« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »

2015年1月

本blogは、花巻―台湾間の国際線定期便の実現を願っています(勝手に応援)

 今回のエントリーは地元(岩手県)向けです。ローカルにて失礼します。

 えー、直近になってしまいましたが、本日より岩手県のフォーラム盛岡にて、台湾映画『祝宴!シェフ(映画祭題:総舗師-メインシェフへの道)』が上映されます。盛岡では昨年合作の『南風』が上映されていますが、単独作品としては実に久しぶりの上映になると思います。多分『ハーバー・クライシス』以来3年ぶり。
 ちなみに字幕版での上映です。そんなわけでレアな日本語吹替版予告でご紹介。



↓この写真はオリジナルポスター@TIFF2013から

Zoneprosite

 監督のチェン・ユーシュンは『熱帯魚』『ラブゴーゴー』が日本公開されていますが、全国規模での公開作品はこれが初めてになります。ローカル色たっぷりな舞台で巻き起こる爆笑喜劇を得意としてますが、今回はそれに台湾伝統の宴席料理がプラスされるので、笑いながらお腹が減ることまちがいなし。2時間25分もあっという間です。是非是非ご覧くださいませ。

 そして、本日ついに全国公開される『KANO 1931海の向こうの甲子園』は、岩手では2月28日より公開されます。かつて甲子園を沸かせた選手たちもコメントを次々と寄せていますので、こちらでも下の動画を。



Taiwan5

↑公開直前に台北に行った時、西門町の映画館街入口に飾られていたゲート。カッコええ!

 こんなふうに、この冬はちょうどいいタイミングで台湾映画が2本、盛岡にやってきます。折しもいわて花巻空港では台湾からのプログラムチャーター便も飛んでおります。いずれは初の国際線定期便として台湾便が飛ぶのではないかと大いに期待しております。そして、県内でも旅行先としての台湾もますます注目されることは間違いないでしょう。
 そうそう、あの新渡戸稲造も台湾に縁が深いことで有名ですよね!

 近年の台湾映画は青春映画が多く、日本にやってくる作品は良質な作品が多いのですが、なかなか北上してくれないのが悩みでした。その中にも『セデック・バレ』のような大作や、『台北カフェ・ストーリー』『GF*BF』のようなひねりの効いた作品もあります。それらの作品がなんとか上映できないものか、とリクエストしていたのですが、やっぱりなかなか厳しいようで…。でも、今回の台湾つながりの上映で、他の作品にも注目が集まれば嬉しいなと思っております。

 そして、台湾映画に興味を持たれたら、是非香港映画にも…と思うのでした。
台湾出身のエディ・ポンが出演する『激戦 ハート・オブ・ファイト(仙台では公開決定)』や、るろけんのアクション監督谷垣さんも関わってる『スペシャルID』なども、この冬は日本で公開されますのでね。このあたり、上映希望アンケート用紙にお名前書いていただければ嬉しいかな…なーんて思います。
 そんなわけで、失礼しました~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

真夜中の五分前(2014/日本・中国)

 昔から映画は国境を越えるものであり、欧米だけじゃなくて日本もアジアで多く合作を作ってきた。日本の映画会社が香港や台湾でロケしたり、日本の技術スタッフが現地で仕事したり中華圏の俳優を出演させたりと方法は様々だったらしく、そういえば李小龍作品は日本の西本正さんがカメラを回してるんだっけ、と過去記事から改めて気づく。このへんはお詳しい方に負けるので、詳細はググってもらえれば(^_^;)。
 ワタシが中華電影にハマった頃もこういうアジアンコラボは積極的に行われていたけど、当時は日本の俳優や音楽家が参加するくらいって感じだったと思う。それでも好きな俳優やスタッフが香港や台湾で仕事するなら嬉しいものだったけど、そんなに好きじゃないとどーでもよかった。☆月とかな(苦笑)。

