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2011年1月

グリーン・ホーネット(2011/アメリカ)

 ハリウッドの大作には興味がなくなってきたこの頃だが、それでもヒーローものが大好きなので、X-MENやアイアンマンなどのアメコミヒーローものが始まると観に行っている。日本の特撮ものが好きなこともあるので、その延長で観ているってのもあるのかな。久々に今期のライダーも途中参加だけど観ているし。

 さて、ヒーローといえばジェイ。
 ワタシは常々「ジェイが仮面ライダーやればいいのに」と言っているくらい、ジェイにはヒーローものが似合うと思っているのだが、本人もヒーローものが好きらしく、自ら企画・監督・出演した『パンダマン』なんてー特撮ドラマシリーズを作っちゃっている(ちなみに主演は宇豪&弾頭)。

 これももちろん観たいとは思っているのだが、やっぱりジェイ本人がヒーローになってほしいよなあ。 そんなことを思っていたら、思わぬところからオファーが来て、ヒーローになったジェイを見ることができちゃった、というのが、『グリーン・ホーネット』なのである。

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 ブリット・リード(セス・ローゲン)の父ジェームズ(トム・ウィルキンソン)は新聞社「デイリー・センチネル」の社長兼編集長。厳格な父に反して、彼は放蕩三昧を繰り広げていた。街は荒廃し、東欧系ギャングのチェドノフスキー(クリストフ・ヴァルツ)が頭角を現して支配しようとしていた。
 そんな時、父が蜂に刺されてアレルギー反応を起こして急死する。当然、センチネル社はブリットが継ぐことになった。突然のことに茫然とする彼のもとに、元父親の運転手をしていたカトーと名乗る男(ジェイ)がやってきて、ブリットに父親のことを話す。リード家の車のメンテナンスを担当していた彼はメカに強く、ブリットは彼の腕前にほれ込む。そこで彼はカトーを巻き込んでちょっとした悪巧みをするが、その最中に暴漢と遭遇。カトーは暴漢に立ち向かい、見事に撃退する。
 それに感心したブリットはあることを思いつく。この街の荒廃の原因はいったい何なのか。その諸悪の根源を叩き潰そうと。しかし、やるのなら正統派のヒーローではなく、悪人として振舞おうじゃないか。彼は「グリーン・ホーネット(緑のスズメバチ)」と名乗り、カトーの開発した高性能車「ブラック・ビューティー」に乗り、仮面に素顔を隠して夜な夜な街に出没する。そしてセンチネル社に新しく赴任した秘書レノア(キャメロン・ディアス)やたたき上げの副編集長アックスフォード(エドワード・ジェームズ・オルモス)らを巻き込み、ホーネットの悪名を喧伝してのし上がるのだが…。

 60年代にブルース・リーが出演して名声をなしたという同名のTVシリーズ&ラジオドラマがオリジナルというこの映画だが、もともと企画を立てたセスは星仔にカトー役としての出演と監督を依頼したそうだ。だけど、いろいろあって星仔が降板。やがてミシェル・ゴンドリーが監督に決定し、カトー役をSkypeでオーディションしたところ、ジェイが応募してその役を見事に射止め、結果としてこれが彼にとって初のハリウッド&英語映画となったというラッキーさ。
 いや、もちろん星仔のシニカルなカトーも観てみたかったなあ。なんてったって李小龍さんを敬愛する彼のことだから、ブリットに毒を吐きつつ、ピンチになると全部自分でおいしいところをさらっていったのかもしれない。

 監督がゴンドリーさんと聞いて、実はちょっと意外に思った。
フランス生まれの彼の映画は結構好きで、オスカーで注目された『エターナル・サンシャイン』に『恋愛睡眠のすすめ』『僕らのミライへ逆回転』が気に入っているし、レオス・カラックスやポン・ジュノとともに撮ったオムニバス映画『TOKYO!』の一編「インテリア・デザイン」もかわいくて好きだ(リンクのあるのは別blogで書いた感想)。
 ケミカルブラザーズのPV(個人的には「Star Guitar」がお気に入り)等を手がけ、劇映画ではオサレな恋愛ものやヒネったコメディを作ってきた彼がなぜいきなりアクション映画を?…でも、本編を観ると、ちゃんと彼らしい作品になっていたので、結構満足。

 この映画の主人公たちは根本的にバカ。これはセスがコメディアンだからというだけじゃなく、ヒーローものにしてはあまりにもおバカで大人げない。そもそもヒーローになる動機も変だし、その行動もバカっぽい。さらに高い運動能力を持つ発明の天才カトーに比べ、ブリットは頭脳も運動神経も圧倒的に劣る。勝っているのはカネだけ(笑)。これでは明らかにカトーのほうに目が行くものの、彼も結構子供っぽいところがあって、ささいなことでブリットと仲違いしちゃうことだってある。一人がダメダメでもう一人が優れている、というバディものの定型よりちょっとずれているところが、なんだかいい。
 ゴンドリー作品は定型よりちょっとすれてて、なおかつキャラクターがややオタクで意地っ張り(特に男性キャラ)なところが魅力かなと思っている。だから、この映画はアクションものの皮をかぶっていても、こういう持ち味はちゃーんと生きている。 
 アクション場面での、戦闘時のカトーの脳内を視覚化する“カトー・ビジョン”は面白かったけど、なんか『ロミオ・マスト・ダイ』の“X-rayバイオレンス”を思い出しちゃったのはワタシだけだろうか。いや、それ以前に、3Dじゃなくても十分面白かったんじゃないの?といった方がいいかもしれないな。そのへんは同意が多そう。

