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2011年4月

出エジプト記(2007/香港)

 祝、パン・ホーチョン、『恋の紫煙』脚本賞受賞@金像奨
 そして祝!監督作品『ドリーム・ホーム』一般劇場公開…。
 え、後者がなんかどこかやる気なさげだって?いやー気のせいっすよー(棒読み)。
 しかしいくら映画祭未公開だからとはいえ、なんでこれが(強制終了)。

 …これは失礼いたしました。つい、投げやりになってしまって。
 なんかあの手の映画がお好きな方に大絶賛されてるみたいだけど、いっそのことホーチョンはあの手の作品の人だと思いこませてやって、『イザベラ』観せて思いっきりガッカリさせてやりたいなあ、ってホントにやる気あるのか、オレ(大苦笑)。

 はいはい、仕切り直し。
あーでも、ドリーム観た人は、これはのれるかもしれないねー、なんてちょっと思ったのが、ホーチョンの2007年作品『出エジプト記』。これは当時のTIFFでチケット争奪戦にことごとく敗れ、ずっとVCDで出ないかどうか探していたところ、昨年の春にやっとVCDを見つけたといういわくつきの作品。

 詹建業(ヤムヤム)は勤務20年近くになる警察官だが、なかなか昇進できないでいる。ある日建業は、女子トイレをのぞいていて公衆わいせつ罪で逮捕された關炳文(ニック)を取り調べていたところ、關は信じがたい自白をする。―女子トイレで、女性ばかりの地下組織が夫を始めとした世界中の男性を殺そうと計画しているのを聞いてしまった、と。
 始めは冗談だろうと思っていた建業だが、それが気になって再び關を取り調べてみると、彼の自白は全く変化していた。あの後彼は、彼の上司の警官方(マギー)から取り調べを受けたのだ。それ以来、建業は「女性の地下組織」が気になり始めてしまい、釈放された關のもとに通ってはそれについて聞き出そうとする。しかし、關は頑なに口を閉ざす。
 建業には3年前に結婚した若い妻(アニー)がいた。彼女は新しいマンションに引っ越したがっているが、事件に没頭している建業は彼女のいうことに耳を貸そうとしない。常に家を空ける夫のことが気になった妻は警察に行き、方と通じるようになる。
 やがて、關が謎の死を遂げる。彼には大陸から来た妻(アイリーン)がいた。失意の彼女を気にかけた建業だが、いつの間にか二人は愛し合うようになり―。

 オープニング、海パンにシュノーケル姿の屈強な男たちが、逃げる男を押さえつけ、ボコボコにリンチしている場面。こ、これは一体なんだ!と一瞬思ったが、そーいえば異常な場面で幕を開けるのは、ホーチョン作品ではすでにお約束。すぐに制服姿のヤムヤムが登場し、あーステキ、ヤムヤムの警官の制服姿って(はぁと)なんてミーハーしていた。
 物語は一種サスペンス調に進行していく。些細なわいせつ罪、奇妙な自白、その撤回と怯える容疑者、背後にある「謎の組織」、そして夫ばかりが殺される事件―。夫の抹殺を至上目的とする「女性ばかりの地下組織」は、果たして存在するのか!?

 これ、観ていて「googleで『夫 死んで欲しい』と検索している妻が多い」っていう有名なネタを思い出しちゃったなー(笑)。
 tiffのティーチインでは、この映画を撮ったきっかけは「女性はなぜ数人まとまってトイレに行くのだろうか?もしかしてトイレでは、彼女たちは夫を殺す計画でも練っているのかもしれない!」と妄想したことからだと聞いたけど、いくらホーチョンが妻帯者でありながら、頭の中はほとんど中学生男子(注:誉めてますよー)とはいえ、それはちょいと違うんじゃん?なーんて思った次第。実は女子トイレでは、愛と欲望が渦巻いてドロドロしてるのよーん、なんて言いたかったかもね、もしその場にいたら。
 男性のすべてを女性が理解できないのと同じように、男性もまた、女性のすべてを理解できない。かつて『大丈夫』で、女性には理解できない男性たちの欲望をホモソーシャル風味で描いたホーチョンだけど、そこからつながりを読みとれば、この作品にはちょっとミソジニー風味もある…わけないか?ま、あくまで中学生男子的観点をもちながら男と女を描くとこうなるっていうように考えるべきなんだろうな。
 それでも中盤に出てくる、ヤムヤムの隣人である障害を持つ夫(ソイマン)とその妻の背景をちょっとした描写で見せたところなどは決して中学生男子的発想ではないな、と思った次第。いやー、人間って時としてゾンビやエイリアンより恐ろしいよね、なんてちょっと思ったりして(冗談)。

