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2009年8月

《大内密探霊霊狗》(2009/香港)

 王朝時代の中国(特に明清朝あたり)を舞台に、皇帝を守るボディガード・大内密探が活躍する映画といえば、星仔主演の『008皇帝ミッション』が思い出される。大英帝国の“女王陛下のスパイ”にちなみ、この大内密探もダブルオー(00)ナンバーがコールサインになっているのだが、《霊霊狗》は広東語的当て字だから、数字に直せば…009かよ!
 と、一人ボケツッコミはどーでもいいとして、このところの香港映画の佳作は非常に重苦しいものばかりと聞いていたので、《竊聽風雲》を観た後には、次はもっと軽い映画を観たいなーと思っていた。ちょうど上映も始まったばかりで、最終日に観る時間ができたし、両極端な古天楽を観たいと思ったので、鑑賞した次第。

 近世の中国。皇帝に仕える12人の大内密探には、その人数にちなんで十二支の名前がふられていた。その中でも霊霊虎([イ冬]大偉)と霊霊猪(ジーチョン)の二人が武術に優れていたが、彼らと対照的に霊霊狗(古天楽)は武術がまるでダメ。ただ、化学実験や秘密兵器の開発は12人の中でいちばん優れており、皇帝の命を狙って侵入する敵を、キテレツな兵器を使って撃退していた。
 実験や研究が好きな霊霊狗だが、女性にはあまり興味がない。許婚である梅(大S)は自分に彼の興味が行かないのが許せず、街でたまたま知り合った剣士に頼んで恋人のふりをしてもらい、霊霊狗に嫉妬させようと試みる。しかしその剣士の正体は男装の女性。おまけに皇帝の命を狙って屋敷に潜り込んだ刺客だったことから、話はややこしくなる。
 皇帝の命を狙っているのは外からばかりではない。宦官や皇后(サンドラ)とその兄も内側から彼の命を狙っていた。
 そんなある日、皇帝の娘(宋佳)の婿を決めることになった。娘に片想いする霊霊虎はなんとかしてその座を狙いたいと思っていたが、肝心のところでつまずいて、なぜか霊霊狗が婿候補に選ばれてしまう。中原やチベット、日本からやってきた婿候補と競うことになるが、他の婿候補は宦官や皇后兄妹が用意した替え玉に、梅の手助けをした女剣士と胡散臭い輩ばかりだった…。

 この手の作品にあらすじの説明は必要ないんだが、やっぱり書かずにはいられない(笑)。
 この映画のベースは予想通りの『黄金甲』で、当然オープニングから半○ち侍女さんたちの乱舞。よかったねー王晶、イーモウにいいネタ提供してもらえて!それに葉問だの(台詞で登場)、中華版アメリカンアイドルこと『超級歌声(だっけ?)』を投入した風味。
 お客さんは少なかったけど、始終笑いが絶えなかったし、お子ちゃんもけらけら笑っていたから、このところ重いコメディばかりだった香港映画界にとってには清涼剤になっていていいんじゃないかな。ただ、もちろんワタシも一緒になって笑いはしたけど、王晶よ、基本的に昔から笑いのパターンがかわっていないよね。きれいなおねいちゃんの投入とか、サンドラの使い方とか、そのへん全然変わっていないよ。こういう変化のなさ、イマドキの若い観客にはどう映るもんなんだろうか。でも全然変わっていないからこそ、未だに第一線でベタコメディを作っていられるってことか。同じコメディでもホーチョン作品とは明らかに違うものだもんね。

 《竊聽風雲》に続き、図らずも今回は古天楽祭り。
 星仔のラインを狙って、自分が馬鹿笑いせずに相手を笑わせるキャラクターも踏襲しているのは偉い。でも、こっちの古天楽、《竊聽》と比べると偉くカッコよくてイケイケなので、どーもそれが気になってしまう。しかも本人、かなりクソまじめなキャラとして演じているからなおさらかな。でも、星仔がこういうキャラを演じることはもうないから、比べちゃいけないってのはわかっているのよね。そのせいか、むしろハンサムじゃない[イ冬]大偉の頑張りの方が目についたもの。頑張るのはいいけど、そんなにカッコいいか?[イ冬]大偉って(こらこら)。
 まだ『コネクテッド』を観ていないので、これが初大S@香港映画。…よく考えればあれと同じカップルなんだ。ははは。『流星花園』以来なのでずいぶん久しぶりに思えるけど、大人っぽくなったね。ところで大Sといえばうなじと手の甲に入れたタトゥーが目印だよな、と思って必死に探したんだけど、なんかうまく隠してあったねー。
 サンドラはいつも通りだからコメントなし。それ言ったら李健仁(久々だな)とジーチョンもか。
 『赤壁』では損な役回りだった宋佳小姐、今回はちゃんと大事に扱われていた様子。でも王晶だから、「大事」の意味が違うのは言うまでもない。

 そういえばこの春に買った古天楽主演の《家有[喜喜]事2009》もまだ観ていなかった。これも久々のシリーズだけど、古天楽ってこの手の作品も扱いやすいから、登板が進んでいるのだろうか。そんなことを思ったりして。

英題:On his majesty
監督:ウォン・チン
出演:ルイス・クー バーヴィー・スー サンドラ・ン トン・ターウェイ ラム・ジーチョン ソン・ジア レイ・キンヤン

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『武打星』今野 敏

  香港を舞台にした日本の小説は数多い。
 例を挙げれば、香港返還直前に発表されて話題を呼んだ服部真澄さんの『龍の契り』。…驚かれるかもしれないけど、実は読んでません。あとは、実際に香港好きな方が書かれたライトノベルやBLもの(これも読んでないよ、さすがに)もあるから、数えればきりがなさそうだよな。
 この小説も、そんな“香港もの”の1冊だけど、著者名を見てちょっと驚いた。
 今野敏さんって、もしかしてこの春『ハンチョウ』の題名で連ドラ化された『神南所安積班』の作者さんじゃないですか?警察小説の名手っていわれている方だよね?
 
 なんでも、今野さんは実際に空手塾を主宰する武道家でもあり、警察小説の他にも武道小説や格闘小説も執筆しているそうで、さらに李小龍先生を愛してやまない(from解説より推測)というだから、なるほど、これがThat's make senseってヤツね、と納得したのである。
 やっぱり、李小龍先生は男子の永遠の憧れなのねー。

 1970年代末。大学を卒業した青年、長岡誠は香港へやってきた。高校時代に李小龍の『燃えよドラゴン』と出会い、衝撃を受けた彼は、進学した大学で幼い頃より学んできた空手道にのめりこむようになる。就職を決められなかった誠は、空手を生かした職業に進みたいと思い、そこから香港でアクション俳優になることを決意し、渡港する。
 誠は大学の先輩で香港に住む関戸政夫を頼った。彼は日本人旅行客向けの観光ガイドをしているが、なぜか誠には頼られたくないという素振りを見せる。関戸のガイドツアーに便乗して、彼はショウブラザーズやゴールデンハーヴェストを訪れるが、話がかみ合わずにチャンスがつかめない。焦りながらも誠は九龍公園で空手のトレーニングを続けるが、そんな自分をいつも見つめる男がいるのに気づく。後に関戸に仕事を頼まれた誠は、キンバリーロードの日本風クラブでその男を見かけるが、男が一緒にいたのがマフィアだと勘付く。関戸が彼に頼んだ仕事は、日本人女性に荷物を届けることだったが、どうもそれは麻薬らしく、誠は関戸の影でヤバイ仕事に手を出していることを知る。
 ある日、誠のもとに、ゴールデンハーヴェストで出会った武術指導者のユン・シンから彼の監督作品への出演を依頼したいと連絡が来る。喜び勇んで会社に行くと、そこで自分を見つめていた例の男と出会い、驚く。その男、アレックス・チャンは俳優であり、この映画で武術指導を務めることになっていた。それが気になるところだが、ともかく、誠は契約をして出演が決定した。
 しかし、いざ撮影が始まると、誠には困難が続く。アレックスの、アクションに対する厳しい指導、彼にいつも突っかかってくる若者、ジョニー・マーとの確執、そして、撮影は激しいアクションを交えながらもその内容がほとんどポルノ映画同然であったこと…。もしかして、この映画を撮影している三羅影業公司は、実はマフィアの息のかかった映画会社なのではないか?自分に辛くあたるアレックスもまた、マフィアなのではないか?そんな疑念を抱きながら、誠は“武打星”としてデビュー作の過酷な撮影に挑んでいく…。
 
