« 《証人》(2008/香港) | トップページ | カンフーサイボーグ(2009/香港) »

リトルプレス「マカオのほほん」

リトルプレス「マカオのほほん」

 しばらく前にいただいていたのになかなか取り上げられなかったこのリトルプレス。
今さらながらの感想になってしまいました。ごめんなさーい。
これを思い出したきっかけはゼロ年代香港映画の記事にいただいた、tomozoさんからのコメントだった。

(今回のBGMというかBGV:『イザベラ』のメインテーマ「O Gente Da Minha Terra」by Mariza。画面はみ出してスマン。予告編も貼りたかったが、画像がでかすぎて貼れなかったので、某ちうぶの該当ページにリンク)

 ワタシが始めてマカオに足を踏み入れたのは、3年前の冬だった。
その前年にtiffで『イザベラ』を観てすっかりやられてしまい(今さら言わなくてもわかると思うのだが)、件の映画を全く知らない同行者(20年来の朋友だ)を巻き添えにしてマカオに行ったわけだが、以前も書いたようにいろんなことがあって不完全燃焼だった(涙)。それ以降、4度香港に行っているものの、いずれもマカオには再上陸していない。その間、『傷城』で事件の鍵となる街として登場したり『放・逐』『復仇』の舞台となったりで、俄かにこの街が注目を浴びてきた。ちょうど時を同じくして、日本の旅行代理店もマカオツアーに力を入れ始めたので、妙に目につくようになったのかな。

 そんなときにいただいたのが、この「マカオのほほん」。(blogもあり)
マカオ在住の日本人ライターさんと、東京のデザイナーさんによって作られ、マカオで発行されたリトルプレス。オールカラーA5判、全20ページ。
リトルプレスとは、簡単に言えば書店で売ることができる自主制作の雑誌。ワタシの地元でも「てくり」というリトルプレスが発行されていて、市内だけでなく全国の書店やカフェでも販売されている。

 2年前の冬に発行されたこの「特別編集号」(なんとつい最近完売!)では、マカオを訪れたら誰もが必ず訪れるセナド広場散策を特集。ここから聖ポール天主堂やモンテの砦(こんなことして遊んでたなあ)までは歩いていけるのだけど、小さな道やお店が多いので、ついつい迷ったり寄り道してしまう。当時、まともなガイドブックを持っていかずにここを歩いていたので、さんざん迷いつつ世界遺産にたどり着いたのはいうまでもない。だから、あの時これがあったらよかったなあ…と思ったりして。
 もちろん、お土産やおいしいものの紹介もばっちりだけど、それだけじゃつまらない。オサレなアート好きや本好きならたまらない隠れた名所も紹介されている。本と音楽のセレクトショップ「Pin-to Books&Musica」やアートスペースがある「婆仔屋(Old Ladies House)」など、興味深い。
 ああ、もっと早く知りたかったな。今度行くときまでにいけるだろうか。せっかくマカオに行くのなら、一般的に言われているようなカジノじゃなくて、こういうお店をのぞいたほうが楽しいもんね。いま香港に行く時でも、そういう「一般のガイドに載らないお店」に行く方が楽しいもんね。

 あと、ワタシもいちおう同人屋の端くれなので(販売は地元即売会&友人がやってる通販オンリーで、コミケや同人フリマに出店したことがないから、あまりいばれない)、こういう手作り感あふれるリトルプレスはもう大好き。いつかこんなのを作ってみたいけど、写真と絵と文章のセンスはもちろん、紙代がなあ…なんて思って諦めてしまうのであった。
 あーでも作ってみたいです。このblogの旅行記の抜粋でもいいから(笑)。

|

« 《証人》(2008/香港) | トップページ | カンフーサイボーグ(2009/香港) »

旅行・地域」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

マカオ、最初はレスリーの映画(笑)とレストランフェルナンドの食事に魅かれて行ったのですが、行くと街並(古い方の)の魅力にぞっこんでした。
「イザベラ」「エグザイル/絆」はマカオの街が魅力的に映っていますね。
「マカオのほほん」のマカオ在住のライターさんともマカオで会ってお話しましたが、素敵な方でした。「Pin-to Books&Musica」は品ぞろえが良くて、香港で買おうと思った本もここで買ってしまいました。
次回はまたぜひ行きたいです。

投稿: 亜美 | 2010.05.24 20:18

そういえば、Pinto librosは亜美さんのblogでも触れられていましたよね。
調べていたときにヒットしたので、やっと気付きました(汗)。

『イザベラ』は見事な都市映画だったと思います。
さすがに見直すことはなかったのですが(でも日本語字幕で観たいな)、予告編やMVを観ると、街が実に魅力的に映し出されていました。DVDスルーにしないで、マカオ観光局と組んで劇場公開すればよかったのにもったいない、と思いました。

本好きとしてPin-to librosはかなり魅力的です。
次回行った時(いつになるんだ?)は必ず寄りたいと思います。

投稿: もとはし | 2010.05.25 06:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14197/48448005

この記事へのトラックバック一覧です: リトルプレス「マカオのほほん」:

« 《証人》(2008/香港) | トップページ | カンフーサイボーグ(2009/香港) »