グルメ・クッキング

貧血野郎は蚕の串焼の夢を見るか?

 どうも皆さん、残暑お見舞い申し上げます。
 こちらでは長らくご無沙汰いたしました。

 今年の夏は、特別業務期間が1ヶ月に延びたので、夜はVCDを観て、ちゃんと感想書くぞーなんて思っていたのですが、本業でなんと2度も出張(しかも一つは県外)が入り、加えて貧血&高血圧でフラフラな日々を過ごしてしまい、気がついたら帰省の日を迎えていたのでありますよ。
 その間、ヴェネチア映画祭が中華電影祭りになっていたり、ウーさんが来日していたり、TIFFのオープニングの一つに成龍さんの『1911』が決まったりといろんな動きがあったのですが、そのへんはtwitterのタイムラインで確認しただけで終わってしまい、今に至るわけで。
 …まあ、今月は帰盛すれば、地元で『孫文の義士団』と『海洋天堂』と『シャンハイ』が観られるし、ヴェネチアやTIFFでいい知らせが聞けたら書きたいし、なんとか落ち着いて書けるようにしたい次第。いや、実は休み明けから10月初めまで、本業もめっちゃ忙しくなる予感がするんだけど、…あー、頑張るよオレ(泣)。

 そんなわけでばたばたと実家に帰ってきたわけであるが、そのタイミングにあわせて、Twitterの中華系フォロワーの皆さんが、北池袋の中国料理店・楽楽屋でのオフ会を企画していただいたので、先日参加してきました。 

1313314186691.jpg

 まずは、青島ビールでかんぱーい♪
軽いので、すいすい飲めてしまうアルよ。

 この夏は、あまり肉料理を食べてこなかったせいか、確かにバテやすい。それもあったのか、セレクトメニューも肉三昧でした。グランドメニューはこんな感じ
 上から、豚の耳の料理、鶏軟骨とお茶の葉の炒め物、羊の肉とにんにくの炒め物。

1313314198480.jpg

1313314202661.jpg

1313314205310.jpg

 うーん、いかにも東北部っぽい料理だなーと思って後で調べたら、東北部の料理がメインだとのことで納得。冬に食べてもいいかもね。なお、犬料理もあるそうです。

 次に主食がこれ、ってことになるのかな?家庭風面(麺)の塊スープ。別名「面の皮」(笑)。

1313314208368.jpg

 2杯目はフルーツビールをいただきました。右側はサンザシビール、左はマンゴービール。ビールカクテルのような味わい。

1313314210562.jpg

 これはワタシのリクエストで皮蛋豆腐。鉄分補給でニラ玉も。ベーシックですいません(笑)。

1313314214487.jpg

 そーいえば皮蛋って、欧米人には信じがたい食べ物らしい…。レコチャイ経由でこんな記事があった。いや、同じアジアでも、バロットのほうがもっと信じがたいんですけど。

 さて、いよいよメインディッシュ。
実はこのお店にしてもらったのは、ここの名物料理である串焼きの中に、お蚕の串焼きがあるというのがある。それが数ヶ月前の中華オフにて話題になり、是非食べてみたいと思ったのだった。きっと貧血やら夏バテには効くだろうしね。

 そんなわけでやってきましたよ、串焼料理。

1313314217067.jpg

 真ん中の縞々が噂のお蚕。
ちなみに手前は牛サオ。つまり牛の○んち○(事情により強制伏字)です。

1313314219914.jpg

 これは羊串、だったっけ?

