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2011年9月

電影節的秋天已經開始。

 今月は本業でかなり忙しく過ごしていたのだが、それでもネットサーフィンは欠かさず、先月下旬から始まっていたヴェネチア映画祭のレポートなどを楽しんでいた。
 日本では主演二人がマルチェロ・マストロヤンニ賞を受けた園子温監督の新作『ヒミズ』ののことばかりが話題になっていたが、中華趣味的には、アン・ホイ監督の新作《桃姐(Simple Life)》でベテラン、ディニー・イップさんが最優秀女優賞を受けたことが嬉しい。



 ヴェネチアでの記者会見。

 

 予告編。主演はアンディ。映画プロデューサー役なのね。

 で、このヴェネチアでは、『海角七号』の魏徳聖監督の新作『セデック・バレ』や、我らがトーさんの最新作《奪命金》がコンペに出品。そして、この《奪命金》がそのまんま日本でも観られるのである、もちろん東京フィルメックスで!しかもクロージング!



ヴェネチアでの記者会見。

 予告編。

 実は中華電影じゃないんだけど、フィルメックスでコンペ入りしている『東京プレイボーイクラブ』もなんとかして観ようかなーと思っている。一番の理由は自分が主演の人のファンだからってのがあるんだけど(大爆笑)、実はこれもひそかにトーさんつながり作品。この映画の監督さんは、昨年のゆうばりファンタのオフシアターコンペでグランプリを獲っている人なのだが、その時の審査委員長がトーさんだったのよ。そんなところでの注目だったりする。はい、マジで。

 そして、昨年は特集企画で中華電影の上映本数が多く、なぜか余計なトラブルもあった東京国際映画祭では、昨年の反動もあってか上映本数はガクッと減った。うむ、残念だがバランスを取るためにこれはしょうがないような気がする。
 このラインナップではオムニバスの『香港四重奏』2部作を観たい。


↑これはⅡの予告。ちなみにⅠの予告はyoukuで見られる

 そうそう、“伝説の字幕”でお馴染み、2011日本中国映画週間の作品も何か観ようと考え中。今年は平日鑑賞になりそうなので。

 チケット取りを思うとユーウツになりそうだけど、どの作品もなんとか頑張って取りたいものだよ。これまで本業がしんどかったけど、これに参加できることを思えば気も楽になるしね。

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月餅代表我的心(違)

 前回アップした『処刑剣』を観に行ったのは、先々週の月曜。すなわち、中秋節の日。
 そして今年の中秋節は、レスリーの55歳の誕生日だった。
 哥哥,祝你生日快樂!そんなわけでまずはこれを。


 この曲、先日北京で演唱會を行った、某日本明星偶像組合も歌ったらしい。
ちょこっと聴いたけど、んー、まー、還不錯ってとこ?>超生意気

 你問我愛你有多深,我愛你有幾分,我的愛也真,我的愛也深,月餅代表我的心~♪と調子よく歌っていますが、えーと1か所間違いがあります。これ、わざと間違って歌ってます。すいません、ホントにすいません、所詮は色気より食い気な自分で(爆)。

 さて、中秋節といえば月餅。日本では月見団子だけど、中華趣味になってからはすっかりこっちの方に馴染んでしまった。台湾ではこの前後にバーベキューしたり、月餅とともに鳳梨酥も贈られたりと、なかなか楽しそう。

 そんなわけで、今月のしゃおしゃん茶会も鳳梨酥三昧。さらにこの連休には月餅と中国茶の会も行われたのであった。

Binetsu

 月例のお茶会で頂いたのは南投に本店がある微熱山丘(上)と、台北でもよく知られている犁記。微熱山丘はちょうどtwitterの中華趣味フォロワーの間で話題になっており、まさかここでその本物と出会えるとは!と驚くやら嬉しいやら。犁記の鳳梨酥はレギュラーサイズなのだが、それよりも大きくて、中のジャムもよりしっとり。これがマジであの鳳梨酥ですか?と驚くばかり。
 この夏の帰省にて、ブクロの中華スーパーで台湾時代によく食べていた鳳梨酥を見つけ、おお懐かしい、味も変わっとら~ん、と大喜びしてた。そんなわけで、美味しい鳳梨酥を食べられて嬉しかったアルのよ。

