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2010年2月

如月に香ばしいお茶をいただく

 毎度おなじみ、小香さんの中国茶会へ。今月のお題は、「焙煎を楽しむ」

 小香さんのお茶は、だいたい焙煎がかかっている。
 普通、緑茶だと焙煎をかけずに製品化されるものが多いんじゃないかと思うけど(某生茶なんかはそういうお茶を使っているのかしら)、緑茶でも焙煎をかけるとかなり味わいが違う。
 ここでは、地元のお茶、気仙茶を使って、焙煎前と焙煎後を比べてみた。

如月に香ばしいお茶をいただく

 気仙茶。焙煎前(左)と焙煎後(右)

 この時点でもうかなり変わっている。焙煎後の方が深い色になっているし、香りも強くなっている。

如月に香ばしいお茶をいただく

 上記のお茶、お湯を注ぐとこんな感じ。
焙煎前は茶葉の開きが早く、焙煎後はゆっくり開いていた。
香りは、焙煎前が鼻の浅いところで散ってしまう感じだとしたら、焙煎後は香りがストレートに奥に入ってくる感じ。

如月に香ばしいお茶をいただく

 注ぐとこんな感じ。ちなみに焙煎後が左、焙煎前が右。
味も、もちろん焙煎後の方が深みがある。焙煎前のお茶はいったん喉に溜まる感じがするのだが、焙煎後はすっと胸に落ちていくようだった。

 もちろん、焙煎前のお茶が美味しくないわけではない。好みが焙煎後だったってだけ。
小香さんが言っていたが、焙煎前/後のお茶は折々に飲み分けてみるのがいいらしい。これは実践してみようと思う。

 続いて、我が“昔の恋人”、白葉単そうをいただく(写真がなくて失礼)。
この白葉単そうも焙煎をかけたものだそうで、2カ月ぶりに飲んだら味がまた深化していた。おお、ますますいい男になったわね♪なんて思った次第。 

如月に香ばしいお茶をいただく

今回のお茶請け。
上から時計回りに、紫いものマスカルポーネぞえ、新彊産レーズン、しょうが黒糖、西表産黒糖、波照間産黒糖、地釜炊き黒糖、黒糖カステラ、そして真ん中はワタシが持ってきたチョコ。

 一種の黒糖まつり状態だったのだが、これには訳があって、焙煎を味わうためにシンプルなお茶請けにしたとのこと。写真にはないけど、これに差し入れの生姜せんべいもいただいた。美味しかったわ。

如月に香ばしいお茶をいただく

 雲南黒プー&チョコ。黒プーは相変わらずのおいしさ。

 今回は黒プー&青プー、白葉単そうを家用に購入。ここしばらく青プーが欠乏気味だったので、しばらくお茶に困らないくらい買ってしまったわ。

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《家有[喜喜]事2009》(2009/香港)

 たとえ中華圏&華人コミュニティだけだとはいえ、ただいま旧正月真っ盛りである。
 ワタシはきちんと新暦の正月を祝う民族の生まれではあるけど、新年が2回祝えるというのは誠にめでたいことではないか、と思う次第。
 そんなわけで、この季節だからこそ賀歳片(旧正月映画)を観たくなり、昨年香港で買ってきた《家有[喜喜]事2009》を観た。

 出版社に勤める余寶(ロナチェン)には二つの悩みがあった。一つは自分が恋した女性がみんな不幸な目にあってしまうので、恋が成就させられないこと。もう一つは彼の姉で同じ会社のライターである余珠(サンドラ)のこと。彼女はベストセラーのエッセイ『独身は罪ですか』の著者であり、男性に見向きもせずにバリバリと働いてきたキャリアウーマン。「長女が結婚しないと弟も結婚できない、これ即ち家族に災いが起きる」という言い伝えを恐れている余寶は、まずは独身主義の姉を結婚させたいと思い、同僚に紹介してもらった自称恋愛セラピストのディック・チョウ(古天楽)を訪ねる。
 ディックは出版社に社員として潜り込み、早速余珠と出会うが、彼女はハンサムなディックにすっかり夢中になってしまい、社長(グオ・タオ)から依頼があった「独身主義七部作」のエッセイが書き上げられなくなる。ディックもまた、彼女の熱意に驚き、それから逃れようとして、社長から命令された杭州の観光地のガイドブックの取材旅行へ、余寶とともに出かけることになる。
 ところが、ディックは杭州でオープンカフェを経営する小敏(沈麗君)という女性と出会い、恋に落ちてしまう。余珠が彼を追いかけてここまで来ていることも知らず、二人は熱い仲になる。また、余寶は歯を矯正中でガサツな性格の、ガイドのジェーン(姚晨)と出会う。反発しあいながらも気持ちが近づいていく二人だが、例のジンクスがジェーンを襲う…?
 杭州でディックと小敏が仲睦まじくしているところを目撃した余珠は嫉妬に駆られるが、ここで小敏を尾行しているという怪しげな探偵L(レイモンド)に出会う。彼は何かと事あるごとに金を要求するうさんくさい探偵だが、両親(夏春秋&李香琴)に杭州で恋人のディックを紹介すると言っていたことに気づき、Lにその代役を依頼するのだが、それを聞きつけたディックと余寶も現場に駆けつけてさあ大変!