 で、お蚕ですが、一人一個の割合で来たので、一口にいかせていただきました。
外はぱりぱり、中はハーブを効かせた牡蠣、といった味わいかな。もう一つ行ってもいいと思ったけど、ひと串はいらんわ、というのが素直な感想。
 他の参加者の話では、鉛筆と消しゴムの味とも聞きますが、うーん、そこまでは意識しなかったなあ。※意見には個人差があります。

1313314222567.jpg

お腹もいっぱいになってきたので、締めはデザート。
ドラゴンフルーツのシャーベット。食べ応えあって美味しかったアルよ。

 この後はキタイケの中華街を回り、雑居ビルの中華スーパーでいろいろお買い物。
台湾留学時代によく食べていたパイナップルケーキを見つけたり、安価なクコの実を買い込んだりした。途中キャバレーがあったりなんだりで、IWGP的雰囲気も堪能。いやー、マコトじゃなくても、中華趣味としては「うぉーーーーーーっ、ブクロさいこーーーーーーー!」と叫びたいわ。
 いや、今まで近くまでは足を運んでも、ここまで中には入れなかったもんで。

 そんなわけで、お誘いいただいた皆さん、ご一緒できた皆さん、楽しかったです。ありがとうございました。今度はTIFFかフィルメックスでまたお会いしませう。m(_ _)m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なぜか日本でしか亀ゼリーを食べたことのないワタシですが、それがなにか?

 最近、やたらとローソンにお世話になっている。
 ウチカフェのデザートがTwitterで評判がいいのもあるし、ろーそん亭のごばんの量がちょうどいいので、語学教室で食べる夕飯として買ったりしている。

1310133003917.jpg

 この夏、ウチカフェでは期間限定でアジアンスイーツを販売している。これまではベトナムのスイーツであるフルーツのチェーを販売していたが、先週販売を予定されたいた韓国のさつまいものケーキが発売中止になっちゃったのが残念。で、今週火曜からの限定アジアンスイーツは、なんと亀ゼリーだった。でも商品名は「フルーツと薬草ゼリーのスイーツ」(笑)。おいおい、亀は薬草だったのか…。まあ、最初はてっきり仙草ゼリーかと思ったんだけどね。

 ワタシが初めて亀ゼリーを食べたのは、今は無き市内の中国茶専門店「時の形見」にて。ここは中国茶と共に、中華デザートをアレンジしたスイーツを多く出していて、亀ゼリーもセットのひとつになっていた。最初はおっかなびっくりだったけど、店主さんに勧められて
食べてみると…これがおいしかった。限定メニューだったけど、あれば必ず頼んでいた。

 つまり、食べるのはそれ以来になるので、いったいどういう代物なんだろうと思ったのは確か。で、食してみたのだが…。うん、なかなかいけるじゃないの。かつて食べていた亀ゼリーほど癖はなく、むしろマイルドな薬草ゼリーといった雰囲気に仕立てられている。これなら亀ゼリーに引き気味な一般ピーポーの方々にも無問題じゃないのかな?近所のローソンでは結構在庫もあったので(って売れてないのか?)、来週月曜まで堪能しようかと思っている(笑)。
 来週以降も中華っぽいスイーツが続くので楽しみ。やっぱり、ケーキ系よりフルーツ系デザートが好きだなあ。

 そして題名ですが、ええ、マジで香港では亀ゼリーを食べたことがありません。
今度食べてみたいけど、やっぱり許留山あたりじゃウチカフェと変わらないようなゼリーかな?涼茶第一舗でも売ってたっけか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウーさんの誕生日にマカオ料理を。

5月1日は労働節、と書くとなんか一気に中華度を増すのであるが、この日は我らが呉宇森導演の誕生日であった。現在シネマート六本木で開催中の「香港電影天堂」でも、この日は“ジョン・ウーDAY”と銘打って、入場者には当日上映の『男たちの挽歌』の写真がプレゼントされた。当然ワタクシもゲット。 1304429944161.jpg 1304429958475.jpg

 これまでTV放映やDVDでしか観てなかったので、大きな画面でユンファや狄龍さんやレスリーが観られたり、あのテーマ曲が聴けたのにはもう感慨深いばかり。いろいろな思いにふけりながら観てしまったよ。
  挽歌2部作上映後には、お馴染もにかるさんあるいは@napolingさんこと水田菜穂さんのトークショーもあり、 盛りだくさんの上映だった。 そして、夕方はTwitterの香港クラスタによるオフ会。場所は恵比寿にあるマカオ料理メインのアジアン居酒屋ラザロ

