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それでもやっぱり観たいなあ、クーリンチェ少年殺人事件。

 ども、しばし開店休業状態でした。
この次の更新は、今読んでる中国絡み小説(著者は日本人)の感想かなーと思ったのだけど、今日twitterで見かけた出来事が気になったので、ちょっと書いてみる。

 1週間くらいほど前、「ドリパス」というサイトがオープンして、新宿バルト9で観たい映画のリクエストを募っていた。地方在住のワタシはどのみち観に行けないことはわかっていたけど、めったにかからない旧作もリクエストさえすればかかる可能性があるとのことで、マイペースに『花様年華』とか『kitchen』とかつぶやいていた。

 そしたら、今日が締切&作品発表だったようで、ふたを開けてみたら選ばれた作品は記憶に新しい『ダークナイト』。しかも今週の土曜にナイトショー(オールナイトじゃなくて午前3時終了)。へー、そんなに人気あるんだ、と思ったら、これってこの間TOHOシネマズでオールナイトやったの?それじゃ人は集まらないんじゃないの?しかもハッシュタグのつぶやきをずっと追っかけてみると、どうも最多得票じゃなかったようなつぶやきもある。ま、上映しやすい作品を選んだら無難(ファンの皆さん失礼)な結果になったということか。

 しかし、件のページの右の方をみてみると、リクエストの多い映画に『クーリンチェ少年殺人事件』があった。これまた無難な映画の多いラインナップの中で、イエジー・スコリモフスキの『早春』と並んで際立っている。
 ご存じのとおり、『クーリンチェ』は今から3年前に亡くなられたエドワード・ヤン監督の代表作にして、今や中華電影において重要な俳優となった張震のデビュー作。しかし、こういう事情により、日本国内でリバイバル上映ができない状態にあるのだった。
 それであっても、国外でこの映画を観ることはできる。昨年の夏日国際電影節@香港では、デジタルリマスター版が上映されている。だから、もしかしたらの話だけど、これを買い直すことができたなら、うまく権利関係もクリアできるんじゃないのだろうか、なんて思ってしまうのである。
 でも、やっぱり無理なのかなあ…。と思う一方、ヴェーラの支配人さんがおっしゃっている通り、債権として押さえているのなら、それを上映して資金を回収することは充分に可能なんじゃないのかなーと思うんだけど…。観たい人、いっぱいいると思いますよ。どうでしょうか?ドリパスさんと交渉してかけちゃってもいいと思いますよ?>押さえちゃってる会社の方。

 そんなわけで、いつかクーリンチェが上映されることを切に願うばかり。
 そして、ドリパスさんにはいっちょ踏ん張ってもらって、多くのメガヒット作の底に埋もれてしまっている、キラリと光る“世界映画遺産”的な映画を劇場でかけてもらえるように、一層の努力を期待しますよ!
 その時はぜひ、中華圏映画にも注目してもらいたいものです。よろしくね。

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