゆったり見られたけど、もうちょっと出品作品が多くてもよかったんじゃないかなぁ。Shya-la-laのデザインワークなんかもじっくり見たかったもんだ。

ミュージアムショップでは全出品作のカタログがなかったのが残念だったけど、その代わりに新作写真を抜粋したカタログ「Distraction/attraction」と、7年前に発行された軽装の写真集「wink」を購入。…よく考えれば『ブエノス』も『花様年華』も『2046』も彼の手による写真集を持っていたからね。ははは。

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↑本日購入したブツ&2種類あったチラシ。赤いチラシの被写体はコン・リー姐さんだとか。

明日は『マクダル』を観に行く予定です。

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今年の金像ポスター、去年よりよくない?(苦笑)

今年の金像ポスターの話がgicchaさんのblogで取り上げられていたので、思わずワタシも探してきました。
新浪網(但し、めちゃ重いです)より。

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主演男優な奴ら。家輝はちゃーんと二人登場。偉い。個人的にはアーロンのポーズがなんか気に入ってます。アンディ&ヤムヤム、かっこええー。
…これを見ると、昨年のボーダージャンパー(わかる人にはわかるネタですね)はいったい何だったんだろうと思う今日この頃(笑)。

こちらは新人賞の皆さん。

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女子の皆さんがクールなのでジェイがイマイチ目立た…ってことはないっすね。冗談ですって(^_^;)A。ジェイの後ろに座っている子がイザベラちゃんです。

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恭喜!李安先生、恭喜!!

作品賞が獲れなかったのはホントにホントに悔しいけど、受賞には納得してるし素直に喜んでいますよハイ。日本人的には『ハウル』が長編アニメ賞を逃したのも残念だけどね。

作品賞に「クラッシュ」 米アカデミー賞(asahi.com)

主な賞では、作品賞が、人種対立が題材の群像劇「クラッシュ」。監督賞に、保守的な土地で同性愛に目覚めた若いカウボーイ2人の愛と苦悩を描いた「ブロークバック・マウンテン」のアン・リーが決まった。

李安監督、アカデミー賞史上アジア人初の最優秀監督賞受賞おめでとーう!

彼の名前を初めて知ったのは、今から13年前のベルリン映画祭で金熊賞を受賞した『ウエディングバンケット』。アメリカで映画制作を学んだ台湾人監督がいたということ自体が初耳だったけど、アメリカが舞台でもしっかりアジア映画していたのが好印象だったっけ。李安監督作品の常連だった今は亡き郎雄さんとン・シンリンが親子を演じ、台北を舞台に撮った『恋人たちの食卓』もステキな映画だったなぁ。
本格的にアメリカで映画を撮り始めてからの作品では『いつか晴れた日に』がよかった。てゆーか、『臥虎蔵龍(グリーン・デスティニー)』以外は実はそれしか観ていません。いや、なぜかこっちで上映されなかったんですよ、『アイス・ストーム』も『楽園をください』も。あ、確かに『ハルク』はやったけど、けど…(^_^;)。

しかし、『ブロークバック・マウンテン』の作品賞はやっぱり無理だったのね…(泣)。アカデミー協会員が同性愛を嫌う超保守的集団であるって言うのはホントだったか。最近の受賞結果を見る限りでは、変わりつつあるのかなって思ったけど、決してそんなことはなかったのか。ああ、ガッカリ。
ま、李安監督には次回作でまた作品賞にチャレンジできるチャンスもあるもんね。これがゴールじゃないんだから。ところで次回作では女性の同性愛を描くって冗談みたいな噂があるんだけど、それマジっすか?