 この映画のプロデューサーにして俳優の黄百鳴は、中華電影データブックによるとシネマシティを経て東方電影集団を設立し、『キラーウルフ』や『セブンソード』、そして《葉問》を製作したヒットメーカー。その彼が90年代始めにレスリーや星仔など、当代の明星たちを総出演させて大ヒットを飛ばした賀歳片シリーズが《家有[喜喜]事》である。当時はまさに香港電影の黄金期だったのはいうまでもない。
 だけど、そんな黄金期もすでに昔の話。レスリーは去り、星仔は映画の製作を始め、当時は新進気鋭の男優達も今は大御所と化し、女優達は結婚して引退する。それとともに香港映画も、今までさんざん書いているのでその経過は省略するけど、かつての勢いを失ってしまった。
 しかし、それであっても同じことはできる。なぜなら往年の俳優達を出せなくても、サンドラはでてくれるから(爆)。それに加えて今香港映画界でもっとものってる男優古天楽を持ってきて、コメディには欠かせないロナチェンと、いろんな人たちをカメオ出演させればいいし、時代の流れで中国市場に持っていくため、中国ロケと現地の新人女優もいればもう完璧、ヒット間違いなし!ってノリで作ったんじゃないかなんて思っちゃったよ。実際、この映画も大陸ではかなりヒットしたらしい。ベタな映画の力ってすごいな。

 サンドラは昔、「香港の山田邦子」と例えられていたけど、今で言うなら友近かねぇ?友近もコント番組でイタい妙齢の女性をよく演じるけど、サンドラが演じる女性はイタいに加えてガサツ極まりなし。こういうキャラが脇役にいる分には別に構わないけど、主演になっちゃうとなんとも言いがたいな。実際の彼女はピーター・チャンというパートナーと彼との間にできた子供がいるわけだけど(入籍はしてないんだっけ?)、そんな風にプライベートで変わってもそれが芸風に反映されないのは…まあそれだけ彼女はプロなんだってことだろうけどね。しかし、古天楽とそのまま恋に落ちてハッピーエンドになると思いきや…、という展開にはちょっと驚かされた。まー、この二人だとと死の問題もあるのかねー。
 その古天楽は最初イケイケ、そのうち結構トホホになりながらもっていう、賀歳片お約束な二枚目演技。ここしばらく古天楽を観てきた中で、これが一番二枚目ってのはどーゆーことかな(笑)。ロナチェンは、まああんな感じでいいんでしょうね。彼らと恋に落ちる二人の女の子、発音が南方っぽい(台湾國語っぽくも聴こえた)んだけど、あまり見ない顔だから大陸の新進女優さんなんだよね。この手の映画に基本的にブスメイク+眼鏡の女の子が欠かせないのは伝統だけど、それを引き受けたのが姚晨という女の子。捨て身の演技ですごかったなー。後でフィルモグラフィを調べておこう。
 あ、肝心のレイモンドさんだが。…この人はいつもこういうおいしい役なの?

 最後に、賀歳片の伝統として欠かせない明星カメオ出演だけど、やっぱり厳しいところがあったのか、人数が少なかったような気がする。うーん残念。中国から招かれたグオ・タオさんはおいといても、ワタシが見つけられたのはディック初登場シーンで美人と恋に落ちるサーファー君のジーチョン、ベストセラー作家余珠のインタビュー番組を仕切るディレクターのコンロイ、そして余家の両親に保険の加入を勧める外交員の阿Saくらい。他に誰がでていたか、見つけられた人はいるかしら?