Taiwanfenglisu

 そして、先週初めの連休に、市内の古い町家で開催された、月餅と中国茶の会。

Kanban

 

雨降る午後に町家を訪れ、香港好きにはお馴染みの奇華餅家の廣東式月餅、台湾好きに話題沸騰の星巴克珈琲(スタバ)の現代式月餅をいただいたのだった。

Menu

 ちなみに当日のメニューはこちらの記事の①と③。

Yuebing_1

 これは塩卵入り緑豆月餅(右)&ココナツ入り蓮の実餡月餅。
実は卵入り月餅にはややトラウマがある。台湾に渡ったばかりの頃は初秋だったのだが、中秋節が近づくとやたらと月餅をもらう機会が増えた。てっきりフツーの餡だと思って食べたら、これが半生の卵の黄身。えー、これってどうよと思うひまなく次々とやってくる卵入り月餅。そのビミョーすぎる味にギブアップしてしまったのである。以来、卵入り月餅は久しく食べていない(笑)。
 当日はそれ以来になるのであるが、見たとおりちょこっとだけのカットだったこともあって、…昔ほど抵抗を持たずに食べられたのでした。あはははは。でもでかいのを丸々もらったら、やっぱりトラウマ復活なのかしらねん(^_^;)。

 さて、お次は現代的月餅。まずはそのお姿をとくとご覧あれ。

Yueping_2

 ワタシがいただいたのは、コアントロー風味紅茶月餅(右)と、キャラメルマキアートブリュレ月餅(左)。一見ねりきりっぽくも見えるかな?

Yuebing_3

 ちょこっとサイズでも濃厚、でもお腹はいっぱいにはならなくていい感じ。それでもひとつ食べてみたくはあるのよね(笑)。
 ちなみにお茶は黒プーアル茶と邦崴青茶でした。

 1週間遅れ+当日は雨だったけど、中華的中秋節をこの会で満喫。いい感じの空間でステキだったです。非常感謝、小香さん。
 下の写真は当日のお土産。この二種類から、松の実入り鳳梨酥をいただきましたよ。

Fenglisu_1


Fenglisu_2

 この時期は連休だったので、これを利用して台湾や香港へ行って月餅や鳳梨酥を買った人も多いみたい。ワタシも7年前に連休を利用して台北へ行ったけど、今は状況が変わっちゃって繁忙期になったので、この時期はもう行けなくなっちゃったんだよね…。いつかヒマになったら、初秋の台湾へ行きたいなあ。
 もちろん、まだ体験したことのない初秋の香港へも行きたい。

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処刑剣(2010/香港)

 いやー、このところのド兄さんの大進撃はすごい。まさか盛岡でも立て続けに4本も彼の主演作が上映されるとは思わなかったもの。当地はこのところ香港電影の上映が不遇だったから、なおさら彼のすごさを思っちゃうよ。我が職場の映画大好き同僚もどうも葉問二部作がきっかけで彼にハマったようで、孫文が上映されたとき、劇場で見かけたのにビックリしたもの。あとはもーちょっとトーさんがブレイクしてくれれば…って贅沢言ってるかオレ?

 ってそれはともかく、そんなド兄さんの風が吹かなければ公開されなかったんだろーなーと思ったのが、この『処刑剣』。実は東京で公開されていた頃はほとんどノーマークでした。だって、監督がダニエル・リー…ワタシとかなり相性の悪い(爆)。ま、これについては以前も書いているから、繰り返しになっちゃうんだけどさ。