でもでも李安さん、また中華電影界にちょっとだけ戻ってきませんか?
どこぞのインタビューで『臥虎蔵龍』の撮影はホントにしんどかったって言っているけど、別に武侠ものじゃなくていいし、トニー・レオンを主演に1本撮ってくれなんて実現不可能なワガママは言いませんよ。20世紀初頭の上海を舞台にした欧米人と中国人が入り乱れて繰り広げられる大ロマン(『T.R.Y.』への不満をまだ引きずっているのか>我)とか、アメリカ人の夫を得た中華系女性の里帰りロードムービーとか、そんなんでいいんで。(ってそれでオスカーを狙えるのか?)

最後に今だからいえる恥ずかしい話を一つ。
ベルリン映画祭のニュースで初めて彼の名前を聞いたとき、てっきり女性監督だと思っていましたよ。だって「アン・リー(Ang Lee)」って英語表記で書かれたら、誰だってこれは女の人かって思っちゃうもんね。

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ベルリン映画祭、イザベラに愛を!

えー世界的(というか北半球的か?)にトリノ五輪一色のようですが、トリノと同じヨーロッパにあるベルリンは五輪より映画祭が熱かったようです。五輪は4年に一度ベルリンと同じ時期に行われるだけだけど、それでも毎年盛り上がるというベルリン映画祭はすんばらしいっすねぇ。

で、日本時間の今朝、閉会式が行われたそうです。

asahi.com: 浅野忠信さん主演作、受賞逃す ベルリン国際映画祭?-?文化・芸能.

主な受賞は次の通り。

 審査員グランプリ=「ア・ソープ」(ペルニレ・フィッシャー・クリステンセン監督)、「オフサイド」(ジャファール・パナヒ監督)▽監督賞=マイケル・ウィンターボトム、マット・ホワイトクロス(「ロード・トゥ・グァンタナモ」)▽男優賞=モリッツ・ブライブトロイ(「エレメンタリー・パーティクルズ」)▽女優賞=サンドラ・ヒュラー(「レクイエム」)▽芸術貢献賞=ユルゲン・フォーゲル(「フリー・ウィル」)▽音楽賞=ピーター・カム(「イザベラ」)

ああ、浅野くん&ラッタナルアーンさん&ドイル兄さん、残念っす…。

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どっちメインだかわからない画像で申し訳ない。
なんからぶらぶだなぁ、二人とも(違う)。


で、これが本題じゃなくて、驚かされたのが我らが美肌監督(詳しくはこちら)、パン・ホーチョン監督の新作《Isabella(イザベラ)》が音楽賞(担当は御馴染ピーター・カム。彼についてはKumiさんが書かれています)を受賞。
…え、音楽賞?なんで?国際映画祭でこういう賞があるなんて、初めて聞いたんだけど?
詳しくはもにかるさんが書かれているんですが、主演のチャッピーもイザベラちゃんも、俳優賞候補にはなっていたようで…。でも今年はヨーロッパの作品が強かったってことなんですね。それでも評価されて賞が与えられたのだから、これはやっぱり期待していいんじゃないかな。
しかし、チャッピーとイザベラちゃんが親子を演じるとは…。確かにチャッピーも30代だから、結婚して子供がいる役でも不自然ではないんだけど(^_^;)。あと、イザベラちゃんはどんな感じの子かよく知らないので、これは観たいと思います。やっぱし今年の東京国際まで待ったほうがいいのかな?

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レッドカーペット・アライビング。白ネクタイのチャッピー、卒業式の先生か結婚式のお父さんみたい…。

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こちらがイザベラちゃん。

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愛とツッコミの香港電影金像奨ノミネート2006

4月8日(土)に発表される香港電影金像奨のノミネートが発表。詳しくはもにかるさんのblogこちらを…。

まずは総評。
いやなんていうか、考えてみればノミネートされた作品数が少ないねぇ(泣)。『セブンソード』&《如果・愛》11部門、《黒社会》&『イニD』が10部門か…。復調傾向にある香港映画とはいえ、製作本数が減っているのは…(;_;)。あと、昨年に比べてラインナップが地味というか、アクションものが多いというか。もうちょっとバリエーション豊かでもよかったんじゃないかな。
では、各部門ごとにツッコミ。