英題:All's well end's well
製作&原作&出演:レイモンド・ウォン 監督&脚本:ヴィンセント・コック 製作総指揮:クリフトン・コウ
出演:サンドラ・ン ルイス・クー ロナルド・チェン 夏春秋 李香琴 グオ・タオ 姚晨 沈麗君 ラム・ジーチョン コンロイ・チャン シャーリーン・チョイ

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恭喜發財 萬事如意 寅年快楽 龍馬精神

恭喜發財 萬事如意 寅年快楽 龍馬精神
これは香港の洋菓子メーカー、「Lucullus」のショコラセット♪頂き物です。多謝。

 「龍馬精神」といっても、今年の大河に便乗だとか(観てるけどね、ひいきのスタッフ&キャストだから)、♪オレの話を聞けぇ!の「タイガー&ドラゴン」などには全く関係がなく、あいさつの一つとして。意味は「元気旺盛な心意気」。

 さて、今年も旧正月がやってきました。前回のエントリーでも書いたとおり、今年は情人節と電影節@ベルリンに加えて奥運會@バンクーバーまで重なっちゃってエライこっちゃ状態ですが(笑)、中華趣味としては不景気も(なるべく)気にせず、元気に過ごして行きたいもんですね。

 で、個人的な旧正月の話題として、嬉しいのがこれ。
 我が地元の名物、盛岡さんさ踊りが久々に香港に登場です♪

 香港の夜、さんさ輝く 盛岡の団体が祭典に出演(岩手日報)

【香港で報道部・太田代剛】九龍(カオルーン)の摩天楼に「サッコラチョイワヤッセ」の掛け声が響いた。盛岡市の盛岡さんさ踊り振興協議会(阿部利弥会長)の40人は14日、中国・香港で開催された新年祝賀の祭典「インターナショナル・チャイニーズ・ニューイヤー・ナイトパレード」(香港政府観光局主催)に出演し、世界各国の観光客らを魅了した。

 午後9時(日本時間同10時)に香港文化センターを出発し、市中心部の約2キロをパレード。4カ所で「栄夜差(えいやさ)踊り」を披露。2008年ミスさんさの華麗な舞とギネス認定の世界一の和太鼓の競演に、観衆から惜しみない拍手が送られた。

 同パレードにはフランス、米国など国外の9カ国12団体を含む39団体が出演。日本からは盛岡さんさ踊りと関西ゆるキャラ※オールスターズが出演した。

 いやー、見たかったですわー。地元でしばらくちゃんと見てなかったので(こらこら)。
 りえさんからも推特でレポートしていただけまして、遠方から楽しみましたよ。
 (追記)映像はここで観られます。さんさ踊りはだいたい43分ごろから、ゆるキャラは1時間くらいのところだそうです。

 せめてこの北国でも今夜は旧正月気分を味わおうと思い、昨年香港で買ってきた《家有[喜喜]事2009》を鑑賞。感想はまた後ほど。

 それではここでも改めて、恭喜發財、萬事如意!
 これまたお約束だけど、のっけちゃうぞ!

 去年のヴァージョンですみません。にぎやかでいいと思って。

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聞くところによると、ベルリンっ子は奥運會より電影節らしい(嘘)。

 …なんかこの週末、全世界的にものすごいことになっているんですけど。
まずは温哥華奥運會。大陸は相変わらずの大選手団だからどーでもいいとして(笑)、本日、開会式で確認したところ、香港からはショートトラックの選手が一人、台湾からはリュージュとスノボに参加とのこと。みんなで応援しよう!
 そんな中華圏では、旧正月で忙しいため、開会式の放映がないらしい。しかし今年の奥運會はタイミングが悪いねー。さらに情人節も初一にあたっているわけだから、なんとも。

 で、そんな時期にもかかわらず、11日から始まっているベルリン映画祭
毎年この時期開催なので、四年に一度は冬の奥運會とかぶるのはいうまでもないのだが、前回のかぶりでは、コンペに出品されていた『イザベラ』音楽賞を受賞
 今年は香港映画のコンペ出品作はないけど、張藝謀がコーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』をリメイクしたクライム時代劇コメディ《三槍拍案驚奇》が入っているので、これをフォローするってことで。…これ、香港&中国合作なのな。
 しかしこの名前、言いにくそう。とりあえず「やりび(ザ・ミッション/鎗火)」にならって、「さんやり」でいい?

