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2009年11月

意外にも?イケメン監督・ソイさんのティーチイン採録。

 もうすでにあちこちに出ているけど、やっぱり自分のためにまとめないと気がすまないので(笑)、『意外』in FILMeXでのソイ・チェン監督ティーチインを。
 ちなみに公式のQ&Aはこちら。いや、絶対間違いがあるに違いないので(苦笑)。

 まずはソイさん、最初に一言。

 フィルメックスに作品を持ってくるのは初めてだが、実は第1回の『ジュリエット・イン・ラブ』の時、ウィルソン・イップ監督と一緒に来たことがある。
 この作品を各映画祭に出品した時によく言われたのは、「ストーリーについていけない」ということだった。

 …実はワタクシも観たばかりの頃はそうでした。でも、後でじっくり思い返したり、いろんな人の意見を聞いて、改めて理解したんざんす。(って、それって単に自分がバカってことじゃないか。すいません)

Q:林雪の事故の場面はどう撮ったのか?
鄭:この場面は2週間かけて撮ったが、雨は人工的に降らせたものである。ただ、雨季でもあったので、実景で撮ったようなもの。それでも雨の中の撮影は危険なので、大変だった。

Q:こういう作品の主演にしては、古天楽は美形過ぎないか?
鄭:主人公の大脳はとても用心深いキャラだ。古天楽はパパラッチが横行する香港芸能界にあって、J分のプライベートを滅多に言わないタイプの俳優であり、そういうキャラが大脳にピッタリと思って起用した。

 あはははは。古天楽ってそうなんだ。まぁ、彼はかつて黒社会とつながりがあるのでは?なんて噂されたこともあったけど、そんなことを噂されるくらい用心深いのか、それともホントに…なのかな。ってのは冗談。

Q:クライマックスの○○(ここでも伏せます)にはどんな意味があるのか?
鄭:あの場面は実際にありえない。でもアレをすることで「やっぱりオマエが間違っているんだ」ということを暗示させ、ありえないことを見せて間違いを示した。でも主人公は「本当は自分が間違っている」と思っても、自分の任務を遂行してしまうので、その頑固さも象徴した。

 …こんな感じで言ってたかな。あの場面については、先に書いたこととかぶるのでパス。

Q:なぜリッチーを相手役に選んだのか?
鄭:彼もキャラクターで起用した。リッチーは優しくて愛妻家ってイメージが強いから、愛妻家のサラリーマンというイメージを強調したかった。

 …でも、時々不気味でしたよ?それでも。あれは演出?

Q:この作品は、ジョニー・トーの製作だが、作品作りから彼のアドバイスは受けたか?
鄭:トー監督からは全面的なサポートを受けられたのでありがたかったし、仕事もやりやすかった。監督とは映画の基本とは何かということで話し合い、黒澤明などの古い作品も紹介してもらえた。

 おお、勉強家ですねソイさん。アキラ黒澤作品、どんどん観ましょう!
 そういえば話がずれるけど、フィルメックスレポートが掲載されている河北新報のサイト去年のレポートを読んでいたところ、林ディレクターが「今の日本の映画監督志望者は候孝賢も知らないらしい」と言われていたのに大いに驚いた。映画を目指す人が、肝心の映画を観ていないという矛盾があるのねー。今の日本の若手監督がどういう状況で作っているかは千差万別なんだろうけど、ソイさんにおけるトーさんのように、ベテラン監督さんがいろんな映画を紹介してあげて、彼らを導いてあげられる余裕があれば、日本映画の質がより充実するんだろうなって思うんだけど、まーそれはみんなやっていることか。 

Q:今後はどんな作品を作りたいか?
鄭:コメディは苦手だけど、是非やってみたい。あとはアクションや黒社会ものなども。

Q:監督はハンサムだけど、俳優の経験はありますか?
鄭:助監督を勤めたときに、俳優のキャスティングでいろんな俳優を監督の前に連れていってはOKがもらえなかったことがあり、それじゃ自分が出るかと思って出演したことがある。

 …そしたら、結構出てるってこと?今度旧作を観て探してみるか。

Q:この映画の撮影の状況は?
鄭:街中の撮影は周辺の店との兼ね合いがあって大変。みんな最初は面白がって見ているが、そのうちウザがられる。でも最後の方になるとお弁当を作ってもらえたりするので、気持ちが通じ合うのかもしれない。プロデューサーからは街を封鎖した撮影を提案されることもあるが、それよりも、実際の街の流れの中で撮影したほうが、自然にできていいのじゃないか。