最優秀作品賞
『セブンソード』《如果・愛》『The myth/神話』《黒社会》『頭文字D』

んー、さっきも書いたけど、今年は意外にも地味?いや、そうでもなくて派手?
だって、徐克先生久々の監督作品『七剣』に、ピーターさんが久々に香港で監督した《如果、愛》、カンヌのコンペ部門に初出品されたジョニーさんの《黒社会》、そしてアジアンミックス映画時代の到来を告げるイニDに成龍さんの《神話》など、渾身の作品が揃っているもんなー。…まー、確かに去年は『功夫』と『2046』の戦いで、けっこう派手だったけど。今年は予想が難しそうだわー。

最優秀監督賞
ツイ・ハーク(セブンソード)ピーター・チャン(《如果・愛》)イー・トンシン(《早熟》)ジョニー・トウ(《黒社会》)アンドリュー・ラウ&アラン・マック(頭文字D)

例年ならジョニーさん、トンシンさんが受賞の常連だけど、久々に香港で映画を作ったピーターさんとツイ・ハークさんがベテランの意地を発揮!というのも見たいわ。

最優秀脚本賞
オーブリー・ラム&杜國威(《如果・愛》)イー・トンシン&秦天南(《早熟》)ジェームズ・ユエン&方晴&羅耀輝(神經侠侶)張志光&陳淑賢(《童夢奇縁》)ヤウ・ナイホイ&葉天成(《黒社会》)

アクション系が多い今回のノミネートのうち、さすがに脚本賞はドラマ系作品が揃っているなぁ。…でも、どれも観ていない。すまん。

最優秀主演男優賞
アーロン・クォック(ディバージェンス)レオン・カーファイ(長恨歌)アンディ・ラウ(童夢奇縁)サイモン・ヤム(黒社会)レオン・カーファイ(黒社会)

…あ、カーファイがダブルノミニーだ。そしてアーロンが金馬に続いてノミネート!なんだか新鮮だ。できれば金馬との2冠を目指してほしいぞ、アーロン!

最優秀主演女優賞
チョウ・シュン(《如果・愛》)カリーナ・ラム(《怪物》)サミー・チェン(長恨歌)シルヴィア・チャン(ライス・ラプソディ)カレン・モク(《童夢奇縁》)

昨年がツーイーだったので、同じく大陸出身の周迅の受賞はどーだろーという気もあるが。あえて予想を立てればサミーかな?

最優秀助演男優賞
アレックス・フォン(方中信)(《千杯不酔》)フー・ジュン(長恨歌)リウ・カイチー(SPL)ウォン・ティンラム(《黒社会》)アンソニー・ウォン(頭文字D)

やはりあの文太パパが最高だったアンソニーさんがダントツでは?でも、セクシーな胡軍も、あの最期が泣かせたカイチーさんもよかったもんな。中信さんと王晶パパの演技は観てないからなんとも言えんが。

最優秀助演女優賞
チャン・チンチュー(セブンソード)テレサ・モウ(《早熟》)スー・イェン(長恨歌)カリーナ・ラム(《阿嫂》)マギー・シュウ(《黒社会》)

カレーナちゃんは主演とのダブルノミニー。昨年の彦祖状態ですね。ところで『七剣』の張静初さんって、チャーリーの幼馴染陸毅くんのお嫁さんだっけ?それともパンクな敵役女子だっけ?(調べたら奥さんの劉郁芳でした)

最優秀新人賞
フィオーナ・シッ(《早熟》)イザベラ・リョン(《虫不知》)劉心悠(《阿嫂》)葉[王旋](《情義我心知》)ジェイ・チョウ(頭文字D)

うおー、今年の黒一点はジェイか!イザベラ嬢はホーチョン新作《Isabella》にも出ているよね?

