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寶島撒潑茶樓―ワタシは日本を捨てた、もう戻る気はありません(笑)・墾丁編

 12月29日昼、ホテルをチェックアウトしてからMRTで高雄車站に到着し、キャリーを引っ張りながら墾丁行きの客運(長距離バス)ターミナルを探すと、國光客運の裏に、墾丁行きのバスが出ている高雄客運ターミナルを見つけたので、ここでバスのチケットを買った。この時、ワタシが出した札の一部が受け取られなかったのだが、このことは後述。
 売り子のおねーさんから排骨飯弁当を60元で買い、内部は異常に古くさいバス(笑。でも懐かしい)に乗りこんで、弁当とパティシエの友人からもらったフルーツケーキをお供に、2時間強をゆられていた。都会から高速道路、そして下の道に降りると、典型的な台湾の田舎がロードサイドに続く。マンゴーや蓮霧の販売もやっているのが日本と違うところ。
 そして、3時30分ごろに、初訪問の墾丁にたどり着いた。ホテルはリゾートホテルの凱撒大飯店シーザーパーク)。そして、部屋はHoneymoon Room!
 うわー、そもそもここは新婚さんのための部屋だよな!そんな部屋に一人で2日間滞在するんだよオレ!…でもいいんだ、ここに来たのはやさぐれるためなんだから(笑)。

 えー、以前も書いたように、墾丁といえば『海角七号』のロケ地として有名になっておりますが、実はもひとつ、ここでロケが行われた映画があります。しかも日本映画。

 …はい、秋のマンダリンオリエンタル東京に続き、またしても『ハゲタカ』映画版です。

 リンク先の感想にも書いてある通り、この映画の海外ロケは台湾で行われている。その冒頭、主人公のファンドマネージャー鷲津政彦が買収をめぐる裁判に負け、海外で暮らしているという場面があるのだが、そこで登場したのがこのホテルのビーチとバーらしい、ということを聞いた。
 弟の仕事の都合により、待ち合わせが年越し後の週末となってしまったため、ほんじゃーいっちょ墾丁に行ってみて、ワタシも鷲津さんばりにやさぐれてみっかなー♪とシーザーを予約しちゃったのである。しかも2泊!

 荷物を置いてホテルを散策すると、こんなバーがあり、

Cicada

 道路をくぐる小道を抜けていくと、やさぐれるのに最適なビーチが目の前に出現!

Yasagure

 思わず「ワタシは日本を捨てた。もう戻る気はありません」と、件の映画で鷲津さんがいったセリフをつぶやいてしまい、脳内で妄想が暴走してしまったのだが、ここはあくまでも中華趣味なので、妄想については日記の方に後ほど(大笑)。
 このビーチはシーザーパークのプライベートビーチで、本来の名称は「小湾」。しかし、ワタシはここでの滞在中、ずっと「やさぐれビーチ」と呼んでいたのだった(笑)。

 夜は墾丁のメインストリートまで歩く。それほど大きくはないんだけど、ちゃんと夜市が出ている。おお、臭豆腐がある!珍しい!久々に食べたいかも!といいつつ、ホテルに持っていくのにためらわれたので断念。
 この日は湯餃をいただき、道端で鹽酥雞と薯條を買い、セブンイレブンで台湾ビールと茶葉蛋を買ってホテルに戻る。そして部屋でPCに向かいつつ、それらをつまみながらNHKワールドで龍馬総集編を観ていた次第(笑)。

Honeymoon

 なんせ部屋にはこんなお姫様ベッドがあるので、こりゃヴェールを下げなきゃアカンでしょ、とうっとり気分で眠りに就いたのであった。これで隣に誰かいてくれたら…、と後は言わないでおこうかね。

 12月30日。6時過ぎに起床し、7時に朝食を取りに行く。
台湾のホテルはほとんど朝食が付いている。かつて台北で泊まったホテルで出た朝食は、あまりにもバリエーションのないおかゆバイキングだったのであまり信用できなかった。でも、ここのバイキングはえらい豪華だった!さすが高級ホテル。養殖はもちろん、中華メニューも充実していた。翌日は割包食べちゃったしね。

Brkfst

 この日、午前中はひたすらのんびりし、午後から観光することにした。
そんなわけで、ポストカードと本を持ってホテル内をぶらぶら散歩。バーの軒先で朋友への寒中見舞いを書いたり、やさぐれビーチでベンチを借り、ブランデーならぬお茶を飲みながら、持ってきた本を読んで時を過ごしたのであった。

 ちなみに、日本人客も数組滞在。
 ホテル内で「日本人がいないのね」と言われたご夫婦とすれ違ったけど、ワタシ日本人ですよー、ここで一人でやさぐれてますよー、と声をかければよかったかしらん(笑)。