 この他、香港&中国合作映画としてのエントリーはアレックス・ロー監督の《歳月神偸》がジェネレーション部門、旧正月映画の《蘇乞兒》がスペシャル部門、そして成龍さん&宏くんの《大兵小将》が特別招待と、探すといろいろあったりする。

 しかし、驚いたのがこれ!王家衛の『天使の涙』レトロスペクティブ上映っすよ!ああ、そうか、これって14年前にベルリンに出品されていたんだ。でも、出品されていたからといって、なんでこれ…なんて言ったら顰蹙ですかねー(笑)。

 あとは台湾からもフォーラム部門に出品されているけど、それは後ほど確認かな。ホウちゃんの『憂鬱な楽園』も上映されるのね。
 奥運會や旧正月の大騒ぎにまぎれないように、しっかりサイバー追っかけしようと思った次第(笑)。中華電影以外にも気になる映画がいくつかあるもんでね。

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いったい何が獲るんだか?香港電影金像奨ノミネート発表

 もにかるさんKumiさんのblogですでに記事にされていますが、先日、4月18日に行われる香港電影金像奨のノミネートが発表されました。
 …んー、まあ、ノミネートは意外性もなくて順当ってところかな。今年の日本アカデミー賞みたいなノミネートだ、なんて思ったりして(笑。あれのノミネートも順当だと思った)。 

 しかし、ピーターさん&テディさんの渾身の大作《十月圍城》のノミネート数がすごい。19部門ノミネートだって。他の映画賞はまだ出ていないんだっけか。これで決まるのだろうか。これじゃアバター祭りならぬ十月圍城祭りになりかねないのか?なんちって。

 俳優賞では、ヤムヤムが主演で2作品ノミネート、ヴィッキーが主演と助演でやはりダブルノミネート。ここはヤムヤムに獲っていただきたい気がするな。主演女優賞は案外大穴でクララ・ウェイさんが行くかも。ありえそう。
 しかし、不思議に思ったのは音楽賞。富田恵一って富田ラボの富田さんだよね、キリンジや中島美嘉やCHEMISTRYにステキな曲を提供しているあの方だよね。…でも、いくら香港人のリー・チーガイが監督しているからって、いくらビル・コンがプロデュースしているからって、『昴』は日本語台詞の日本映画じゃんかよー。ここでノミネートしちゃっていいの?
 最優秀アジア映画賞…。なんか気分的には《南京!南京!》と『建国大業』には獲ってもらいたくない(涙)。でも日本映画のノミネートもどこかで聞いたようなラインナップ。

 こんな感じでややテンション低めですが(それは決してトニーがノミネートされてないからじゃないぞ)、主要賞は何がとっても文句はないわけで、自分が好きだった映画が獲ってくれれば嬉しいに越したことはない、という結論で落ち着きませう、はい。

 最優秀作品賞
  《十月圍城》
  『赤壁 決戦天下(レッドクリフpart2)』
  《音樂人生》
  『新宿事件(新宿インシデント)』
  《竊聴風雲》
     
 最優秀監督賞 
  テディ・チャン(十月圍城)
  アン・ホイ『夜と霧』
  ジョン・ウー(赤壁 決戦天下)
  イー・トンシン(新宿事件)
  アラン・マック&フェリックス・チョン(竊聴風雲)

 最優秀脚本賞
  郭俊立、秦天南、陳嘉儀、陳銅民(十月圍城)
  ワイ・カーファイ&アウ・キンイー《再生號》
  スエト・カムユン他『意外』
  アレックス・ロー《歳月神偸》
  アラン・マック&フェリックス・チョン(竊聴風雲)

 最優秀主演男優賞
  ワン・シュエチー(十月圍城)
  サイモン・ヤム(夜と霧)
  アーロン・クォック『殺人犯』
  サイモン・ヤム(歳月神偸)
  ラウ・チンワン(竊聴風雲)

 最優秀主演女優賞
  チャン・ジンチュー(夜と霧)
  クララ・ウェイ『心の魔』
  ヴィッキー・チャオ《花木蘭》
  スー・チー《游龍戯鳳》
  サンドラ・ン(歳月神偸)

 最優秀助演男優賞
  レオン・カーファイ(十月圍城)
  ニコラス・ツェー(十月圍城)
  チャン・チェン(赤壁 決戦天下)
  スタンリー・フォン(意外)
  アレックス・フォン(竊聴風雲)

