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寶島撒潑茶樓―ワタシは日本を捨てた、もう戻る気はありません(笑)・台北編

 12月31日。中華民国的には民国暦99年の最後の日。
真冬でも楽園だった墾丁に別れを告げてバスに乗り、13時36分左營站発のHSRで一路台北へ。始発駅だったので最初は自由席も余裕で座れたのだが、台中からどんどん人が乗り込んできて、あっという間に満席に。日本と違って、年末年始休みが元旦しかないからか、多分仕事をして台北に戻る人とか、ここ数年の恒例となったカウントダウンライブや台北101の花火を見に出かける人たちなのかなー、なんて思った次第。

 各駅停車の便だったので、台北にはちょうど2時間後に到着。
 ここでのお宿は松江路にある康華大飯店ゴールデンチャイナ)。駅から遠いかなーと思ったので、タクシーを捕まえて行った。もちろん北京語でずっとしゃべっていたけど、ワタシが日本人とわかった運転手さんは、4年前の大相撲台湾巡業の時に撮ったという朝青龍との写真を見せてくれたよ。
 そして、康華に近づいてから、運転手さんは「ホテルの隣の地下鉄駅があるから便利だよ」と教えてくれた。え?地下鉄なんてあったっけ?と思っていたのだが、それがあったのである。驚き!
 康華は行天宮の近くにあるのだが、ここを通って忠孝路を通る路線への乗り換えまでが、つい最近開通していたのである。いやーこれは知らなかった!それなら東区に行くのもスムーズに行けるじゃないか、6年も来ないと、台北もものすごく変わるよなーと感慨深くなったのであった。

 そう、ここで改めて書くけど、ここに6年来ないうちに起こった変化のひとつが、紙幣の切り替え。
留学時からずっとおなじみだった蒋介石や孫文の肖像のある紙幣がリニューアルし、一回り小さいデザインになっていた。そして、以前の紙幣は全く使い物にならなくなっていた…。6年前の旅行で使った旧札が手元に400元ほど残っていたのだ。銀行に行けば交換してもらえると教えてもらったけど、もう週末で時間もなかったから、弟にあげて交換しておくように言っておいた。

 閑話休題。ホテルは日本人団体旅行客も多いので、フロントの人は日本語が話せる。当初はシングルで予約したけど、週末に弟が来るので、エキストラベッドを入れてもらうようにお願いした。そしたらベッドがダブルしかないので入れられないといわれ、翌日にツインへ移ることで交渉成立。追加料金も意外と安かったので安心。
 一休みしてから、5時頃夕飯を食べに街に出かけた。

 最初は大晦日ということもあり、台北101の花火や市政府の特設会場で行われるカウントダウンライブでも観に行こうと思ったが、在台の方から「帰りがものすごく混雑するから覚悟した方がいいよ」といわれて断念。これらの越年イベントもここ数年で盛りあがってきたことらしいけど、出かけるにはちょっとキツイかなと思ったしね。
 MRTを2回乗り換え、ライブに行く人々の波にもまれながら、お気に入りの夜市へ到着。
 『ブエノスアイレス』のラストシーンでお馴染の、遼寧街夜市である。 

Liaoningjie

 意外にも市内唯一の飲食に特化した夜市であるここは、お店の移り変わりも激しいらしい。
 1997年の2月、あの映画のロケが行われた時に登場した屋台も、2年くらいでなくなってしまったとのこと。それでも、いろいろなものが食べられて、歩くのにもちょうどいい小さな夜市なので、台北に来れば必ずここに通っているのである。
 なんといっても大晦日。久々に一人で、そして学生時代以来の海外年越しになるけれど、やっぱり何かそば的なものを食べようと思い、食べやすい担仔麺と、やっぱり台北に来たらこれを食べなければ、のおあちぇんを同じお店で注文。ちゃんと玉子入りだったのが嬉しかった。

 デザートは豆花か湯圓で迷ったけど、やっぱり温かいものが食べたかったので紅豆湯圓を。ついでに木瓜牛乳もテイクアウトして夜市をしばし彷徨う。…でも、寒さには勝てなかった。やっぱりさっさとホテル帰ってNHKワールドで紅白でも観るー(笑)というわけで、8時頃にはさっさと帰った根性なし。その後はPCつけながら、ずーっとネットでおしゃべりしていた。って台北にいても日本と変わらないじゃないか、自分。

 日本で紅白が終わっても、台北はまだ午後11時。ちょっとお腹も空いたので、新年に備えてビールとおつまみでもかってこようかなと思い、外に出る。するとどこからともなくドーンドーンという音が聞こえたので、行天宮の方向へちょっと歩いてみた。その音は、円山大飯店のふもとで行われていた台湾花博会場で打ち上げられた花火であった。街中からもちょこっとだけ見えたから、いかに大規模な花火だったのだろうか。
 ホテル裏手の松江市場に出ていた小さな夜市が混んでいたので、向かいのファミマで買い物して部屋に戻ればちょうどいい時間。市内のあちこちで繰り広げられるイベントの音を聞きながらビールを開け、100年を越える瞬間に乾杯したのであった。 

