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15年前、どんな未来を予想していたのだろう。

香港の中国返還15年、民主化訴え40万人デモ

 【香港=竹内誠一郎】香港が中国に返還されて15年を迎えた1日、香港島で胡錦濤(フージンタオ)国家主席らが出席し、記念式典が行われた。

 香港トップの行政長官就任式も行われ、親中派の実業家、梁振英氏が就任した。一方、民主派団体は同日午後、中国の民主化や香港への直接選挙早期導入などを訴えるデモを行い、主催者発表で約40万人が参加した。

(2012年7月2日12時44分  読売新聞)
 昨日は再稼動デモが話題になっており、複雑な気分で見守っていたが、それ以上に気になっていたのが、香港の民主化デモである。

 このデモ及び、ここ数日の香港の動きについては、りえさんのblogをご覧くださいませ。


 返還について最後に書いたのはいつだろう?と思ったら、なんと6年前だったか…。
 先週末からTVでもよく香港の話題が上がるようになったのだが、気になったのは、NHK-BS1の「ワールドwaveトゥナイト」特集だった。

 数年前、大陸からやってきた妊婦が香港で出産するというニュースを聞いたものだが、その「香港市民」の大陸の子供が国境近くの上水の公立小学校に越境入学して、地元の子供たちが割を食っているということがそこで伝えられていた。これ、まるで都内の私立校に入って電車で遠距離通学する首都圏の小学生みたいじゃないか、と驚いた。いくら「香港市民」とはいえ、地元の子供を押し出すっていうのはいったいどういうことなのか。そんなに香港に通いたければ、金出して私立校でも作れよって言いたいもんなのだが、そんな道理は通らないんだよな、大陸だから。

 また、それ以前から「H&M香港人撮影禁止事件」とか「大陸観光客地下鉄マナー違反事件」など、今年は香港人と大陸人の間でトラブルが立て続けに起こり、孔子の感想でも触れた孔慶東教授の暴言やそれに乗じたデモ未遂などもあった。そして、こんな調査結果も出ちゃったとなれば…。なんだかなあ、と思うのであった。いや、もちろん香港人にじゃないよ、大陸のやり方にね。

 もちろん、コテコテの日本人のワタシが、香港人の気持ちをすべてわかるといえばそうではないし、そんなエラそうな御身分ではない。ワタシ自身、返還前の香港は映画の中でしか知らない。映画が好きだから、特に政治的なことはあれこれ言いたくないのだけど、この15年で経済力を武器に大陸が急速に力をつけ、日本を追い越そうとしていて、はやいとこ香港も手中に収めなきゃっていう気持ちが見えちゃってるような気がしたから、ついつい文句を言いたくなるのかもしれない。
 ああ、かつて「返還されたら北京語も使いやすくなって困らなくなるわよね?」なんてのほほんと言っていた不真面目なチャイ語学習者だったワタシが、まさか「香港で北京語聞きたくなーい!広東語聞きたーい!」とか言うようになるとは、自分でも思わなかったぜ。

 …ああ、なんか冷静さを失いがちだな。自分でも何書いてるんだかわからなくなってきた(笑)。

 ともあれ、今後香港はどうなっていくのか。かつての香港が好きだった人には、今の香港に興味がわかない人もいるかもしれないけど、過去も今も合わせて、やっぱり香港が好きだから、なんのかの文句を言いながら見守っていきたいな。
って相変わらず芸のない文で申し訳ありません。とりあえずこんなところで。

 

返還というと思いだすのが、『花火降る夏』。
アンディが歌うこの主題歌も印象的だった。
でもこれ、北京語で歌っているのね、兄さん…。

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