 主演ヤムヤム、彼と対決するのがニックさん、女性警官にマギーとかなりトーさんテイストなキャスティング。ヤムヤム妻が『姐御』『幸福のスープはいかが?』のアニーちゃんだったので、なんかものすごく年齢差が激しいカップルじゃないか?と思ったんだけど、成長してどこか某常盤姫にも似てきた感がある(苦笑)彼女とヤムヤムはちゃんと釣り合っていたから、まあいいかな。
 印象的だったのが、二人が髪に触りあい、建業が奥さんの髪を洗ってあげるという場面。ベッドシーンもフツーにあったけど(この二人の、じゃないが)、男性が愛する女性の髪を洗ってあげるという行為には一種の官能的な親密さを感じてしまう。そういえば昔観た『愛と哀しみの果て』での、ロバート・レッドフォードがメリル・ストリープの髪を洗ってあげる場面も、エロさこそ感じなかったけどステキだなーと思ったもんでね。

 あとは、ライティングの陰影、画面の切り取り方はまさに香港映画。最近日本のTVドラマや邦画ばっかり観ていると、どーしても平たんな画面構成や明るすぎるシーンが物足りなく感じるので、やっぱりこういうのが好きなんだなあと再確認。
 そうそう、音楽を担当するガブリエル・ロベルトは、日本で活動しているイタリア人音楽家。中島哲也監督や堤幸彦監督の作品で活躍していて、代表作としては堤監督の手掛けたドラマ『SPEC』がある。(これ観てました。面白かったー♪)

原題(英題):出埃及記(EXODUS)
製作&原案&脚本&監督:パン・ホーチョン 音楽:ガブリエル・ロベルト 音響:キンソン・ツァン 美術:マン・リムチョン
出演:サイモン・ヤム ニック・チョン アニー・リウ マギー・シュウ アイリーン・ワン キャンディス・ユー ラム・カートン チム・ソイマン

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ボンクラ勇者ども、頂点を極めり!-香港電影金像奨の結果に思ふ。

 昨日は、香港電影金像奨の授賞式でした。
結果は今年もまた、もにかるさんのblogをご覧くださいませ、と手を抜かせていただきます。
例によって、個人的な感想などを。
 今年はRTHKのラジオ放送を聴きながら、シナコムのネット中継を観てました。某ちうぶにも動画がアップされているはず。

 昨年『孫文の義士団』が作品賞を受賞した時、「あーもー、何が獲っても文句は言わないよー」って感じでいたのだけど、実は今年も同じ気分だった。だけど、技術系で《狄仁傑之通天帝國》(実は観てます。感想は後ほど)が、助演俳優賞を『ギャランツ』が獲り始めたあたりから、もしかして今年の金像は、「香港電影黄金期を支えて復活したベテラン監督の娯楽作」対「往年の香港功夫電影に愛とリスペクトを捧げまくった若手監督コンビの実験作」の対決か!と思うようになってきた。
 その結果、《狄仁傑》は監督賞と主演女優賞(カリーナ姐!)を始めとした6部門、『ギャランツ』が音楽、助演男女優賞(テディ・ロビン&シウ・ヤムヤム)、そして頂点の作品賞を極めて4部門を受賞。プロデューサーのカートン、ボンクラ勇者ども…もとい監督コンビを始め、製作陣が大騒ぎで登壇し、はしゃいでいたのが印象的。Twitterでのフォロワーさんも、ギャランツ好きが多かったので、みんなで大喜び。