 明けて、民国100(2011)年1月1日。土曜日で祝日。いたってフツーの週末。
10時半頃に弟と台北駅の國光客運ターミナルで待ち合わせることにしていたので、10時ごろ出ればいいかと思い、ゆったり朝食を取りに行った。
 ここもバイキングで、シーザーよりは種類が少ないけど、好きに取っても満足するくらいのバリエーション。洋食メニューも日本人の口に合うし、ホカホカの饅頭があったのが嬉しかったなあ。
 さて腹を満たしたので出ようかと思ったら、入り口にでかいリュックを背負ったどっかで見たことのある男が立っている。ありゃ、我が弟だよ。ここまで来たのかあ。話によると、予定していたより1本早い5時発のバスに乗れたので、地下鉄に乗ってここまで来たとのこと。おーおーわざわざよく来たねえ、ほんじゃ部屋でも行くかと連れて行き、荷物の交換やら近況報告やらなんやらしてたら、あっという間に午前11時になってた…。メイドさんにノックされたので、移動できるように荷物をまとめて、まずは東区へ。

 2004年の暮れにここに来た時、すでに台北101はその勇姿を台北の空に現していたのだが、グランドオープンが12月31日でその前に帰国していてタッチの差で見られなかったワタシ(笑)。だから、今回が初見学。そういえばMRTで國父紀念館より先に行くのも初めてかもしれないな。
 市政府の駅で降りて101の方向へ歩いていくと、前日のライブの残り香が。

Afterlive

 そんなに撤収されてなかったのがラッキー。中央のロボットはトランスフォーマーに出てきたっけか?

 101のショッピングアーケードをぐるぐると登り、展望台に行こうかと思ったら、結構な列にして、入場料が高い…。こりゃわざわざ登らなくてもいいよねえ、ということでギブアップし、弟の探し物に付き合って誠品信義店へ。
 誠品書店といえば、もう“台湾のジュンク堂”なんて枕詞などいらないくらいに発展した。この信義店は書籍以外のテナントも充実していて、いってみればライフスタイルセレクトショッピングビルといった感じであった。いいなあ、こういうSC。日本のパルコや丸井とはまたちょっと違ってオサレで。(ちなみに今回のワタシは、本はもちろんだけどCDもDVDも一切買わなかった。弟からの頼まれ物を持って帰るのがミッションだったし、購買欲もあまりなかったものでね)

 腹も減ったねー、ということで忠孝路をしばらく歩き、モスバーガーに入ることにした。
…なんで台湾まできてモス?と思われるだろうけど、午餐にするには時間が遅かったこと、この時は姉弟そろって重いものが食べたくなかったことなどいろんな原因があってである。ま、そーゆーことである。
 その後は誠品書店の敦化南路店にも行き(ここは書店に特化されていてお気に入り)、6年前にはなかったところということで、台北駅にも近い華山1914創意文化園区に行くことにした。

Artplace

 ここはかつての工場をリノベートしたアートプレイス。
ギャラリーあり、ワークショップあり、マーケットありと、文化祭のような雰囲気だった。こういうところ、大好きである。
 ここでジミーのエキシビションをしていたのだが、入場料の高さにギブアップし(んなビンボーな)、隣のジミーカフェでケーキセットを注文してゆるゆるしていた。

Blueberry

ブルーベリーパイ。

Lemon

レモンパイ。

 あれこれおしゃべりしていたら、外はすっかり真っ暗で、すでに7時近く。
台北車站まで歩いていき、地下街の売店でお土産を入れるバッグを購入し(あのチェックの中華バッグがなかったのに驚く)、弟がハマっているという胡椒餅を重慶路で買い、ホテルに戻る。これを夕飯代わりに食べて、お茶しながら12時過ぎまでしゃべっていた。

Hujiaobing

実は胡椒餅は初体験。肉入りパンというか、台湾版ミートパイというか。
肉汁が多いので、注意して食べないと大変なことになる。でもうまかった。

 そして最終日、1月2日。
復路は桃園からなので、ちょっと時間に余裕を見てチェックアウトしなければならない。
それでも午前中はどこか歩こうよ、ということになったので、11時にチェックアウトして、久々に行天宮に行くことにした。

Xingtiangong_1

 境内はものすごい人。日本の初詣と同じ状態だね。

Xingtiangong_2

青い長衫を着た女性たちは、行天宮の社務の方(といっていいのか?)だろうか。

 この後は丹堤珈琲でお茶をして、ホテルから荷物をピックアップして弟と別れた。
近くに長榮のバス停があったので乗り込み、1時過ぎに空港着。
さっさとチェックインして、お土産店でいろいろ買いこんで(お菓子がいろいろ増えてたなー)、飛行機に乗り込んだ。今度は予定通りのフライト。19時に成田に着き、新しくできたスカイアクセスの特急列車、アクセス特急に乗って実家まで帰った。

 6年ぶりの台湾は、変わっていたところもあり、そうでないところもあり、そして知らなかったこともあって、相変わらず楽しめた。
 やっぱり墾丁に行けたのが一番うれしかったなあ。確かに行くのは大変ではあるんだけど、苦労して行っただけあって予想通りの場所で、じっくりやさぐれることができたもんね。いや、ホントに戻りたくなかったんだけど、金がないので戻らざるを得なかったのは言うまでもない(大笑)。朋友に話したら、「それは行ってみたい!」と言われたしね。ええ、また行きたいっす。
 そして台北も、近いうちにまた回りたい。ワタシが留学していたころとはすっかり変わってしまったけど、今度は3泊4日でもいいから、じっくり腰を落ち着けて回りたいものである。
このガイドブックももらったしね♪
 以上、台湾年末年始の旅の記録でした。

 そんなわけで、久々に台湾熱も発しているんだけど、実は次回のやさぐれツアーが早くも決定しちゃっている次第。
 はい、来月の連休を利用して香港に行ってきます!
 やさぐれツアーはまだまだ終わらないのであった…(笑)。

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