 明代に実在したという王家直属の秘密警察「錦衣衛」。彼らは厳格に法を守る一方、反体制派をことごとく抹殺する暗殺集団であった。彼らは幼いころに拉致され、剣を持たされて互いに戦い合い、生き残ってきた者が選ばれてきた。その中でも最も優れた者が指揮官に選ばれ、「青龍」の称号が与えられた。
 その錦衣衛の頭に立つ青龍(ド兄さん)は、宦官の賈(羅家英)から密命をおび、帝の重臣・趙の持つ箱を奪いに行くが、そこで賈と同僚の玄武(チー・ユーウー)の罠にはめられる。彼らは追放された親王(サモハン)の側につき、謀反を起こそうとしていた。
 無実の罪を着せられ、都を追われた青龍がたどり着いたのは、店じまいをしようとしていた正義鏢局。彼はこのキャラバンに紛れ込んで辺境の都を目指すが、彼が錦衣衛であることが発覚したために棟梁の喬永(午馬)は仕事を拒否する。そこで彼は棟梁の娘の喬花(ヴィッキー)を拉致して逃亡する。その逃避行で花は青龍にほのかな恋心を抱き始める。彼らは山賊集団の「砂漠の判事」(呉尊)の協力も得て、真相に迫ろうとするのだが、親王の義理の娘脱脱(ケイト)が刺客として彼らを追っていた…。

 錦衣衛については、公式サイトにも解説があるのでこちらもリンクを。
笑傲江湖好きとしては鏢局が登場してくれたのが嬉しかったけど、「護送屋」と翻訳されてコケました(笑)。まーねー、日本語の漢字に「鏢」がないからね。この字もうまく出るかどうかわからないのだけど。
 さて、これはどこまで史実を使っているのだろうか?ダニエルさんといえば思い出すアンディ版三国志では「おいおい~、史実とは違うとはいえ、そうするかー?」などと言いたくなったもんだけどね。

 さて、ダニエルさんの映画といえば、いつも言っていることを繰り返すけども、アクションが迫力あって素晴らしい。かつて特に名を秘す某映画(後で出てくると思うけど)ではド兄さん自身がアクション指導をしたということもあり、正統派でどんどん見せるのがいい。
 このままアクションで押し通してくれればいいのにねー、なんて期待していると、突然ラブロマンスが乱入して膝から力が抜ける。んー、どうしてダニエルさんはいつもこうなんだ、星月とかスターランナーとか。って両方とも恋愛メインじゃん(笑)。しかもその恋愛パートがどうも居心地悪くてねえ。もっとも今回のヒロインであるヴィッキーは両作品のヒロインよりはずーっと感情移入しやすかったり、かわいいんだけどね。

 で、我らがド兄さん。うーん、今回はナルな俺様路線でしたな。
葉問や孫文のエモーショナルで抑え気味の演技がステキで、しゅてきしゅてきー♪と、柄にもなくのだめっぽくなりながら観ていたわけなんだが、青龍はちとお腹にもたれる(笑)。なんとなくフロックコート+和服のような錦衣衛の制服に、またこれかよーな麦わら帽子型帽子(こらこら)は違和感ありながらも見られるけど、ヒゲが…、そしてムキムキな裸体が…。
 いや、まーねー、ド兄さんが脱ぎたがるのは知ってたんだけど、細マッチョがりそうなんだよねー。もっとも長髪は個人的にオッケイです。なんせワタシ、ド兄さんといえば一番好きなのが『英雄』の長空なもんで。

 今回初めて見た呉尊@飛輪海、いやーカッコいいっすねー。長身でシュッとしてて。でもホレないのは言うまでもないよ。これもいつもながらのことだ。もっと香港電影にでももまれてほしいもんだけど、どうだろうね。脱脱を演じていたケイト・チョイ…すまん、最初は彼女だとは気づかなかった。ホントにスマン。

 さて、まだまだ続く怒涛のド兄さん祭り。東京ではいよいよ明日から『レジェンド・オブ・フィスト』が上映されるそうなのだが、劇場情報をチェックすると、11月に仙台での上映が決まっているから、きっと冬あたりに観ることができそうだな…。

原題&英題:錦衣衛(14blades)
監督:ダニエル・リー
出演:ドニー・イェン ヴィッキー・チャオ ウーズン ケイト・チョイ チー・ユーウー ロー・カーイン ウー・マ サモ・ハン・キンポー

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シャンハイ(アメリカ/2010)

