朝イチのネットサーフィンにて、もにかるさんのblogにアップされた記事(こっちもねー)を見て、「うわぁー、かわいい(*^o^*)」と思わず言ってしまったのが、ヴィヴィアン・スー(以下ビビスー。古くからの中華明星迷は彼女をこう呼んでいますよね)来日の写真。報知にも取り上げられていたけど、キャイ~ンの二人が出迎えたからか、スポーツ紙だとやっぱりウリナリやブラビなノリになっちゃうのね(笑)。なんだか、久々に黒色餅乾のアルバムがききたくなってきました。いや、持っているもんで(爆)。すたーみーな~♪(^o^)
しかし、4年ぶりの来日とは!『靴に恋する人魚』を観てたり、弟から台湾で出したCDを聴かせてもらったりしていたので久々って感じはしなかったんだけどねー。外反母趾の手術も済んだそうだし、今後の中華電影人気発展のためにしっかりプロモーションしてねビビスー、と願わずにはいられない。
そして、次に当たったのが下の記事。そうか、今年の東京国際ファンタスティック映画祭は休止かぁ…。打ち切りじゃなくて、休止なのね。(;_;)
85年から毎年開かれてきた「東京国際ファンタスティック映画祭」の今年の開催中止が決まった。3日、同映画祭実行委員会が発表した。来年以降の再開は未定。東京国際映画祭の協賛企画として、秋の映画祭シーズンを長年盛り上げてきた催しだった。
同映画祭はホラーやアクション、アジア映画やアニメーションなどの新作上映に力を入れ、熱心なファンを集めてきた。しかし、近年は開催を支援するスポンサー探しが難航していたという。
夕張市が財政再建団体の指定申請を受けたというニュースを聞き、その原因は炭鉱の閉坑からメロンを特産にして観光の街への転身を図り、「ふるさと創生1億円」事業の資金で夕張ファンタの開催を始めたが、それも含めた観光事業がうまく機能しなくて失敗した(当時の市長の独断で始められた、という言い方をされていたな)ことだかなんだかにあると聞いたとき、「えーっ!…てーことは夕張ファンタはどーなるの?」と思ったものだった。行ったことはないんだけどね。いくら北海道に近い東北に住んでいるとはいえ、夕張は行きにくいところにあるからねー。
しかし、夕張の今後以上にこっちを心配しなきゃいけないわね。
…と言っても、ここ2年は東京ファンタに行っていない。香港映画をほとんど取り上げなくなったこともその原因。(そのかわりに国際のアジアの風が充実してきたんだけど)
この映画祭は設立当時から話題を呼んでいた映画祭で、まだパンピーの映画好きだった頃から、そのラインナップに注目していた。欧米系映画ではマイベストの『ブレードランナー』ディレクターズカット版がこの映画で上映されると知ったとき、ものすごく行きたい!と思ったものだけど、大学祭と重なっていたのと、チケットが速攻完売と聞いてガッカリしたこと限りなしだったことも思い出したもの。
この映画祭では、話題の映画やマニアックなホラー映画と一緒に香港映画も大々的にフィーチャーされていて、ユンファやアンディ主演作に「チャイゴー」、そして『月夜の願い』や古惑仔シリーズなど、80年代後期から90年代初期の元気な香港映画が次々と紹介されていたと知ったのは、ワタシが香港電影迷になったばかりの頃で、「ああ!もーちょっと早く香港映画にハマっておくべきだった!」と後悔役立たずな状態だったのである。
そんなワタシがファンタに初めて参加したのは1999年(ちなみに東京国際にはその2年前にデビューしていた)。この頃はほぼ3カ月おきに香港通いしていたという恐るべき時期で、トニーにはもちろん注目していたけど、ステやニコや彦祖など、次世代の若手俳優たちが活動始めた時期である。その年のファンタでは成龍さん+すーちー+トニーの豪華顔合わせによるアクションラブコメ『ゴージャス』に、なぜかイーキンでもアーロンでもなく千葉ちゃんがごり押しされまくった『風雲・ストームライダーズ』国際版(クレジットが英語でオリジナルよりも短い)、そして開会式をはさんでのオープニング上映に『ジェネックスコップ(特警新人類)』という香港映画3連発上映だった。(当時の感想はこちらをご参照あれ)