 街中の撮影は、中規模香港映画のお得意とするところ。香港の地区でどれだけフィルムコミッションがあるのかは知らないけど(ない…ってことはないよね?)ロケを面白がって見られる環境っていいよな、と思ったのは、つい最近地元の映画祭シンポジウムで、FCと地方ロケのあり方について話を聞いたからだったりする。

Q:前作『軍鶏』は他人の脚本(今回も)だが、今後は自分で書きたいと思うか?
鄭:アイディアを出したりすることはあるが、今まで自分で脚本を書いたことがない。今後は書いてみたいと思う。この映画は構想3年、製作に17ヶ月くらいかかった。脚本の流れを考えながら撮っていったので、撮影には非常に時間がかかった。特に、古天楽演じる主人公の心の動きに沿って撮っていったのでそうなってしまった。

Q:主人公がパラノイア的になっていったのは、奥さんの事故死だったと思うのだが、あれは事故なのか?それとも殺人だったのか?
鄭:それについては答えは出さないようにしている。ある時程の現象をどう受け止めるかということは日常生活の中にもあるのだが、その真相は誰にもわからない。この映画で言いたかったことは、ものごとに対する受け止め方は、それを受け取った人の考えのみが真実である、ということなのだ。

 と、ラストはうまく作品のテーマに結びつけて、きれいに終わったティーチイン。

 助監督としてのキャリアは長いけど、監督としてはこれからなのかな?という感じのソイさん。今後の作品もまたサスペンス系なのか、それとも以前の作品のようなバイオレンス系なのか、動向は気になるけど、やっぱり追っかけていきたいもんざんす。

 好多謝在FILMex来講話、我非常感謝、鄭保瑞導演!

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意外(2009/香港)

 「偶然と故意は紙一重よね」
 と、フィルメックス『意外』を観た後、朋友のひろみさんが言った。
 本当に、その通りである。ワタシもこの映画を観て、そう思った次第。

 大脳こと何國輝(古天楽)は、仲間と4人で標的を偶発的事故に見せかけて殺すという闇の稼業をしていたが、彼はその仲間を決して信じようとはしなかった。彼には最愛の妻(モニカ・モク)がいたが、彼女はしばらく前に交通事故で命を落としていて、それ以来大脳は誰に対しても心を閉ざしていたのだ。
 ある日、彼らは車椅子生活を送っている父親を殺してほしいとの依頼を受ける。事故死に見せかけるためには、トラムのレール上で感電させることが一番自然だと考えた大脳は、仲間とともに仕掛けを施し、雨の日を決行日とするが、なかなか雨が降らない。やがて大雨の夜の日に、彼らは仕事を決行させ、依頼人の父親を殺すことができたのだが、その直後、ターゲットへの接触を担当したデブ(林雪)が、大脳がとっさによけたバスのスリップに巻き込まれて死んでしまう。
 ―もしかしたら、仕掛けがばれたのか?そして、誰かが自分たちを狙っているのか?そう感じた大脳が依頼人を尾行すると、彼は中環のビルで保険会社のセールスマン(リッチー)と商談をし、大金を手に入れていた。このセールスマンが怪しい、と思った大脳は、彼の身辺を徹底的に調査する。男の家のすぐ下に空き部屋を見つけて住み込み、部屋に侵入して盗聴器を仕掛け、彼の真意を知ろうとする。やがて依頼人の男が死に、大脳は自分の危機をはっきりと自覚するのだが…。

 ちょっと気がそれると、たちまちわけがわからなくなってしまう、あっという間の89分。…ええ、実は、早めに昼食をいただいたのが災いしたが、時々30秒ずつ意識が切れてました(涙)。
 そういうもったいないことになってしまったけれども、それを別にしても面白かったのは確か。ただ、やっぱり純粋にトーさん組じゃないせいなのか、ソイさんの演出はトーさんよりもちょいとリズムがゆっくり目かな、と思った次第。これはあくまでもワタシの感覚なので、意見には個人差があるのはいうまでもないか。もっとも、過去のソイさん作品とは全く違う印象があるという、他の方の意見もあるので、トーさんスタイルをソイさんが翻訳したらこうなったって感じなのかな。

 あらゆる現象は偶然で起きている、とよく言うけど、それはもしかしたら違うかも…と思い始めたら、やっぱり大脳のように疑心暗鬼で止まらなくなってしまうのだろう。しかし、彼はそれであっても最初の信念を貫き通す男であったから、クライマックスのあれ(ネタバレにつき詳細はパス)で自分の誤解を悟っても、仕事はやらなければいけないと思ってそれを遂行してしまったのは、こういう稼業の人間の性なんだろうなー、と思った次第。
 大脳をめぐる人々の動きも、故意に見えそうで偶然にも見えそうだから、なおさらこっちも混乱する。なかでも大脳チームの最年長であるオヤジさん(ベテラン、スタンリー・フォン)は、認知症を患いながら仕事に参加しているわけだから、疑おうにしろ自信が持てなくなる。そういう配置も面白かった。