 毎日jp.映画ページでお馴染みの、紀平重成さんの銀幕閑話の数週前のコラムに、こんな一文があった。

ところで上海が舞台となる作品が相次いでいる。戦前の中国ということになると、抗日やスパイものなど歴史上の舞台として、どうしても上海が取り上げ られやすくなることは十分に理解できる。しかしややもすると“魔都”のイメージに引きずられるのか、ダンスや歌で華やかに彩られる高級クラブのシーンもたびたび登場する。

 「上海を描くと、その作品は大体失敗する」という中国人監督のユニークな分析を人づてに聞いたことがある。“魔都”のなせる技であろうか。いつかその説を検証してみたい。

 …ふーむ。確かにこれまで、中華電影でも数多の上海ものがあったけど、何がよかったかなあ。『色、戒』くらいか?意見には個人差があります。
 振り返って中華圏以外でも上海を舞台にした映画って意外とある。日本でいえば織田アニキの『T.R.Y.』(なぜいきなりこれを思い出したかといえば後述)、米国でいえばインディの2作目。もっともインディはオープニング部分だけだから違うか。
 そんなことをつらつら思いながら、米国で作られた上海映画、そのものずばり『シャンハイ』を観た。ちなみに中文題は《諜海風雲》…だったっけ?

 1941年。海軍から諜報員に転身したポール・ソームズ(ジョン・キューザック)は、大学時代からの親友であり、同じく諜報員となったコナーと上海で落ち合う予定だったが、コナーは日本租界で死体となって発見された。コナーは上海三合会のボス、アンソニー・ラン・ティン(ユンファ)を追っていた。上海ヘラルドの新聞記者に身をやつし、ドイツ領事館のパーティーに潜りこんでアンソニーと会ったポールは、彼の妻アンナ(コン・リー)を見て驚く。彼はアンナとカジノで出会い、勝負をして負けていたのであった。そして、彼は日本軍の大佐タナカ(謙さん)とも出会う。アンソニーはタナカと通じていたのであった。さらにアンナは、実は抗日ゲリラのメンバーであり、南京事件で政治家の父を失ったところ自分を助けてくれたアンソニーと結婚したのであった。ポールはそんなアンナにひかれていく。
 そして、日本領事館に潜りこんでいる諜報員から、ポールは驚きの事実を知る。コナーは日本人の娼婦スミコ(凛子)を通じて、タナカが握っていた極秘情報を入手していたのだ。それが明らかになった時、日本軍は真珠湾を攻撃し、上海は日本軍の占領下におかれる…。

 結論から言いますか。

 ユンファ超かっこいい~♪謙さんにも勝ってる(謙さん迷の方ごめんなさい)。
でも、映画自体は21世紀の『カサブランカ』を目指しながら、見事に失敗してる。
なんとも、もったいない映画だった。

 そもそもアンソニーが英語名だったのはいいとして、いったい「ラン」と「ティン」のどっちが名字なの?と最大のツッコミをしたいのだが、やっぱりユンファは香港や上海の暗黒街で暗躍して、拳銃ぶっ放してくれりゃもういうことなしですから、って安易ですいません。まあねえ、これまで米国や大陸の映画で観てきたユンファの役どころには不完全燃焼でしたからねえ、香港時代を思い出しますよ。ニコッとほほ笑んでくれるしね。
 しかし、役どころが漢奸ですか…。『色、戒』の易さんと同じか…。かつてドラマ版上海灘で、抗日ゲリラの許文強を演じていた(でもこれは観ていない)ってことを思えば、日本軍を襲撃しそうな感じもするんだけど(笑)。
 そのユンファと対応する男、日本軍のタナカこと謙さん。二人並ぶと麗しいなあ。どっちが年上だったっけか?善玉でも悪役でも、やっぱり軍人役は似合うよなあ。でもうっかり前述の『T.R.Y.』を思い出してしまったのは内緒だ。
 ま、よかったのはそれくらいか。後は、コン・リーは…、それ以上に凛子は…(泣)。で、主役って誰だっけ?ユンファだよね?と、ジョン・キューザック迷をいらつかせる発言しちゃってごめんなさい。