 ワタシは女子だから李小龍はガッツリと通っていないし、80年代後半以降現在までの香港映画に愛を持つ人間だけど、ジャンルは違えど香港映画に魅せられて、熱にうなされるように自分の道を突き進む誠の姿には共感できる。戸惑いながらも撮影にのめりこみ、実力を試すために散打大会に挑む誠。その姿が非常にリズミカルに描かれるので、すいすいと読めるのがいい。  
 日本とは全く違う香港映画の撮影スタイルや、香港人にとっての香港映画観やマフィアの位置付けなどもきちんと描かれているので違和感なく読めた。全く香港映画を知らない人はこれをどう受け止めたのかな。それがちょっと気になる次第。

 そこまでは非常にのれて、手に汗握りながら読んでいたんだけど、九龍城寨で繰り広げられるクライマックス(ネタバレになるのであえて書かず)の展開はもうちょっときっつくてもいいのにと思った。そう思うのはきっつい黒社会映画の見すぎ?そのへんがちょっと個人的には残念。いや、別にきっついのが好きってわけじゃないんだけどね。

 そんなこともあったから、多少厳しく読んでしまったけど、武打星としてのデビューを飾った誠が、80年代から現在の香港映画界でどう変わっていくのかという続編も読んでみたい気もする。案外、ハリウッドに行って武術指導者として活躍するようになったのかも。でもそうじゃないかな。

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観光だけじゃない、素顔の香港を知りたい

観光だけじゃない、素顔の香港を知りたい
 今回は取材旅行だったので、いろんな資料を集めたり、いただいたりしてました。多謝♪

 以前も書いたけど、香港をネタに小説執筆中。
 といっても、せっかくの小説だから、香港映画をそのままノベライゼーションしたようなものじゃなくて、映像ではできないことをやりたいと思って、あれこれ好きなものを詰め込んで書いた。旅行前にすでに書きあげてしまったので、旅行で取材した気づいた細かいところを見てきて修正入れるという作業を展開中。これがいろいろあったのよね、ホント。あと、やたらとマンダリンオリエンタルに足を運んでいたのも、小説のネタのためだった。

 写真の上真ん中に写っている『爸爸媽媽細細個』は、nancixさんからご提供いただいた資料(こちらで紹介されています)。これはブライアン・ツェー&アリス・マク夫妻の“チーム・マクダル”が率いる「黄巴士出版有限公司」が発行する子供のための本「黄巴士叢書」のひとつ。今の子供たちの両親の青春時代がちょうど70~80年代ということで、その頃に流行ったものや子供たちの両親の当時の写真が掲載されていて、ちょっと前の香港の雰囲気がよく分かって楽しい。
 偶然にも8月8日のりんご日報でも、70年代特集がされていて、李小龍先生を始め、テレサ・テン、アダム・チェン、ウィナーズなど、当時人気を集めた芸能人やTVドラマ(日本のドラマが思った以上に多い!ホントにタイムラグなしで香港に入って来たのね)が紹介されていて、この本と合わせて興味深く読んだ次第。

 短期間の滞在では本当に観光スポットしか見られないけど、通う回数を 重ねると、やっぱりフツーの香港が知りたくなるもんね。とかなんとか言いつつ、街中では写真右上にあるイーソンのポスター(この夏の観光フェア“香港夏日盛会”のキャラクターだったのだ)が春のトニー大使ばりにあふれていたんだけどね。

 また、Sさんから『香港ポスト』や『コンシェルジュ香港』、『和商瞭望』などの、在港日本人向けの雑誌やフリーペーパーもご提供いただきました。特に経済&商業関係にはとんとうといので、こういうのがあると心強い。webで探すのもいいけど、やっぱり腰を据えてじっくり読みたいもんで。絶対次回作の資料に使おうっと。といっても経済小説を書くわけじゃないけどね(笑)。

 ところで、香港を舞台とした小説は数あるけど、最近これを読みました。

 すいっと読めたので、旅行ネタの合間を見て、近日感想をアップしますね。
 ついでに感想を書く予定のこれのリンクも出そう。ああ、これは香港に行く前に買っておきたかったよ。

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『幸福(しあわせ)』周 麗淇

 ご存知の方も多いと思うけど、ワタクシこともとはしは関東出身で現在岩手在住。
東京までは新幹線で最短2時間半。台湾や香港へ行く飛行機よりも短い時間で都心まで出られるのは便利だけど、気軽に上京するには交通費があまりにも高い。そして、映画祭や舞台挨拶などのイベントに行くのにも時間がかかる。いくら輸送手段が高速化したとはいえ、まだまだ不便に感じることは多い。地域格差は広がるばかりだし、いつもぼやいているように、映画館での香港映画上映が減っちゃっているしね。

 そんな岩手を含む東北地方、旅行好きな香港人はここを訪れてくれるのだろうか。
やっぱしさ、トニーが何度も通うことでもわかるように、香港人が雪を見たいと思えば、北海道に行っちゃうんだよね。スキーは長野でも出来ちゃうんだよねー。
 お金を出さなきゃ観に行かなければいけない映画と違って、自宅で気楽に観られることから韓流ドラマはブームになったけど、ブームが去った今でも俳優たちは全国プロモーションにも抜かりなくてさ、気がつけばビョンが秋田でロケしたり、ぺ様が盛岡在住の韓国人漆芸家のもとを訪れて美術館の名誉艦長とかになっているんだよねー。ずるいよなー。

 いいかげん前振りはここまで。
海外どころか日本国内でも観光アピールが少ないと思われる東北地方だけど、今年の4月、TVBの企画でタレントのニキ・チャウがここを19日かけて旅をした。トニー迷には『ファイティングラブ』でトニーのゴージャスな恋人を演じた人といえば通じるかな?
 彼女が岩手に来ていたことは、新聞のローカルニュースに取り上げられていたので知っていたんだけど(その記事が見つからなかったー)、ワタシが香港を訪れている時に、その特番《櫻紅酔了》が放映されていた。親しみ深い風景が香港のテレビに映し出されるなんて思いもよらなかったよ。
 その特番の放映を知らぬ前、銅鑼湾の商務印書館でこの本を見つけた。おお、ニキったら岩手だけじゃなく、東北6県に加えて新潟も旅していたのね。そんなわけで読んでみた。

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 旅の始まりは、ワタシの地元岩手県。全43県の中で最も広い県であるんだけど、彼女は盛岡、北上、そして遠野を訪問。
 盛岡では、宮沢賢治の足跡を追い、歴史的建造物の岩手銀行中の橋支店(先にアップした記事で写っていたのがその建物)、岩手を象徴する桜である石割桜、そして賢治が生前に出した唯一の童話集の出版社「光原社」の跡地を訪れている。
 この光原社のある材木町、実はうちの職場の近くです。ここは確か8年前に、みちのく国際ミステリー映画祭のゲストとして来盛したミシェル・リーも訪れていて、当時「週刊朝日」のグラビアでそれを知ったワタシは、「ミ、ミシェルが近くにいたなんて!誰か教えてくれよー!」と悔しがったことを覚えている。
 光原社の中にある大きな梅の木は、彼女が訪れた頃にはまだ満開じゃなかったけど、盛岡から少し南下した北上では、北上川のほとりの桜並木が満開だった。ここは「展勝地」と呼ばれていて、県内でも屈指の桜の名所。
 北上からさらに山地に入ったところにある遠野。ここは『遠野物語』で有名な民話の里で、ワタシも個人的に気にいっている。民話以外にも、最近は高校サッカーやどぶろく特区などでも有名になっている街である。ニキは有名なカッパ渕や縁結びの卯子酉神社にも訪れているけど、ここでクローズアップされているのが、農業体験が出来る民宿「MILK INN 江川」での宿泊。こういう宿泊形態は香港ではほとんどないので珍しいし、自分の食するものがどう生まれてくるのか実際に出来る経験はやっぱり貴重だもんね。

 秋田では田沢湖で秋田犬と触れあい(今タイミングよくハリウッド版忠犬ハチ公が公開されているしね)、みちのくの小京都角館で和服を着て桜を見る。そして乳頭温泉郷で秘湯初体験。横手焼きそばって食べたことないな、食べてみたいな。
 山形では山寺を訪ね、酒田で芸妓さんの踊りを鑑賞。当然、《礼儀師之奏鳴曲(おくりびと)》のロケ地も訪問。最近、舞台となった鶴の湯の閉業が伝えられたので、なくなる前にここに足を運べたのは
ラッキーだったね。