 この『真夜中の五分前』は『GO』や『世界の中心で、愛をさけぶ』で知られる行定勲監督が、本多孝好による同名の小説を、上海を舞台に移して映画化したもの。すでに大陸などでは公開済み。驚いたのは完全に日中合作で作られたので、自国映画枠での公開ができたとのこと。そして主演が三浦春馬なので、アミューズ上海が製作に加わっていたことも知って、アミューズが昔香港で合作映画に取り組んでいたのを思い出してたりして。kitchenとかね。

 良(三浦春馬)は上海でアンティーク時計の修理工をして暮らしている。住み込みで働いているので、仕事が終わったら近所の屋内プールに泳ぎに行く。そこで彼は美しい女性若藍(劉詩詩)と出会い、贈り物を選んで欲しいと頼まれる。良が提案したのは、自分の店の時計だった。
 それから、良は若藍と瓜二つの一卵性双生児の妹如玫(劉詩詩)とも出逢う。如玫は女優をしていて、映画プロデューサーの天倫(ジョセフ)と婚約していた。控えめで聡明な若藍と華やかで妖艶な如玫と付き合っていくうちに、良は若藍にひかれていく。
しかし、若藍と如玫は旅行先のモーリシャスでクルーザーの事故に遭う。生き残ったのは如玫だった。間もなく如玫と天倫は結婚する。
 それから1年後、良は天倫から連絡をもらう。彼曰く「如玫はもしかして如玫じゃないかもしれない」と。良は久しぶりに如玫と出会うが、確かにすっかり変わってしまっていた…。

Yukisada
岩手日報2014年12月23日付。この記事、web化されてないのが残念。拡大できます。

 行定さんの作品は割とよく観ている。監督作がかなり多いので(これの前に撮った作品が昨年公開されてたし、ドラマや舞台演出もしている。最近はWOWOWのドラマ『平成猿蟹合戦図』や舞台『ブエノスアイレス午前零時』なども)全部は観てないけどね。『GO』『今度は愛妻家』『パレード』が好きかな。
 『南風』の感想にも書いたけど、行定さんはアジア映画のスタッフやキャストを積極的に作品に起用してきたので、いつかはアジアンコラボを手がけるのだろうと思っていた。フィルメックスでのQ&Aや上の新聞記事(写真)でもわかるように、台湾ニューウェーブや王家衛作品に影響を受けていると言われたら大いに納得する。
 今回は中華圏を代表する録音技術師・杜篤之さんを起用。それを先にわかっていたので、サウンドデザインに注意して聞いてみた。セリフは最小限で、がちゃがちゃしていそうな上海が舞台なのにかかわらず、背景の音はけたたましくはない。ジャンクーやホウちゃんの作品にも関わっている、半野喜弘さんの音楽も画面にすっと入り込むような感じでいい。行定さんの映画はあまりおしゃべりな感じではない(『GO』は例外だろうけど)ので、これがいい効果を上げていて、舞台を移してもちゃんと行定さんの映画だとわかるのがいい。

 幼い頃からお互いを交換して生きてきた双子の姉妹のアイデンティティの揺らぎ。如玫は素直に若藍に憧れ、若藍は無邪気な如玫に嫉妬する。そうやって生きてきたのがよくわかるので、事故で一人になってしまった「彼女」は果たして如玫なのか、それとも若藍なのか、と観ている方も混乱する。二人を演じた劉詩詩は姉妹の演じ分けを意識していたそうなので、生き残ったのがどちらなのかというのは何回か観ればきっと分かりそうなんだけど、そのへんはどちらかと決めずに、曖昧なまま観ても無問題だと思う。かつてはこういう余白を残した作りの映画も多かったし、行定さんの昔の作品も思い出してた。一番最初に観た『ひまわり』がこれと同じ感覚だった気がする。
 彼が朝日新聞のインタビューで言われているように、今はわかりやすい映画が求められているので、こういうのは冒険に思われて企画が避けられるのは残念だなーと思う。実際、感想も生き残ったのがどっちか描いて欲しい的なものもよく見かけたけど、そういう見方はちょっと残念。わかりやすいからいいってわけじゃない。もちろんこの良さもわかっている人もいるだろうからね。