 よく考えれば、今年ノノミネート作は、狄仁傑やギャランツの他は『密告者』も観ていたし、脚本賞を受賞した『恋の紫煙』、助演女優賞にダブルノミネートされていた《月満軒尼詩》、諸事情につき感想が書けない《分手説愛你》と、観ていた作品が多かった。

 今年の金像のキーワードは、やっぱり「新旧交替」かもしれない。
先に書いたように、ベテランの徐克さんが炎の復活を遂げ、同じく復活したテディさんと往年の名女優シウ・ヤムヤムさん(同じくデレクさん作品『野・良犬』で助演女優賞受賞のキャリアあり)が助演賞をアベック受賞はしたけれど、作品賞はギャランツ、新人監督賞に着実なキャリアを築いている無間道組のフェリックス・チョンさん、そして昨年の助演男優賞に続いて今度は主演男優賞を受賞したニコというメンツをみてみると、改めてそれを強く感じるのであった。
 昨年の孫文、一昨年は『イップ・マン 序章』、3年前は『ウォーロード』と、内容がやや中国寄りの作品がここ数年の作品賞の受賞傾向だったけど(それゆえ大陸では“香港電影結束”なんてよく言われていた)、久々に香港ローカルな作品が賞をとったというのは、コテコテな香港映画好きとしては嬉しい限り。去年《歳月神偸》が数多く部門賞をとった時、もしかしてローカル作品が力を取り戻すのかもと思っていたけど、まさにそれが続いていたようで嬉しかった。この傾向は当分続いてほしいものである。

 主演男女優賞はどちらも悲願の受賞といった感じで、非常に嬉しい。
ニコは新人賞を受賞しているわけだけど、デビュー当時の問題児っぷり、自分の道を行こうとしてトラブルを多く起こしてきたワルガキイメージが長く続いていて、当時はもったいないなあと少し思ったこともある。しかし、セシリアと結婚して父親になり、さらに例の事件を経て今の彼をみると、ここ十数年で大きく成長したものだと感慨深いものを感じる。
 キミは確実に現在の香港映画を背負う明星となったのね、ニコ…。

 カリーナ姐さんも初の主演女優賞。ノミネートは多かったんだけど、なかなか獲れなかったんだよね。女優業の傍らビジネスも手掛け、夫となった影帝トニーとともに人生を歩んでいる彼女だけど、これで夫婦ともに影帝&英后カップル。ちなみにニコ&セシも同じ。残念ながら相方と一緒の授賞式じゃなかったけど、豪快に笑いながら受賞のスピーチをし、「多謝、老公(ありがとね、ダンナ)」といった彼女の姿はすがすがしかった。
 よっ、武則天!アナタは見事な女帝だ。(笑)

 その他、ユンファがいい男になって帰ってきたり、名誉賞を受賞したウィリー・チャンさんが喧嘩別れしたと言われていた成龍さんと和解したかのような抱擁を見せたり、コンサート中の學友さんが生中継でウィリーさんに捧げて歌う『My Way』や、音楽賞プレゼンターのクリス・リーのロケンロールでラフすぎる衣裳や、主演男優賞のプレゼンターがらうちん&周迅の《大魔術師》(現在撮影中のトニー主演最新作!)コンビだったり、アジア映画賞のプレゼンターがホウちゃんとヴィッキーという珍しすぎるコンビだったりと、なかなか面白いものが見られて嬉しかった。 

 あ、そうそう、アジア映画賞なんだけど、てっきり『モンガに散る』が獲るもんだと思ってたんだよね。ちょうどこの日に観てきて、非常によかったので。でもねー、2年連続で日本映画が受賞したんだよ。それも『告白』だったんだよ…。
 なんか、そこが個人的にはちょっとアレだったなーと思った次第。といっても、意見には個人差があります(笑)。

 最後に思いっきし蛇足。
 ところでもし、《狄仁傑》の日本公開が決定したら、いったいどんな題名になるのだろうか?『則天武后の名探偵』とかどうだろうか?それで歴史ファンを思いっきし釣る(笑)。
 いかがでせうかね?是非ご検討を>配給会社の皆さま。

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愛心無國界 無懼風雨 加油我們,加油!