ニキの旅の順番は岩手→山形→秋田→北上して青森だったらしいけど、ここでは春の雪も体験したみたい(とーほぐ人には珍しくないんだけど)。弘前では弘前城の桜を眺め、りんご園でりんごの木のオーナーになっていた(くどう果樹園に行けば、彼女所有の木が見られるぞ)。そして青森で海鮮市場を散策し、奥入瀬で大自然に触れる。

 驚いたのが宮城の旅。かつてドラゴン航空が仙台に就航していたことから、香港人にとっても「宮城=仙台(&松島?)」のイメージが強いのだろうけど、行ったところがなんと石巻と登米と鳴子!(仙台はスルーしたのかと思ったら、後のほうでちょっと寄ったらしい)
 石巻といえば海鮮とお寿司、そして石ノ森萬画館。ワタシは石ノ森章太郎の熱烈なファンなので、ここには何度か足を運んでは、いつも楽しんでいる。彼が原作を手がけた《再造人009(改造人第九号じゃないのか…)》《[巾蒙]面超人》、《小露寶》等のアニメや特撮ドラマの多くは香港でも放映されているので、当然香港人にも懐かしさを喚起させるのだろうなぁ。ところでニキ、003は女の子だからね。念のため。
 石巻の萬画館を訪ねたら、是非とも登米市の旧中田町にある石ノ森章太郎ふるさと記念館にも行ってもらえればよかったと思ったけど、同じ登米では旧登米町にある、まさに東北の明治村である登米明治村教育資料館、警察資料館を訪問。登米は車がないと行けないので、ちょっと行きにくいんだよねー。
 そして鳴子といえば温泉の他にこけし。もちろん、こけしの絵つけにもチャレンジしたようで。

 東北最後の旅は最南端の福島県。猪苗代湖や会津若松などのベーシックな旅と一緒に、老人ホームも訪問していた。香港でも町のあちこちで老人ホームの看板を見かけたけど、日本では郊外型のホームが多いから、珍しいのかな?
 会津若松から彼女が乗り込んだのが、SLばんえつ物語号。東北訪問の後に彼女が訪ねるのが新潟県。北東北から新潟に行くのは大変なんだけど、一般的に山形や福島を旅するときに、一緒に新潟も訪れることが多いそうで、そこから訪問したとのこと。訪問時にはチューリップや菜の花が満開だったよう。桜の花の満開とはまた違う味わいがあるよね。菜の花畑に「愛」と書いてあって感動したようだけど、日本では今、「愛」の字をモチーフとした武将が主役の時代劇が放映されているからね。

 そんな感じでむらのあるダイジェストになったけど(自分の知っているところしか書けないもん)、こういうふうに見てみると、東北地方にも魅力的なスポットはやっぱり多いんだな、と改めて思った次第。
 東北人はプロモーションが苦手と見られるらしいので、国内でもどーしてもマイナーな存在にされちゃうけど(それもあるから今年のこーこーやきゅーでうちの県の代表があれだけ注目されたのかも?)、日本はともかく香港でもこういうステキなところを紹介してもらっているのだから、東北各県の観光局の皆さーん、そのへんを積極的に打ち出して内外的にアピールしちゃっていいと思うよ。それで、韓国よりも香港や台湾方面への呼びかけを積極的に行おうよ(大陸はどーでもいい>こらこら)。そうすれば北海道大好きの某トニーが興味を示してくれて、あわよくば雫石にスキーしにきてくれるんじゃないかななんて期待しているんだけど。
 結局それが狙いかよとつっこまれそうなことを言いつつ、とりとめなく感想を終える次第。

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《竊聽風雲》(2009/香港)

 今年の旧正月あたりから、大陸で香港映画が順当な収益を挙げていると聞く。しかも、『赤壁』や『投名状』みたいな大陸との完全なる合作作品よりも、《家有[喜喜]事2009》や大陸で先行公開されたマクダルの新作長編、そしてこの《竊聽風雲》のような、いかにも香港的な映画が評判になっているという。これっていったいどういうことだろう?今年の大陸の大作映画が《建国大業》のようなプロパガンダ系(こらこら)ばかりだからか?それとも大陸の観客が純粋に娯楽を求めているからか?
 まーそれはわかんないけど、そんなことを気にせず観た次第。

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 これは港威にて撮影。

 警察には、企業の不正行為を摘発するため、オフィスに盗聴器や小型カメラを取り付けて監視する部署がある。阿俊(ラウチン)、楊真(古天楽)、阿祥(彦祖)はそこに所属し、リーダーの光(中信)の指揮のもと、不正取引の疑いがかけられている企業「風華國際」の監視と盗聴を始める。
 昼夜が逆転した生活を送る3人の刑事は、それぞれ悩みを抱えている。阿俊はマンディ(張静初)という恋人がいるが、実は彼女、阿俊とは親友でもある光の妻。光に愛を感じなくなった彼女は離婚を迫るが、それが信じられない彼はよりによって阿俊に自宅の監視を依頼する。
 子だくさんの楊真は、血友病(か白血病?)の末息子を抱えている。息子とともに自分も病院で検査を受けるが、彼は肝臓ガンで余命幾ばくもないという宣告を受けてしまう。そして最年少の阿祥は大富豪の娘と婚約しているが、未来の義父との会話で、相手と自分の身分がつりあわないことをコンプレックスに思っている。
 ある日、楊真と阿祥は風華國際を監視中、社長(李子雄)が愛人に翌日の株が上がるという内部情報を漏らしているのを聞きつけてしまう。この情報を利用して風華の株を取引すれば、自分たちのもとには莫大な金が入り、悩みも解決するのではないか。楊真と阿祥はその情報を故意に抹消する。二人の先輩ではある阿俊は彼らの計画に気づき、止めようとするのだが、証券取引所で風華の株が急激に上昇するのを目の当たりにしたら、それを止められなくなってしまう。
 これがきっかけで、3人は金がもたらす悲劇に巻き込まれていくのであった…。

 おそらくワタシの日記blogを読んでいる方ならわかるだろうと思うけど、2年前の冬にNHKで放映されて、その当時からかなりハマッて観ていたドラマ『ハゲタカ』がこの6月に映画化され、それを観たことからまたドラマを観るようになってしまって熱が再燃し、ここしばらくかなり浮かれた状態にあった(苦笑)。
 『女人本色』の感想でも触れているけど、このドラマはここ15年ほどの日本経済の状況を背景にしながら、実は男と男の熱いぶつかり合いをこれでもかこれでもかというくらいに濃密に描いていた。その描かれ方が実に魅力的で、ウーさん作品や無間道3部作を彷彿とさせたのでたまらなかった。日本経済をうまい具合にエンターテインメント化してくれたし、かつ役者さんたちも好演していたので、再放送されるたびに夢中になって観ていた。
 観た直後の報告記事でタイトルに挙げた言葉は、ドラマ版と映画版に共通して主人公が語るモノローグの一部。こんな台詞である。

誰かが言った。世の中には二種類の悲劇がある。
金のない悲劇と、金のある悲劇。
世の中は金だ。金が悲劇を生む。

 さて、このドラマ&映画版を観た後、日本以上に世界経済の動向が日常生活に密着しており、しばし株取引に一喜一憂する人々の姿が描かれることがある香港映画でも、これみたいに経済をエンターテインメントに取り入れた作品ができれば、かなり面白いものになるんじゃないかなと思っていたのだが、ワタシが浮かれていた間にまさかこういう作品が作られていたとは思いも寄らなかった(笑)。現代香港で起こる悲劇を痛切に描くトンシンさんと、巧みなストーリーテリングを武器に順調に作品を作りつづけている無間道脚本コンビの初タッグということもあり、最後まで拳を握ってしっかり観ることができた。

 聞くところによると、香港では小学校高学年からすでに金融教育が始まるらしい。先日読んだ『香港 アジアのネットワーク都市』でも、金融都市として機能しようとしていたと書かれていたから、返還を機にアジアの金融の中心となるはずだった香港にはきっと大きな期待がかけられたのだろう。でも、その機能は上海が担うようになり、97年と去年の経済危機がありで、街全体から庶民にまで大打撃を受けたわけであり、そんなことがあるからして、香港人における金の問題は日本人の持つそれとは比べ物にならないくらい切実なのだろうか、などと思ってみる。
 …つらつらとこんなこと書いていますが、ワタシもやっと最近経済に興味を持つようになったばかりで、実際のところはよくわかりません。今さらと言われるのは承知でもー少し勉強します。

