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春光乍洩香港親孝行(4日目)

 3月29日。前日早く寝たせいか、なぜか早く目が覚めてしまった。NHKワールドで時間が変わった朝ドラの第1回を観る余裕があるくらい早かった。
 せっかく早く目が覚めたので、散歩しながら朝食しようと、父を佐敦の澳洲牛乳大王まで連れて行く。夏にも行ったここね。「卵はスクランブルにしてもらわないと」とアドバイスもらったので、ちゃんと頼んだのはいうまでもない。もちろん、相変わらずの大混雑。でも、なんだか元気が出る。
 朝食の後は九龍公園を散歩。「いいねえ、緑が多くて」と父。

 9時ごろホテルを出発。目的は石硤尾にある賽馬會創意藝術中心(以下JCCAC)。

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 JCCACは藝術学院や電影学院のようなアカデミックな組織から(香港電影評論学会もここにオフィスがあるらしい)、個別アーティストの研究室まで、あらゆるジャンルのアートの専門家たちが揃っている梁山泊のようで、雰囲気的には芸大に近いのかな、と思った。入り口においてあったフライヤーをもらってきたが、広東劇の公演やパフォーマンス、海外アーティストのレクチャーやインスタレーションの告知がされていた。
 この建物にはなんと香港バプティスト大学の名前も。…同じ敷地内にあるってこと?
どうも違うらしいけど。

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どーやら作品製作中。

 ただ、行った時間が早かったこともあり、ほとんどのブースはまだ全然開いていなかった。そして、その場で知って非常にショックだったのが、お目当ての住好D街頭文物館(以下G.O.D.文物館)の定休日が週始めであることだった。…えー、なんでー?と哀しみのあまり、G.O.D.文物館オフィスの入り口を写真で撮る。

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 滅多に来ないローカルエリアで思いっきりガッカリした反動がここに来て、時間も早いから思いっきり観光してやる!と決意。
「父さん、これから観光するから。ピーク行くよ!」と地下鉄に飛び乗り、月曜の午前中でも混みこみなピークトラムに乗り込む。
 この日は寒かった。そして、風が強かった。当然、山頂は風ビュービューだった。

 ピークに華人の姿は少ない。いるのは欧米系と日本人ばかり。
この日、特に目立ったのは、足元はスニーカーでインナーはカジュアルなのに、なぜかスーツを着た若い欧米人の団体さん。会計年度は全世界共通のはずだから、もしかしたら大学を出てからインターンを終え、初めての赴任として香港で働く欧米系銀行か企業のフレッシュマンの研修遠足なのかな、なんて思った。

 ピークタワーを出てギャレリアに行くと、なんとここにG.O.D.のショップができているではないか。当然、父を巻き添えにして心鷲掴み状態でしばし時を過ごす。ところでこのお店のBGMには、なぜか梶芽衣子の「恨み節」がラインナップに入っていることが有名だが(『キル・ビル』のサントラでも流しているのだろうか)、銅鑼湾の旗艦店だけじゃなくてここでもそれがバッチシかかっていて、父娘共々大ウケ。

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 ピークトラムは片道券だけ買っていて、帰りはギャレリアの下から出る15番のバスに乗った。このバスに乗るのも10年ぶりくらい。相変わらずビュンビュンと山を下ってくれて面白かった。終点はフェリー乗り場前のバスターミナルだった。そっか、今度からここで乗ればピークにすぐ行けるのね。

 昼飯にいい時間だったので、久々に銅鑼湾で食べることに。
しかし、お店も結構変わっちゃったねえ。3年前に行ったっきりの希慎道の皇后飯店もついになくなってしまっていたので、これまた5年ぶりくらいの金雀餐廳へ。昔はここに彼氏と来て、花様年華または2046ごっこでもしたいもんだ(当然ドレス着用で)と思ったが、デートじゃなかったのが残念(笑)。

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 90元でメインディッシュ+ボルシチ+飲み物という、いいお値段のランチが出ていたのだが、そのランチをシェアすることにしてボルシチをひとつ追加。まあね、老舗の香港洋食店のメインディッシュはめっちゃ量が多いので、下手をすればボルシチ(パンつき)とお茶だけで十分なのである。
 このとき頼んだのが、白身魚のフライのシチューソース。…ぶっかけてあったのがホントにシチューっぽかったんだよ。

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 帰りは久々に湾仔からフェリー。タイミングよく走っていた《月満軒尼詩》のトラムが撮れたのが嬉しかったねー。
 今日は夕方に映画を観ることにして、港威で《志明與春嬌》のチケットを買う。券売りのおねいさんが「これ、三級片(アダルト映画)よ」とやたらと念を押すので、「知ってる。別に構わないよ」と何度言ったことだか(笑)。そしていったんホテルに戻り、少し休んでからまた映画館に出向いた。感想は後ほど別記事で。

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ヘッドホンのトニー大使at広東道

  映画の後はお買い物。海防道のVCDショップがなくなってしまったので、新たな店を開拓すべく海港城の香港唱片をのぞいたら、意外とVCDが揃っていたのに気がついた。ショウブラ作品も入手できて良かったけど、《獨臂刀》がなかったのが残念。なかった作品はHMVにあったことも覚えていたので、そこものぞいて買いたした。何を買ったかということもまた別記事で。

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 夕飯は楽道の粥麺店。日を追うごとにお腹がいっぱいになるので、粥麺店でちょこっと安く夕飯を食べることは毎度のことである。粥を食うには時間的に早かったこともあり、人は少なかったけど、余裕をもって食べられた。食べたのは毎度おなじみ皮蛋痩肉粥。父は魚丸粥を食す。
 そして、同じ並びに杏花楼を見つけたので入ったら、…ディナータイムのピークにあたったので最初は相席。我慢するかと思ったら、隣の円卓が空いたのでさっさと移動。しかし、その後から6人くらいの団体が入り、それと同時に4人がけの固定席が空いたので三度移動。父は相席が苦手らしい。そりゃそうだろうな。
 ここでは楊枝甘露としょうがプリンを。最初はテイクアウトしようかと思ったが、暖かい甜品のテイクアウトはできないといわれた。楊枝甘露はすぐ出てきたからよかったけど、プリンが遅かった(泣)。そして出てきてもえらいゆるい出来で、プリンとはいえなかった。佐敦のお店はよかったのに、こんな仕事でいいのかしら?でも、しょうがが喉にカッとくるくらいたっぷり入っていたから許す。

 そんなわけで帰還は10時。いよいよ明日の午前中が最後の滞在。あっという間だったよな、と思いつつ、12時半に就寝したのだった。

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