 古天楽は『コネクテッド(これから観ます)』《竊聽風雲》に続き、またしても眼鏡キャラ。しかし、同じ眼鏡くんでも、三者とも全く違うキャラクターになっているからいい。《竊聽》の時は貧しいお父さんだったけど、今回は何をしでかすかわからない不気味さもちょっとだけあるし、前半はジャケット(&作業人)姿、後半はスーツ姿と着替えてくれるのもよかったし。リッチーの部屋で彼と奥さんがイチャイチャしているところを盗聴してしまう場面の行動や表情もリアルでよかったし。
 単独主演作品を初めて観たという朋友のMさんが「10年前には古天楽がこんないい俳優になるなんて全然思わなかった!これこそが意外よ!」と大絶賛。ワタシはここ数年、彼の主演作を続けて観る機会に恵まれたけど、お久しぶりに観た方にこう言われるのだから、改めて彼の成長を喜ばしく思った次第。
 意外と言えば、これもいろんなところで言われているけど、リッチーの役どころもかなり意外だったねー。終始硬い表情を見せる有能なビジネスマンだけど、ああいう顔されたら確かに疑いたくなる(笑)。実は奥さんを愛していて…というところを大脳の前で強調させることも、彼の不気味さ(という思い込み)に拍車をかけることになったし。
 そして、究極の意外であるクライマックスのアレ…。アレは本来見ちゃアレじゃないか?と思わずツッコミそうになったが、それによってこれまでの全ての「思い込み」を回収させる手段としては斬新だったし、ちょうど時事ネタ的にもタイムリーだったから、ね。

 おっと、長くなりそうなので、このへんで一旦区切りますか。ソイさんティーチイン採録は次の記事にて。

英題:Accident
監督:ソイ・チェン 製作:ジョニー・トー 脚本:セト・カムユン&ニコール・タン 
出演:ルイス・クー リッチー・レン ラム・シュー ミッシェル・イエ スタンリー・フェン ハン・ユーシン モニカ・モク 

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12年ぶり(!)に鼎泰豊に行く。

12年ぶり(!)に鼎泰豊に行く。
本日はフィルメックスツアー最終日。これから1本邦画を観て、夜行バスで帰盛とハードスケジュール。
そんな中でもやはり中華、と思い、カレッタ汐留の鼎泰豊で小籠包のランチをいただく。前に鼎泰豊に行ったのって、確かレスリーのコンサートの頃…って12年前じゃないのよ!ひー。
ちなみに台湾の本店にも行ったことないざんす。

小籠包自体、かなり久々に食べたので、うまかったのは言うまでもない。ただ、やっぱり熱いうちに完食しないといけんと思った次第。

というわけで、東京からの更新はこのへんで。帰ったら、早いうちに『意外』の感想を書かねば。

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FILMeX、『意外』は意外に意外だった。

FILMeX、『意外』は意外に意外だった。
写真は海南鶏飯食堂のマンゴープリン。でもこれは朋友的オーダー。

本日からフィルメックス参戦。『意外』楽しみました。…実はややアレだったのですが、それはまた後ほど。
で、今回の収穫は、初めて顔を見たソイ・チェン監督が意外にイケメンだったこと、朋友の一人が意外にも古天楽を誉めていたこと、そして、フィルメックスの顔である西島秀俊くんが意外にも後ろ姿がかっこよかったこと、です。…はい、フィルメックス暦5年、初めて西島くんに接近遭遇しました、ってここで書くことじゃないか。

明日は中華街…の予定だったけど、予定が変わりそう。それでもお昼は中華で、というのは決めてます。
さて、どーなることやら?

