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寶島撒潑飯包・台東編

2年連続となった年末台湾やさぐれツアー。
一番の目的は「探親」(笑)なのであるが、今年は前半の震災でしんどい思いをしたし、仕事も大量に増えたり、トラブルも多かったから旅でゆっくり休みたいなあ…と思ったことから決めた次第。もちろん香港も考えたのだけど、年末はまだ《大魔術師》の公開が始まっていなかったもんなあ。

年末の弟の予定を聞いたところ、12月24・25日と台東にいるから来ないかと返事があり、  前回も行って思う存分やさぐれた墾丁にも寄って、1週間駆け足で島を一周するツアーが決定。飛行機は行きが成田発桃園着、帰りが松山発羽田着。これは去年と逆パターンである。交通の便も考えて、ホテルやスケジュールも計画。そして、今回初めて行く台東は、台北からだと電車で5時間かかると聞いたので、国内の代理店を経由して、国内線の飛行機を手配してもらって行くことにした。 

12月24日。夕方発の便だったため、昼過ぎに実家を出発。昨年帰りに乗ったアクセス特急で成田に向かう。速くて快適。
ANAカウンターでチェックインして、あらかじめ注文していたWIFIルータ(twitterでお勧めされたので今回はレンタルした。前回は弟のネットブックを持って行ったが、今回はiPadを持参)を受け取り、早めに出国検査へ。

Pearlmilk

搭乗ゲート近くカフェテリアの珍珠奶茶。

Meal1

機内食。この冬からグレードアップしたらしい。

飛行機は予定より遅れて6時過ぎに離陸、桃園には9時過ぎに着陸。台北までは國光號。iPhoneのマップを見ながら、どこを走っているかチェックした。

Taipeihotel

台北駅前で降ろされ、1泊目の宿である大名商務會館に着いたのは11時過ぎ。ここは駅の真ん前にあるK−Mallの19階に入っている。日本人旅行者の多いリーズナブルなビジネスホテルだが、実はうっかり朝食を頼んでしまった。翌日8時20分発の飛行機に乗るのに、朝食時間は7時から。しかも裏手のロイヤルホスト。クロークのおじさんには「7時になったらすぐ行って、帯走すればいいよ」と言われたけど、それでも間に合わなさそうな気がしてなくなく諦めた次第。

12月25日、6時半にチェックアウトして、駅前でタクシーを拾う。国内線カウンターでチェックインし、改めて松山空港内を散策。

Takeshi

金城くん@ビエラ。日本でもこの広告ならよかったのに(笑)。

Browncoffee

お腹が空いたので保安検査をさっさと済ませ、小さなターミナル内にあったブラウンコーヒーでサンドイッチのセットを買った。Mr.ブラウンも、この季節はクリスマス仕様。

Matsuyama

乗ったのはこの飛行機。所要時間約50分。

Lishan

フライト中。写真じゃわかりにくいけど、山頂が雪で覆われている。
といっても、手前は雲だけどね。

 9時10分に台東着。ロビーで弟と待ち合わせし、彼の友人(パイワン族の子)の運転する車で台東新站で翌日の列車の指定券をとり、市内観光に出かけた。
 まず行ったのが、台湾南部一のコメどころ、池上。
 ここは鉄道の駅で売られる駅弁「池上飯包」が名物。そこで行ってみたのが池上飯包文化故事館(写真一番上)。

Ikegami

 往年の台湾映画のポスターがあり、映画館を模した一角。
日本なら昭和レトロになるけど、台湾ならなんていうのかな、民国60年代レトロかな?

 ここでは米の収穫や飯包(これが弁当。「便當」とも書くが、池上ではこれが多い)の具についての紹介が、上のようなレトロ趣味のディスプレイの中にある。小学校を模したスペースもあった。ここは遠足や観光のレクチャーで使うのだろうな。
 しかし、ここではその名物である飯包は食べなかった。同行者二人がすでに腹ごしらえしていたからというのもあるが、後に恒春や高鐡で便當を食べて、なぜ二人が食べなかったのかよーくわかった。…それはまた次の記事で。

 その後は同じ市内の大坡池(その名の通り池のある公園。写真2番目)を回り、客家文化館に行く。文字通り、客家族の民俗を紹介した資料館なのだが、弟が前日見たという卑南(プユマ)族の青年の祭り、猴祭を紹介した藁人形があった。タイミングが良く、台湾の少数民族の文化をテーマに藁人形を創作している作家の個展が行われていたらしい。