地元の香港電影サークルの面々は張り切って前売券ゲットに乗り出したけど、『特警』だけが売り切れで…(大泣)。ええ、ファンタデビューと同時に当日券を求めて渋谷パンテオン非常階段待ちデビューもいたしました。友人たちもチケットが取れなかったんだけど、一緒に待ってあれこれおしゃべりしたり、ヒューマンウォッチングしていたのは楽しかったな(むっとする熱さも思い出した)。結局立ち見だったけど、それでもステやニコやサムが登場した時はエキサイトしたもんだった。
その次の年は同じ東急文化会館内で行われていた香港映画祭を観ていたのでファンタには参加せず。イーキン迷の友人が途中でファンタに行ったのをお見送りした。
2001年は前日にえぢのサイン会&ジェネY上映会atキネカ大森に参加した翌日、パンテオンでえぢ主演のアラン・マック監督作品(!)『ファイナル・ロマンス』を鑑賞。舞台にほどほど近い席で、えぢのずるずるべったな腰ばきパンツの腰の位置まではっきりと観た記憶がある。
そして、その次の年からは参加していない。確かに2002年には彦祖のプロデュース映画等が上映されていたけど、この頃から韓国ホラーやタイ映画が大々的に扱われるかわりに、香港映画に力が入らなくなってきたんじゃないかなって思ったものだった。そして東急文化会館の閉館が決まり、ファンタは東京国際映画祭の本拠地である渋谷を離れ、よりディープな新宿歌舞伎町に場所を変えていったんじゃなかったっけ。プロデューサーも号泣男小松沢氏(岩手県出身!今年10周年を迎える予定のみちのく国際ミステリー映画祭の初期スタッフ…だったと思う)からポップないとうせいこう氏に交代したんだっけ。
ここでふと思ったのだが、東京ファンタって、まさに「お祭り」だったんじゃないだろうか。普段は地元で観たい映画がやらないので悶々としている(笑)地方の映画ファン(もちろん東京の映画ファンも)が1000席以上のパンテオンに一斉に集い、ワクワクしながらでっかいスクリーンで映画を楽しんで盛り上がり、ゲストの登場に大いに沸き、うっかり羽目をはずして暴走してしまうファンもいれば、ホントに礼儀のない人もいて、BBSに「香港明星ファンは礼儀知らずだ」と批判されて悔しがったり、逆に本編と関係なさそうな寒い楽屋落ちコメントにドン退きしたりと、喜怒哀楽いろいろあった。それはまさにお祭りと一緒だ。ファンタマニアの人にはお祭りが好きな人が多かったんだろうな。多少の仕込みはあったのかもしれないけど、だからあの映画祭はあれだけ盛り上がったんじゃないかと思う。(それに比べて、ここ1,2年の映画プレミアに問答無用でくっついてくる映画と無関係なタレントがゲストでやって芸をする余計なイベントは、こういう映画祭のお祭りの形だけを真似したんじゃないかなー…なんて気もするんだが気のせいか。暴言スマン)
香港映画が好きで、その他にもわりとB級なものも愛している(特撮ドラマなんか好きだしね)ワタシなんだが、B級的なものは突き詰めていくとあまりにも露骨なものになってしまうので、度を越したものはかえって嫌いになってしまう。例えば、グロいだけのえげつない映画とか、狙って安く作っている映画とか。ホラーなんかにもよく見られるよね。徐克さん映画や一時期はやった猟奇片での、首や手(の作り物)がすぽーんすぽーんすぽぽぽぽーんと飛びまくるのをよしとして褒め称えるのもはっきりいって退く。そこまで刺激を求めたくない。ファンタのラインナップを眺めていると、そーゆーものもあるので、ワタシは真のファンタマニアになれなかったんだと思う。
だからといって今の東京国際に満足しているかと言えば、そうじゃない。でもあれこれ文句をつけているときりがなくなってくるし、あの映画祭におけるアジア映画(特に中華圏)の対外アピール度って低そうなので、今の時点では派手なイベントやまだ続くだろう韓流騒ぎの陰でじっと耐えながら、映画祭通いをしなければならないと思う次第である。やっぱり積極的に観なければ、映画祭のセレクションにも取り上げられなくなっちゃうものね。
しかし、以下は独り言なんだが、夕張ファンタの危機、東京ファンタの休止と来たら、うちんとこのみちのくミステリ映画祭は今年いったいどうなるんだ?今年は地元商店街が連係して、“映画の街”イベントを繰り広げるといっているんだが…(from岩手日報)。関係者じゃないけど、ものすごく心配だ。