最優秀撮影賞
姜國民(セブンソード)ピーター・パウ(《如果・愛》)ピーター・パウ(無極)鄭兆強(《黒社会》)アンドリュー・ラウ&ライ・イウファイ&伍文拯(頭文字D)

これまた選べないメンツだなー。

最優秀編集賞
アンジー・ラム(セブンソード)邱志偉(ディバージェンス)ウェンダース・リー&コー・チーリョン(《如果・愛》)パトリック・タム(《黒社会》)黄海(頭文字D)

昨年は確か『功夫』でアンジーさんでしたか。お、ホーチョン作品や『メイド・イン・ホンコン』でも御馴染の編集マン、ウェンダース君がノミネートされている。

最優秀美術指導賞
黄家能(セブンソード)ハイ・チョンマン&黄炳耀(《如果・愛》)ウィリアム・チャン(長恨歌)雷楚雄(《情癲大聖》)ティン・イップ(無極)

本命ウィリアムさん、対抗ティン・イップさんかチョンマンさんだと思うんだけど…。

最優秀衣裳デザイン賞
潘穎茵&陳顧方(セブンソード)ハイ・チョンマン&ドーラ・ン(《如果・愛》)ウィリアム・チャン(長恨歌)ウィリアム・チャン&余家安&利碧君(《情癲大聖》)ティン・イップ&正子公也(無極)

おお、正子さん!彼のデザインことはいずれネタにしようと思っていました。こうなったらワダエミさんに続く衣裳デザイン賞日本人受賞者を目指してほしいが、敵がけっこう強いかも?

最優秀アクション指導賞
ラウ・カーリョン&トン・ワイ&ホン・ヤンヤン(セブンソード)李忠志(ディバージェンス)ジャッキー・チェン&スタンリー・トン&元徳(神話)ドニー・イェン(SPL)ユエン・ウーピン&袁信義&谷軒昭(ドラゴン・プロジェクト/精武家庭

すげー、選べねー(爆)。『神話』以外全部観ているけど、こんなに豪勢なメンバーがアクションを手がけていたのね。

最優秀新人監督賞
鄧漢強(《b420》)ケネス・ビー(ライス・ラプソディー)スティーブン・フォン(精武家庭)

あ、嬉しい、ステ監督が入っている!これはもう期待するっきゃないっすね!

最優秀音楽賞
川井憲次(セブンソード)ピーター・カム&高世章(《如果・愛》)久石譲(《情癲大聖》)ロー・ターヨウ(《黒社会》)チャン・クォンウィン(頭文字D)

昨年の梅林さんに続いて、日本人音楽家の受賞はありか?と思いきや、川井憲次さんのノミネートだけでもすごいのに、ニコ&ボーリンの西遊記こと《情癲大聖》の音楽って、あの久石譲さんなのー!?これはびっくりよ!まー久石さんは宮崎御大や北野武映画のほか、カンヌで無声映画の音楽の指揮をしたり、フランス映画や韓国の『トンマッコルへようこそ(直訳?)』の音楽も手がけているから、お手のもんだと思うんだけどさー。

最優秀主題歌賞
『如果・愛』ジャッキー・チュン(《如果・愛》)『Endless Love』ジャッキー・チェン&キム・ヒソン(神話)『下次不敢』アンディ・ラウ(《童夢奇縁》)『飄移』ジェイ・チョウ(頭文字D)『無頼』ロナルド・チェン(《龍[口甘]威2之皇母娘娘[口尼]?》)

なんか、今の香港でのヒットチャートを見てるみたいなノミニーだこと。豪華だなー。アンディと学友さん、そしてジェイ。何が獲ってもおかしくないな。

最優秀音響効果賞
『セブンソード』《如果・愛》《情癲大聖》『無極』『頭文字D』
最優秀視覚効果賞
『セブンソード』『神話』《情癲大聖》『無極』『頭文字D』

このへんは難しそうなのであえてコメントせず。

最優秀アジア映画賞
『ココシリ』(中国)『ハウルの動く城』(日本)『スリー・タイムズ』(台湾)『親切なクムジャさん』(韓国)『いま、会いに行きます』(日本)