 さて、キャラクターについて。
中華趣味としてはやっぱりカトーだよねー(はぁと)。「歌で世界に認めてもらいたいから英語は勉強しないよ」と言ってたジェイだけど、こういう映画なら勉強せざるを得ないよね(笑)。でも、リズム感のおかげか、発音はよくて安心。ゴンドリーさんもジェイの持ち味を十分了解しているのか、歌ったりピアノを弾いたりする場面もあるのがファンにはたまらないかも。運転手という設定もイニDに通じるしね。ただ「イケてるお抱え運転手」というコピーを背負いながら、ジェイ自体はそれほどイケメンではないので、一緒に鑑賞した朋友(ジェイ出演作はあまり観ていないとのこと)はそれほどひかれるものがないと言っていた。が!なんと彼女は仮面姿には萌えていたそうだ(微笑)。
 セスは初めて観るんだけど、まー他の作品も機会があったらどっかで観られるかな、と思った次第。薄くてすんまそん。ただ、彼自身コメディアンであったら、同じくコメディを得意とする星仔とは相性がよくないかもしれないなあ、とちょっと思ったりする。
 キャメロンは…まああんな役どころでオッケイですね。『イングロリアス・バスターズ』の怪演が記憶に新しいヴァルツさんも頑張っていたけど、ラストはちょっともったいなかったかなー。そして、個人的には『ブレードランナー』やドラマ『バトルスター・ギャラクティカ』で知られるオルモスさんの存在感に手を振らせていただきました。もっと出番が多くてもよかったよー。

 この映画、全米公開から1週間後に日本で観られたけれど、台湾や香港では旧正月シーズンに合わせてこれから公開が始まる。賀歳片にも通じるノリも感じたので、台湾のお客さんがジェイの一挙一動にワーッと盛り上がってくれればいいのになあ、なんてね。

中文題:青蜂侠
監督:ミシェル・ゴンドリー 製作&脚本&出演:セス・ローゲン 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ジェイ・チョウ キャメロン・ディアス クリストフ・ヴァルツ エドワード・ジェームズ・オルモス トム・ウィルキンソン

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疾風迅雷 風林火山 二週連続赤壁祭り

 今年の春節は2月5日。というわけで今はまだ、中華圏的には寅年の年末。
旧正月の終わりごろに香港に行くことになったので、その残り香を楽しんできたいなーと思うのであった。車公廟にお参りでも行こうかな。

 さて、日本ではすっかり正月気分が抜けたけど、この時期に放映してくれるなんてまるで旧正月気分じゃないのよ、と思わせられたのが、説明不要のウーさん映画『赤壁(レッドクリフ)』前後編一挙放映@日曜洋画劇場。普段はこの手の映画番組は観ないのだが(最近某日テレの映画番組を観てすっごくガッカリしたことがあったし)、Twitterで「赤壁やるよー」というつぶやきが増え始め、それが中華系だけじゃなく一般の方々からも「観たいねー、そんで一緒に騒ぎたいねー」という声が目立ってきたので、久々に観ようかな、と思った次第。
 そして、みんなのつぶやきを共有できるように、放映日ごとのハッシュタグを「#rc_0116」と「#rc_0123」の二種類作り、タイムラインで告知して使ってもらうことにした。ホントは #redcliff にするつもりだったのだが、海外ですでに使われていたので諦めた次第。

 1月16日の前編はすでにTV放映されたこともあり、なおかつ当日は仙台に遠出していたので、あまり参加できないだろうなと思って、帰りの新幹線の中でタグをのぞいていたのだけど、それでもえらい盛り上がり。中華もの好き、歴史好き、各キャラ&俳優のファン、ちょっと腐な方など、いろんな人が入り混じって大騒ぎしていた。前半の見せ場である趙雲の単騎千里行では「趙雲△(さんかっけー)!」、周喩大都督登場場面は「きゃー、とにおさーん(twitter上でのトニーの愛称)」そして彼と小喬のベッドシーンでは「この場面、絶対いらないよねー」ってな感じで。特に最後は同意見多数だったのが嬉しかった(大笑)。あと、タグ上では小喬(チーリン)より尚香(ヴィッキー)を支持する人が多かったのが嬉しかった。

 1月23日の後編は地上波初放映、琴のセッション場面がまるごと切られたり、都督殿の風林火山の舞いの冒頭部がCMでカットされたりとやや不満はあったけど、この日は冒頭から観られたので楽しかった。この日のハイライトは孔明&魯粛の矢集めに決戦前の湯圓の場面、その他いろいろ(省略にてすまん。個人的には尚香のセクスィー場面も入れたいのだが)。
 湯圓は台湾旅行でも食べてきたけど、ちょうど旧暦の冬至も近かったということで、実際に作ってみました。白玉粉(ここではミツカンのもち粉を使用)を水で練って丸め、生姜湯に入れるだけ。ほら簡単。 

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 そして怒涛の「バイオレンスの詩人ジョン・ウーのの本領発揮場面」に突入したのだが、改めて観るとやっぱり壮絶で悲惨だよなーと思った次第。翌日、やはり放送を観ていた主任が「メインキャラ以外全員死んでるんだもんなー」と言ってたけど、まさに悲惨だよなあと。

 全編を通して多かったつぶやきは、やっぱりたびたび出てくる孔明と都督殿のお互いに見つめあうアップの場面でしょうか。この場面になるたびに「顔ちけーよ!」とみんながつぶやく(笑)。「もうチューしちゃえよ」ってのもあったねえ、ははは。 
 この映画がお好きな方は、だいたい同じ場面にツッコミを入れるということがわかって、嬉しゅうございました。

 普段なかなかTVでは中華電影は放映されない(それもトニー出演作だともっと機会が減る)けど、好きな映画を知っている人たちや知らない人たちと一緒に観るのはとっても楽しかった。
 劇場で映画を観る時には、なかなかこんなふうには騒げない。だけど、TV放映でネットと連動させれば、こんなふうに観ることができる。こういうことはこれまでもきっと掲示板系でもやったのだろうけど、鳥がさえずるように限られた字数であれこれ騒いで観られる楽しさは、Twitterの方に軍配を上げてもいいのかもね。
 