 話を映画に戻してっと。こんなふうに経済に注目していたこともあったので、証券取引所でPCとにらみ合い、一喜一憂する人々の姿を興味深く観た。そして、その裏側に潜む黒い陰謀にも…。
 本来なら社会を守るべき警察官も、目の前においしい情報があれば、それに食いつきたいという誘惑に駆られるだろう。その金が自分のためじゃなく、家族や妻のためと思えばなおさらであり。そういう人間的な欲望があっさりと使命を覆し、一線を越えてしまう恐ろしさを描いているから、彼らに見舞われる悲劇が痛ましい。

 ただ、全体的に見れば経済はあくまでもネタの一部として、なのかなぁ。重点は3人の警官+彼らをめぐる人々とのつながりとその崩壊、そして悲劇に置かれる。阿俊、楊真、阿祥の3人は連携プレーに富んだチームとして描かれるけど、それぞれの事情がかんでいるせいか、その絆は思ったほど濃密じゃない。
 ラウチン演じる阿俊は他の2人の兄貴分なので、彼らの行動に心を痛めていたのだろうけど、彼が抱える悩みがどうしても弱かったかなー、という気も。もっと濃くしてもよかったと思うよ。それでもラストのあのどんでん返し(多少蛇足に感じるのかもしれないけど)は思いっきりビックリしたけどね。
 ラウチンの立ち位置がそうだったからこそ、古天楽の悲惨さが際立っていたように感じた。子だくさんでビンボーで白髪も目立ってオッサン体型で服も安っぽくて、全身から薄幸が立ち上ってくるよう。役柄への入り込みようはもしかして『門徒』のヤク中以上では?
 こんな二人がいたので、逆に彦祖がいつもより目立たなかった気もする。最期もあっけなくて、あれでいいのかしら。

 そんなふうに今となってはきついことも多少言ってはみたけど、観たばかりの頃はもちろん今でも、全体的にはいい出来だったと思う。クライマックスがポリスアクションと化すのは香港電影的お約束ではあるけど、意欲作を作り出そうという意気込みが感じられたのが嬉しかった。
 こういう重い映画ばかり出来るのも厳しいとは思うけど、積み重ねによってよくなるわけであるからね。トンシンさんも、無間道コンビにも、やっぱり今後の作品に期待したい。

英題:overheard
製作:イー・トンシン&ヘンリー・フォン 監督&脚本:アラン・マック&フェリックス・チョン 音楽:コンフォート・チャン
出演:ラウ・チンワン ルイス・クー ダニエル・ウー チャン・チンチュー アレックス・フォン レイ・チーホン マイケル・ウォン

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夏光乍洩香港取材記8/11・そして、最終日はチムと佐敦を行ったり来たりしてみる。

最終日も起床6時。しかし、朝から雨が降っている。ここ2日ほど、深夜に激しい雷雨があるので、スコール状態。
 足元を気にしながら、7時半ごろ朝食へ。最終日はお粥が食べたかったのだがお目当ての粥麺店が開いておらず、庇利金街の茶餐廳でインスタントラーメン早餐を。確か去年の夏も最終日はインスタントラーメンだったような。芸がなくてスマン。

 11時にSさんとホテルロビーでお会いする約束をしたので、そのころにチェックアウトすることに。それまで部屋で書き物をしつつパッキング。
 Sさんとは5か月ぶりの再会。以前お勧めしてもらったシャムロックホテル1階で飲茶をすることにした。
 ローカル飲茶では知る人ぞ知る有名店らしく、あっという間に満席。ここで念願のマーラーカオも食べられ、いろいろとお話しした。香港でバリバリ働くSさんだけあって、興味深いお話もたくさん聞けました。お仕事時間ぎりぎりまで付き合っていただき、佐敦近辺も散策。非常多謝!

 その後はお土産を買うか、港威で《大内密探霊霊狗》を先に観ようかどうしようかと迷ってたら、《霊霊狗》が午後5時半から上映だったので、先にお土産を買うことにした。海港城を隅から隅までうろうろし、新港中心地下のG.O.D.で陳意齋のお菓子を購入。そういえば今回は上環の陳意齋の本店に行っていないよ…。
 新港中心下のカフェで下午茶していたらあっという間に5時。早めに港威へ行って《霊霊狗》鑑賞。これまた感想は別記事にて。

 nancixさんとは7時半でホテルで待ち合わせ。預かってもらった荷物をベルから引き取り、まずは九龍駅でインタウンチェックイン。機内に持ち込むボストンバッグを抱えてミニバスでチムへ戻り、最後の晩餐。
 夕飯はワタシのリクエストで、昨日萄[オ達]を買った澳門茶餐廳にした。お店は混み込みで相席が当たり前。カレーと鶏粥、そしてこの旅最初で最後のサンミゲルで慰労する。TVではTVBの新ドラマで、黄子華主演の《絶代商嬌》が放映中。二人であれこれ言いながら観ていた。
 そして猫カフェ「CHOCOCAT」へ。かわいい猫さんたちが揃っていたけど、行った時間が遅かったせいか、みんなやや疲れ気味?小さくて細い猫を撫でようとするとするっとかわされ、なで放題なふかふか猫はグーグー寝ている。ま、猫さんは気まぐれでいらっしゃるから。 

 時間はもう11時。ここでAELに乗らないと、最終搭乗に間に合わない?
 北京道1号前のバス停でnancixさんとお別れし、多分最終のミニバスで九龍駅へ。AELに乗り込んだらすでに時間は12時…。ひー。
 出国人数が限られているせいかボディチェックが厳しく、急いでいるのにまた捕まっちまったよ!ホントにすみませんね香港への出入国がやたらと多くてね!また水筒と、今度はiPodが引っかかる。なんでだよ…と疲れ気味なのでややイラっとする。
 出国検査を済ませたら、搭乗ゲートが思った以上に遠くて大焦り。なんとかギリギリに乗り込んで、飛行機は予定通り離陸したのであった。

 …しかし、夏の深夜便は厳しいな。すぐ消灯してくれたのはいいんだけど、香港時間3時に朝食が配られるのだから。ちょっと考えものだ。秋から春ならば使ってもいいのだけど、やっぱり羽田から直で出勤ってーのは厳しい気がする。ワタシのところは地方だから新幹線で寝る時間があるとはいえ、当然8時半出勤には間に合わないので職場には遅刻届をしなければならないし。
 そういう状態だったからってわけじゃないだろうけど、実家にたどり着いてからぶっ倒れてしまい、お盆はほとんど伏せってました。自分がもう若くないってことを思い知りましたよ。当分夏香港は控えるべきかしら。
 あ、おかげさまで今は復活してます。東北の晩夏は涼しいもんで。

 でもね、なんのかの行っても、また行きたくなるのが香港なのよね。
ホントは涼しい時期に1ヵ月くらい滞在して歩き倒したいんだけど、休みには限度があるから、一人旅ではあれもこれもってやりたいことを詰め込んじゃうのよね。
 次回は来年冬あたりに家族旅行として行くことを考えているけど、制限のある中でめいっぱい何をやろうか考えなきゃ。とりあえず山歩きと競馬鑑賞か。

 旅行記はこれでひと区切りだけど、香港話は続きます。

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夏光乍洩香港取材記8/10・お茶のためなら、山の奥にも香港公園にも行ってみる。

 《竊聽風雲》の感想がまだだけど、とりあえず旅行記を先に。

 起床6時。昨日の施術が効いたせいか、いくらか気分もいい。でも、空が重いのが気になる。晴れ女の魔力も切れてきているか?
 今日しかチャンスがないと思ったので、7時過ぎに思い切って空腹のまま佐敦からMTRに乗り込む。いざ、ツェンワンの端記茶楼へ!
 ツェンワン線の終点で降り、春先に見たTV番組亜美さんのblogの記憶をたどりながら歩いていくと、80番のミニバスが待ち構えてくれていてラッキー♪

 川龍村に向かって、バスはどんどん山道を突き進む。途中には古い一軒家があったり、巨大なリゾートマンション(もしかして黒社会の人とか住んでる?>冗談さぁ♪)があったり。ツェンワンの駅の周囲は典型的な香港の近郊都市だけど、山の中に向かっていくと、その雰囲気は台湾や日本の田舎とよく似た雰囲気になるというのが面白い。
 8時過ぎに終点の川龍村に到着。降車したお客さんの後について歩いたのだが…どーやらその時点で道路から下ったところにある端記茶楼の建物に注目しなかったため、例によって例の如くムダに歩く。
10分ほど歩き、気がついたときは山に向かって歩いていたのはいうまでもない。