 で、それ以上に頭を抱えたのはストーリー展開。なんつーか、説明不足なところも多いし、それぞれの立ち位置もわかりにくい。諜報員としてのポールも、漢奸としてのアンソニーも、ゲリラとしてのアンナも、軍人としてのタナカも。こういう戦争時代の物語には必要な善悪もはっきりさせず、まさに混沌としたまま。勧善懲悪はハリウッド作品のお手のものなのに、珍しいもんだ。そのかわり、フォーフォーや葉問や精武風雲で日本人が思いっきり悪役にされているのだから、それでバランスが取れて…ってそんなこと自分で言うなよ、オレ(泣)。

 で、結論として、こういう映画が成り立つのなら、同じ時代の上海を舞台にした傑作マンガ『南京路に花吹雪』も映画化できるんじゃないか?ということでtwitterの中華クラスタで盛り上がったのであった。

 

 中華趣味的には、やっぱり主人公の一人、黄子満はニコだよねー♪と概ね同意だったんだけど、中華以外の方には反対されたり。ま、いろんな思い入れがあるもんね。これ、ワタシも実家にあるんだけど、久々に読み直したくなったなあ。そしたらここで感想も書けるし。でも、中古書店で探して買った方が早いかな?

 そんなわけで、とっ散らかった感想になったのでした。
まー、このやる気のなさで、つまりは面白くなかったってことがわかっていただけるかと。
ホント、すんません(苦笑)。

中文題:諜海風雲
監督:ミカエル・ハフストローム 脚本:ホセイン・アマニ ピアノ演奏:ラン・ラン
出演:ジョン・キューザック チョウ・ユンファ コン・リー フランカ・ポテンテ 菊地凛子 デヴィッド・モース 渡辺 謙

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あれは~あれは~、あれはボクらのパンダマン~♪

 今回の題名の元ネタ、わかる人いるだろうか…。

 さて、今週から新しい仮面ライダーが始まった。(この時点ではまだ観てないのでなんとも言えまへん)
 以前からも書いている通り、ワタクシはええ歳して特撮ドラマ好きだし、ここでもピーターが出演したファイズの劇場版(今読み返してて誤記を見つけたが、訂正してる時間はないわ…)やショウブラ製作のインフラマンの感想を書いているくらい。あ、ネタとして何度か取りあげたゲキレンジャーの、香港でロケしたという銀幕版はまだ未見。レンタルで借りてくるかなー>をい。

 そんなわけでライダーの新シリーズが始まったタイミングに合わせ(嘘)、『パンダマン』をレンタルで借り始めた。リンク先は日本で初めての放映である、ホームドラマチャンネルの番組紹介サイト。
 これは、ジェイが企画&総監督を務めているTVドラマで、主演は現在メンバーが2人となった南拳媽媽の宇豪と弾頭。ジェイ自身ももちろん出演。
 で、前置きの通り、これはなんと特撮ドラマ。以前から「ジェイは仮面ライダーみたいなヒーローものをやるべき」と言っていたので(本人の出演作としては『グリーン・ホーネット』で実現)、3年前にこのドラマを作るという発表がなされたときには、ビックリしつつ喜んだものだった。


 西暦2030年、未来都市・光明。仮面をかぶった強盗を追い詰めていた李奥警部(リ・アオ/ジェイ)の前に、パンダの仮面をかぶったライダー・熊猫超人(スーパーパンダ)が現れ、強盗たちを鮮やかに倒していった。李奥は15年前に起こった、動物の覆面の男たちが引き起こした事件を追っており、それには謎の暗黒組織、狂天集団が絡んでいた。
 ところ変わって光明の名門音楽学校。ここで講師をしている潘達(パン・ダ/宇豪)は、天才的なピアノの腕を持っているのに、遅刻の常習犯でいつもふまじめ。代理講師を頼んでいる同僚の小雨(ジェジー・ジャン)にほのかな思いを寄せているのだが、どうもやることなすこと裏目に出てしまう小人物。しかし、彼にはもう二つの顔があった。ひとつは大富豪・潘一族の跡取り息子、もうひとつは熊猫超人…。
 同じ市内の動物園で飼育員をしている南介(ナンジエ/弾頭)は、ビンボーだけど明朗快活で正義感にあふれる好青年。夜になると彼は、アジトにしている地下の配管で街中の監視カメラの映像を眺め、体を鍛えながら自ら覆面とプロテクターを作り上げる。彼のもう一つの名は熊猫侠(パンダキッド)…。
 はたして、狂天軍団のたくらむ世界征服計画とは?李奥の追う未解決事件の真相とは?潘達に秘められた過去とは?李奥・熊猫超人・熊猫侠の3人が出会う時、それは明らかになる…(はず)。