こんな料理をいただきましたよ。

1304429970713.jpg

コロッケ。

1304429979706.jpg

アフリカンチキン。

1304429988860.jpg

マカロニグラタン。

1304429996646.jpg

カニ。

1304430004478.jpg

そして、話題騒然のエッグタルト(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

黄金周に台湾体験。

 黄金周真っ只中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ワタクシは一気に休みをとって帰省し、震災のゴタゴタで溜まったストレスを発散すべく遊びまくっております。普通、帰省すると中華度は低くなるんだけど、今回は台湾度、香港&マカオ度ともにかなり高くなっているので、それらをネタに記事書きまーす。

 まずは4月29日に行われた新宿にある台湾料理店、味王 小酒舘で行われた台湾オフについて。
 そもそもは震災後、3月18日に台湾で行われたチャリティーイベント《相信希望Fight&Smile》をUstで観ていて(関連記事はこれ)、みるみるうちに募金が集まったのに驚いてtwitterでわいわい騒いでいたところ、台湾つながりでfollowしていただいた方と「上京したら飲み会やろーよ!」と言うことになったこと。
 連休の帰省をなんとか決め、フォロワーさんにお店の手配をお願いしたところ、探してもらったのがこの店なのであった。

 新宿駅周辺は台湾料理店が多かったのは昔から知ってはいたけど、この店は創業してから40年を迎えるらしい。そんな老舗なのに、ぜんぜん知らなかったよ…。
 メニューはお任せし、最初はビール、次に紹興酒をいただいた。久々に飲む紹興酒(正確には花彫酒)にはスライスレモンを入れて飲んだ。台湾留学時にはこういう飲み方してたのよね。

1304352644019.jpg

 小籠包。肉厚で安心して食べられる。

1304352660721.jpg

 魯肉飯。義援金つきサービス実施中。本来なら締めに食べるものだが、なぜか要望があって途中に注文。
ちなみに台湾に行って魯肉飯を注文した記憶なんてあまりないのだが、なぜか日本にいるときにはやたらと食べたくなる台湾料理である。

1304352669734.jpg

花彫酒が切れたので注文したライチ酒。
「ラベルが台湾っぽくないよねー」と話題だった。

 皆様初めてお会いする人たちばかりだったけど(blogの頃からのお付き合い方もいたりする)、お話も弾んで楽しかったです。またお会いしたいなあ。
 幹事のどんさん、ホントにありがとうございました。

 そして2日には、渋谷パルコで開催中の「パルコツーリスト」をのぞいてきた。
これは旅をテーマに企画されているエキシビジョンで、台湾にゆかりの深い一青窈小姐(中華電影迷にはホウちゃんの『珈琲時光』ヒロインとしてお馴染…と思ったら、公開延期となった『唐山大地震』のイメージソングなんて歌っていたのかい)がものづくりと出会う3泊4日の旅を通して、台湾の魅力を紹介している。写真はエントランス(でかくて失礼)。
1304352677919.jpg

 あえてネタばれなしで書くけど、彼女が訪れた場所がかなりコアなところばかりなのが素晴らしい!彼女のバックグラウンドやホウちゃんとの仕事等を考えても、台湾とのつながりは思った以上に深いのだろうなって思うんだけど、台湾は行けば行くほど面白いところなのだなあ、と改めて思った。ワタシがいた頃とは明らかに違うし、新しいスポットもレトロなものもたくさんある。
 もちろん、好きな場所がかなり変わってしまったという切なさもあるんだけど(例:九イ分。今や「悲情城市の街」じゃないんだもんなあ…)、それを別にして、新しいものを探して楽しまなきゃって思ったよ。

 台湾はこの年末年始で行ってきたけど、また近いうちに行きたい。
もちろん、目的はお礼参りですよー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

萬聖節に、東京文華東方酒店の月餅を。

B83486C1-DDA6-480B-ACD1-4F5F0D5D69B9

 ハロウィンの夜、TIFFツアーで買ってきたマンダリンオリエンタル月餅をいただきました。これはもちろん、マンダリンオリエンタル東京で買ったもの。
刻印をよく見ると、広東料理&ティーショップのセンスの名が。