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 慌てて戻って下の道に行ったら、やっぱりここだったか端記茶楼。
 遠慮せずに入ったら、店のおばちゃんに「日本人ね」と言われた。さすが某番組の威力はすごい。
これまた遠慮せずに2階に上がり、テントのある方のベランダの一角に席を占める。いつも飲んでいるしゃおしゃんの雲南青プーアル茶&水筒をもってきていたので、これを入れてお茶にしようかとも思ったが、まずはお店に用意してあったプーアルをポットに入れて飲む。
 山奥だけあって、さすがに水がやわらかい。これはうまい。先に飲茶を終わらせたオジさんが「写真撮ってあげるよ」という仕草をしてくれたので、撮ってもらったりする。

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 1階の厨房から、叉焼包の皮に包まれた肉包とえびシュウマイ、そして鶏肉の煮込みの入った蒸籠を持っていく。一人飲茶は基本的に「一[中/皿]両件」を守って食べるので、これでお腹がいっぱいになってしまうのだ。9時ごろからどんどんお客さんが入ってきていたが、様子を見ていると、蒸籠3品+ご飯もの+マーラーカオというセットがあるらしい。もしかしてこれにすればよかったの?とも思ったが、まぁいいか。
 学生さんが休みということもあって、家族で飲茶しているグループが多い。水筒持参で来てお茶の残りをもって帰るのは当たり前だけど、私の隣に座った家族連れはタッパーをもってきていて、残したご飯ものを詰めていたっけなぁ。偉いわー。
 ポットのプーアル茶も飲み干したので、いよいよ水筒と青プー茶の出番。水筒に茶葉を入れ、給湯所でお湯を入れて茶杯で飲んだ。…もちろん、うまかったー。


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 結帳(まいたん)してもらったら(多分亜美さんや長瀬たちと同じお兄ちゃんが担当)、35ドル。おお、かなり安いぞ。
 周辺の写真もいくつか撮る。

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 80番のミニバスに乗ってツェンワンに戻り、MTRに乗ってチムで用事を済ませようとしたときに、天気が怪しくなってついにスコールが。ああ、夏香港名物のスコールは相変わらずか。澳門茶餐廳で萄[オ達]を買い、さらにサークルKで新聞と一緒に棗のジュースを買ってホテルに戻り、休みながら雨がやむのをじっと待ちつつ、端記の水で淹れた青プーを飲んで萄[オ達]をお茶請けにして午前中いっぱい過ごす。

 雨が止んだのをまって再始動。
またまたチムまで歩き、今度はインターコンチネンタルのロビーラウンジを取材(笑)して一休み。ここに泊まった機会はないけど、春に続いてまた来てしまった。しかしいつ来ても、ここはいい眺めだよな。
 フェリーで島に渡り、今日はまずハッピーバレーを取材。ここも今まで行く機会がなかったのよ。…しかしさすがに「バレー」というだけあって、トラムの終点は谷底だし、見上げればなだらかな坂も。ここには有名な茶餐廳があるんだけど、3時過ぎからnancixさんと楽茶軒でお茶する約束をしていたのでとりあえず行かず。予定では上のほうにある日本人学校まで歩こうと思ったのだが、絶対バテると思ったので、周囲を散策してあれこれ取材した次第。ここは競馬場があるから、今度競馬をするときにでも来ようかねー(ってギャンブルしないだろうが>自分)。

 中環までトラムで出て、再びマンダリンオリエンタル(どんだけここが好きなんだ>自分)のロビーで一休みしていたら、nancixさんとの待ち合わせ時間になったので、金鐘のパシフィックプレイスまで行く。
 この時点で雨足が強くなってきたので、パシフィックの中から公園に上がるルートを経て楽茶軒へ行く。しかし、雨のせいだからか、なんだか混んでいる?日本人や西洋人のカップルと一緒に20分ほど待たされたのだが、他の2組はどうやらレクチャーを予約していたらしく、それと勘違いされてしまったようだった。
 改めて喫茶の席に案内してもらい、鳳凰単[木叢]と老[木叢]水仙、香煎鍋貼と[女乃]皇水晶餅をオーダー。一煎目は係のお姉さんに入れてもらい、ゆるゆるとお茶を楽しんであれこれしゃべり倒す。雨も止まないので、ついつい根っこを生やして長居してしまう。お茶を飲むと自然とそうなっちゃうんだよね。長居してしまったので、同じ建物の茶藝文具館は見なかった次第。まー以前見てるしー、とつい言い訳。

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 夕方、外に出るとすっかり雨は止み、蒸し蒸しした風が吹きつけてくる。
 ちょうどこの近辺にお勤めするオフィスワーカーさんたちの下班にぶつかり、そーいえばお勤めする人の姿ってあまり見なかったな、と思いながら、金鐘駅から佐敦へ。夕飯を佐敦で食べようということになり、甜品で有名な杏花楼の並びにある茶餐廳に入って、黒コショウビーフステーキのせご飯をガッツリ食べる。さらに杏花楼で杏仁露をいただいて久々にお腹もパンパンになる。
 この旅最後の晩餐もご一緒する約束をしてnancixさんと別れ、ホテルに戻る。とりあえず簡単にパッキングして就寝。最終日も一日丸々使えるので、どーも香港最後の夜という感覚がないのよねー。

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夏光乍洩香港取材記8/9その2・G.O.D.に心をわしづかみされ、スパ・ロクシタンで女になってみる。

 9日があまりに盛り沢山すぎたので、2つの初体験を別記事に。

 スパの予約を5時からにしていたのだが、時間に余裕があったので、天后から銅鑼湾にトラムで行き、(いくらひと駅でもさすがに歩けませんよ!)今までなかなか行く機会がなかった禮頓中心のG.O.D.に行ってみた。

 G.O.D.といえば、香港好きの皆様の間では超有名店なので、今さらワタシが紹介するのもおこがましいと思うけど、某フ○ンフ○ンの品揃えの色彩を中華的にした家具や生活雑貨の中に、思いっきり香港テイストのグッズが顔を出してきているってーのがざっくりした感想。うーむ、もとはし的には某フ○ンフ○ンより好みかも知れんぞ。

 行く前では「最近物欲もないしなー、雑貨店行ってもどれだけ楽しめるだろうか?」なんて思っていたのだが…、いざ入ってみたら、もうすっかり心わしづかみ状態でしたよ!
 だってさー、入ったらいきなりあるのが、マンガ『龍虎門』(参考記事としてこれ)の前身『小流氓』のページをプリントしたインパクトありまくりなバッグ&Tシャツでしょう、新聞や郵便ポストのプリントしたグッズでしょう、香港のみならず中華民族の皆様の移動には欠かせないビニール製のチェック模様のでかバッグをモチーフにしたグッズでしょう、もう香港趣味の血が騒いじゃってしょうがなかったよ。
 ああ、購買意欲に満ち満ちていた数年前にここに来ていたら、ここでものを買いまくってしょうがなかったと思うぞ。…と言っても『小流氓』プリントのバッグを使うには、ワタシはあまりにも年老いた。(っつーか使えない。苦笑)そんでもっていくらうんと年下の彼氏がいても、このTシャツをプレゼントしてもドンびきされるんだろーなって思ったよ(さらに苦笑)。
 インパクトありまくりといえば、香港の街の風景やこれまたマンガのページをプリントしたカーテンやベッドリネンもすごかった。ああ、引越し意欲があれば買ったかも知れないっ。しかし今はない。

 中華テイストの服コーナーには、久々にときめいた。
 チャイナデザインのブラウスが290ドルなら、高くもなく安くもなくかな。それでも結局「いーなー」と眺めただけで買わずじまいだったわ。
 うけたのが、胸に赤字で「為愛人服務」と書かれたメンズパジャマ。ここの店員さんは「為人民服務」と胸にプリントされたポロシャツを制服にしているんだが、こーゆー大陸的キッチュさをパロディにしてデザインに取り入れているのがいいよなぁ。きっと大陸では「香港で好意的に受け取られている!」とかまじめに受け取られるんだろうけど。あ、でも、さすがにアタクシも彼氏にこれを贈る気には…。
 後で読んだ雑誌記事によると、ここではかつて黒社会のデザインを取り入れて物議をかもしたこともあるというので、結構ブラックユーモアぎりぎりのところで遊び心を出しているんじゃないかと思った。でも、そういうチャレンジングなことをやっているから注目されているのね。

 ここで買ったのは、この記事の写真にも載せた香港書展とのコラボグッズ3点。ええ、本好きですからね。ちょいと高いけどまぁいいや、と思い切りました。あとはぐるっと回って大満足。予定がなければ多分5周くらいしていたと思う(笑)。
 BGMもイカしてたぞー。梶芽衣子の『恨み節』がかかってきた時(もしかして『キル・ビル』のサントラ?)は一緒に歌ったしさ。 
 1階のブックストアも見ていて楽しかった。実は香港人の性生活を紹介したという本に興味があったのだが…、空港で没収されそうなので遠慮したよ(爆)。