 あー、でもいくら楽しいからといって、最近こっちで長文が書けなくなってきているので、Twitterにかまけてばっかにならないように気をつけまーす。

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funkin' for HONGKONG的十大電影2010

 台湾やさぐれ旅行記をやっとアップしたので、昨年の総括に取り掛かれる次第。

 …しかし、去年は悲しいくらい中華電影を観ていない。その分他の映画を観ていたのかというと、そうでもないのだからもっと悲しいのだけど、たまった未公開作品を観る時間がなかったというのが原因でしょうか。
 あと、劇場公開される作品も減少傾向。一時期増加してた大陸電影も今年は少なかったし、去年の秋から年末にかけて話題になった『スプリング・フィーバー』『モンガに散る』はこっちでまだ上映されていない。そんなこんなで悩みながら選んだ10作品はこんな感じ。

10 スナイパー:

 ホントはボディガード&アサシンズこと『孫文の義士団』をランクインさせたかったのだけど、これは地元でも公開されそうな予感があるので、敢えてランクから外した。その代わりに、いつもはあまり入らないタイプのこの作品を入れた。
 これ、えぢの最後の映画という触れ込みで売る必要はなかったと思う。でも作品としても、うーん…な感じもある。

 《歳月神偸》

 香港版『三丁目の夕日』なんていわれるに決まっている作品だろうけど、あちらが苦手でこちらが好きなのは、やはり香港への思い入れが東京へのそれより強いからかな?実際、映画的にもこっちの方が上だと思うし。

 狙った恋の落とし方。

 これもスナイパーと同じで、外野で余計なことを言い過ぎたために損をした作品だと思う。だってそれを言ったらさ、日本だって20年前は米国のブランドを買収したり、NYまでわざわざロケに行ってトレンディドラマ作ってたじゃん?もちろん状況の違いもわかっているけど、平たく言えばアレと同じようなもんだよ?でも、決して日本みたいにスカした作りになってないのが潔いのである。

 密告者

 ホントは《証人》の方が面白いんだけど、これも案外悪くない。
あまりにも悲惨で過酷な結末しか想像できない物語で、実際予想通りの展開だったのに、ラストのやけくそ的な泥沼乱闘シーンにはなぜか爽快感もあるという奇妙さも捨てがたい。どんなに打ちのめされても傷を負っても、血にまみれながら立ち上がる男たち。
 これをフィルメックスで観た後に、龍馬の最終回を観たら、刺客に襲われた龍馬と中岡慎太郎が血まみれのままずーっとしゃべっていた場面に「そんなにしゃべる気力があるのなら、なぜ立ち上がって刺客を追わん!?ニック・チョンを見習え!」などと叫んでしまったのはいうまでもない(こらこら)。

 海角七号 君思う、国境の南

 鑑賞時にはかなりキッツイこといいましたが、映画全体としてはもちろんいい作品。台湾に行く前にちょっと見直したんだけど、やっぱりうまくできてるよなーと思った次第。ちなみに墾丁ではロケ地めぐりしませんでした(笑)。

 カンフーサイボーグ

 これは地元で上映されなさそうな予感がするのでランクイン。大陸がメインになっても、ジェフ・ラウのやることは変わらない。そしてギャハハと笑えてやがて切ない味わいも健在。次回作はあの『大英雄』の続編らしいとの噂もあるし、この方が元気ならば香港映画も無問題!

 《月満軒尼詩》

 主演は學友さん、ヒロインは初の香港映画となる湯唯ちゃん、脇にパウ・ヘイチンさんに李sirにオンくんと、地味で渋ーいキャスティングにして舞台が湾仔というローカル色極まりない映画だけど、それだからこそ香港の街好きにはたまらない作品。オトナのラブストーリーでもあってポイントも高い。TIFFで上映してほしかったなあ。

 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を

 トーさんのダンディズム、フレンチブレンドで極まれり。
 作品的にはやりび『放・逐』に負けるけど、エンターテインメントとしても上質であるのが嬉しい。しかし、やっとトーさんが日本でメジャーになったのを喜んでも、香港映画界にも彼の次に紹介される違うジャンルで違う作風の「next one」なディレクターが必要なのはいうまでもないんだよね。だからこそ、この位置に置いた次第。

 恋の紫煙

 そんなわけで上位2作は是非とも「next one」を期待したい監督の作品をランクイン。
…はいはいはい、どーせワタシはホーチョンびいきですよー、通のお方からすればホントにつまんない奴ですよねー、となぜかやさぐれてしまってすまん。
 いや、今年はホーチョン作品がやっと劇場公開されるので、嬉しいことは嬉しいんだけど、それがなんでよりによってこれじゃなくて、スプラッタならぬスラッシャーの異色作『ドリームホーム(維多利亞壹號)』なのだよーん…。それもあってなんかやさぐれたい気分なんだけど、もちろん『紫煙』は楽しい映画だったのはいうまでもないよ。 

 ギャランツ ~シニアドラゴン龍虎激闘~

 はい、1位はやっぱりこれでした。
李小龍生誕70年などという枕詞をつける必要がなくても、国際的に無名な若手と往年のスターたちのコラボレーションに、過去の名作にリスペクトを送りつつも突拍子もないストーリー展開。そうそう、香港映画ってこういう醍醐味があるよねー!と幸せな気分にしてくれた1作。ホーチョンと同じく30代半ばのデレク・クォック(《野・良犬》『エメラルドの童話』)と、これが初監督になるクレメント・チェンのお二人には、今後も大いに期待していいかも。賞レースにも確実に絡んできそうだしね。

 はい、次は部門賞ですよー。

主演男優賞:ニコラス・ツェー(密告者)

