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「こんな香港知らなかったツアー」を考える。

 来月の春休みに香港へ行こうと思いつつ、ついつい中華濃度薄めの日々を送り、推特でカオス状態につぶやきまくっている今日この頃。中華電影データブックの感想もまだ書けていないしなあ。
 そんな時、日本人旅行客の香港への渡航が減少しており、それは観光地としての香港が未だに「グルメ&ショッピング」強調という、バブル期からずっととまったままの価値観を押し通してきてしまっているからではないかという香港迷フォロワーさんのつぶやきがあった。
 そこから盛り上がったのは、「では今までのパターン化した香港観光から脱した『こんな香港知らなかったツアー』を企画しようではないか」というのが、香港で日本を紹介しているTV番組「ジャパナビ」のりえさんから提案があり、今いろいろと盛り上がっている次第。

 香港系クラスタでいつも話題になるのは、映画に芸能、B&C級グルメに歴史的建造物など。
だけど、こういう話題になってしまうのはみんながかなりの香港ベテランになってしまっているから。濃ゆい話題は仲間内だからこそ、話す分には盛り上がるけど、実際には一般人はひいちゃうでしょ。ワタシもパンピーの方を供にして香港に渡ったことが何回かあるけど、調子にのって信和中心やら旺角やらに連れていったら、思いっきりオタク扱いされたもの。
 それに、いま旅行に行きたがらないという若者にも香港をアピールしたい。香港が返還されてすでに10年が過ぎ、「香港は中国の一部だから…」と実情をわからずにただ「中国だから」と敬遠する声も多少気になるからこそ、香港は中国であっても実は中国とは違う、というところを見てもらいたいしね。
 だから、ワタシは初心者向けの「こんな香港知らなかったツアー」を考えてみたいと思った次第。

 とりあえず、推特につぶやいたネタにほかの人のアドバイスも加えてみて、こんな企画を立ててみた。

 1)超高層ビル見学ツアー(半日~1日)

 歴史的建造物の唐楼ツアーが話題になっていたので、それに対抗?して。
 初めて香港へ行った時、街に林立する高層ビルの形のおもしろさに目をひかれたので、こんなツアーを考えてみた。
 湾仔の展覧中心をスタート地点とし、金鐘のリッポータワーから中環のifcまで、昼間は港島のビジネスエリアをガイドつきで散策。各ビルのエピソード(例:HSBC対中国銀行の風水ビル対決や建設中のifcがトゥームレイダー2に登場したことなど)を紹介しつつ、ビジネスマンに邪魔にならない程度に内部も案内。
 スターフェリーターミナルまでは徒歩で移動し、高層ビルの谷間で混雑する車を見ながらブレードランナーな気分(趣味です、すんません)を味わう。夕方にスターフェリーでチムに渡り、港島が見える映月楼かインターコンチのレストラン、あるいはチムに新しくできた高層ホテル(ここがミソ)のハイアットリージェンシーで夕食し、7時には星光大道へ。8時になったら、昼間に見たビルの「出席」が光で取られる、シンフォニー・オブ・ライツを見学。ここをゴールとして後は自由行動。オススメはやっぱり甜品かしらん。

 2)郊外トレッキングツアー(1日)

 ゴミゴミした場所が苦手な自然派のご夫婦にオススメ。
 候補は2コースで、ランタオ島とツェンワンから上に登った石崗地区。
 ランタオ島なら梅窩までフェリーで移動して、ランタオ島で一番高い大嶼山を登ってみる。昼食は海鮮料理かバーベキュー。
 石崗なら、川龍村まで連れて行ってもらい、端記茶楼で朝飲茶してからトレック。昼食はこれまたバーベキューで(笑)。  

 3)1日乗車券で乗りまくる路線バス(or軽鉄&KCR)ツアー

 これが一番現実的なのかな。
 路線バスは『香港路線バスの旅』をみれば実現可能だけど、なかなか観光客が行かない郊外へ電車に乗りに行くというのは、テツな方じゃなくても楽しめるんじゃないかと思う。ウェットランドパークのある天水圍、その近くの屏山、甜品の穴場がある元朗など、雑誌等で喪紹介されるようになった新名所もあるからね。

 4)いま流行の(笑)パワースポット@香港ツアー(1~2日)

 現在発売中の某女性誌(昔香港映画に熱心で、最近は大韓明星にお熱なあの雑誌ね)でパワースポット特集が組まれており、この言葉をよく聞くけどなんだろーなーと思って読んでみたら、なんてことはない、寺社や巨木のような神聖さをかんじさせる場所のことをこう呼んでいるらしい。なーんだ、わざわざパワースポットなんて言わなくても、ワタシは昔から寺社めぐりや巨木が大好きだったから、流行を先取りしているってわけじゃん!(笑)なんて気分になったのだが、ブームに便乗して、香港人があまり行かないという寺社をパワースポットと称して観光に組み込んでしまえばいいのだ!と思った次第。
 それに香港には風水がある!これもまたパワーを与えてくれるものだから、風水スポットも加えてめぐれば、ほらもう立派な初心者向けツアーになるじゃないか。なんせ中華民族の宗教には道教があるから、仏教も神道もキリスト教も、全て一緒くたにしてパワーをもらえればいいわけだしね。信じるものは救われるアルヨ(笑)。

 こーんな感じでプランニングしてみた次第。
 これに、他の方が提案された歴史探訪や医食同源ツアー、女性向の美肌ツアー等を組み込めば、3泊4日のプランはすぐできちゃうでしょう。
 あとは、これを実践してくれる旅行代理店(大手じゃなくてもいい)がでてきてくれることはもちろんだけど、若者が旅に行きたいという状況に社会がなってくれることかなあ…。

 このネタ、推特上でまだまだ続いているので、こっちでも引き続きネタにしていく予定です。

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