なんとなーく、どういう基準でアジア映画を選んでいるかわかったような気がする。日本映画は評価の高いのとヒットしたので選んでいそうだ。韓国は香港映画のライバル的な意味合いもあるし、中国と台湾は芸術性を重んじて選んでいそう。それを思うと今年は昨年の金馬奨に続いて『ココシリ』になるのか?いや、案外『ハウル』かも。

こんな感じで今年は非常に予想が難しそう。全体的には『七剣』と《如果・愛》が大多数を分けあうような気がする。でもなんかサプライズがほしいのも事実だなぁ。

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オスカーだ!ベルリンだ!映画賞と映画祭の季節だ。

年明けから始まった映画賞レースも中盤。昨日は最大手のアカデミー賞のノミネートが発表された。
これは北アメリカの賞レースだから、全世界的に見ればホントはたいしたことのない賞である(こらこら)。しかも今年は長編アニメ賞に『ハウル』が入った以外(fromYahoo!ニュース)、日本、中華圏、そして韓国など東アジアで作られた映画関係は外国語映画賞にすらノミネートされていない。

しかーし、なぜここであえてネタにしたのかといえば、ええ、もうおわかりでせう。
台湾が世界に誇る映画監督、李安さんの新作『ブロークバック・マウンテン』が作品賞、監督賞を始め、8部門にノミネートされたからである!ヴェネチア映画祭金獅子賞から始まったこの快進撃、ゴールデングローブ賞を経てついにオスカーノミネートまでたどり着いたね、李安監督!
作品自体は非アジアなので、観てもここでは取り上げないけど(感想は日記blogの方に書く予定)、米国の象徴といえるカウボーイものをアジア人監督が撮った異色作という以上に、なおかつそれが同性愛の物語ということでマッチョなアメリカでは賛否両論を呼んでいるとのこと。聞いた話によるとアカデミー協会員は超保守派集団ということもあり、ゲイものやゲイの俳優にはかなり厳しいとか。(『指輪三部作』や『X-MEN』シリーズのサー・イアン・マッケランも『旅の仲間』で助演ノミネートされたけど、彼はカミングアウトしてるから受賞が厳しかったんだっけ)でも、これまでは個人受賞者が少なかったというアフリカン系俳優でも、最近はデンゼル・ワシントンやハル・ベリー、ジェイミー・フォックスが受賞しているから、『ブロークバック』の受賞のために乗り越えるハードルも決して高くはないって思いたい。あ、作品賞を逸しても、せめて監督賞にはなってほしい。もしそうなったら、李安さんはアジア人初のオスカー監督になるんだからね。
…とついつい『ブロークバック』で盛り上がってしまいましたが、アジア絡みの映画では『SAYURI』も技術系で複数(6部門)ノミネート。…しかし、衣裳賞はともかく、日本人としては、これが最優秀メイクアップ賞には選ばれてほしくないわ(泣)。
ところで今年、ツーイーかミシェル姐さんか誰か、授賞式にはプレゼンターで参加するんだろーか。そしたらツーイーはまたアメリカ意識しまくりのセンスなしドレスで登場するんだろーか。…だからチャイナドレス着ろよツーイー、って例の如くつっこむんだろーか、ワタシは。いずれにしろ、授賞式が楽しみなのである。