 このところのニコは、俳優としてかなり充実した仕事をしているんじゃないかと思わせられる。アイドルだった20代の頃からは確実に成長している。やっぱり結婚して2児のパパになったり、セシリアがかなり大変な目にあって、そこから思うことがあるのかなあ、なんて勝手に思ったりして。文芸ものも見たいけど、とりあえずは俳優としての評価をしっかり固めてからなんだろうね。

主演女優賞:タン・ウェイ(月満軒尼詩)

 祝・復活…もとい香港映画デビュー。フツーに地味な長身の女の子をフツーに演じられてちゃんと魅力があってかわいいのだから、これからも頑張ってほしいなあと思うのである、湯唯ちゃんには。

助演男優賞:ブルース・リャン、チェン・カンタイ&テディ・ロビン(ギャランツ)

 助演扱いすみません。ほとんど主演みたいなものです、皆さん。ブルースさんが健在なのはもちろんわかっていたけど、往年のショウブラスターであるカンタイさんも今でもめっちゃカッコよい。そしてこれまた往年のスターであるテディさんのハジケっぷり。ホントに楽しんでいたんだなーというのがよくわかった『ギャランツ』であった。

助演女優賞:ミッシェル・イエ(冷たい雨に…)

 西洋の血が入っているらしきクールビューティーのミッシェル嬢。今までどんな作品に出てもクールすぎて思わずスルーした感があったのだが、この映画のビッグママのたくましさをうまく体現していたのには感心。クライマックスの場面での、赤いドレスの下の臨月のお腹もセクシーだったよ。

新人賞:アーリフ・リー(歳月神偸)

 クリスマス映画《李小龍》では、偉大なるタイトルロールを演じたアーリフくん。女優も若手も慢性不足状態にある香港映画を救う新星となるか!おねーさんは期待しているよ。

監督賞:デレク・クォック&クレメント・チェン(ギャランツ)

 理由は繰り返さなくてもいいですね、上に書いたし。

 以上の皆さんですが、当たり前ながら特に賞品などはありません。栄誉を称える!

 今年は公開作品もいろいろあるので楽しみだし、今週末にはジェイの初ハリウッド作品『グリーン・ホーネット』も控えている。昨年は中華趣味もついつい薄れ気味だったけど、今年は去年にもまして、いろんな作品を観ていきたいもんだ。>溜めているVCDも含めて

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寶島撒潑茶樓―ワタシは日本を捨てた、もう戻る気はありません(笑)・台北編

 12月31日。中華民国的には民国暦99年の最後の日。
真冬でも楽園だった墾丁に別れを告げてバスに乗り、13時36分左營站発のHSRで一路台北へ。始発駅だったので最初は自由席も余裕で座れたのだが、台中からどんどん人が乗り込んできて、あっという間に満席に。日本と違って、年末年始休みが元旦しかないからか、多分仕事をして台北に戻る人とか、ここ数年の恒例となったカウントダウンライブや台北101の花火を見に出かける人たちなのかなー、なんて思った次第。

 各駅停車の便だったので、台北にはちょうど2時間後に到着。
 ここでのお宿は松江路にある康華大飯店ゴールデンチャイナ)。駅から遠いかなーと思ったので、タクシーを捕まえて行った。もちろん北京語でずっとしゃべっていたけど、ワタシが日本人とわかった運転手さんは、4年前の大相撲台湾巡業の時に撮ったという朝青龍との写真を見せてくれたよ。
 そして、康華に近づいてから、運転手さんは「ホテルの隣の地下鉄駅があるから便利だよ」と教えてくれた。え?地下鉄なんてあったっけ?と思っていたのだが、それがあったのである。驚き!
 康華は行天宮の近くにあるのだが、ここを通って忠孝路を通る路線への乗り換えまでが、つい最近開通していたのである。いやーこれは知らなかった!それなら東区に行くのもスムーズに行けるじゃないか、6年も来ないと、台北もものすごく変わるよなーと感慨深くなったのであった。

 そう、ここで改めて書くけど、ここに6年来ないうちに起こった変化のひとつが、紙幣の切り替え。
留学時からずっとおなじみだった蒋介石や孫文の肖像のある紙幣がリニューアルし、一回り小さいデザインになっていた。そして、以前の紙幣は全く使い物にならなくなっていた…。6年前の旅行で使った旧札が手元に400元ほど残っていたのだ。銀行に行けば交換してもらえると教えてもらったけど、もう週末で時間もなかったから、弟にあげて交換しておくように言っておいた。

 閑話休題。ホテルは日本人団体旅行客も多いので、フロントの人は日本語が話せる。当初はシングルで予約したけど、週末に弟が来るので、エキストラベッドを入れてもらうようにお願いした。そしたらベッドがダブルしかないので入れられないといわれ、翌日にツインへ移ることで交渉成立。追加料金も意外と安かったので安心。
 一休みしてから、5時頃夕飯を食べに街に出かけた。

 最初は大晦日ということもあり、台北101の花火や市政府の特設会場で行われるカウントダウンライブでも観に行こうと思ったが、在台の方から「帰りがものすごく混雑するから覚悟した方がいいよ」といわれて断念。これらの越年イベントもここ数年で盛りあがってきたことらしいけど、出かけるにはちょっとキツイかなと思ったしね。
 MRTを2回乗り換え、ライブに行く人々の波にもまれながら、お気に入りの夜市へ到着。
 『ブエノスアイレス』のラストシーンでお馴染の、遼寧街夜市である。 

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 意外にも市内唯一の飲食に特化した夜市であるここは、お店の移り変わりも激しいらしい。
 1997年の2月、あの映画のロケが行われた時に登場した屋台も、2年くらいでなくなってしまったとのこと。それでも、いろいろなものが食べられて、歩くのにもちょうどいい小さな夜市なので、台北に来れば必ずここに通っているのである。
 なんといっても大晦日。久々に一人で、そして学生時代以来の海外年越しになるけれど、やっぱり何かそば的なものを食べようと思い、食べやすい担仔麺と、やっぱり台北に来たらこれを食べなければ、のおあちぇんを同じお店で注文。ちゃんと玉子入りだったのが嬉しかった。