 春馬はあまり好みじゃないんだけど、今回は中国語のセリフも頑張っていたし、控えめな役どころで正解。こういうナイーブな男子が中華圏女子にはどう受け入れられたかはわからないけど。劉詩詩はドラマ『宮廷女官若曦(步步驚心)』でブレイクしたのか、そうか。おしとやかな雰囲気がハマっておりました。この作品から名前を中国名に統一したジョセフ(今後もこう呼びます)も手堅かった。やっぱり短髪が似合うよな。

 今までも、越境する日本/アジア映画はあったけど、監督が越境して撮るというのは久しくなかった気がする。日本映画ならなおさらのこと。香港でも韓国の俳優がメインキャストに抜擢されることも増えてきたし、去年観た『危険な関係』もホ・ジノさんが越境した撮ったので、失敗を恐れることなく、日本の映画監督さんはどんどん外に出て行ってもいいと思う。

 面白いことに、同じ東映系で来月公開される永作博美主演の映画『さいはてにて』は、台湾の新人監督が日本で撮ったという作品。これは偶然なんだろうけど、もしかしたら東映もこういう流れでアジアンコラボの可能性を探っているのかな、なんて思ったりした。国同士のいざこざやら周りの雑音など気にせず、今年はどんどんアジアンコラボが進んでもらいたいなーと思ったのでした。

原題&英題:深夜前的五分鐘(Five minute to tomorrow)
監督:行定 勲 原作:本多孝好 脚本:堀泉 杏 音楽:半野喜弘 録音:トゥー・ドゥーチー
出演:三浦春馬 リウ・シーシー チャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン) チャン・イーバイ 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

天空からの招待状(2013/台湾)

 現在台湾在住の弟によると、昨年ついに台湾が日本人旅行客の海外渡航先第1位となったらしい。おお、そうか…。そういえば去年の冬に渡台した時、ずいぶん日本人旅行者が多いなーと思ったもんなー、と学生時代にそこに住んでいた自分はついつい感慨深くなったものであった。一緒に暮らした旧友たちもすでにバラバラになってしまったけど、中国とも台湾とも全く縁のない職についてしまった自分が今も台湾を好きでいられるのも奇跡みたいなもんだなあ、とも思うのであった。

Beyondbeauty1

 さて、2年前の後半から昨年前半にかけて台湾や香港で話題になり、大阪アジアン映画祭でも上映されて話題を呼んだのがこの『天空からの招待状』。公務員として航空写真を撮影していたカメラマンのチー・ポーリン監督が、3年の期間をかけてすべて空撮で台湾全島を撮りあげたというドキュメンタリー。製作総指揮は我らのホウちゃん、オリジナルナレーションには呉念眞さん、音楽は『セデック・バレ』のリッキー・ホー、そして挿入歌は林慶台さんとバックアップも鉄壁。さらに日本公開版ではナレーターとして西島秀俊くんが参加。よっ、フィルメックスの顔!ジャンクーやヤン・ヤーチェと同年代!>何この意味不明な掛け声は(苦笑)



これはオリジナル予告篇。日本語ナレーション版はこちらからどうぞ。

 デイタイムフライトでは、飛行機の下に広がる風景を眺めるのが好きだ。桃園に着くときは海岸線から田畑の青々さが目に飛び込んでくるし、3年前の年末に台北から台東に飛んだ時、雪に覆われた中央山脈がくっきり見えたのが嬉しかった。
 台湾も、日本と同じく山地が国土の面積の大部分を占める島だ。それゆえ、映画の序盤では中央山脈を中心とした山地の雄大な自然を取り上げており、普段はなかなか行くこともなければ観る機会も少ない「空から見た台湾」の姿に圧倒される。