 いや、もちろんワタシの中では、マンダリンオリエンタルといったらやっぱり香港(あ、日本語サイトもあった)だよ。憧れのホテルだよ。で、なぜここ(東京)に行ったのかということを改めて。
 このホテルは、毎度お騒がせして失礼いたします(笑)の『ハゲタカ』映画版で登場した、中国人ファンドマネージャー劉一華(劉徳華でも劉燁でもないよ、とお約束ながらボケてみる。ちなみに演じていたのは玉山鉄二)が本拠地にしていたという設定だったである。
 これまで何度か足を運んだことはあったのだけど、そのゴージャスさに腰が引け、なかなかロビーまで上がれずにいたのよね。今回は友人と一緒ということもあって、思いきってえいやっと38階のロビーまで上がってみた次第。

Mandarinoriental

 こう見ると、あまり中華っぽさがないのだが、居心地のいいロビーだった。
いや、広さは香港にはかなり負けるんだけど(笑)。

 ここでアフタヌーンティーか飲茶をいただきたいのだけど、お値段はかなりお素敵で、それこそファンドマネージャーにでもなればよかっただろうかなどと一瞬思う。…もしなっていたらbloggerなんかやっていないか(笑)。
 それはおいといて、1階のギフトショップに何となく入ったら、そこにあったのですよ。月餅が。お値段は5個入り2,500円。ああ、くらくらする…。
しかし、珍しいし、滅多に出会えないものでもあるので、お買い上げしてしまったのであった♪けっこう日持ちもするしね。

D9ED634C-F5BB-4E0D-8E98-A2A129664894

↑これが外箱。確かにお高そうであるよ。

75F41F30-36F7-4E5E-BBCD-240AE1DC8191

 左がきれているけど、豆沙(あん)、蓮蓉(蓮)、栗、柚子、そして桜。
 この中で今の時点で頂いたのが、日本じゃペーシックな栗(上の写真)と、これぞ独自な味の柚子。
栗は乾燥チップみたいなものが混ぜられていてなかなかの味わいだったけど、柚子はイマイチだったかな。今度は王道の豆沙か蓮蓉にチャレンジする予定。

 中秋節から1ヶ月以上たっていただいた月餅だけど、これはいつ、どこでいただいてもいいもんである。以前書いた崎陽軒のミニ月餅と同じサイズだったけど、崎陽軒がソフトな作りになっているのに対し、こっちは固め。ま、本来月餅って長期保存が可能なお菓子じゃなかったっけなあ。香港や台湾で月餅を買ったことがないので、なんともいえないんだけど。

 ところで、東京にあるもうひとつの香港系ホテルといえばもちろん、ペニンシュラ東京
ここはもちろんチョコレートが有名だけど、なんと、日本でも月餅をも取り扱っているそうだ。これはいいことを聞いた。今度上京するときにブティックに行って探してみるか。
…あ、でも、期間限定なのか。ううむ。

 そうそう、最後はマンダリンオリエンタルにちゃんと話を戻して。
このホテル、なんか中華電影系のイベントで使われていたことなかったっけ?と記憶の底を掘り起こしつつTwitterで聞いてみたら、『ラスト、コーション(色、戒)』のジャパンプレミアであった。
 そうかそうか、よかったよかった。これでちゃんと中華ネタに着地できたぞ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋の夜長に菊普茶

秋の夜長に菊普茶
写真は食用菊「もってのほか」。
これをお茶にいれて飲んでました。

今日は恒例のしゃおしゃん中国茶会。
今月は秋らしく、菊花とプーアル茶をあわせていただいた。
菊普茶である。

Ochakai

これは食用菊。小香さんの工房で育てられた無農薬栽培。
普通、菊普茶というと、中国ではカモミールのような白菊を使うのだが、日本にはそれがないので、これで代用したのである。
まずは、菊自体を味わうために、花湯を。