 デザートは豆花か湯圓で迷ったけど、やっぱり温かいものが食べたかったので紅豆湯圓を。ついでに木瓜牛乳もテイクアウトして夜市をしばし彷徨う。…でも、寒さには勝てなかった。やっぱりさっさとホテル帰ってNHKワールドで紅白でも観るー(笑)というわけで、8時頃にはさっさと帰った根性なし。その後はPCつけながら、ずーっとネットでおしゃべりしていた。って台北にいても日本と変わらないじゃないか、自分。

 日本で紅白が終わっても、台北はまだ午後11時。ちょっとお腹も空いたので、新年に備えてビールとおつまみでもかってこようかなと思い、外に出る。するとどこからともなくドーンドーンという音が聞こえたので、行天宮の方向へちょっと歩いてみた。その音は、円山大飯店のふもとで行われていた台湾花博会場で打ち上げられた花火であった。街中からもちょこっとだけ見えたから、いかに大規模な花火だったのだろうか。
 ホテル裏手の松江市場に出ていた小さな夜市が混んでいたので、向かいのファミマで買い物して部屋に戻ればちょうどいい時間。市内のあちこちで繰り広げられるイベントの音を聞きながらビールを開け、100年を越える瞬間に乾杯したのであった。 

 明けて、民国100(2011)年1月1日。土曜日で祝日。いたってフツーの週末。
10時半頃に弟と台北駅の國光客運ターミナルで待ち合わせることにしていたので、10時ごろ出ればいいかと思い、ゆったり朝食を取りに行った。
 ここもバイキングで、シーザーよりは種類が少ないけど、好きに取っても満足するくらいのバリエーション。洋食メニューも日本人の口に合うし、ホカホカの饅頭があったのが嬉しかったなあ。
 さて腹を満たしたので出ようかと思ったら、入り口にでかいリュックを背負ったどっかで見たことのある男が立っている。ありゃ、我が弟だよ。ここまで来たのかあ。話によると、予定していたより1本早い5時発のバスに乗れたので、地下鉄に乗ってここまで来たとのこと。おーおーわざわざよく来たねえ、ほんじゃ部屋でも行くかと連れて行き、荷物の交換やら近況報告やらなんやらしてたら、あっという間に午前11時になってた…。メイドさんにノックされたので、移動できるように荷物をまとめて、まずは東区へ。

 2004年の暮れにここに来た時、すでに台北101はその勇姿を台北の空に現していたのだが、グランドオープンが12月31日でその前に帰国していてタッチの差で見られなかったワタシ(笑)。だから、今回が初見学。そういえばMRTで國父紀念館より先に行くのも初めてかもしれないな。
 市政府の駅で降りて101の方向へ歩いていくと、前日のライブの残り香が。

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 そんなに撤収されてなかったのがラッキー。中央のロボットはトランスフォーマーに出てきたっけか?

 101のショッピングアーケードをぐるぐると登り、展望台に行こうかと思ったら、結構な列にして、入場料が高い…。こりゃわざわざ登らなくてもいいよねえ、ということでギブアップし、弟の探し物に付き合って誠品信義店へ。
 誠品書店といえば、もう“台湾のジュンク堂”なんて枕詞などいらないくらいに発展した。この信義店は書籍以外のテナントも充実していて、いってみればライフスタイルセレクトショッピングビルといった感じであった。いいなあ、こういうSC。日本のパルコや丸井とはまたちょっと違ってオサレで。(ちなみに今回のワタシは、本はもちろんだけどCDもDVDも一切買わなかった。弟からの頼まれ物を持って帰るのがミッションだったし、購買欲もあまりなかったものでね)

 腹も減ったねー、ということで忠孝路をしばらく歩き、モスバーガーに入ることにした。
…なんで台湾まできてモス?と思われるだろうけど、午餐にするには時間が遅かったこと、この時は姉弟そろって重いものが食べたくなかったことなどいろんな原因があってである。ま、そーゆーことである。
 その後は誠品書店の敦化南路店にも行き(ここは書店に特化されていてお気に入り)、6年前にはなかったところということで、台北駅にも近い華山1914創意文化園区に行くことにした。

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 ここはかつての工場をリノベートしたアートプレイス。
ギャラリーあり、ワークショップあり、マーケットありと、文化祭のような雰囲気だった。こういうところ、大好きである。
 ここでジミーのエキシビションをしていたのだが、入場料の高さにギブアップし(んなビンボーな)、隣のジミーカフェでケーキセットを注文してゆるゆるしていた。

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ブルーベリーパイ。

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レモンパイ。

 あれこれおしゃべりしていたら、外はすっかり真っ暗で、すでに7時近く。
台北車站まで歩いていき、地下街の売店でお土産を入れるバッグを購入し(あのチェックの中華バッグがなかったのに驚く)、弟がハマっているという胡椒餅を重慶路で買い、ホテルに戻る。これを夕飯代わりに食べて、お茶しながら12時過ぎまでしゃべっていた。

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実は胡椒餅は初体験。肉入りパンというか、台湾版ミートパイというか。
肉汁が多いので、注意して食べないと大変なことになる。でもうまかった。

 そして最終日、1月2日。
復路は桃園からなので、ちょっと時間に余裕を見てチェックアウトしなければならない。
それでも午前中はどこか歩こうよ、ということになったので、11時にチェックアウトして、久々に行天宮に行くことにした。

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 境内はものすごい人。日本の初詣と同じ状態だね。

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青い長衫を着た女性たちは、行天宮の社務の方(といっていいのか?)だろうか。