Sarumatsuri

 卑南族の成人式でもある猴祭。昔はホントに生け捕ったサルを刺殺する儀式をしていたそうだが、さすがに今はそれができず、サルをかたどった人形をつかっているそうだ。

 まだまだ日は落ちないので、池上の隣町にある關山親水公園にも行ったが、…ここは入園料をとるわりにはフツーのでっかい公園だったのにがっかり。
 そして、夕方になって駅の近くにある卑南文化公園へ。ここで前日、猴祭がおこなわれたらしい。復元遺跡を回り、発掘現場をそのまま残した國立台湾史前文化博物館の分館を興味深く見る。これを先に見てから翌日本館に行こうと思ったのだが…休館日だったのであった(泣)。(写真3番目は公園の高台からの眺め)

 公園を回ったら日が暮れてきたので、市内に戻ってホテル探し。久々に飛び込みになったが、ガイドブックにもよく載っている東之郷大飯店に投宿。
 夕飯は弟とその朋友がよく利用しているというピザ店に連れて行ってもらった。市内の國中でALTをしている米国人英語教師が経営する店だそうで、全て手作り。クリスピー記事で美味でした。フォカッチャもうまかった。

Pizza

 その後は、旧站近辺に広がるアートマーケット、鐡花村へ。ここは台東のアマチュアアートの梁山泊で、週末は手作り雑貨やオーガニックフード、無農薬野菜等を売る市集(マーケット)が開催されている。まずは近隣のカフェ、萬富でお茶を。

Wonderful

ここでモロッコミントティーをいただき、体を温めてから外へ。アマチュアバンドのライブをしばし聴く。↓この女の子がつじあやのの「風になる」を北京語カバーで歌っていたよ。

Tiehuazun

弟曰く、台湾はアマチュア層が非常に厚いため、センスのいいアートが次々と生まれているとのこと。そこから考えたのは、台湾の人たちは審美眼があるんじゃないかなということ。考えたら、哈日族や大韓ドラマなど、アジアのポップカルチャーブームの起点は全て台湾だった。そう考えると何もかも納得した。
旧站まで歩くと、大学のブラスバンドがジブリ作品のメドレーを奏でていた(写真4番目)。編曲がうまくて聴き惚れたわ。そして弟とホテルに戻る。

 

翌日、12月26日の早餐は市内で一番賑わっている早點店「早點大王」で饅頭と肉包をテイクアウト。
10時に彼の朋友が到着したので、チェックアウトして、鯉魚山公園に登る(写真は最初の3枚)。前日は南部のくせに寒くて寒くて、レザージャケットが脱げなかったのに、一転して晴天。大汗をかきながら山に登り、ジャケットを脱いで風にあたった。

Leiyushan

 その後は市内を流れる卑南大渓へ。渓谷自体は大きくて、月世界のように荒涼とした景色が見られるとか(写真5番目)。乾期だったのか、川の水は少ない。それでも3年前の夏の大雨の時は、この川も氾濫したそうだ。

 台東旅行もいよいよ大詰め。最後に弟がお世話になっているパイワン族のママの家に行く(写真6番目。わんこはママ宅の犬)。ここで家庭料理も御馳走になる。

Lunch_1

豚肉とクコの実のスープ。

Lunch_2

ジャガイモのきんぴら。

Lunch_3

ちまき、というよりおこわ。

このママさんがとても素敵な方で、また来てじっくりお話を聞きたくなった。そうするためには、ワタシも弟みたいにフィールドワークでもしなければいけないのだろうか。>いや、また遊びに行きたいってことです。はい。

 初めて来た台東は、1日目が寒かったのをのぞけば、結構快適な街だったと思う。少数民族文化をじっくり見る暇がなくて残念だったけど、やっぱり一番興味を持ったのは鐡花村を始めとしたアートシーン。日本語の資料も充実しているので、中国語ができない人でも触れやすいんじゃないかなーと思う。昨年行った華山1914創意文化園区@台北も面白かったもの。
 そんなわけで、アート好きな方には非常にお勧めな台東の旅であった。

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コメント

わぁぁ羨ましい!
楽しいご旅行でヨカッタですね(^-^)

投稿: 佐藤藍子 | 2012.01.21 11:24

コメントありがとうございました。
旅行記を全部アップしてからレスするつもりでした(汗)。1か月以上経っちゃいましたが、また行きたいって思いましたね。でも香港も行きたいや(笑)。

投稿: もとはし | 2012.02.12 00:02

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