 昼食はロビーラウンジで海鮮湯麺
 その後、船帆石や鵝鑾鼻を見に行くことにしたのだが、これがまた大変だった。

 鵝鑾鼻まではバスが出ているので、それをつかまえようと思ってホテル前のバス停で待っていたら、一向に来る様子がない。ホテル前の白タクのおじさんに声をかけられたが、シカトして道路をずんずん歩いていた。近くの船帆石まで2キロだというし、バスが来たら乗ればいいと思っていたからね。
 …しかし、道のりは結構長かった。そして、とぼとぼ歩くワタシは、なぜかパトカーに捕まってしまった(笑)。すいませんおまわりさん、ついついタクシー代わりに使ってしまいました。ええ、船帆石まで乗せてもらっちゃったんです。

Chuanfengshi

 これが船帆石。確かに帆船のように見える。

 観覧スポットにはフツーの観光客ももちろんだが、どんどんと観光バスが横付けされる。そこから出てくるのは、どーやら大陸からの観光客。バスのフロントグラスには「○○○書記」って書かれていた。ふーん、幹部とそのお連れの視察旅行か…。

 船帆石観覧スポットの前には、こんなお店があった。その名前に笑ってしまったよ。

Iwate

 よく見ると、青い字で「岩手」って書いてある。なんでこんな名前なんだろう?
営業してなかったようなので(夏季限定営業?)、話を聞けなくて残念。

 バスがなかなか来ないので、今度は黄色いタクシーをつかまえて鵝鑾鼻まで行く。運賃は200元(だいたい700円)。なんか損した気分になったので、帰りは絶対バスをつかまえようと思った次第(笑)。始発駅だしね。

Beach

 鵝鑾鼻は台湾最南端の灯台のある公園で、すぐ見えるのはフィリピンと接したバシー海峡とのこと。つまり、ここがホントの「国境の南」、つまり台湾の果てってわけだ。

Eluanbi

 果ての灯台には、悲しみを置いてくるのがふさわしい、といえばブエノスだけど、そんな果て感がなく、ひたすら開放感のある場所だった。それでもおセンチにはなれそうだけどね。
 この時には天気もよかったので、よく歩いた。いいところだったよ。

 公園を出て、30分ほど待ってバスに乗って帰った。ちなみにバスの運賃は24元…なに、この違いは。バス待ちの間、どんどんと天気が変わっていって寒くなっていった。それでもなぜかアイスクリームが食べたくなって、ホテル近くのアイスクリームショップでパッションフルーツとマンゴーのアイスを食べた次第。食べがいがあっておいしかったよ。

 ホテルに戻って少し休憩し、夕飯を食べに夜市へ。
墾丁はタイ料理店が多いので、この日はお店に入って、タイの炒めフォーを食べてみた。…しかし、一人で食べるのには量が多すぎたなあ。いや、完食したけど。この旅ではだいたい100元ぐらいで満足できる食事をしていたんだけど(ただし夜市で)、このお店では200元。安いことは安いけど、やっぱりちゃんと食べたいもの。←妙に食い意地の張ってる発言にて失礼。
 お店は撮影禁止だったので、写真は撮れず。うむ、残念。
 その後はホテルに戻り、ビールは買わずに前日と同じことをしたので省略。

Hotel

 夜のホテル。

 そして12月31日。朝食を取った後は、例によってやさぐれビーチを散歩し、荷物をまとめてから、名残惜しい気持ちになってホテル内をずっと散歩し、写真を撮っていた。

Orchid

 部屋のベランダにあった蘭の花。

Xmas

ロビーのディスプレイ。まだクリスマスなのはまあ西洋式だってことで。

Bossanna

ホテルのマスコット、ボスとアンナ。

 初のリゾートホテルだったけど(地元の温泉はリゾート扱いしてない)、ただ滞在するだけでも結構充実したバカンスとなった。最初はリゾートなんて柄じゃないよ、なんて思ったけど、ただボーッとしているだけでも楽しいもんである。香港の超高級ホテルから一歩も出ずに休みを過ごすという人の話を聞いてビックリしたことがあるけど、それもわかるような気がするな。

 あと、今回残念だったのは、スパを利用しなかったこと。
香港でもロクシタンスパに行って癒されてきたし、本気で体を癒すのならば、やっぱりホテルスパを利用すればよかったなあ。しっかり女を磨いてくればよかったかしらん。
 そっか、また今度やさぐれに来ればいいのよね!今度はビーチで昼間っからブランデーあおってやるぞ(笑)、なーんて思っちゃった次第である。

 11時にチェックアウトし、あらかじめ申し込みをしていたシャトルバスに乗り込み、HSRの左營站に向かう。これまたホテルで申し込んだランチボックスをいただき、いよいよ最終目的地にして年越しの地、台北へとワタシは向かったのであった…。

Lunchbox

 そんなわけで台湾やさぐれツアー、次の台北編がラストです。
 これも早いうちに書きますね。

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 この記事は、中華blogで書いた台湾旅行記「寶島撒潑茶樓」の番外編。といっても、内容はかなりダブりますのであしからず。そして、多少の妄想も入ってますのでさらにあしからず。 ... [続きを読む]

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