 この後は丹堤珈琲でお茶をして、ホテルから荷物をピックアップして弟と別れた。
近くに長榮のバス停があったので乗り込み、1時過ぎに空港着。
さっさとチェックインして、お土産店でいろいろ買いこんで(お菓子がいろいろ増えてたなー)、飛行機に乗り込んだ。今度は予定通りのフライト。19時に成田に着き、新しくできたスカイアクセスの特急列車、アクセス特急に乗って実家まで帰った。

 6年ぶりの台湾は、変わっていたところもあり、そうでないところもあり、そして知らなかったこともあって、相変わらず楽しめた。
 やっぱり墾丁に行けたのが一番うれしかったなあ。確かに行くのは大変ではあるんだけど、苦労して行っただけあって予想通りの場所で、じっくりやさぐれることができたもんね。いや、ホントに戻りたくなかったんだけど、金がないので戻らざるを得なかったのは言うまでもない(大笑)。朋友に話したら、「それは行ってみたい!」と言われたしね。ええ、また行きたいっす。
 そして台北も、近いうちにまた回りたい。ワタシが留学していたころとはすっかり変わってしまったけど、今度は3泊4日でもいいから、じっくり腰を落ち着けて回りたいものである。
このガイドブックももらったしね♪
 以上、台湾年末年始の旅の記録でした。

 そんなわけで、久々に台湾熱も発しているんだけど、実は次回のやさぐれツアーが早くも決定しちゃっている次第。
 はい、来月の連休を利用して香港に行ってきます!
 やさぐれツアーはまだまだ終わらないのであった…(笑)。

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寶島撒潑茶樓―ワタシは日本を捨てた、もう戻る気はありません(笑)・墾丁編

 12月29日昼、ホテルをチェックアウトしてからMRTで高雄車站に到着し、キャリーを引っ張りながら墾丁行きの客運(長距離バス)ターミナルを探すと、國光客運の裏に、墾丁行きのバスが出ている高雄客運ターミナルを見つけたので、ここでバスのチケットを買った。この時、ワタシが出した札の一部が受け取られなかったのだが、このことは後述。
 売り子のおねーさんから排骨飯弁当を60元で買い、内部は異常に古くさいバス(笑。でも懐かしい)に乗りこんで、弁当とパティシエの友人からもらったフルーツケーキをお供に、2時間強をゆられていた。都会から高速道路、そして下の道に降りると、典型的な台湾の田舎がロードサイドに続く。マンゴーや蓮霧の販売もやっているのが日本と違うところ。
 そして、3時30分ごろに、初訪問の墾丁にたどり着いた。ホテルはリゾートホテルの凱撒大飯店シーザーパーク)。そして、部屋はHoneymoon Room!
 うわー、そもそもここは新婚さんのための部屋だよな!そんな部屋に一人で2日間滞在するんだよオレ!…でもいいんだ、ここに来たのはやさぐれるためなんだから(笑)。

 えー、以前も書いたように、墾丁といえば『海角七号』のロケ地として有名になっておりますが、実はもひとつ、ここでロケが行われた映画があります。しかも日本映画。

 …はい、秋のマンダリンオリエンタル東京に続き、またしても『ハゲタカ』映画版です。

 リンク先の感想にも書いてある通り、この映画の海外ロケは台湾で行われている。その冒頭、主人公のファンドマネージャー鷲津政彦が買収をめぐる裁判に負け、海外で暮らしているという場面があるのだが、そこで登場したのがこのホテルのビーチとバーらしい、ということを聞いた。
 弟の仕事の都合により、待ち合わせが年越し後の週末となってしまったため、ほんじゃーいっちょ墾丁に行ってみて、ワタシも鷲津さんばりにやさぐれてみっかなー♪とシーザーを予約しちゃったのである。しかも2泊!

 荷物を置いてホテルを散策すると、こんなバーがあり、

Cicada

 道路をくぐる小道を抜けていくと、やさぐれるのに最適なビーチが目の前に出現!

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 思わず「ワタシは日本を捨てた。もう戻る気はありません」と、件の映画で鷲津さんがいったセリフをつぶやいてしまい、脳内で妄想が暴走してしまったのだが、ここはあくまでも中華趣味なので、妄想については日記の方に後ほど(大笑)。
 このビーチはシーザーパークのプライベートビーチで、本来の名称は「小湾」。しかし、ワタシはここでの滞在中、ずっと「やさぐれビーチ」と呼んでいたのだった(笑)。

 夜は墾丁のメインストリートまで歩く。それほど大きくはないんだけど、ちゃんと夜市が出ている。おお、臭豆腐がある!珍しい!久々に食べたいかも!といいつつ、ホテルに持っていくのにためらわれたので断念。
 この日は湯餃をいただき、道端で鹽酥雞と薯條を買い、セブンイレブンで台湾ビールと茶葉蛋を買ってホテルに戻る。そして部屋でPCに向かいつつ、それらをつまみながらNHKワールドで龍馬総集編を観ていた次第(笑)。

Honeymoon

 なんせ部屋にはこんなお姫様ベッドがあるので、こりゃヴェールを下げなきゃアカンでしょ、とうっとり気分で眠りに就いたのであった。これで隣に誰かいてくれたら…、と後は言わないでおこうかね。

 12月30日。6時過ぎに起床し、7時に朝食を取りに行く。
台湾のホテルはほとんど朝食が付いている。かつて台北で泊まったホテルで出た朝食は、あまりにもバリエーションのないおかゆバイキングだったのであまり信用できなかった。でも、ここのバイキングはえらい豪華だった!さすが高級ホテル。養殖はもちろん、中華メニューも充実していた。翌日は割包食べちゃったしね。

Brkfst

 この日、午前中はひたすらのんびりし、午後から観光することにした。
そんなわけで、ポストカードと本を持ってホテル内をぶらぶら散歩。バーの軒先で朋友への寒中見舞いを書いたり、やさぐれビーチでベンチを借り、ブランデーならぬお茶を飲みながら、持ってきた本を読んで時を過ごしたのであった。