お次は今月9日から始まるベルリン映画祭。今年はワールドカップイヤーだが、そっちに絡めて盛り上げるんだろーか(それはねーだろ)。
こちらもコンペ部門に日本映画が入らなかったってことで記事の扱いは小さいんだけど(fromYahoo!ニュース。でも三池監督の新作『46億年の恋』やジョーがアメリカに行って撮った『ビッグ・リバー』が非コンペ参加してる)、コンペ部門には大プロデューサーアンディ先生率いるフォーカスフィルム出資、タイのペンエーグ・ラッタナルアーン監督、浅野忠信くんと『オールド・ボーイ』のカン・ヘジョンちゃんとエリック・ツァン兄貴出演のタイ&香港合作『Invisible waves(原題)』が出品決定。…ところでこれホラー?(こらこら)
さらにビックリは我らがパン・ホーチョンの新作、しかも主演はチャッピーの《Isabella(英題)》もコンペ出品だ!すげぇぞホーチョン、あーんどチャッピー!この作品には《AV》の“精子くん”こと、エリック兄貴の息子デレクくんも出演しているとか。するてーと親子でベルリン入りとかするかなー。親子ツーショット見たいなー(爆)。
あと忘れちゃいけない、『無極』も非コンペ(特別招待作品)で出品。公式サイトのプログラムを見ると、台湾映画と日本映画は特集が組まれるらしく旧作上映が多い様子。中国映画はどうだろう?あとで調べておこう。

アジアンミックスとホーチョン作品。今年香港から出品されるのはまさに“旬”だよなー。《Isabella》がどーゆー作品だかはまだわからないけど、これもまた今年の東京国際で上映してくれないかしらん…。

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早くも決定?今年のカンヌ追っかけ(笑)

わははははー!これはビックリ!ってニュースを発見。

asahi.com: 今年のカンヌ映画祭審査委員長に香港のウォン・カーウァイ監督

昨年のカンヌの頃、そろそろアジアから審査委員長を…とかなんとか、日記に書いたことがあるんだけど、さすがに王家衛が審査委員長になるとは思わなかったよ。もしかして日記読んでた?ジル・ジャコブ組織委員長さん。(読んでないって!)

もっとも、カンヌの出品作は組織委員があれこれ選ぶらしいので、家衛にはそこから選ぶ権限がない。最終的に選ばれ、カンヌで上映されるコンペ作品から彼のお眼鏡にかなったモノが選ばれるというから、どんな作品が選ばれるのかに注目かな。そのへんを追っかけていくかね。
日本や中華圏ではどんな作品が出るのだろうか?日本からは『誰も知らない』の是枝監督の新作『花よりもなほ』あたりが堅いんじゃないかって噂はあるけど、どーだろーねぇ…。

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ワダエミさんの展示会。

先週、東京国際で有志ランチ会に参加したところ、ワダエミさんが『英雄』&『十面埋伏』他で手がけた衣裳の展示会が行われるという情報を入手。そして帰宅後、なんと我らがココログにてこの展示会のblogがスタートしているのを発見!さっそくマイリストに登録したのであった。

リンク: ワダエミの衣装世界 powered by ココログ展示会公式HP

東京展の前売では『英雄』でマギーが着た青(エミブルー)の衣裳の切れ端が特典でつく(チケットスペース購入分のみ&限定)とか。

しかし、日程が…(泣)。上京予定とずれている…。
東京展の後は札幌らしいけど、あとはどこに行くのかな?地元にも来てほしいんだけど…(南昌荘あたりでやってくれないかしらん)。

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カンヌ映画祭は参加することに意義がある、ということで。

カンヌ映画祭:パルムドールに「ザ・チャイルド」(リンク: MSN-Mainichi INTERACTIVE 芸能.)