あの震災から20日が過ぎた。

 世間&世界の目はすっかり原発に行ってしまい、東北にそれを作った電力会社の判断やら、政府の対応やらにブーイングしたりなんだりしている。それについての見解はここでは書かない。いや、それとあわせて言いたいことはいっぱいあるよ。避難民差別すんなとか、被災してないところ(特に関東以西)はせっせと経済回せとか、東北の特産物買えよとか、でも買い占めすんなよとか、放射線が怖くて生活できるかよくぬやるーとか、現場を見ずにあれこれ言いまくる自称知識人は一度被災地にボランティア来いよとか、でも一番頭にくるのは天罰発言でお馴染みの某とち(以下強制後略)

 …これは失礼いたしました。つい、熱くなってしまって。仕切り直し。 

 ワタシの住む岩手県は、沿岸部が津波により大きな被害を受け、行方不明者も多く存在する。仕事で被災調査をしているが、電話もメールもできないところがあって、無事だとわかっていても連絡のつかない人も多い。
 TVでは「がんばれ」という言葉があふれているが、家も家族も失って絶望の淵にいる人にその言葉をかけるのは確かにむごい。助けに行きたいと思っても、県内の被災地はあまりにも遠すぎる(これは本当)。どうしようもなく、立ちつくしてしまう。
 ワタシたちも間接的な被災者のようなものだ。頑張らなきゃいけないのは、ワタシたちの方なのだ。

 そんななか、香港では4月1日に《愛心無國界311燭光晩會》というチャリティーイベントが行われた。

 先の記事で書いたとおり、香港では震災7日後に蘋果日報で「雨ニモマケズ」が取り上げられて反響を呼び、詩の一部を引用して曲をつけ、さらに北京語と広東語の歌詞をつけたのが、このチャリティーのテーマ曲となった「不要輸給心痛(無懼風雨)」。上に挙げたのはサビの部分で歌われる広東語ヴァージョン。

 台湾チャリティーの中心となったジュディ・オング姐さんが成龍さんと曾志偉とっつあん、そしてアグネス・チャンに声をかけ、アンディ先生やアーロン、ミリアムに學友さんにイーソンにハッケンに…とあれよあれよと明星大集合。香港芸能界がチャリティーイベントを盛んに行っているのは有名な話で、昨年も4月に四川大地震のチャリティーイベントをやっていたのだけど、まさか日本へのチャリティーも大々的にやってもらえるとは…。と胸がキューンと締め付けられた。
 そうそう、チャリティーといえばこれも忘れちゃいけない。りえさんもご紹介されていますが、仮面ライダー好きにはたまりませんよ。

 りえさん、モモっちとヒビキさんにはさまれてる~♪

 おっと、閑話休題。
当日はそのりえさんや在港日本人の中華趣味な方もボランティアに加わり、出演アーティストと同じくらいフルスロットルだったらしい。当日、日本や香港でこの番組を観ていたり、参加していた人々のtweetはこちら。→ Part1(重いです) Part2 Part3 その後
 さらに、テーマソングのオープニングから当日のメイキング、各出演アーティストの動画が、番組公式チャンネルartistes311にまとめてアップ。当日、これらの動画関連を監修&編集していたのは、なんと我らがアンドリューさん。しかも彼のサポートをカートンさんがしていたと聞いたので、もうひたすら感謝感激雨則巻アラレであった←古い。

 当日のセットリストや感想はきたきつねさん春巻さん等多数の中華趣味系bloggerが既に書かれていますが、ワタシも思い出せるだけ感想をフラッシュで。

○千昌夫の『北国の春』は地元のような歌だし、北京語ヴァージョンも学生の時に歌ったけど、今まではどうも野暮ったいイメージがあった。本人が破産しているってのもあるしね。だけど、こういう状況下であの曲を広東語・北京語(ジョイ・ヨン&プールデンス・ラウ)、そしてご本人の歌と聴くと、非常に沁みるのであった…。