 ちなみに、日本人客も数組滞在。
 ホテル内で「日本人がいないのね」と言われたご夫婦とすれ違ったけど、ワタシ日本人ですよー、ここで一人でやさぐれてますよー、と声をかければよかったかしらん(笑)。

 昼食はロビーラウンジで海鮮湯麺
 その後、船帆石や鵝鑾鼻を見に行くことにしたのだが、これがまた大変だった。

 鵝鑾鼻まではバスが出ているので、それをつかまえようと思ってホテル前のバス停で待っていたら、一向に来る様子がない。ホテル前の白タクのおじさんに声をかけられたが、シカトして道路をずんずん歩いていた。近くの船帆石まで2キロだというし、バスが来たら乗ればいいと思っていたからね。
 …しかし、道のりは結構長かった。そして、とぼとぼ歩くワタシは、なぜかパトカーに捕まってしまった(笑)。すいませんおまわりさん、ついついタクシー代わりに使ってしまいました。ええ、船帆石まで乗せてもらっちゃったんです。

Chuanfengshi

 これが船帆石。確かに帆船のように見える。

 観覧スポットにはフツーの観光客ももちろんだが、どんどんと観光バスが横付けされる。そこから出てくるのは、どーやら大陸からの観光客。バスのフロントグラスには「○○○書記」って書かれていた。ふーん、幹部とそのお連れの視察旅行か…。

 船帆石観覧スポットの前には、こんなお店があった。その名前に笑ってしまったよ。

Iwate

 よく見ると、青い字で「岩手」って書いてある。なんでこんな名前なんだろう?
営業してなかったようなので(夏季限定営業?)、話を聞けなくて残念。

 バスがなかなか来ないので、今度は黄色いタクシーをつかまえて鵝鑾鼻まで行く。運賃は200元(だいたい700円)。なんか損した気分になったので、帰りは絶対バスをつかまえようと思った次第(笑)。始発駅だしね。

Beach

 鵝鑾鼻は台湾最南端の灯台のある公園で、すぐ見えるのはフィリピンと接したバシー海峡とのこと。つまり、ここがホントの「国境の南」、つまり台湾の果てってわけだ。

Eluanbi

 果ての灯台には、悲しみを置いてくるのがふさわしい、といえばブエノスだけど、そんな果て感がなく、ひたすら開放感のある場所だった。それでもおセンチにはなれそうだけどね。
 この時には天気もよかったので、よく歩いた。いいところだったよ。

 公園を出て、30分ほど待ってバスに乗って帰った。ちなみにバスの運賃は24元…なに、この違いは。バス待ちの間、どんどんと天気が変わっていって寒くなっていった。それでもなぜかアイスクリームが食べたくなって、ホテル近くのアイスクリームショップでパッションフルーツとマンゴーのアイスを食べた次第。食べがいがあっておいしかったよ。

 ホテルに戻って少し休憩し、夕飯を食べに夜市へ。
墾丁はタイ料理店が多いので、この日はお店に入って、タイの炒めフォーを食べてみた。…しかし、一人で食べるのには量が多すぎたなあ。いや、完食したけど。この旅ではだいたい100元ぐらいで満足できる食事をしていたんだけど(ただし夜市で)、このお店では200元。安いことは安いけど、やっぱりちゃんと食べたいもの。←妙に食い意地の張ってる発言にて失礼。
 お店は撮影禁止だったので、写真は撮れず。うむ、残念。
 その後はホテルに戻り、ビールは買わずに前日と同じことをしたので省略。

Hotel

 夜のホテル。

 そして12月31日。朝食を取った後は、例によってやさぐれビーチを散歩し、荷物をまとめてから、名残惜しい気持ちになってホテル内をずっと散歩し、写真を撮っていた。

Orchid

 部屋のベランダにあった蘭の花。

Xmas

ロビーのディスプレイ。まだクリスマスなのはまあ西洋式だってことで。

Bossanna

ホテルのマスコット、ボスとアンナ。

 初のリゾートホテルだったけど(地元の温泉はリゾート扱いしてない)、ただ滞在するだけでも結構充実したバカンスとなった。最初はリゾートなんて柄じゃないよ、なんて思ったけど、ただボーッとしているだけでも楽しいもんである。香港の超高級ホテルから一歩も出ずに休みを過ごすという人の話を聞いてビックリしたことがあるけど、それもわかるような気がするな。

 あと、今回残念だったのは、スパを利用しなかったこと。
香港でもロクシタンスパに行って癒されてきたし、本気で体を癒すのならば、やっぱりホテルスパを利用すればよかったなあ。しっかり女を磨いてくればよかったかしらん。
 そっか、また今度やさぐれに来ればいいのよね!今度はビーチで昼間っからブランデーあおってやるぞ(笑)、なーんて思っちゃった次第である。

 11時にチェックアウトし、あらかじめ申し込みをしていたシャトルバスに乗り込み、HSRの左營站に向かう。これまたホテルで申し込んだランチボックスをいただき、いよいよ最終目的地にして年越しの地、台北へとワタシは向かったのであった…。

Lunchbox

 そんなわけで台湾やさぐれツアー、次の台北編がラストです。
 これも早いうちに書きますね。

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寶島撒潑茶樓―ワタシは日本を捨てた、もう戻る気はありません(笑)・高雄編

 考えれば、実に6年ぶりの台湾行き。
 というのも、以前行った時とほぼ同じ理由で渡台することになった。つまり、弟がまた台湾で働き始めているのである。こことかここで書いたので、繰り返さない。