 最優秀助演女優賞
  李宇春(十月圍城)
  ファン・ビンビン(十月圍城)
  ヴィッキー・チャオ(赤壁 決戦天下)
  デニス・ホー(游龍戯鳳)
  ミッシェル・イエ(意外)

 最優秀新人賞
  李宇春(十月圍城)
  朱[王旋]《涙王子》
  李治廷(歳月神偸)
  鍾紹圖(歳月神偸)
  陳法拉《Laughing Gor之變節》

 最優秀撮影賞
  アーサー・ウォン(十月圍城)
  潘耀明《白銀帝國》
  ロイ・ルー&チャン・レイ(赤壁 決戦天下)
  秦鼎昌(涙王子)
  北 信康(新宿事件)

 最優秀編集賞
  許宏宇、黄海(十月圍城)
  デヴィッド・ウー&アンジー・ラム他(赤壁 決戦天下)
  張経緯(音楽人生)
  デヴィッド・リチャードソン(意外)
  コー・チーリョン他(竊聴風雲)

 最優秀美術賞
  麥國強(十月圍城)
  ハイ・チョンマン[美術指導]他(白銀帝國)
  ティン・イップ(赤壁 決戦天下)
  ハイ・チョンマン他《風雲2》
  ヨン・ファン他(涙王子)

 最優秀衣装デザイン賞
  ドーラ・ン(十月圍城)
  ハイ・チョンマン他(白銀帝國)
  ティン・イップ(赤壁 決戦天下)
  ハイ・チョンマン&ドーラ・ン(風雲2)
  ヨン・ファン(涙王子)

 最優秀アクション指導賞
  スティーブン・トン・ワイ他(十月圍城)
  コーリー・ユン(赤壁 決戦天下)
  馬玉成(風雲2)
  チン・カーロッ(新宿事件)
  谷軒昭《錦衣衛》

 最優秀音楽賞
  チャン・クォンウィン&ピーター・カム(十月圍城)
  岩代太郎(赤壁 決戦天下)
  于逸堯(涙王子)
  ロー・ターヨウ『復仇(冷たい雨に撃て、約束の銃弾を)』
  富田恵一『昴ースバルー』

 最優秀主題歌賞
  「粉末(十月圍城)」 李宇春
  「久遠の河(赤壁 決戦天下)」alan
  「木蘭情(花木蘭)」孫燕姿
  「麥兜[口向][口當][口當](麥兜[口向][口當][口當])」The Pancakes
  「歳月軽狂(歳月神偸)」李治廷

 最優秀音響効果賞
  《十月圍城》
  『赤壁 決戦天下』
  『音楽人生』
  《風雲2》
  《錦衣衛》

 最優秀視覚効果賞
  《十月圍城》
  《再生號》
  『赤壁 決戦天下』
  《風雲2》
  『カンフーサイボーグ』

 最優秀新人監督賞
  翁子光《明媚時光》
  張経緯(音楽人生)
  周顯揚(殺人犯)

 最優秀アジア映画賞
  《南京!南京!》
  『建國大業』
  《風聲》
  『崖の上のポニョ』
  『おくりびと』

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「こんな香港知らなかったツアー」を考える。

 来月の春休みに香港へ行こうと思いつつ、ついつい中華濃度薄めの日々を送り、推特でカオス状態につぶやきまくっている今日この頃。中華電影データブックの感想もまだ書けていないしなあ。
 そんな時、日本人旅行客の香港への渡航が減少しており、それは観光地としての香港が未だに「グルメ&ショッピング」強調という、バブル期からずっととまったままの価値観を押し通してきてしまっているからではないかという香港迷フォロワーさんのつぶやきがあった。
 そこから盛り上がったのは、「では今までのパターン化した香港観光から脱した『こんな香港知らなかったツアー』を企画しようではないか」というのが、香港で日本を紹介しているTV番組「ジャパナビ」のりえさんから提案があり、今いろいろと盛り上がっている次第。

 香港系クラスタでいつも話題になるのは、映画に芸能、B&C級グルメに歴史的建造物など。
だけど、こういう話題になってしまうのはみんながかなりの香港ベテランになってしまっているから。濃ゆい話題は仲間内だからこそ、話す分には盛り上がるけど、実際には一般人はひいちゃうでしょ。ワタシもパンピーの方を供にして香港に渡ったことが何回かあるけど、調子にのって信和中心やら旺角やらに連れていったら、思いっきりオタク扱いされたもの。
 それに、いま旅行に行きたがらないという若者にも香港をアピールしたい。香港が返還されてすでに10年が過ぎ、「香港は中国の一部だから…」と実情をわからずにただ「中国だから」と敬遠する声も多少気になるからこそ、香港は中国であっても実は中国とは違う、というところを見てもらいたいしね。
 だから、ワタシは初心者向けの「こんな香港知らなかったツアー」を考えてみたいと思った次第。