 

 とりあえず第1巻(1&2話)を鑑賞。…いやあ、楽しいじゃないか!気にいったぞオレは!
邦題がなぜ「近未来熊猫ライダー」?「近未来仮面パンダマン」でええやん、なんて思ってたら、しょっぱなから赤いマフリャーなびかせて上海(ロケ地)のビルの屋上に立ち、Jay Chouのロゴ入り(!)バイクにまたがって颯爽と登場する熊猫超人の姿を観て大いに納得。そしてアクションは気合入りまくり。きゃー、かっこええやーん♪特撮場面は、まーねー、東映や美國のアメコミ映画と比べちゃうとほほえましいレベルだけど、中華圏ならではのガチなバトルを繰り広げてくれているから許す!>うわー、甘っ。

 熊猫超人の中の人である宇豪演じる潘達くん。…きゃー、メガネ男子だよん。そんでもってヨワヨワで不真面目でドジっ子だよ、これは変身(笑)前の姿としては非常に好ましい。しかもヒーローのくせに嫉妬深くて結構ズルイ。でもやることなすこと裏目に出る。もうそれがかわいい。こういうギャップがあるからこそ、ヒーローとしてのメリハリがでていいよね。
 観た時点ではまだ登場していない、弾頭演じる熊猫侠こと南介の方が、日本のヒーローものの主人公っぽい感じ。ビンボーだけど(笑)。相変わらずの二の腕もよきかな。
 潘達の同僚にして思い人の小雨。演じるジェシー・ジャン(江雨晨)、実は初めて見た。キャラの性格付けは平成ライダーシリーズのヒロインっぽい。勝気だけどフェミニンって感じの子。ついでに常に髪がなびいている、なぜか。今のところ潘達の片思いっぽいんだけど、エンドタイトルで流される映像だと相思相愛になる予定、というか、きっと熊猫超人本人に恋しちゃう展開なんだろうね。お約束で。

 ジェイ率いる警察の皆さん。ジェイが勤務中でもニット帽をかぶっているのはまあこれもお約束。部下はどっかで見たことあるような、と思ったら浪花兄弟だったのか。そして同僚がジェリー!しかもむちゃくちゃカッコええ!彼って苦手だわーってずっと思っていたけど、まさかこれで見直すとは!しゅてきしゅてき~♪…でも惚れないけどな(爆)
 対して、敵方の狂天集団の皆さんは…どこか台湾ヤクザ風(笑)。こりゃーある意味すげぇぜ。えーと、ガンホンもこのメンツだよな?>をいをい聞くなよ。そのメンツにどっかで見たことのある輩が…と思ったら、ショーンでよかったらしい。さすが、人脈の広いジェイ。この軍団からは、まずは幹部の北斗とその兄貴分のウルフ(これがガンホンだそーです>追記)が暗躍を始める。もう最初っからバシバシと戦ってくれるのは嬉しいよ。
 後はこれから登場するエリックとっつぁんも楽しみだ。とかなんとか言いつつキャスティングをすべて把握できてないのが惜しいなあ。誰か教えてー(こらこら)。

 まーねー、ジェイはあくまでも脇役だし、日本では当たるのが難しいヒーローものではあるんだけど、南拳の二人はかわいいし、東映特撮ドラマへのオマージュも感じるし、子供たちにもわかりやすい設定と展開なので、面白くないって行っちゃもったいない気もするのよね。好き嫌いは分かれるんだろうなー。
 いや、好む人が少なくても、ワタシはとにかくこういう突拍子もない展開の特撮ドラマは大好物!だから、全力で観て楽しむよ!

 じゃ、そーゆーことで!また感想書くぜ、よろしくな!シュッ〆←なんかいろんなものが混ざってる(笑)。

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