 12月28日朝、実家から羽田に向かう。
 今回は行きが羽田→松山、帰りが桃園→成田の変則フライト。ちなみに羽田発より成田発の方が安い。フライトはこれまた6年ぶりの長榮航空
 羽田の国際線は、2年前の夏香港を始め、意外にも利用回数が多かった(羽田発台北経由でロンドンに行ったこともある)のだけど、新しいターミナルになってからはもちろん初利用。11月のフィルメックスツアーで見学していたので、行く分には楽だった。

 朝10時45分発の便だったので、チェックイン後は早めに出国。思ったより広くないのでバテることはない。搭乗案内が来たので乗り込んだところ、お隣は小学生の男の子。どうやら一人での旅行だったらしい。旅馴れた感じである。
 しかし、いつまで経っても離陸準備に入らない。機内アナウンスによると、機体にトラブルがあり、復旧次第離陸準備に入るとのこと。1時間経っても飛び立つ雰囲気はない。隣の男の子は手荷物を持って別の便に乗り換えていった。
 結局、メンテに時間がかかるとのことで、乗客は手荷物を持って全員降ろされた。クーポン券を渡されて昼食をとる。一部の人は苛立っていただろうけど、学生時代にLAで同じ状態にあったことがあるので、これは楽しむしかないなーと思って、免税店周りや弟のネットブックでwifi接続できるかどうかトライしていた。

 結局、2時半に飛び立てることになってほっとする。
 LAでは1日たっても直らなかったので、空港周辺のホテルにただで泊まった事態に陥っていたのだが、そんなことにならずによかった。でも、台北乗り換えで移動する人もいたらしく、そういう人は大変だったんだろうなあ。
 機内ではTIFFで上映された『台北カフェストーリー』を観た。感想は別記事にて。

 台北・松山空港に着いたのは、現地時間午後6時過ぎ。
 このまま台北に留まれたらよかったのだが、本当は昼に到着したらすぐに高雄に行き、夕陽に染まる愛河のほとりを歩いて六合夜市を食べ歩きするつもりで、1日目は高雄に宿を予約していた。だから、すぐに高雄に向かわねばならない。
 初めてだったので松山近辺をじっくり歩きたかったけど、それは次回まわしとして、MRTに飛び乗って、ラッシュアワーにもまれながら台北車站へ。さらに若者がたむろする地下街を抜けて、これまた初体験のHSRこと高鐡に乗り込んだ。

 平日の夕方ということで、自由席は簡単に取れた。席もあいている。
 しかし、乗り込む前に何も買わなかったので腹は減りまくり、茶葉の入った水筒も空にしたので喉も渇きまくり、そして3G電波は安定せずにハラハラしまくり。幸いだったのが、停車駅数が少ない列車に乗ったため、なんと1時間半で高雄に近い左營車站で降り、これまた初体験となる高雄MRTに乗って、市街地を目指す。

 そういえばここで書くけど、6年前に台北に行ったときは、MRTは香港と同じ磁気カード式だったのに、台北も高雄もチケットはトークン式になっていた…。これってコストとかそういう関係だからかしらん。この形式はドイツと一緒とか、後で弟に聞いたんだけど。

 閑話休題。9時過ぎに高雄市街につき、1日目の宿・大益商旅(T Hotel)に到着。デザインが凝ったブティックホテルで、iPodスピーカーなんかあって面白かった。いろんな部屋があるようで興味深い。シャワーブースとバスが別置されているのは、台北のホテルの最近の傾向かな?
 すぐ近くに南華夜市があったので、ここで担仔麺を食べ、薯球と洛神花茶と緑豆豆花をテイクアウトして、緯來日本台で龍馬を観ながら(笑)、久々の屋台小吃を楽しんだ。

 12月29日、ホテルでバイキングの朝食を取った後、ちょっと散歩へ。
 中華路まで出て、セブンイレブンでWifi接続を試みたが、これまたうまくいかず(これは後ほど解決)。いったんホテルに戻って荷物を持ち、前日歩けなかった愛河のほとりに向かって2時間ほど歩く。

 まず行ったのは、玫瑰聖母堂。ワタシはクリスチャンじゃないけど、学生時代に暮らした淡水には教会があったし、西洋式建築には興味があるので、ふらふらと見に行った。

Rosary

 その後は愛河のほとりを歩く。ああ、昨日早く高雄についていたら、ここのライトアップが見られたんだけどね。

Loveriver

  さらに、そのほとりに高雄電影図書館を発見。
 しかし、残念なことに閉館時間だったので、中を見ることができず。うーむ、残念。
 悔しいので柱にある明星たちの写真を撮ったが、これまたうまく撮れず。
 よく考えれば、この旅ではある意味で映画に縁がなかったのよねえ。

Filmlibrary

Filmlib_2

Filmlib_3

 うまく撮れなかったと言いつつも、一応載せる。
 2番目は60~70年代台湾明星、3番目は70年代香港明星。

 チェックアウト時間が迫っていたので、台湾銀行で両替をしてホテルに戻る。
 そして荷物をピックアップし、成り行き上この旅の主目的となってしまった墾丁に向かうべく、高雄車站を目指したのであった。
 そんなわけで、高雄編は以上。次回はもちろん墾丁編アルよ。

 蛇足:実は高雄を訪ねるのは、学生時代以来なので実に約20年ぶり(!!)
 その時も経由地的にバタバタと訪れたので、どうもこの街ではゆっくりできないのがワタシの運命らしい(笑)。

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新年快樂 萬事如意

昨日の夜、帰国。
やっと新年を迎えたという気がするのは、台湾の新年2日がいつもの休日と変わらないからなのよね。

去年の反省をすればキリがないけど、今年はもうちょっと中華趣味的に充実させたいと思うのでアルよ。
まずは、台湾やさぐれツアーの旅行記をまとめます。そのあとに昨年の十大電影ね。

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台湾旅行の写真から、シーザーパークのディスプレイ。めでたいポインセチア。


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これから飛びます。

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成田到着は19時予定。

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