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FILMeXツアー開始&「チャイナパワー」鑑賞

FILMeXツアー開始&「チャイナパワー」鑑賞
ただいま、東京です。明日からフィルメックスに参加します。

今日の昼に着いて、池袋のホテルにチェックインしてから、北口方面を散策。中華っぽいお店は多少あったけど、日が暮れてたこともあったので、あまり長居できんと思って早めに撤退。

滞在中は横浜中華街にも行く予定。
あ、もうすぐNスペだ。

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やっぱり気になる、大陸電影。

 FILMexツアー直前にひとつネタを。
もう中華芸能系blogや中華趣味Twitterの間では話題になっていますけど…。

NHKスペシャル|チャイナパワー 第1回 “電影革命”の衝撃.』

 実は『激流中国』は全部観ていかなったという、中国ウォッチャーとしては失格なワタクシ。
しかし、中国について学び始めて今年で○○年(苦笑)、いろんな思いを抱えながらかの国を見てきたし、好きになった香港との関係についても考えさせられてきた。
 なんのかの言いつつも、これが現実なのかなと思うこともあるんだよね。

 とあれこれたわごと言ってみたけど、番組では今後公開の《十月圍城》やユンファ兄貴の《孔子》の紹介、そして我らがピーター・チャンさんのインタビューもあるそうなので、楽しみ楽しみ。

…とか言いながら、明日の夜は東京なんだが、もしかしたらリアルタイムでは観られないな。
HDDに録画しておくけど、夜が暇だったら観ようかとも考え中。

 さて、旅の準備をしなくては♪

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ささやかに(?)宣伝しちゃってすいません。

 気がつけば、今週末にFILMeXが迫ってきちゃいました。
 最近推特にばっかりかまけてしまっているのと、自分でも意外すぎる別方面に思いっきり気をとられちゃっているので(ホントにこんな自分をどうにかしたい…)、すっかりこっちがおろそかになってしまいました。
 VCDで途中まで観た《葉問》と、前日BSで放映した『百年恋歌』を早いところ観て感想を書きたいんだけどねー。今年中に観られるかなー。ただでさえ、今年は中華電影を観ていないのだから…。

 さて、今年の夏香港取材の成果を同人誌で小説にしたということを、以前ここで書いたけれど、サークル事務担当の相方から、やっと通販準備が整ったとの連絡を受けたので、ここでもささやかにお知らせしちゃいます。すみませぬ。

 もとはしが初めて香港を舞台にした小説『麻煩偵探 Lady Troublelove』を収めた創作同人誌「透明度~Transparency~」 2009年9月号は、ただいま便せんつき1冊500円で通販中です。
 また、バックナンバーでは、2007年3月号にて、同年2月の香港&マカオ行き(With友人)の顛末を、珍しくエッセイマンガで描いた『春光乍洩香港澳門迷走記』が収められています(ここでも紹介してます)。
 詳細&通販申し込みは、サークル「Transparency ~透明度~ blog」にリンクを貼りますので、そちらをご覧下さい。

 次号はおそらく来年3月あたりに発行できそうですが、それに向かって、また新作を書いております。今回はお茶ネタで行こうかなといろいろ資料を探しておりますが、いったいどうなることやら。黒社会ネタも入れたいんだが、血みどろがキライなので、グロくはできないと思う…(苦笑)。

 来週日曜からFILMeXツアー(With昨年の3人組)です。でも『ヴィサージュ』は観ません。
予定としてはブクロノースゲートチャイナタウン探索(ただいま情報検索中、いいお店あったら教えて下さりませ)と、昨年に引き続き中華街ツアーも検討。去年買ったガイドが古いものだったし、書店で『ことりっぷ 横浜・中華街』を見つけたので、買って持って行こうかな。

 次の更新は多分ツアー中。旅に出れば更新増えるからねー(笑)。
あ、久々に海南鶏飯を食べようとも計画中。 

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二煎目マニアと、欲望の中国茶

二煎目マニアと、欲望の中国茶
 先月も参加したけど、書くタイミングを逸してしまったしゃおしゃん月例お茶会。
今月は新入荷の中国茶をいただきました。

 これは新たなプーアル茶、墨江青プーアル。
お茶請けは、9月に続いての雫石のパン屋さん、tuk-tuk特製アップルパイです。
皮がしっかりしてサクサク、手づかみでワイルドに食べられるのが楽しい。
農薬少なめで作っている市内のリンゴ園のリンゴを使用とのこと。

 しゃおしゃんはもともと中国茶の焙煎工房としてスタートしたお店(と言っていいのだか)。その頃からの定番作品(商品をこう呼んでます)が、小香さんのしーふー、宋師匠が焙煎を手掛けた青プーアル&黒プーアル。お会いした時のことはここここここで書いてます。

 近年、台湾ばかりか大陸のお茶事情が激変し、宋さんの作るお茶が地元台湾や大陸で大人気のため、入手が困難になっており、以前売り出していたお茶のロットも切れつつあるのだとか。そんな状況下で、小香さんが紹介されたのは、新しい雲南黒プーアル。