いま、これまたHDDに観てもらっていたムービープラスのカンヌ映画祭授賞式を観ている。まーねー、非中華日記で「パルムは何がとってもいいよ」と投げていたので、この結果には何も文句は言いませんよ。
とりあえず、王小帥監督&《青紅》、審査員賞受賞おめでとー!と。

まず、短編部門&シネフォンダシオンの受賞式があったんだけど、ここで登場したのが審査委員長ヤンちゃんこと楊徳昌が登場!5年も見ない間にすっかり銀髪になっちゃって、ヤンちゃん…。そろそろ新作見たいですわ。あ、新作はアニメでもいいです(ヤンちゃんは手塚治虫ファンとしても有名なので)。ちなみにカメラドールの審査委員長はイランのアッバス・キアロスタミ監督。
長編部門では、脚本賞のプレゼンターに狸姫ツーイーが登場。昨日の「それは裸か?それともビキニか?」ってツッコミたくなるドレスから、今日は肩を出した黒のシックなドレスでちょっと安心したんだが、彼女ってばやっぱりデコルテがないから貧弱に見えるわ…。でもいい肩してるよねー、ツーイーって。
グランプリを獲ったジム・ジャームッシュ。彼のスピーチ、「ワタシはコンペというものを信じない、表現に競争があってはいけないと思っているからだ」という言葉はよかったなぁ。一緒にコンペに登場した監督の名前(もちろん、ホウちゃんもジョニーさんも!)を全部挙げ、「ワタシは彼らの生徒であると思っている」と言ってたけど、彼らの作品は全部観たのかな、ジャームッシュよ。(あ、忙しくて観られないか)

授賞結果はその年ごとの審査委員長の趣味が出るという。だから傾向と対策を立てるのは難しいという。去年はクエタラの趣味、そして今年はクストリッツァの趣味。だから「ああ、クストリッツァはこういう趣味なのねー、なるほどねー」と納得するしかない。

ま、題名どおりだけど、今年のカンヌはオリンピックと同じく、参加することに意義があるってことで。来年も何かいい中華電影(もちろん日本映画も!)が出品されること、そして、トニーの出演作品がまたいつかカンヌ映画祭に出品されるのを楽しみに待っていようかな。

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ああ、カンヌも終盤かぁ…。

思えば去年の今頃はホントに大騒ぎだった。朝もはよからネットサーフィンしてカンヌ公式をのぞき、普段は絶対観ないワイドショーを観て『2046』のレッドカーペットを見ては、不自然に挿入されていた(だってカンヌは招待客しか入れないんだもの、あれは絶対やらせよね)あの方の名を呼ぶキンキン声がうざかったりでドキドキしていたもんだなぁ。そして今日は『狸御殿』の公式上映だったんだが…、中継してないのかよ、ワイドショーよ!これこそ中継するに値する作品だろうが!

そんなわけでまずは《最好的時光》のレッドカーペット。すーちーも張震もかわいい(はぁと)。ところで、すーちーってば痩せたか?いや、胸が淋しいのが気になって(おいおい)。

threetimes_2

ところで、狸御殿はどうだったんかいな?…あのぉ、カンヌ公式サイトの紹介写真どーみても韓国映画なんですが(プチ怒)。
そしたら今日のスポニチアネックスで紹介記事があったので詳しくはそちらを。

しかしレッドカーペット…ジョーのタキシード姿は2年前よりおとなしめでホッとしたけど、ツーイーそのドレスはいったいなんだ。(リンクfromスポニチのカンヌ写真特集)

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やっとカンヌに登場、《最好的時光》

みんなが心配していた(って一部だけか?)ホウちゃんの新作《最好的時光(Three Times)》、やっと Cannes Film Festivalに登場。フォトコールと記者会見が公式サイトにアップ済み。

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ちょっと坊主頭がのびてきている?張震、シックなすーちー、そしてホウちゃん。

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なんかすーちー、雰囲気がいつもと違わないか?

この映画、1911年、1966年、そして2005年に生きるメイ(すーちー)とチェン(張震)という同じ名前を持つ3組の男女の姿を描く作品らしい。もーちょっと文章読みこんだら詳細書きますか。レッドカーペットは今夜かな?

あと今夜は『狸御殿』もある!今夜が個人的映画祭の最高潮か!…んじゃもう寝よ(笑)。

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《黒社会》カンヌヴァージョンは香港じゃ観られないらしい…。