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『香港トラムでぶらり女子旅』池上千恵・永田幸子・小野寺光子

 クリスマスも過ぎ、旧正月が終わるまでは香港はイルミネーションが賑やかになる季節。 昨年の今頃は香港で一人、ブラブラしていた。目的もなくブラブラするのってつくづく贅沢な時間の過ごし方だと思うのだが、文字どおりの意味でブラブラするので、後からいいお店を教えてもらったら、そこは何も知らずに通り過ぎてたところだったりするので、やっぱり旅の先達に教えてもらうことは大切なんだな、と『徒然草』にあったようなことを思うのであった。

今の香港は良くも悪くも大陸様特需で、ホテルは高くなり、繁華街にある老舗店は次々に撤退してブランドショップになるなど、ちょっとつまらなくなってたり、あるいはチープに楽しむことはなかなか難しくなっている。香港という街は狭い割に未体験の場所がかなり多く、行くたびに遠出したりしているわけだが、日程のタイトなときでも楽しめる近場の遊びはあってもいいよなと思っていた。
 それを示してくれたのがこの本である。

以前ここで紹介した『香港女子的裏グルメ』『香港路地的裏グルメ』の著者&イラストレーターの池上さんと小野寺さんのコンビに、20年来香港とマカオを撮り続けているフォトグラファーの永田さんが加わった香港通トリオが、香港島を東西に走り、どこまで乗っても片道2.3元(香港ドル)という庶民の乗り物、トラムの旅をご案内。
 一般的に利用頻度が高いのは、上環から銅鑼湾、あるいは北角くらいまでだと思うけど、来年MTRの新路線が開通して行きやすくなりそうな西の起点・ケネディタウンと西營盤、香港電影資料館がある西湾河、そして東の起点である筲箕灣まで網羅して、リピーターにも楽しめる内容になっている。 さらに、3人の著者おすすめのトラム散歩プラン+香港映画ロケ地マップもあるのも嬉しく、後者は香港映画にハマり始めた人にはぜひ読んでもらいたいくらい。
 九龍と香港島は同じ香港でも結構違ってる。それは官公庁と高級ホテル等が島に集まっているので、どこかハイソな印象を醸し出しているのかもしれないけど、それでも香港大学近辺の西側や西湾河方面の東側ではまだまだ庶民的な面も見られるのだから、香港島だけの観光も案外楽しいかもしれない。これでホテルがもう少し安かったらよかったかな。北角やケネディタウンあたりのホテルにも泊まってみたいけど、このへんもまだまだ高いんだっけ?来年の夏あたりに短期間で行きたいと考えているので、今のうちにリサーチしておこう。

 ↑あ、小柳さんのこの本もチェックしておかなきゃね。

 そうそう、以前の記事で紹介した香港エクスプレスですが、来年の春から羽田発着がいずれも早朝になるそうです。(詳しくはこちらなど。羽田発6:20→香港着9:50、香港発23:50→羽田着4:40)。
 おお、これなら羽田前泊で帰りはそのまま始発の新幹線で遅刻出勤のエクストリーム出社的なツアーができる!とかまた無謀なことを考えたのですが、よく考えたら夏休みの時期なので、LCCの雄ピーチを使えば、

 盛岡→仙台→関空片道→香港往復→関空→成田→実家に帰省

というエクストリーム帰省な香港ツアーができるんだよな。これ、本気で考えてみよう。

 ☆通常運行ならば、今年の更新は本日で終了です。
 今年は公私ともに多忙になってきたため、あまり更新できなかったことをお詫びいたします。
 また、来年初頭で本blogは開設10年を迎えます。今後は地元での香港映画上映が増加することを願いつつ、未見作品を多く消化しつつ感想を書いていきたいと思います。
 では皆様、よいお年を…。

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