 こんなふうに、買いまくらずとも大いに楽しめたG.O.D.は、すっかりお気に入りのお店になってしまった。ここがプロデュースした中環スタバ、次は必ず行こう。

 さて、次の初体験はスパ・ロクシタン
 3月の香港で、電影工作室エキシビジョンを見たagnes.bギャラリーの近くにあったのを発見し、次に絶対行こうと思っていたので、日本でメール予約して行ってみた次第。
 なんたってねー、日頃の疲れ&連日の暑さで身体がかなり参っていたし、その前日にやっぱり3万歩歩いて左肩と脚が痛かったからね。今まで香港で足つぼマッサージもしてもらったことないけど、こう見えてアタシもいいかげんな歳だから、身体を大事にして動きたいと思ったもんで、スパ利用を決めた。『FRaU』に紹介されていたマンダリンやペニンシュラのスパも魅力的だったけど、お値段もそれに見合ったもの。ロクシタンにも高価なメニューはあったけど、1000ドル以内でストレスをやわらげてくれるメニュー(ボディスクラブ&マッサージで75分)があったので、それにしてみた。

 施術前のカルテは全て英語で記入。スクラブとマッサージオイルはその場で相談することができ、スクラブは全ての肌に合うというアーモンド、マッサージには柑橘系が好きなのでハニーレモンにしてみた。
 施術の様子は結構生々しくなるので詳細には書かないけど(照)、いつもアロマセラピーサロンでうけているようなものとは違って、おお、そこまでやってくれるんですか!と感動してしまうような感じだった。いやー、オンナになった気分(笑)。施術の前後にはハーブティーを入れてもらったけど、薄めのリンデンだったと思う。
 なんてったってロクシタンなので、施術に使ったオイルもスクラブも当然自社製品。日本未発売製品も多いんじゃないかな?施術ルームでも使っていたという、安眠を誘う緑茶のピローミストを買ってみた。寝る前に部屋でスプレーしているけど、暑さが和らぐようないい香りで嬉しい。
 
 先にも書いた通り、トリートメントしてもらうと、歩きまくっても疲れ方が全然違う。
 次回もやってもらおうかな―と思ったのは言うまでもないけど、街角の足つぼマッサージも利用しなければね。←多分アタシみたいな歩き好きには案外こっちの方がスパより効くんじゃないかと思う。

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夏光乍洩香港取材記8/9・おハイソ気分で癒されてみる。

 今日も起床6時。朝から快晴。やっぱりワタシは晴れ女だよな(笑)。
 朝食は、blogでいーたんさんからコメントいただいた澳洲牛[女乃]公司へ
 日曜でも混み混みで、パスタマカロニ&目玉焼きwithトーストという理想的な早餐が嬉しい。

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 昨日は下町ツアーだったが、今日は思いっきりハイソなツアー。
 まずは今日が最終日となったルイ・ヴィトン展「路易威登:創意情感」を見に、香港芸術館へ

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 この展覧会は、ルイ・ヴィトンの150年にもわたる歴史で生み出された作品と、コラボデザインを手がけた村上隆、スティーブン・スプロース、リチャード・プリンスの作品で構成されたコーナーと、ヴィトン財団がバックアップしたアーティスト(ギルバート&ジョージ、ジャン・ミッシェル・バスキアなど)の作品を展示したコーナー、そしてヴィトンのバックアップを受けた香港内外の若いアーティスト7人の作品が展示されたコーナーに分かれていた。
 この中で一番面白かったのは、やっぱり最初のコーナーかな。渋いヴィトンのエピグラムにかわいいというコンセプトを持ち込んでしまった村上隆のセンスはやっぱりすごいと思うし、彼のデザインが東京のパブリックイメージを作り上げてしまった感もあるもんね。フィギュアのすごさが分からなくても、なぜ評価されるかはよくわかる。一瞬森美術館にいる気分にはなるが(笑)。個人的にはスプロースのパンクなデザインも好き。もう一人のデザイナー、プリンスの《Hong Kong After Dark》は芸術館のラッピングになっていた。村上隆のスーパーフラット・パンダも太空館の外に展示されていたそうで、見逃しちゃったのを後悔。

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 展覧会を充分に楽しみ、スターフェリーで香港島へ渡る。
もともと、西湾河に行って電影資料館で調べ物をするつもりだったんだけど、中環行きのフェリーに乗ってしまったので、マンダリンオリエンタルで一休みすることにする。
 このホテル、レスリーのことがあってからしばらく近寄れなかったのだが、ホテル自体もリニューアルしたし、日本にもできたのでそろそろ行ってもいいかな、と思って足を運んだのであった。
 2階のバー&グリルが休業だったのはちょっと残念。でも写真撮ってきました♪
 しかし、ワタシがここをうろうろしていたときに、トニーがお茶していたのかなぁ…(nancixさん情報)。いやぁ思いもよらなかった。ニアミスにもならんかったけど。

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 中環から地下鉄に乗って西湾河へ。
駅を出たらいきなり雨に降られて大変。傘は持っていたものの、濡れやすい靴を履いていたのでちょっと用心しながら電影資料館へ向かった。1階の展示エリアが閉鎖中だったので、3階の資料センターへすぐ行く。
中国語や英語の資料のほか、野崎先生の『香港映画の街角』や東大大学院の香港人留学生がまとめた『香港・日本映画交流史―アジア映画ネットワークのツールを探る』もあったけど、お目当ての資料が探せなくて四苦八苦。やっぱり何について調べたいか」ということをしっかりさせておいて、時間を取ってこなきゃダメよねー(苦笑)。

 だいたい1時間くらい滞在して引き上げ、昼飯を取るために天后へ。
3月にnancixさんたちと来た時、ここに海南鶏飯のお店「泰国人海南鶏」があったのをチェックしていたので、そこに駆け込んでまた遅い昼食。去年食べたのはどんぶりの白切鶏飯だったが、今回は皿に盛ったオーソドックスな鶏飯。
 これまた3月に行った祥利冰室も、改めて写真に撮ってきましたよ。

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 再びトラムに乗り、銅鑼湾で降りてG.O.D.に初めていく。
…ををを、なぜワタシは今までここに行かなかったのだろう?1時間後にスパ・ロクシタンの予約を入れてなかったら、多分ワタシ、1時間どころか3時間でも4時間でもここに居座ったよ!てーわけで、G.O.D.について書くとたぶん長くなりそうなので、スパ・ロクシタン体験とまとめて別記事に書きまふ。

 スパでリフレッシュした後、再びマンダリンオリエンタルへ行き、JTBからもらったクーポンを使ってティールームでマンゴームースをいただく。ウェイターさんの制服とスーツ姿が素敵で、しばし見とれるスーツ好き(最近)のワタクシ。

 その後、《竊聽風雲》を観ようと思い、ifcへ
上映時間が迫っていたので、席は前の方だったけど(小さい劇場だったので満席…)、十分に楽しんだ。これも感想は別記事で。

 映画が終わったのは10時過ぎ。スターフェリーでチムに戻り、佐敦まで歩いて、『湯丸皇』の馳名麻蓉湯丸をおいしくいただき、ホテルに戻る。
 いやー、ホントに盛りだくさんだったわ…。でもスパで施術してもらったせいで、前日と疲れ方が違っていくらか楽だったのはいうまでもないのであった。

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夏光乍洩香港取材記8/7&8・まずは下町を駆け抜けてみる。

 2年連続の夏香港。
3月にも行ったくせに、また夏に行こうと思ったのは、旅行前にも書いたこういう理由からであるとして(笑)。

 8月7日。今回はANAの夜便を利用したため、8年ぶりに羽田の国際線を利用。
 来年の秋に国際線ターミナルができるらしいけど、それでもあの小ささは相変わらずだよなー。

 フライト当時は雨が激しく、搭乗時間も多少遅れたけど、なんとかテイクオフ。
 キャセイじゃなくANAの夜便を取ったのは、じっくり寝たいから…のはずなんだが、小説を読んでうとうとしていたらいきなり夜食の配布。出るんですかいきなり、と思いつつ出されたじゃじゃ麺完食しました。ついでに白ワインも飲んじゃいました。
 海路を行くキャセイとは違って、ANAだからなのか、航路は中国南部を飛んでいたのだけど、灯りがやたらとキレイだった。