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これが2007年に摘んだという、新しい雲南黒プーアル。
お茶は同じところではたくさん作れないらしく、よいお茶の葉を探して、流浪の日々が続くらしい…(オーバーか)。品質に妥協しないで作ることにこだわっているらしい。
 そんな苦難を経て出来上がったお茶は、あっさり&すっきりで、香りも柔らか。ふつう、中国茶は沸騰したお湯を少しおいて淹れるのだが、高い温度で淹れるのがしゃおしゃん流。この方が、香りと味がしっかり出るのだとか。

 「青プーと黒プーの違い」について、出席された方から質問が出た。
小香さん曰く、釜入りして乾かした茶葉からまずは青プーの茶葉を発酵させて作り、それからさらに黒を作るというのが定番の作り方らしい。なるほど。

 次にいただいたのが、先に挙げた墨江青プー。’06年の谷花季(プー茶を摘むのに適した秋の季節)に摘まれたこのお茶は、高い香りと口に残る個性的な味が特徴。うーん大好き。

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 こんな感じでまとまっていた青プー。

 お茶は、いれたての1煎目より2煎目の方が美味しく感じる。だから思わずその場で「2煎目マニア」を名乗ってしまったワタシ(笑)。

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 今月の秘蔵茶は、台湾の陳年烏龍茶。25年物です。烏龍茶なので、高い香りに対して味があっさり。宋さんのもとにやってきたお茶農家のご老人が「孫にのませるため」に作っていたお茶を分けていただいたエピソードがあるとか。

 近年はプー茶の価値が出たことで、市場も欲望にまみれているらしく、マニアの反応も様々らしい。大陸では(?)その茶葉が本物か偽物か鑑定するコツを説いた本まで出ているらしいぞ。うーん、次の小説のネタにできそう。日本でもこんな本が出ているしね。

 早いもので、今年のお茶会もあと1回。次はどんなお茶が飲めるのか、大いに楽しみ。
小香さん、ご同席した皆さん、いつもながらありがとうございました。

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全家便利商店の魯肉飯を食べてみた。

全家便利商店の魯肉飯を食べてみた。

 十うん年前(笑)に台湾に留学した時、よく食べていたのは排骨飯や宮保鶏丁飯のような大陸由来のプレート(というのはちとオサレすぎ?)だった。で、魯肉飯も確かに食べてたといえば食べてたのだけど…、あまり記憶がはっきりしないのはなんでだろーか。

 で、その十うん年前、すでに日本のコンビには台湾に進出していた。それが全家便利商店である。つまりファミマ。台湾には1988年に初出店していたのね。
 今や台湾のみならず、アジアでは約一万店出店し、米国にもお店を出したこのファミマがただいま期間限定で、世界のお弁当やデザートを売るフェアを開催しており、その中に台湾代表として魯肉飯を出していると知ったので、早速買って食べてみた次第。

 レンジアップしてふたを開けると、お馴染みのスパイスの香りがいい感じ。
これは期待できるかも、いただきまーす。

…うん、まぁ、よく頑張りましたって感じかな?
ワタシ自身も、ずいぶん久々に魯肉飯を食べたもんで、何となく味が思い出せなかったりしてね(笑)。
 結局、ヒルズにあったひげちょう魯肉飯(リンクは金沢の店舗)も、食べずに終わってしまったもんでね。

 しかし、これを食べたらやっぱり台湾に行きたくなる。
そしてその台湾、かつてワタシが旅をした南投地区に、昨日震度7の地震が起きた
ああ、大丈夫かなぁ…。と、心配しながら終わる。

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FILMeXに行って、やる気を取りもどそっと。

 どーも、久々の更新です。最近、やる気なしで失礼します。

 考えれば、先月は5年ぶりに国際に参加しなかったこともあって、テンションが下がりっぱなしでした。いくら最近面白い映画が来ないとは言っても、これはまずいよなー。
 今年の国際、イベント自体はともかく、全体的に作品は結構よかったと聞くから、審査委員長イニャリトゥの言う通り、映画祭後もしばらく上映するか、巡回してくれれば、観るチャンスがあるのに…、という文句はおいといて。
そんなわけで、フィルメックスでは是非リベンジをしたい(何の?)と思い、『意外』のプレリザを取った次第。ええ、もちろん取れました。

 今年も昨年と同じ、朋友3人で観ようと思っているので、明日の一般発売にも並びます。でも、明日は冷え込み厳しそうなんだよね…。うん、頑張るわ。

 よし、これをいい機会に、やる気を取り戻さねばね♪

(11/3追記)しかし、『意外』ってかなり売れ行きよかったのねー。プレリザで中央が取れたので、一般でも…と思ってたら、発売後2分で中央席完売。でも、後方席で取れたからよしとするか。
 さあ、やる気出すぞー♪

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