Ochakai1014_2

 最初は生っぽいかなと思ったけど、花びらがお湯になじんでいくとちゃんと味が出てくる。蜂蜜を混ぜて花びらを食べたら、おいしかった。

 次は雲南黒プーアルと、先に挙げた食用菊「もってのほか」をミックスした菊普茶。
生花でもきちんとあの味が出てました。
うーん、目によさそう。目が弱いワタシなので、味わいながらしっかり飲みましたよ。

Ochakai1014_3

 小香さん曰く、菊には目の薬としての成分があるだけでなく、解毒作用もあって身体にいいのだとか。その他にもいろいろといい効用があるらしいので、あとで調べておこう。
ところで菊に解毒と聞いて、思い浮かんだのは当然キンキラキンこと『黄金甲』だったりする(笑)。

Ochakai1014_4

 今月のお茶請け。
これは昨年いただいたのと同じ、tuk-tukさんのアップルパイ。

Ochakai1014_5

 そして締めは、夏にもいただいた邦威青茶。
1煎目と2煎目は飲んでてとろんとするけど、3煎目で覚醒するという面白いお茶。
ここしばらくの忙しさを癒し、明日への活力を養うために、一袋買ってきました。

 この秋も、美味しくお茶をいただこうっと♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新たなる青プーアル茶、邦威青茶を飲んでみた。

新たなる青プーアル茶、邦威青茶を飲んでみた。
新たなる青プーアル茶、邦威青茶を飲んでみた。

2ヶ月ぶりのしゃおしゃんお茶会に参加。
毎年6月に参加していた、恒例の気仙茶摘み(参考として去年の報告にリンク)は東京に行ってたため参加できず。
そのお話を聞きながら、気仙茶と新しいお茶をいただいた。それがこの「邦威青茶」。

 2010_0708allphotos0056

 これは在来種の蒸し製緑茶。
先月摘んできたという気仙茶は、例年に比べて葉の色が濃い。
気仙茶はもともと葉の色が薄いので、蒸し上がった茶葉の色も薄いのだと思いこんでいたのだが、実はそうじゃなく、日照量が少ないと葉の色が濃くなるらしい。
今年は蒸し時間を長くして、天然の玉露のような味わいに仕上がったという。香りは甘く残り、2煎目の濃さは普通の煎茶ほど苦くならずに、美味しくいただけた。

2010_0708allphotos0057

 これは1煎目。

 次は同じ気仙茶でも、釜(実際には鍋)で炒った緑茶。
焙煎をかけているからか、烏龍茶っぽいルックスと香り。
もちろん味も烏龍茶に似ている。
「甘みがあふれているみたい」とは同席された人の言葉。

2010_0708allphotos0058

 これがいれたお茶。水色も烏龍茶っぽい。

2010_0708allphotos0059

 鍋炒りの話を聞くと、かなり大変。
蒸した茶葉をかき回して炒るのだが、手でかき回さないとまんべんなく熱が入らない。
だけど素手でかきまわすわけにはいかないので、最初はミトンをつけてかき回し、次に軍手の二枚重ね、そして一枚で…というようにしていったそうだ。

2010_0708allphotos0060

 この茶葉は早い時期に摘んだそうで、一芯二葉の形がしっかり残っている。
蒸すと茶葉は壊れやすくなるそうだが、炒るとなぜか原型を留めるとか。

 ここでお茶菓子タイム。
 今月はタピオカとバナナをココナツミルクであわせたもの。
 そういえば、香港にはバナナ系の冷たい甜品ってあまり見なかったような…。

2010_0708allphotos0061

 そして、締めは新しいお茶、邦威(本当は山かんむりのついた字らしい)青茶。
これはしゃおしゃん定番の千年古茶青プーアル茶の流れをくむお茶で、小香さんのお師匠さんが中国で見つけて焙煎をかけたお茶とのこと。青プーより1回多く焙煎をかけているとか。
  しゃおちゃんでは柔らかい黒プーアル茶が人気で、日本人はどうやら柔らかいお茶を愛飲する傾向があるんじゃないかとのこと。それもあって、いつもの青プーとはまた違う味わいに仕上がっていた。