 時間通り香港到着。そしてなんとかAELには乗れた。しかし当然のごとく、シャトルバスはすでに終了…。距離が近いけど、仕方なくタクシーでBPインターナショナルまで行く。
 ここで第一の失敗発覚。到着日が8日だからと予約をしたのだが、チェックインが午後2時からといわれてしまったのだ。部屋が空いているかどうか聞いてみたら空いていたので、仕方なくウォークインで宿泊。うう、思わぬ出費だ。
 そして第二の失敗を思い出す。それは旅行保険に入らなかったこと。…ま、今思えば入らなくともなんとかなったけど、途中ぶっ倒れたらどうしようと不安だったんだもの。
 荷物を整理したりなんだりして、就寝は午前2時。

 8月8日。起床6時…ってこれ、仕事モードとほぼ同じ時間じゃないか。
思わずNHKのBS2で『つばさ』観ちゃいましたよ(苦笑)。
 7時半ごろ外に朝食を食べるために出た。たまたま通った道に茶餐廳がなかったので、佐敦の「人和豆腐」で麺を食べた次第。一緒に出してくれた豆乳もおいしかった。
 セブンイレブンでりんご日報と太陽報を買ったが、りんごの1面にはの○○ー逮捕記事が彼女のセクスィー写真とともに掲載されていた。うむむ、これについてはコメントしないでおく。

 今日は下町を歩くことにしたので、尖沙咀で用を済ませてからMTRでまずは九龍湾へ。
昨年、日本語教師のSさんに案内してもらい、この春に「牛下開飯」が行われた牛頭角のその後を散策するのと、ここから海は見えるかどうかを調査。
 結果。海はまったく見えませんでした。しょうがないので、牛頭角下村を散策。

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 Rさんと一緒に入った茶餐廳はまだ健在だったものの、中ほどのお店はかなり閉店していた。
 ここは、「牛下開飯」の時にはまだ開いていた(byきたきつねさん)という「鳳凰冰室」かな。

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 そういえば、「牛下開飯」についてのパネルも残っていた。

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 ここはだいたい30分ばかり歩いたのだが、お昼にも近くなったので、次に移動することに。
 次に行ったのは工業地帯の観塘。先の記事でも書いたけど、東京で言えば大森や蒲田みたいな位置にある街かな。
 MTRの高架駅から海が見えたので、お!これはいけるかも!と思いずんずん歩いていったのだが、海沿いにあるのはすべてビル。アパートなんて全然ない。ここに住んで海を眺めるにはちと厳しいものがあるな、と思った。
 運河を渡った向こう側にある麗港城(ラグーナシティ)にも行ったが、ここは高級住宅地だったので面白みがない。
 イメージ通りの下町はどこに?と思いつつ、駅前のapmに入って仙跡岩で珍珠[女乃]茶をいただく。
 このapm、無印やシティスーパーがあるので結構ワタシ好み。ここに住んでいたら間違いなく通うだろうなー、と思った次第。しかし、現在東京駅に出店している手塚治虫ショップ「TOKYO ATOM」で展開されている「KITARO ATOM」のグッズをまさか香港で見るとは思いも寄らなかった…。
 
 apmを後にして、駅の反対側を散歩。旧作香港映画の上映を行っていた銀都戯院周辺を歩く。
いやここがもう、見事に雰囲気のいい下町!海は見えなさそうだけど、結構気に入った次第。写真もあれこれ撮ってみた。

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一通り歩いて、許留山で一休み。近くには豆腐デザートで有名な「人和荳品廠」もあったのだが、混雑していたので諦めた。
 ここを去る前に銀都はどうなっているのかな、と思って周りを回ってみたら…7月に閉館してしまったそうだ。
 ただ、名画座としての機能は牛頭角のアモイガーデンに移したらしく、そこで旧作が観られるらしい。

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 その後、海を渡って北角も歩く。しかし、暑すぎてあまり散策できず。写真は撮ってはみたんだけどね。

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 しょうがなく諦めたけど、遅い昼飯として美都餐室で西多士が食べたくなり、トラムで銅鑼湾まで行ってから(ここの商務印書館でニキの『幸福』を買った)MTRで油麻地まで行ってしまった。ブロードウェイシネマテークやキューブリックも当然のぞく。

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昨年の東京国際映画祭で上映された、ぶっきーの『ブタがいた教室』は8月下旬公開。新聞でも子供向けに特集が組まれていた。

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 これも8月下旬公開の《復仇》。日本公開も決まりそうだって?

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 大陸先行公開で大ヒットと聞くマクダル最新作。これもタッチの差で観られなかったのが残念。

 その後、歩いてホテルまで戻る。途中で玉市ものぞいてみたが、ほとんどが閉店間近だったな。

 ホテルに着いたのが5時半ごろ。この日はnancixさんと夕飯の約束をしていたのだけど、裕華で薬が買いたくなって、ちょっと休んでから外出。タイガーバームプラスターと白花油、そして携帯用タイガーバームを買うが、プラスターは大きいサイズしかなかった。後で向かいのワトソンズに行ったら、なんだよここに小さいのあったじゃん、とがっかり。

 8時40分ごろnancixさんと待ち合わせて、尖沙咀まで歩いて豆腐料理の「公和」へ行く。
ここでは、かに肉とひき肉で和えた豆腐料理と揚げ豆腐のスープ、赤米のご飯をいただく。暑さも和らいだプロムナードを歩いて話が盛り上がり、11時ごろ、佐敦の義順牛[女乃]公司でしょうがプリンを食べて締める。
 こんな感じで実質上第1日は終了。就寝1時半。

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取材完了。帰還しました。

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今回の戦利品。
右下の本のようなものは書展×GODのコラボグッズ。

猫カフェからバタバタしながら空港に着き(理由は後ほど)、本日早朝、羽田空港に到着して、実家にたどり着きました。飛行機の中で寝るつもりが、朝食でたたき起こされたので当然寝不足。というわけでずっと寝ていました。とりあえずご報告。コメント等はまた後ほどレスしますね。

向こうでお世話になった皆様、本当にありがとうございます。

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旅の終わりに猫カフェで。

旅の終わりに猫カフェで。
実は香港で初猫カフェ。九龍駅でインタウンチェックインしてからチム海防道にあるCHOCOCATという店でなごんでます。深夜便だからできるのよね、こーゆーこと。
現地からの更新はこれがラストかな?11時頃にAELに乗って空港に向かいます。
暑くていろいろあったけど、やっぱり楽しかったわ。では、ここでとりあえず締めますね。

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最終日昼は飲茶でした。

最終日昼は飲茶でした。
11時にホテルをチェックアウトし、友人Rさんと待ち合わせて、佐敦の新楽酒店1階のレストランで飲茶。まーらーかお、おいしかったです。
さて、買い物も終わったし、5時半に古天楽の《大内密偵靈靈狗》を観るのだけど、それまでどうやって暇をつぶそうかしら?先にインタウンチェックインしちゃうかなー。

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香港最終日は雨の朝。

香港最終日は雨の朝。
日本では台風に加え、静岡で未明に地震があったそうで、とても心配。

さて、昨日の真夜中から雷鳴が鳴り響いていたと思ったら、今朝は朝から雨。朝飯食べに外に出たら、すぐ足元が濡れたよ(T-T)。

飛行機が深夜便なので、余裕はかなりあるとはいえ、今日はあまり歩けなさそうだ。友人と食事して、疲れない程度に買い物して、映画観て締めるかな。

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ニキ・チャウ@岩手

ニキ・チャウ@岩手
今、TVBで《櫻紅醉了》という番組を観ているんだけど、これは、4月にニキ・チャウが東北地方を取材した紀行番組。
旅の始まりは、ワタシの地元、盛岡!なんていいタイミング。
この旅をまとめたフォトエッセイ『幸福』を買ったので、帰国後、感想を(^_^)。

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今日はお茶ばかり飲んでました。

今日はお茶ばかり飲んでました。

今日はお茶ばかり飲んでました。
スコールが二度ほどあった月曜の香港。午後からは島に渡ってハッピーバレーを歩き、楽茶軒でお茶して、佐敦の茶餐廳でご飯しました。
明日は最終日だけど、深夜便で帰るので、思う存分遊び倒しまふ(笑)。

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雨降ってます。

雨降ってます。
ツェンワンからチムに帰ってきたら雨が降ってきた(T-T)。澳門茶餐廳でエッグタルト買ってホテルで休み中。

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端記へ飲茶遠足に(笑)。

端記へ飲茶遠足に(笑)。
なんのかの言いつつ、来ちゃったよ川龍村。ワタシの住む盛岡郊外に雰囲気が似ていていい感じです。
この時間が朝飲茶のピークかな。家族連れが車でどんどんやってきて賑やかだよ。鳥も賑やか。