 とりあえず、推特につぶやいたネタにほかの人のアドバイスも加えてみて、こんな企画を立ててみた。

 1)超高層ビル見学ツアー(半日~1日)

 歴史的建造物の唐楼ツアーが話題になっていたので、それに対抗?して。
 初めて香港へ行った時、街に林立する高層ビルの形のおもしろさに目をひかれたので、こんなツアーを考えてみた。
 湾仔の展覧中心をスタート地点とし、金鐘のリッポータワーから中環のifcまで、昼間は港島のビジネスエリアをガイドつきで散策。各ビルのエピソード(例:HSBC対中国銀行の風水ビル対決や建設中のifcがトゥームレイダー2に登場したことなど)を紹介しつつ、ビジネスマンに邪魔にならない程度に内部も案内。
 スターフェリーターミナルまでは徒歩で移動し、高層ビルの谷間で混雑する車を見ながらブレードランナーな気分(趣味です、すんません)を味わう。夕方にスターフェリーでチムに渡り、港島が見える映月楼かインターコンチのレストラン、あるいはチムに新しくできた高層ホテル(ここがミソ)のハイアットリージェンシーで夕食し、7時には星光大道へ。8時になったら、昼間に見たビルの「出席」が光で取られる、シンフォニー・オブ・ライツを見学。ここをゴールとして後は自由行動。オススメはやっぱり甜品かしらん。

 2)郊外トレッキングツアー(1日)

 ゴミゴミした場所が苦手な自然派のご夫婦にオススメ。
 候補は2コースで、ランタオ島とツェンワンから上に登った石崗地区。
 ランタオ島なら梅窩までフェリーで移動して、ランタオ島で一番高い大嶼山を登ってみる。昼食は海鮮料理かバーベキュー。
 石崗なら、川龍村まで連れて行ってもらい、端記茶楼で朝飲茶してからトレック。昼食はこれまたバーベキューで(笑)。  

 3)1日乗車券で乗りまくる路線バス(or軽鉄&KCR)ツアー

 これが一番現実的なのかな。
 路線バスは『香港路線バスの旅』をみれば実現可能だけど、なかなか観光客が行かない郊外へ電車に乗りに行くというのは、テツな方じゃなくても楽しめるんじゃないかと思う。ウェットランドパークのある天水圍、その近くの屏山、甜品の穴場がある元朗など、雑誌等で喪紹介されるようになった新名所もあるからね。

 4)いま流行の(笑)パワースポット@香港ツアー(1~2日)

 現在発売中の某女性誌(昔香港映画に熱心で、最近は大韓明星にお熱なあの雑誌ね)でパワースポット特集が組まれており、この言葉をよく聞くけどなんだろーなーと思って読んでみたら、なんてことはない、寺社や巨木のような神聖さをかんじさせる場所のことをこう呼んでいるらしい。なーんだ、わざわざパワースポットなんて言わなくても、ワタシは昔から寺社めぐりや巨木が大好きだったから、流行を先取りしているってわけじゃん!(笑)なんて気分になったのだが、ブームに便乗して、香港人があまり行かないという寺社をパワースポットと称して観光に組み込んでしまえばいいのだ!と思った次第。
 それに香港には風水がある!これもまたパワーを与えてくれるものだから、風水スポットも加えてめぐれば、ほらもう立派な初心者向けツアーになるじゃないか。なんせ中華民族の宗教には道教があるから、仏教も神道もキリスト教も、全て一緒くたにしてパワーをもらえればいいわけだしね。信じるものは救われるアルヨ(笑)。

 こーんな感じでプランニングしてみた次第。
 これに、他の方が提案された歴史探訪や医食同源ツアー、女性向の美肌ツアー等を組み込めば、3泊4日のプランはすぐできちゃうでしょう。
 あとは、これを実践してくれる旅行代理店(大手じゃなくてもいい)がでてきてくれることはもちろんだけど、若者が旅に行きたいという状況に社会がなってくれることかなあ…。

 このネタ、推特上でまだまだ続いているので、こっちでも引き続きネタにしていく予定です。

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