2010_0708allphotos0062

 香りは青プーよりかなり深かったのだが、実際に入れてもらった(上の2番目の写真)のを飲むと、思ったより軽い。味は口の奥で浸透する感じだったが、少しして喉に落ちていく感じ。ここしばらく喉の調子が悪かったので、弱い部分をいたわってくれたのかなと思ったりして。
 今年の夏はしんどそうなので(というかもうしんどい)、このお茶を飲んで体をいたわっていきたいと思った次第。

 そんなわけで今月も楽しく過ごせた中国茶会。
 来月ももちろん楽しみ。
 小香さん、ご参加の皆さん、いつもありがとうございます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

初恋、もといお茶の来た道に思いをはせる

初恋、もといお茶の来た道に思いをはせる
 遅くなりましたが、先週のお茶会報告。
 写真は黒プーアル茶と、お茶請けの地産地消お菓子。
左上から時計回りに、パティスリー津志田のマカロン(ピスタチオ)、トロイカのくるみクッキー、岩手地饅本舗の塩生キャラメル(波照間の塩使用)。

 毎月お馴染のしゃおしゃん中国茶会、今月からは「茶馬古道に思いをはせるお茶会」というシリーズに突入。いつも飲んでいるプーアル茶が、どのようにしてここまでやってきているのかということを知ることでお茶を飲んでみようという企画。
 まずは味わいが落ち着いてきた気仙のやぶきた緑茶(09年)をいただいてから、このDVDを20分ほど観た。

 2年前の3月にNHKハイビジョンで放映されたらしいけど、当然観てません(笑)。
アーカイブスには映像あるらしい。

 雲南で摘まれたお茶は、険しい山道を越えて、チベットを経由し、インドやネパールに運ばれて行く。そのお茶を運んだ道が「茶馬古道」であり、もうひとつのシルクロードとも呼ばれている。雲南省で採れたお茶をラサで馬と交換して商売していたことが始まりだとか。チベットは高地のため栄養が取りにくく、お茶でビタミンが摂れると言われていたので需要が高かったのだとか。

 DVDでは最初の方だけ観たのだが、今もその道をたどって行商をしているキャラバンに同行すると、非常に険しい道をたどっていっているのに驚く。道行を塞ぐ怒江を渡るのがワイヤーロープ1本だけ!というのにももっと驚いた。このときは全員(馬含む)無事に渡れたというけど、ここで命を落とすメンバーもいるとか…。

 そこまで観て次のお茶へ。
小香さんのお師匠から送られてきたという、大きな喬木から取られて作られた黒プーアル茶。
 なんと香りがない、しかも味が強い。焙煎をしていないお茶だからというのもあるんだけど、古くて大きなお茶から作られただけあってワイルドさがあり、ニ煎目も腹にグッときた。いわゆる一般的イメージの黒プーってこんなんだろうなあ。

 そして、最後のお茶は千年古茶青プーアル。
最近は雲南プーアルばかりなので、久々に古茶を飲むとうっとりしてしまう。
なかなか飲めないお茶になってしまったので、じっくり味わって飲んだのであった。

 最近はウィークデイに青プーアルを飲んでいたが、なくなってしまったので黒プーにチェンジして持ち歩き、休日は我が愛しの白葉単叢をいただいている。おいしいお茶を飲んで春を迎えたいものである。

 おまけの地元ネタ。

  プーアル茶と南部鉄瓶、相互PR 県、産地と締結へ(岩手日報)

 実は南部鉄瓶って世界的な注目を浴びていて、北欧デザインのような鉄瓶が登場してたりする。鉄瓶じゃないけど、AERAの山口智子さんの連載でも敵機が紹介されていたっけ。で、数年前から中国の業者が南部鉄瓶をリサーチしていたということも聞いていたので、おお、ついにかと思った次第。
 しかも、岩手でもこの南部鉄瓶に合うプーアル産のお茶が売られるらしいとのことなので、楽しみに待っていたいと思ったのであった。