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盛り沢山な日曜日。

盛り沢山な日曜日。

盛り沢山な日曜日。
びとん展から映画までは香港島に渡って西湾河の電影資料館→天后で海南鶏飯→銅鑼湾のGODにはまる→スパロクシタン→マンダリンオリエンタル取材(笑)→ifcで映画→ホテル近くで糖水という流れ。

しかし、スパ行ってよかった〜♪昨日と疲れ方が全然違うよ。また来た時に利用したいわ。

明日は早く起きられたらツェンワンへ行きたいもんだ。あとはお茶でも飲んでゆるゆるしよう。

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世の中は金だ。金が悲劇を生む。

世の中は金だ。金が悲劇を生む。
…この映画を観た後の率直な感想。某日本ドラマの台詞そのままの引用で申し訳ない。おいおいってツッコミは承知の助ざんす。だってホントにそう思ったんだもの。
詳しくはまた後日。

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びとん展見てきました。

びとん展見てきました。
本日まで香港芸術館で開催されているルイ・ヴィトン展見てきました。日本の美術展と違って人がいない(笑)!
村上隆は初めてじっくり見たかな。思い入れないけど、やっぱりかわいい。香港の若手アーティスト作品が意外に楽しかった。詳細はまた改めて。

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今朝の香港はこんな感じ。

今朝の香港はこんな感じ。

今朝の香港はこんな感じ。
ついでに、エリックとっつぁん@奇華の広告もね。

先程、澳洲牛乳公司で朝ごはんしてきました。いい雰囲気のお店だったー。>いーたんさん、情報多謝です。

昨日の夜はチムで夕飯を食べ、星光大道で風に吹かれてました。
今日も暑そうだなぁ。予定は芸術館のびとん展(本日最終日!)を見て、電影資料館へ行き、スパで癒されてきます(^_^)。

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美都餐室で西多士。

美都餐室で西多士。
午後は北角を少し歩き、油麻地で遅い昼食を取ってホテルに戻りました。やっぱりバテるわ、夏香港f^_^;。

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許留山一店持って帰りたい…(笑)。

許留山一店持って帰りたい…(笑)。
この旅、初許留山。身体が冷えるのでシャーベット系はあまり食べないのだが、外があまりに暑いので、思わず食べてしまったよ。
ちなみにここは観塘。海側は工業地帯で、東京で言えば、大森や蒲田みたいなところかな。このへんの下町っぽいところをずっと歩いていた。

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本日、香港は晴れ。

本日、香港は晴れ。

本日、香港は晴れ。
今朝の朝ごはんは佐敦道の「人和豆腐」で。
新聞はりんごの1面がの○ぴー(こらこら)だったよ。あえてスルーして、ジェイがシンチーの降りたあの役を?の記事を。

今日はこれから九龍湾方面を散策してきます。

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たどり着きました、香港。

たどり着きました、香港。
実はここに来るまで大きな失敗を二つしました。それは後で書くこととして、もう寝ます。

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羽田空港は雨だった。

これから搭乗します。香港の台風は過ぎ去った模様。飛行機が揺れないことを願いつつ、初の香港ナイトフライトに臨みまふ。

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つーわけで、香港取材(笑)に行ってきます。

 とりあえず、パッキングは8割方終わったー。
羽田夜発便なのでまだ余裕はあるけど、東京へ行くためのいい時間の新幹線が取れなかったから、遅くても1時半に出ないといけないんだよな。去年と一緒でこのまま帰省するから、これ書いたら部屋の掃除もしなければ。

 さて、今年の夏香港はさる事情で「取材」も入っていると書きましたが、昨日のお茶会で成り行き上カミングアウトしてしまったので、こっちでも書きます。

 実は小説書いてました!今回の旅行はその取材もします!

 あ、もちろんアマチュア小説です。公募はしませんが発表はします。
 で、当然舞台が香港です。そのための取材です。
 そんなわけで、近場をしっかり歩いてきます。そしてバテないようにします。

 この後はモブログで投稿しますね。
 なお、春香港でパケ代が大台になってしまったことを反省しているので、Twitterは12日までつぶやきません。

 よし、これから掃除だー。

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緑豆はとむぎ汁粉と竹筒青プーアル茶

 毎年恒例の夏のしゃおしゃんお茶会に行ってきました。

 これまではこの季節にしか参加できなかった葉月のお茶会(過去記事はここここここここ)、今年もテーマは「暑さを乗り切るお茶」。

 この6月からお茶会に夜の部ができ、そちらに参加するようになった。6月7月は収穫したての気仙茶をいただいていたのだけど、今月もその流れで、まずは気仙茶の水出しと氷出しをいただいた。
 暑い季節にさっぱりといただける水出し気仙茶はおいしくて、最近自分でも作っている。今回はそれに加え、氷の溶け水で抽出する氷出し気仙茶をいただいた。これが意外とビックリな味。かなり濃い味が出てきて、特に2煎目は抹茶アイスの強い味を食べたような舌ざわりだった。

緑豆はとむぎ汁粉と竹筒青プーアル茶

 お茶受けはこれまた葉月恒例、緑豆とはとむぎの冷たい甜品。
今年はこれまたさっぱり味の、緑豆はとむぎ汁粉。
香港にもあるかな?探してこようっと。

 そして、この後に飲んだのが久々の千年古茶青プーアル。それも竹筒茶。

緑豆はとむぎ汁粉と竹筒青プーアル茶

 竹筒でかなり長いあいだ寝かせておいたとのこと、温めた茶壺に入れて香りを聞いたら、今までより強い感じだった。

 緑豆はとむぎ汁粉と竹筒青プーアル茶

  この香りは入れてみても続いていて、聞香杯から聞くとどんどん変化していって心地よかった~。

 今回のお茶会では顔見知りになった皆様も、はじめましてな方もいて面白い話もいろいろ聞けました。そこでとんでもない宣言をしてしまったのだけど、実はそれ、明日からの香港行きと大きくかかわるので、とりあえず明日出発前に改めて書きまふ(笑)。

 小香さん、ご同席した皆様、本当にお世話になりました♪

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夏香港、心配なのは台風か。もちろん体調も。

 どーも、今週はなんだか仕事になってません。
無理やり出勤して無理やり仕事作っても、ぜんぜん仕事する気起きません。
かといって、香港行きの荷物をつめているのかといえばさにあらず。
ついついムダにネットして疲れてます(歳だな…)
いつもギリギリでバタバタするから、香港でも疲れるんだよなぁ。

 さて、いつも間際で忘れるだろうと言われるのは承知ながら、今回香港でやりたいこと一覧。

 ○九龍湾、觀塘、西湾河、北角などの下町エリアをできるだけまわる
(全部回れないと思うのでせめて九龍湾&觀塘くらいはっ)
 ○香港電影資料館で調べ物
 ○香港芸術館でびとん展鑑賞
 ○マンダリンオリエンタルをひやかす(さすがに食事はできないが)
 ○ツェンワンの端記茶楼(亜美さんがご紹介されています)にできれば行く。行けなきゃあっさり諦め、ひとり蓮香楼でもする。
 ○VCDは《江山美人》と日本未ソフト化の武侠片、新作は《葉問》を。
 ○映画は…できれば何か観たい。

 これに加え、以前も書いた

 ○スパ・ロクシタンに行きたい

 もプラス。

 いや、やっぱりアタシも歳だから、身体がだんだんしんどくなってねー。アロマトリートメントはたまに受けるけど、それでも満足できなくなっていて。それならスパで施術を受けて、日頃の疲れを癒そうかというわけで。
 とりあえず予約メール送ってみるけど、これが今回いちばんの贅沢になりそうだな。

 健康といえば、懸案だったタイガーバーム湿布も買おう。
 毎回香港で歩きつかれて、脚に湿布を貼らんとやっていけないもんで。
 中薬も試してみたいのよね。

 さて、ここ3回の夏香港で、やっぱり一番気になるのは天候。
今までは台風にあたることなく、なんとかやり過ごしてこれたけど、今年も台風の当たり年だというから、それが心配。去年に引き続き、日傘を持っては行くけど、足元はウォーキングシューズよりサンダルの方が濡れても困らないかなぁ。ついでにパンツも短め丈がいいのかもしれないけど、足首の冷えに弱いのでちょっと検討中。

 何のかの言いつつも、それを張り合いにして仕事をこなさなきゃだな♪

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