○twitter上で盛りあがったのは、ド兄さん登場の場面(もちろん歌はなし)。あと、AKB48のうち3人が登場した時、えーだれだれ?AKBのメンバーわかんねーというtweetがタイムラインにあふれかえったのには笑った。しかもワタシのTLには中継を観ていなかった一般のフォロワーさんまで「AKBが全然わからない日本人はワタシ」と言いだすし(笑)。

○ビデオ出演はケリー(流産しちゃったのか…涙)、カレン、トニーなど。
 特にトニーは相田みつをの「わけ合えば」を広東語で朗読。kizuna311事務局さん、是非とも香港サイドと交渉のうえ、動画エントリーをお願いします。

○さすがにチャンネルにはアップされてはいなかったけど、番組ではNHKニュース等の映像が編集され、音楽と字幕がつけられて地震の中での人間模様が綴られていた。日本の民放がよく放映するような感傷的な映像ではなかったけど、容易に感情移入できた。
 そして、地震が引き金となった原発事故は、アンドリューさんにより「福島事件簿」と名付けられてまとめられた。初めて観る映像も多く、絶句した。地震と原発は別という考えもあるけど、このことはやはり押さえなければいけないのだろうな。さすがに原発の是非までには踏み込めないだろうけど、大いに考えさせられるのはもちろんだ。

○女川出身の中村雅俊さん。俳優としてよりも「心の色」や「恋人も濡れる街角」などの歌の方が好きだなあ。彼が出演して主題歌もうたった「俺たちの旅」は香港でもタム校長にカバーされたり、レスリーの主演作に香港題が引用されたりと人気があったとのこと。そして、雅俊さん自身も故郷で親戚や知人を亡くされたと…。その歌を、アーロンとともに熱唱。そしてアーロンは、サビを日本語で歌っていた。

○現役のシンガーも多かったけど、プルーデンスさん、ローウェル・ローさん、ウィナーズと往年の大御所が続々と登場していたのが興味深かった。彼らが活躍した80年代は、日本のポップスのカバーも多かったわけで、日本と香港の音楽交流史に思いをはせていたのであった…。

 そして、当日は我がTLでボランティアや震災サポートを積極的に行っている中華方面以外のフォロワーさんにもネット中継を見てもらえた。非常に好意的な感想をもらえたのが嬉しかった。チャリティー番組というのは、これや《相信希望》のようなかたちが最も理想的である。今週のAERAでヒデが《相信希望》に出演した感想とともに「日本でもタレントのチャリティーはみんな一緒にやるべきだ」と言っていたし、毎年夏に放映されている某長時間番組みたいにわざとらしいものではなく、出演者も募金提供者も気負わずに自然に参加できる気分になれるものがいい。
 なにかあったらすぐ団結し、困っている隣人のために歌い、励ます。それが本当に届けたい人たちに届かなくても、お金は確実に役に立つし、それを観たワタシたちが被災地にできることを考えて行動しようと心掛ける。それでいいんだ。

 「頑張れ」と「加油」は決してイコールの意味合いではないんだし、被災地に行けなくても、ワタシたちが被災地のためにできることはたくさんある。だから、被災者に「頑張れ」というより、香港人の「奸爸爹(ガンバテ)!」を受け止めて動かなきゃいけないのは、アクションできる力を持っているワタシたちだ。

 だから、放射能も怖いし、余震も不安だし、偉い人たちのいうことも信用ならないけど、それでも「加油我們,加油!」と言いながら、進んでいかなくちゃ。
 あの日からまだ1カ月もたっていない。被災や避難で苦難している人はまだまだ多い。それを心したい。そして、香港や台湾の人々に、いつかお礼を言わなければ。

 以上、やや感情的にもなりながら、なんとかまとめた次第。

 仕事も通常勤務になったし、そろそろ映画もちゃんと観たいなあ。
 地元の映画館では今月、ついに『モンガに散る』が公開されるしね。

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