Beyondbeauty2

 しかし、中盤からその様相は一転し、雄大な自然に人工物が加わり始める。そこで顕になるのは、巨大台風の被害が痛々しく残る山地、山肌に一本走る道路、山頂を切り崩されて建てられる高層マンション、工場から排出された汚水によって汚された川や海…。それらは環境の大きな変化はもちろんのこと、人口や観光客の増加、工業の発展等によって起こされる負の遺産である。もちろん、これは台湾だけじゃなく日本で問題とされているのだが、その爪痕をありのままに映しだされて観ていると、台湾人じゃなくても自分がなんとも申し訳ない気分になる。観たのは日本語版だったのだけど、前半から一貫して淡々と語られる西島くんのナレーションもこれまた効果的で、「うわーごめんなさいごめんなさい、環境破壊に加担しちゃってごめんなさい、許して―」と心のなかで謝りたくなるほど、西島くんに説教されている気分になった次第。ちなみに呉念眞さん版も同じ感じらしいです。うむ。
 特に心が痛かったのが、高山茶を買い求める観光客のニーズに答えるべく、山地を大きく切り崩して茶畑を作ることが自然破壊につながってしまうってくだりかなあ。これだけは現地まで行かないとどこで作っているのかわからないだけ、本当に申し訳ない気分になるよ。
 そもそもこの映画が作られた意図も、チー監督が長年航空写真を撮影しているうちに、台湾の自然環境が大きく変化してしまったのに胸を痛めたかららしく、それを記録しようと最初は私財を投げ打って撮影し始めたとのこと。

Beyondbeauty3

 もちろん、絶望だけじゃなく最後には希望が提示される。各地で盛んになりつつあるらしい野菜の無農薬有機栽培とそれを作るために集まった人々による新たなコミュニティの形成がラストに登場するが、これは日本でも行われている活動なので特に目新しくは感じない人もいたんじゃないかな。でも、資本主義社会が行き過ぎ、その弊害が現れているのはアジアの民主主義国家ではおそらく共通なこと。そんなことから、物質ではなく自然と共存して生き直すことが求められるのだから、同じアジアとしてお互いを見て、自分の周りを見直すにはいい。
 だからワタシはこれからも台湾には行くし、そこから自分のいるところの現在と未来も確認できる。そんなことをこの映画から感じた。

そんなわけで今年の春、また行ってきまーす。 

原題&英題:看見台湾(Beyond Beauty,TAIWAN from ABOVE)
製作総指揮:ホウ・シャオシェン 監督&撮影:チー・ポーリン 音楽:リッキー・ホー 挿入歌:リン・チンタイ
ナレーション:ウー・ニエンジェン(オリジナル版)西島秀俊(日本語版)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヒーロー・ネバー・ダイ(1998/香港)

☆今年初めての更新です。
この1月で本blogも開設11年を迎えます。昨年は本業が忙しく、blog更新もかなり減りましたが、今年は劇場で観られる機会がなくとも、WOWOW放映等でカバーして昨年よりも多く中華電影を観ていきたいと思います。

 さて、今や香港映画を代表する監督となったジョニー・トーですが、コメディや恋愛映画も難なくこなす異常に幅広い作風から、男たちの濃ゆい友情や非情な対立をスタイリッシュに描く作風が際立つようになったのが、プロデュースした『ロンゲストナイト』《非常突然》を経ていわゆる「ダークトリロジー」と呼ばれる系列の最終作として自ら監督したこの『ヒーロー・ネバー・ダイ』からなのかな、と観て思った次第。

 実はこの映画が日本で初映された頃、もちろん現役の香港電影迷ではありましたが、観てませんでした。ええ、ずーっと今になるまで。サークルのミーティングでもちょっと話題が出たけど、劇場での上映までは実現しなかったんだよね。今考えればもったいない気がするけど、まあ当時は明星中心で上映作が決まっていたところもあったから流れちゃったのもわかるし、トーさんがこんなに化けるとは思わなかったもんなあ。

 香港の黒社会を仕切る二大勢力のボスの元でそれぞれ働いているヒットマンのジャック(りよん)とチャウ(ラウちん)は、敵対しながらもお互いの銃の腕を認め合い、友情を築いていく。だが、タイで両者の組織が衝突して激しい抗争が起こってしまい、二人とも重傷を負う。特にチャウは脚に大きな怪我を負い、膝から下が切断されてしまう。しかも二人のボスは部下たちを見捨てて和解してしまう。さらにジャックの恋人(フィオナ・リョン)は刺客に狙われたジャックの代わりに大やけどを負い、チャウの恋人(ヨーヨー・モン)は彼の復讐に手を貸した際に銃殺されてしまう。すべてを失い、どん底で生きるジャックとチャウは手を組み、それぞれ銃を手に最後の戦いに向かう…。