(後ほど写真を追加予定)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

如月に香ばしいお茶をいただく

 毎度おなじみ、小香さんの中国茶会へ。今月のお題は、「焙煎を楽しむ」

 小香さんのお茶は、だいたい焙煎がかかっている。
 普通、緑茶だと焙煎をかけずに製品化されるものが多いんじゃないかと思うけど(某生茶なんかはそういうお茶を使っているのかしら)、緑茶でも焙煎をかけるとかなり味わいが違う。
 ここでは、地元のお茶、気仙茶を使って、焙煎前と焙煎後を比べてみた。

如月に香ばしいお茶をいただく

 気仙茶。焙煎前(左)と焙煎後(右)

 この時点でもうかなり変わっている。焙煎後の方が深い色になっているし、香りも強くなっている。

如月に香ばしいお茶をいただく

 上記のお茶、お湯を注ぐとこんな感じ。
焙煎前は茶葉の開きが早く、焙煎後はゆっくり開いていた。
香りは、焙煎前が鼻の浅いところで散ってしまう感じだとしたら、焙煎後は香りがストレートに奥に入ってくる感じ。

如月に香ばしいお茶をいただく

 注ぐとこんな感じ。ちなみに焙煎後が左、焙煎前が右。
味も、もちろん焙煎後の方が深みがある。焙煎前のお茶はいったん喉に溜まる感じがするのだが、焙煎後はすっと胸に落ちていくようだった。

 もちろん、焙煎前のお茶が美味しくないわけではない。好みが焙煎後だったってだけ。
小香さんが言っていたが、焙煎前/後のお茶は折々に飲み分けてみるのがいいらしい。これは実践してみようと思う。

 続いて、我が“昔の恋人”、白葉単そうをいただく(写真がなくて失礼)。
この白葉単そうも焙煎をかけたものだそうで、2カ月ぶりに飲んだら味がまた深化していた。おお、ますますいい男になったわね♪なんて思った次第。 

如月に香ばしいお茶をいただく

今回のお茶請け。
上から時計回りに、紫いものマスカルポーネぞえ、新彊産レーズン、しょうが黒糖、西表産黒糖、波照間産黒糖、地釜炊き黒糖、黒糖カステラ、そして真ん中はワタシが持ってきたチョコ。

 一種の黒糖まつり状態だったのだが、これには訳があって、焙煎を味わうためにシンプルなお茶請けにしたとのこと。写真にはないけど、これに差し入れの生姜せんべいもいただいた。美味しかったわ。

如月に香ばしいお茶をいただく

 雲南黒プー&チョコ。黒プーは相変わらずのおいしさ。

 今回は黒プー&青プー、白葉単そうを家用に購入。ここしばらく青プーが欠乏気味だったので、しばらくお茶に困らないくらい買ってしまったわ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちゃんぽんは中国語で「湯麺」でいいらしい。

ちゃんぽんは中国語で「湯麺」でいいらしい。
久々の更新です。
ただいま長崎にいます。
長崎といえばちゃんぽん、というわけで、新地中華街で食べてきました。
ええ、本場のちゃんぽんはとってもおいしかったです。 

 日本の中華街といえば、横浜と神戸の南京町、そして長崎の新地。
規模では横浜が一番だけど、そのほかの中華街もそれぞれ名物を出そうとしているんじゃないかな、なんて思った次第。
 南京町では串に刺したサンザシならぬ点心が面白かったし、長崎は麻花などの唐菓子や東坡肉まん、このちゃんぽんなどが売りなのかな。

 でも、ちゃんぽんって中国料理ではないんだよね、厳密に言えば(笑)。
開港以来、さまざまな異国文化が流れ込み、まさにごっちゃまぜな長崎の象徴として生まれた料理なんだろうな。

 で、当の「ちゃんぽん」を、中国語でいうとなんになるのだろう?
 中国人の売り子さんに聞いてみたら、「中国語の『混ぜる』という言葉から来てるよ」と言われただけで、発音までしてもらえなかった。
 うーむ、それじゃ意味がないなーと思い、しばし路地をさまよったところ、とある中華料理店のサンプルに書かれた中国語が目に留まった。

 あーっ、そっか。「湯麺」でいいのね。

 以上。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