Heroneverdies1

 いやー、16年前の作品かあ…。日本では1999年の秋に劇場公開されて以来のリバイバルというから、りよんもラウちんも若いわけよ。初映当時は今よりも多種多様な香港映画が公開されていたから、サークルで上映されるものもセレクトしやすかった。その中で上映してたのは、コメディやラブストーリー(そういえばあの☆月もこの年に公開されておりましたのう…)が多かった気がする。そんな状況の中で激烈な銃撃戦と痛みを感じるこの作品が落ちちゃったのは、まあわからなくもないのかな。サークルメンバーにはりよん迷の方ももちろんいたのだけど、それでも落ちちゃったってのが不思議。

 時代背景を考えれば、ウーさんが香港からハリウッドに渡って成功を収め、香港返還を挟んで香港映画の製作・上映本数が減少していった頃に作られた作品なので、ウーさんの後を継いでトーさんがノワール路線を始めたと考えたことがあるのだけど、両者は似ているようで全く違うということを感じている。簡単にいえば、ウーさんは熱く、トーさんはクールだってことなんだけど、それは個々のキャラクターの違いや撮影スタイルが作品に反映されていると考えていいのだろうか?
 とはいえ、ウーさんもトーさんも男たちの関係をホモソーシャル的に描くのはうまい。昨年相次いで亡くなられた高倉健さんと菅原文太さんについて四方田犬彦さんがこんな文章を書かれていたのだけど、この映画でもジャックとチャウの敵対しながら互いを認め合う濃密なホモソーシャルっぷりが実にいい具合に描かれていて面白かった。ただ、この二人は序盤ではそれぞれ恋人がいるので、禁欲的ではないのよね…といいつつ、彼女たちも中盤で退場してしまうのだけど。

 あと、興味深かったのは場面転換の際に、近作よりも思い切った省略がなされていて、それが効果的になっていること。上映時間98分という短さ(とはいえもっと短い作品も多いよな)もあるのかもしれないが、チャウとジャックの関係性が急速に強まっていく様や、互いの苦悩や再会をあっさり省略することは、観客に想像を委ねてクライマックスを安心して楽しんでもらえるいい作りになってる。今は全世界的に上映時間が2時間越えてきてるけど、それは何でも説明しちゃうからなのかな。しょうがないのかもしれないけど、この映画みたいに観客を信頼してくれる映画がもっと出てきてほしい。

Heroneverdies2

クリスマスシーズンには、こんなツリーがシネマートにあったよ。

 最後にミーハーな話で締めるけど、りよんとラウちん、自分としてはどっちがよかったかなーと思うと、これがラウちんだったりするんだよ。りよんのクールさやスタイリッシュさは今まで彼の映画をいろいろ観てきた中ではもちろんピカイチなんだけど、どっか泥臭さのあるラウちんのチャウがもう魅力的で、これはホントに彼にとっての適役だし、トーさん映画の常連となるよなあと思ったもんでしてね。ま、こんな締めにて失礼いたしました。

Heroneverdies3

 蛇足:もし震災前にこの映画を観ていたら、4年前の早春のあの日々にTVから流れていた『上を向いて歩こう』をあの頃とは全く違う気持ちで聞けたのかなと思ったのだけど、それはまた別の話になるかな。
ああ、あれからもう4年か…。

原題:眞心英雄
監督:ジョニー・トー 製作:ワイ・カーファイ 脚本:セト・カムユェン&ヤウ・ナイホイ 音楽:レイモンド・ウォン
出演:レオン・ライ ラウ・チンワン フィオナ・リョン ヨーヨー・モン ラム・シュー ウォン・ティンラム

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »