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2009年7月

《大捜査之女》(2008/香港)

 nancix さんが以前取り上げられていたのを読んで、これは観なきゃと思った次第。
 『長恨歌』以来、体調不良で芸能活動から遠ざかっていたサミーが、自らも出演した無間道三部作の脚本コンビ、アランさん&フェリックスさんとタッグを組み、鮮やかに電影に復活したのが、この《大捜査之女》。某踊るなんちゃらっぽいタイトルだけど、無間道三部作に足りない?ヒロインの大活躍とユーモアに富んだ快作になってて嬉しい。

 司徒慕蓮(英語名も「モーリーン」。サミー)は30代独身でキャリアの警察官。女性警官たちとバーでガールズトークを展開中、彼女は仲間に同棲中の売れない彫刻家マイケル(コンロイ。これが意外とハマリ役)が作品制作に夢中で自分に構ってくれないことを愚痴る。そこに現れたのが華麗なるジゴロダンサー3人組(リッチー&カイマン&ヴィンセントさん)。3人は彼女に一晩のアバンチュールを売り込むが、慕蓮の合図で現れた警官たちが彼らを捕らえてたちまち逮捕。実はこの3人、女性に迫っては莫大な金を巻き上げるため、警察にマークされていたのだ。
 その頃、中国広東省のグリーンベイでは、不法に石油が採掘される事件が相次ぎ、タンクローリーが次々と爆破される事件が続発した。それに通りすがりの一般人が巻き込まれ、とある親子が死んでしまう。中国公安の警部趙天河(董勇)がマークしたのは、香港人の黒社会の若き実力者霍青松(イーソン)。青松は敵対する闇石油業者としのぎを削っていて、一触即発状態だった。
 そのさなか、青松の息子ジミーが誘拐されてしまう。捜査にあたったのは、慕蓮と部下の阿勝(チャッピー)。彼女たちは特別捜査班を率いて青松邸にこもり、黒社会を仕切る青松の親類たち(ジョー・チョン、リウ・カイチー他)もろとも邸内に閉じこめ、犯人の要求を待つ。そんな時だというのに、慕蓮は吐き気を催す。これはもしかして妊娠―?
 一方、大陸の趙は、タンクローリー爆発事故で妻子を失った徐半山(張國立)が長い間自宅を空けていることに気づいた。徐が香港に入境していることを知った彼は、ここしばらく青松の業者が現れていないことにも気づき、彼が動けない理由も探る。
 誘拐犯からの連絡はなかなかこない。阿勝はジミーの幼稚園の先生に近づき、誘拐当時の状況を聞き出す。そして、慕蓮のコンディションも最悪になっていく。重大事件と自らの懐妊疑惑?に翻弄され、心身ともに傷だらけ(!)になっていく慕蓮。そんな中、本来は敵対するはずの青松と彼女の間に、奇妙な連体感が生まれ…。

さすがサミー、そして無間道脚本コンビ!スカッといい気分になれた。
ホモソーシャル風味が強いことで知られる香港映画だけど、実際の社会は男女同権であり、日本に比べると政界や経済界でバリバリと働く女性だって多い。そういう背景もあるので、この映画での刑事サミーの活躍は、日本で女刑事が主人公となるドラマにありがちな、無理に頑張りすぎて不自然になっているような感じもなくていい。だから、安心して観られるし共感も持てる。
 最初のほうこそ某海外ドラマみたいなガールズトークが展開されるのはちょっとありきたりだけど、すぐ仕事モードに入ってがんがん飛ばしてくれる(そして同僚のベテラン女性警官に妊娠についてどんどんつっこまれる)のでよい。レイバンのグラサンは…まーあれはあれで許してもいいような気がするぞ。

 イーソンのパパ役を見るのは初めてかなー?黒社会の大物役なので、もっと不気味な貫禄があってもいいんだろうけど、それだと怖くなりすぎるか。でも、しっかりとしたオトナな演技で好演していた。怖い方面のことは、とりあえずジョー・チョンさんやカイチーさんに任せておけばいいのか。ただ、時間の関係か、それとも大陸上映での関係かどうかはしらないけど、青松の最期がああなるのは、ちょっと盛り上がりにかける感じもした。
 脇役の皆さんもそれぞれ楽しい。チャッピーはいるだけで安心するねー。外見のせいか普段なら林雪やヴィンセントさん的な立ち位置が振られそうなコンロイは、ここではエキセントリックな慕蓮の恋人マイケルを魅力的に演じていた。おお、意外とキスがうまいぞ。さすがジョシーの夫(笑)。リッチーたち3人は出てくると画面をさらうねー(笑)。 

 アランさんとフェリックスさんがコンビを組んで監督デビューした前作《情義我心知》では、あれこれ欲張って詰め込みすぎた印象もあったけど、今回は無間道三部作で作り上げた「警察と黒社会が入り乱れる」という図式を踏まえつつ、女性を主人公にして一種変則的なホモソーシャルな世界を作り上げたというのが面白かった。慕蓮と青松の間に決して恋愛感情は生じないものの、それぞれが抱える裏事情にちょっと目を閉じつつ、お互いに共感と同情を持って事件解決に向かうというくだりは観ていて面白い。サミーのマニッシュなキャラクターは日本人の好みには合わないかもしれないけど、こうやって自分の足で立ってしっかりと走っている女子には素直に憧れちゃうじゃないか。そんなわけで、かなり楽しんで観た次第。
 あ、慕蓮は高級ブランドバッグに目がないみたいだけど、ブランドものは当然自分の金を出して買っているんだろうな(笑)。ブランドは人に買ってもらうより自分で稼いで買わなきゃ楽しくないって言うし(こらこら)

英題:Lady cop & Papa crook
監督&脚本:アラン・マック&フェリックス・チョン 製作:ジョン・チョン 音楽:チャン・クォンウィン
出演:サミー・チェン イーソン・チャン トン・ヨン チャン・クオリー チャップマン・トー コンロイ・チャン ミッシェル・イエ ケイト・チョイ パトリック・タム ジョー・チョン リウ・カイチー ティン・カイマン ヴィンセント・コック リッチー・レン 

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来週ちょっと取材に行ってきます、香港まで(笑)

 今年は久々に冷夏なのかなぁ。蒸し暑いけどやたらと雨が降るし、天気の移り変わりも予測できないもんね。
 毎朝、香港から放送されるCNN TODAYの頭の方だけちょっと観ているのだが、そこで朝の香港の風景が映し出されるといつも食いついてしまう。ああ、今日は青空だわとか、雨降っているのねーとかね。

 さて、そんなふうに香港の天気ばかり気にしていたからというわけじゃないけど、すみません、実は来週末からまた香港へ行きます。
 今回は初の往復ANA深夜便利用の3.5泊6日です。仕事も多分午前中までやって、そのまま新幹線→東京→羽田国際線ターミナルといった流れになりそう。もう若くないのに、カラダもつかな、大丈夫かなー。ま、なんとかするしかないか。

 今回の訪港の目的ははっきりしています。題名にも書いたように、自称「取材」です(爆)。いえいえ、ワタシゃ決してフリーライターなんかじゃないっすよ。 
 春から中国語教室で読み進めてきた《香港電影類型論》に登場する映画について香港電影資料館で調べたくなったのと、日本未公開の旧作を何作か入手すること。まず、これが勉強のためにやること。
 そして、今はまだ言えないのですが、秋ごろになったら計画していることがあって、そのために九龍と香港島のダウンタウンを歩いて回ること。これが「取材」です。

 今回は遠出もしないつもりだし、3月に来たばかりなのでなるべくケチケチで過ごすけど、無理はしないようにしなきゃなぁ。そうそう、下町ばかり回るのではなく、久々にマンダリンオリエンタルでものぞこうかなと思っているところ。ケーキ食べてこようかしら。芸術館びとん展にも間に合うから、見に行こうかな。ああ、どこに行こうか計画を立てなきゃ。

 あ、もちろんことりっぷは持って行きます。
あとは『旅』『FRaU』で気になった情報もメモっておかなきゃ。
ああ、やっぱり香港のことを考えるとウキウキしてくるわー。

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《香港電影類型論》覚え書き:羅[上/下]「香港類型電影之武侠篇」(その4)

 評介《如来神拳》《聖火雄風》(2) (《如来神拳》と《聖火雄風》の紹介)

《如来神拳》の結末

 武侠映画は今までずっと広東語映画の主要な類型の一つだが、60年代初めまで、その中で大きな変化が起こっていた。50年代頃はアクションも児戯に等しく、それは広東オペラの立ち回りから抜け出すことができなかったが、剣を空に飛ばすようなアニメーション効果、自由奔放で豪快、そして激しいアクションを交えたプロットが観客をひきつけた。60年代初頭には、特撮やアクションを変化させたことで伝奇武侠的な面をますます強調させた。

 《如来神拳大結局》(1964)の製作スタッフ(凌雲監督)とキャスト(曹達華、于素秋、高魯泉)は、その1年前に《火焼紅蓮寺》を製作したが、それなりの売上を見せたものの、内容はオリジナルよりいっそうひどくなっており、むしろこの《如来》4部作に近いものだった。
 武林の内部関係が険悪になり、儒教、仏教、道教が交じり合って邪派の九流に分かれてしまい、腐敗してしまった。これまでの3作は、曹達華と于素秋を主演とし、林鳳を脇に配して発展させてきた。この第4作では于素秋がリタイアし、林鳳と曹達華が主人公となった。
 あらすじは、霞が立ちこめる山荘に集った各流派の者たちが火雲邪神の秘伝書であり、これを習得すれば天下を治めることができる如来神拳第9式をめぐって戦うというものである。以前の教派の師匠たちは次々に殺され、残された弟子四が真犯人を探したところ、それは三魔長と呼ばれる者たちの仕業であることが発覚した。火雲邪神は本来この3人をまとめて殺せばすむと考えていたが、情けをかけて3人に手を出さなかったため、逆に殺されてしまったのだ。死ぬ間際に火雲邪神は神拳九式を6つの鼎の中に封印したのだが、林鳳と曹達華はそれを手に入れることができず、その鼎は悪人によって奪われてしまった。

 その後、高魯泉と弟子四が鼎を探し出し、若さあふれる女侠客の林鳳が大胆な智謀を張り巡らす。その間に天香教主の情けと恨みを引き出してしまったが、その行動はこの偉大な人物を下山させるくらいの感動があったが、依然として邪派の勢力にはかなわなかった。結局、林鳳が3つの鼎を見つけ出した時に、曹達華は第九式を習得しようと苦労するがそれにもまだ至らず、悪人たちが山門に攻め入った時、曹達華は突然第九式の「萬沸朝宗」を習得し、その技は悪人たちを一掃してしまい、大いに溜飲を下げた。

 ドラマはこじつけがあり、プロットもバランスがとれておらず、まだ50年代の束縛から完全に抜けきれていない。ただ、特撮技術の多用しており、模型を使って拳で岩を砕いたり、アニメーションを使って剣を飛ばし、二重撮影で鳥に乗って空を飛ばしたり、ワイヤーで鼎を空中に浮揚させたり、着ぐるみを使って怪獣を出現させたり、音響の特殊効果など、この映画の特撮技術は特筆すべきものである。映画自体は荒唐無稽だが、伝統の腐敗や先人の空威張りに対して風刺を取り入れることも忘れていない。このことについて、高魯泉は亡くなる前に一通り自己批判をして、後進には自力で再生するように言い聞かせた。

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 抄訳がいい加減なのは、訳していてかなりつらかったからです。ハイ。
老師にも、「この映画はつまんないんだねー。文章を読んでてもそれがわかるよ」と言われたくらいだし。

 ストーリーを抄訳していて「…北斗の拳か?」なんて思ったのだけど、それは気のせいだろう。まーあのマンガも、ちょっと武侠っぽいストーリーかな?とは思ったことはあったけど。
 如来神拳や火雲邪神などと聞くと、とっさに『功夫』やら『龍虎門』を思い出すのはいうまでもないんだが、これは星仔を始めとする功夫オタクにはもう定番な固有名詞なんだよな。これももうちょっと調べなきゃ。

 実はこの項、まだ続きます(苦笑)。次でラストだけどね。
次回は1966年に作られた《聖火雄風》という武侠片についての紹介。
今のところ、60年代中期に武侠片を多く製作していた監督・陳烈品の作品と作風について紹介した「陳烈品和新派武侠粤語片」まで学習しているので、中国語教室再開までの間にまとめてアップします。あと3回くらいでできるかな?

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《野・良犬》(2007/香港)

  今週からしばらく夜が暇になるので(劇場で観たい映画もないしね)、久々に“香港電影天堂”を再開。うう、これも地元映画館で『放・逐』をやってくれないからよー、と八つ当たり失礼。
 再開1本目は、最近やたらと曲を聴いていることもあって、イーソンの《野・良犬》に決定。
 ご存じの人も多いように、この映画は4年前から始まったアジア海洋映画祭イン幕張のコンペで2年前の大賞に選ばれた作品。で、昨年があの《海角七号》なのは説明不要よね。

 小学5年生の林志宏(文俊輝)は生まれた時から心を閉ざし、誰とも話すことがなかった。父親はおらず、祖母と母親(ロレッタ・リー!)と3人で暮らしていた。ある日、母は「パパは空飛ぶ熊を探して旅をしているの。この造花が咲いたら、パパは帰ってくるのよ」と言って、屋上から身を投げる。
 陳満堆(イーソン)は手先が器用だが、友達がいない孤独な少年期を送っていた。その腕前をヤクザの叉(とっつぁん)に認められ、彼は黒社会の一員となる。
 成長した堆に叉はあることを命じる。15年前に尖沙咀のボスを殺してタイに逃走していた鈕喬澤(ジョージさん)が香港に戻ってきた。叉たちは彼の命を狙っているが、実は鈕には小学生の子供がいるが、その名前がわからない。その子供を誘拐するために小学校に用務員として潜入しろと。堆は小学校に赴任するが、そこで遊戯王カードをいじめっ子に取り上げられた志宏と出会う。夜中、堆が職員室をあさっているときに、再び志宏と出会う。彼はとっさに「自分は重要任務を帯びてやってきた潜入捜査官だ。捜査に協力してくれるか?」と言う。
 同じころ、志宏のクラスに北京語の代用教員として張先生(林苑)がやってくる。水道管の破裂で漏電したスイッチに触れて感電した先生を、志宏と堆は助ける。こうして、3人は親しくなる。
 ある日、学校で野外教室が行われる。森で用を足しているうちに志宏は足を滑らせて穴に落ちてしまう。助けてくれたのは引率でついてきてくれた堆と張先生だったが、3人は置いてきぼりにされてしまう。堆が火をおこして3人は野宿する。一夜あけると志宏が発熱しており、病院に連れて行くが、そこで迎えにきた祖母が持ってきた身分証から、志宏が鈕の息子であることが明らかになる。さらに鈕が志宏の前に現われてしまい、志宏と友情を築いた堆は任務と友情の間で苦悩する。
 さらに、クリスマスに学校を辞めるという、張先生にもなにか裏の事情があるようで…。

 傷つきやすい小さなもの、か弱きものは守らねばならない。それは、黒社会のゴタゴタの中にあっても同じである。
 切ったはったで倶利伽羅紋々状態な修羅場が展開される香港黒社会映画に、子供が出てくることはまれである。だいたいが登場人物の家族の一員として出てくるが、扱いは非常にぞんざいである。ひどい時には平気で殺される(黒社会2部作では確かそうだった)。人権団体から文句はこないのかって思えるくらいの扱いだ。
 だけど、この映画は黒社会映画でありながら、子供について描いている。それも、孤独な少年期を送ってきた「もと子供」と今の子供が主人公だ。

 生まれたばかりの頃、妖精と遊んだことを忘れたくなくて、自ら人に対して心を閉ざしたという志宏。彼は貧しい中でも、祖母や母親の愛に囲まれて育ってきたが、そうであっても誰にも心を開こうとしなかった。生まれつき手先が器用なのに、周りから明らかに浮いていたのでいじめられていた堆。彼を認めたのは、やはりはみ出し者だった古惑仔の叉だったのは、必然的だったのだろう。
 そんなはみ出し者の二人が出会い、友情を深めることで、二人は人間性を取り戻していく。一見ありがちな展開ではあるものの、いつも淋しそうなイーソンと、大きな目が印象的な志宏役の文俊輝くんの好演が光っているので、ある程度先が読めるベタな展開は気にならなかった(俊輝くんはカンヌで最年少影帝に輝いた某少年俳優に雰囲気が似ている。彼も10年前はこんな感じだった?)。
 あ、それでも、張先生の正体には驚かされた。なんとなく現在公開中の某アニメ映画の某ヒロインを彷彿とさせる謎めいた感じがあった彼女だけど、実は…でしたってのは唐突?もちろん、そこに至るまでの展開の中にも、それを暗示させる動きや台詞があったから、そこである程度の予想は出来たのだろうけど。

 この作品でデビューし、今年《青苔》で金像奨の最優秀新人監督賞を受賞したデレク・クォック監督はウィルソン・イップ監督のお弟子だそうだ。なるほど、そう言われれば、任務で民間人の生活に入り込んだ特殊な人間が、市井の人々との交流を経て変わっていく、という展開は、ウィルソン監督の初期の代表作『OVER SUMMER』にどこかよく似ている。もちろん、現場も長い人だろう。画面には常に曇り空を映しこみ、光を減らして撮った夜のシーンの暗さも印象的で、秋から冬の物語であるのに関わらず暑さが伝わりそうな画面レイアウト力などはとても新人監督とは思えなかった。
 彼をバックアップするスタッフ&キャストも豪華。相当期待されている人みたい。今後の活躍に期待。

 クライマックスには銃撃戦があり、人もどんどん死んでいくけど、それでもやはりこれは子供を描いた映画。ⅡA指定にせざるをえないのはわかるけど、これがドイツの子供映画祭で最高賞を獲ったというのも、観ていて納得。《父子》のように虐待されながらも父を慕ってやまない子の悲劇にも意義はあるけど、異年齢間で友情を温めて成長していく少年を描く、このような映画もまた大切だ。

英題:The Pye-dog
監督:デレク・クォック 製作:エリック・ツァン 撮影:オー・ジンプイ 音楽:テディ・ロビン
出演:イーソン・チャン エリック・ツァン ジア・リン ウェン・ジュンホイ ロレッタ・リー ジョージ・ラム

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『郷間小路』と『大海[ロ阿]、故郷』

 語学教室で中国語の歌を歌うクラスに、この春から1週おきくらいに参加していた。
 昨日、教室のサマーパーティーがあり、ここで以前も取り上げた『月亮代表我的心』に加え、クラスで新しく学んだ『郷間小路』という歌と、『大海[ロ阿]、故郷』を歌った。

 『郷間小路』ってなんだろう?と思ってググってみたら、このページにたどりついた。
ほー、漢族の民歌か…。いうなれば、フォーク的民謡とでもいうべきか。
 そういえば台湾に留学していたころ、当時人気の台湾ポップスシンガーだった張清芳(ステラ・チャン)が民歌を歌っていたカセットを聴いたことがあるけど、この曲は歌っていたかなぁ。
 あ、そうだ、確か老師は「齊豫が歌っていた」って言ってたような気が…。それでググってみたら、やはりクイックチャイナのこのページにたどりついた。
 某ちうぶを調べたら、《郷間的小路》でヒットした。こんな歌ざんす。

 こっちは、作曲者である葉佳修のヴァージョンらしい。

 齊豫といえば、クラスではこの曲も歌いました。  

 うむ、老師は齊豫が好きなのか、というよりも中華ポップスとしてクラシックなんだろうな、彼女の歌は。

 齊豫ついでに。この曲大好き。
 サンディとプルーデンス・ラウ、テレサ・カービオと一緒に歌った英語曲。

 

 いやぁ、すごいぜ某ちうぶ、と感心しつつ、次は、『大海[ロ阿]、故郷』。
 この曲を聴いてとっさに思い浮かぶのが、大林宣彦監督が20年前に撮った映画『北京的西瓜』なんだが、これでテーマ曲として使われていた。
 そういえばこの映画、『覇王別姫』でレスリーと張豊毅に育てられて、最後に思いっきり二人を裏切るあの小四を演じた雷漢が留学生役で出演していた。

 この映画、ホントはラストを北京で撮影するはずだったのに、ロケを予定した時期に天安門事件が発生し、やむなく日本ですべて撮影したんだけど、なんとその経緯を劇中で解説し、1+9+8+9+6+4=37秒の黒い画面を挿入して、犠牲者への哀悼と事件への批判を込めたということは有名な話。ワタシもこの事件が原因で北京へ行くことができなかったということもあり(ついでに中国という国に対するちょっとした反感も生じた)、事件への憤りと悲しみで、この曲が映画のエンディングに流れた時に大泣きした記憶がある。
 だけど、さすがにいまはもう泣かずにこの曲を歌える。やっぱり、いい歌だからなぁ。

 では、某ちうぶで拾った動画でこの記事を締めくくり。
 お二人の歌いっぷりがなかなか良いと思うよ。

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ありがたーう、水島さん♪…しかし(追記しました)

 最近中華ネタを拾えず、かといって抄訳も進まないのだけど、ちょっと嬉しかったことをネタにした次第。

 ふとしたきっかけで女優の水島かおりさんのblogにたどりついた。
 水島さんは映画監督の長崎俊一さんを相方にしていて、昨年公開の『西の魔女が死んだ』(これ、観ています。参考に感想を)では脚本も務められている。
 長崎さんといえば彦祖主演のWOWOWドラマ『李歐』の演出も手がけられていて、水島さんはRIKIYA演じる主人公・一彰のお母さんを演じておられたっけ。ドラマ自体の感想は…原作が好きだったのにー、という一言で代えさせていただこう。
 あと、個人的には科警研の榎田さんも好きだったなー。

 そんな水島さんが香港映画好きと知ったのがこの記事
 いや、もしかして業界では有名だったのかもしれないけど。単にワタシが知らなかっただけですね、きっと。
 しかも、ロイがお好きなのね♪おほほほほ。

 …あ、でも水島さん、まだ観られていないのですね、『放・逐』は。

 ただいま新作の脚本を書かれているみたいだけど、それならいつかノワールな脚本を書いてほしいと思うばかりです、ハイ。

 いじょ。

(以下追記)

 この記事を書いた時はまだ気づかなかったのだが、後日、ちゃんと観られたようで。
 しかし、件の作品がご本人の期待と違ったようで、アレだったようですが…(ご本人のblogをしばらく読んで気がついた次第。あえてリンクは貼らないけど)。
 まぁ、感想は人それぞれだし、そこから思うことも人それぞれってことか。
 最近盛り上がりのなさに危機を感じている香港映画好きとして、こちらこそ軽薄に盛り上がってすみません、って気分になった次第。 

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今年の夏日國際電影節は、旧作が充実。

 今年で3回目になる、夏日國際電影節
 アイスキャンディをかたどったHKIFFマークがかわいいんだけど、今年のイメージキャラクターはかわいくないねー。なにこの凶悪な目玉おやじは(苦笑)。

 しかし、ここで上映される香港映画って、オープニング上映の《復仇》だけって…。
それ以外の映画のラインナップは結構充実してるなーとは思うんだけど。
 例えば邦画は『アヒルと鴨のコインロッカー』(そういえば昨年の亞洲国際電影節で『死神の精度』、今年の香港国際で『フィッシュストーリー』が上映されていて、妙に伊坂幸太郎づいてるなぁ香港は)に『インスタント沼』、お好きな人にはたまらない『吸血少女対少女フランケン』なんてー作品が上映される。洋画もこの夏日本でも公開される『サンシャイン・クリーニング』がラインナップに入っているし。去年もやっていたボリウッド映画上映は定番になったのね。

 でも、その分旧作の上映が充実している様子。
 香港国際に続いての市川準監督追悼特集(『大阪物語』『東京兄妹』など)や食をめぐる映画特集(ここでは『恋人たちの食卓』)、そして香港映画人が選ぶオールタイムベスト中華電影に選ばれた《小城之春》とリメイク『春の惑い』の比較上映に、なんと『悲情城市』と『クーリンチェ少年殺人事件(それも4時間版)』のニュープリント上映!
 ああ、これはいい企画だねー。

 しかし、この映画祭って1ヵ月にわたって開催されるのに、上映作品の回数が少ないせいか、観たいと思った作品がどーしても渡港にあわないっていう難点があるのよね…。でも、これくらいゆるーい形式の映画祭なら、日本でもできるような気がするんだけど、はたしてどーかしら?やっぱ無理?

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《香港電影類型論》覚え書き:羅[上/下]「香港類型電影之武侠篇」(その3)

 略談神怪武侠粤語片 並評介《如来神拳》《聖火雄風》(1)
 (伝奇武侠広東語映画のあらまし&《如来神拳》と《聖火雄風》の紹介)

 1993年夏、徐克製作、ベニー・チャン監督の『THEマジック・クレーン(新仙鶴神針)』と、プーン・マンキッ監督(『上海グランド』)の《飛狐外傳》がナイトショーをにぎわせたころ、コーリー・ユン監督の『レジェンド・オブ・フラッシュファイター 電光飛龍/方世玉2(方世玉続集)』とジョニー・トー監督の『マッドモンク/魔界ドラゴンファイター(済公)』も引き続き公開され、人気を博していた。それらの古装片は、伝奇武侠映画であるのはもちろんだが、どれも「古い瓶に新しい酒を注ぐ」ようなタイプの作品だった。

 その中でも、『済公』と『方世玉』は昔から人気があった題材だ。中国国内では戦前から映画が製作され、香港では40~50年代から多くの俳優が済公を演じてきた。特に新馬師は60年代に多くの済公映画に主演し、星仔以前にこの愛すべき“生臭坊主”を演じて人々に愛されてきた。
 一方、方世玉は戦前の香港で第1作が1938年に作られ、その時に新馬仔が演じている。その後、48年に文武両道に長けた名優の石燕子に引き継がれ、彼は方世玉を20作で演じてきた。これにより、方世玉は黄飛鴻と並ぶ長期の人気シリーズとなった。
 黄飛鴻と方世玉のどちらも正真正銘広東地方のヒーローであるが、鴻師父といえば徳が高く非常に人望がある医師であり、教師や家長でもあり、仁心に厚く武芸に秀でている人物だ。一方、方世玉は子供っぽい腕白坊主で、もめごとをよく起こす不良でもある。母親の苗翠花は息子同様カンフーに長けており、お互いに頼りにしている。ヒロインの斉斉は権威的な礼儀と道徳、そして強大な権威に対して反抗している。これは黄飛鴻が徳をもって行動をなすような父性的な印象とは好対照を成す。

 90年代に、徐克やコーリー・ユンが手がけ、両作品ともリー・リンチェイが演じたことにより、黄飛鴻も方世玉もともに変化し、戦略に長け、そしてずる賢く快活なハンサムな青年になった。黄飛鴻は年寄りじみてしょぼくれることはないが、故郷の疲弊を自覚して時代の流れに乗り、西洋に学ぼうと試みている。一方、方世玉は腕白であるほか、母親を慕ってやまず、斉斉は男性中心主義に挑戦する。他でもなく、今時の観客はほとんどが青少年であり、彼らをひきつけて劇場に足を運ばせるためには、どうしても民間伝承をこのように現代化させなければならなかったのである。

 『仙鶴神針』については、黄飛鴻、方世玉、済公ほど歴史は古くないが、それでも30年ほどの歴史を持った作品である。原作は台湾の武侠小説家・金童によるもので彼の多くの作品はベストセラーになり、香港でもこの作品を始め、60年代に長編が何作か映画化された。『仙鶴神針』は多くの続編が作られ、完結編はその年の香港映画の売上記録を作った。金童の小説は南派のアクション小説のようなものではなく、江湖で繰り広げられる愛憎模様や、ありえないアクションシーン等を特徴とした。映画ではそのような音波功や掌心雷などの場面を、特撮技術を駆使して表現した。

 中国の武侠映画には3度のブームがある。まずは20年~30年代にかけて、《火焼紅蓮寺》によって引き起こされた武侠伝奇映画ブームだ。これは時の政府が迷信や邪心をあおる映画として取り締まられてしまい、武侠伝奇映画を作った人々は香港へと移り住んだ。次に60年代、広東語で武侠映画が作られ始め、さらに特撮技術も加わったことや、北京語の武侠映画も成功を収めるようになったことから、70年代の映画界は武侠映画の天下となった。そして90年代初頭にも武侠ブームが現れ、最先端の特撮技術とアクション指導を加えて、多種多様で摩訶不思議な武侠映画が次々と登場することとなった。

その頃、電検条例(香港版映倫)は「迷信を鼓吹する」映画に対して厳しく取り締まるようになり、「意味なく女性の服を脱がすこと、自殺を描くこと、個人または団体による無意味な闘い」がある映画を上映禁止にしていた。徐克の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』、『スウォーズマン』『マジッククレーン』はそれらの要素を全て含んでいたのに、幸いにも上映禁止にはならなかったのだ。

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 先に謝らせていただきます。
実はアタクシ、方世玉も済公も、未だに観る機会に恵まれておりません。
不勉強でどーもすんません。 

 でも、これもまた中国人に愛され、その物語が時代を超えて何度となく映像化が繰り返されたのだから、手堅い定番なのだろう。90年代の若者(初公開時は確かにワタシも若者だったなぁ…香港人じゃないけど)に受け入れられるよう、リンチェイや星仔を起用し、キャラクター設定を大きく変化させたのも当然といえば当然か。

 しかし、香港の映倫って、エロいものに関しては日本より基準が厳しいことはよくわかるんだけど、それでもバイオレンスシーンに関しては「ホントにこれ映倫通してるわけ!?」と叫びたくなるほどグロいものも、時々あるよなぁ…。

 というわけで、今回の感想は軽めに。
 この論文自体はまだまだ続くのだけど、きりがいいのでこのへんで。
 次回は後半部、60年代の伝奇武侠映画を代表する《如来神拳大結局》(1964)と《聖火雄風(全2集)》(1966)について述べられた部分について。このくだり、結構読みにくかったんだよね…。

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5年の歳月を経て、まさかの日本公開。

nancixさんからトニー左手骨折!と聞き、一代宗師への険しい道を感じる今日この頃。
トニー、焦らないでねー。無理せずにしっかり治してちょうだい。

 さて、最近やたらと名前を聞くのが、マギーの元ダンことオリヴィエ・アサイヤス。
 オルセー美術館20周年記念企画として作られた最新作『夏時間の庭』が今公開されているかららしいけど(うちの方にはまだ来ない…)、そんなにアサイヤスって人気あったっけ?などと思う次第。
 しかし、人気があったからなのか、5年前の作品なのに、マギーにカンヌの女優賞をもたらした『クリーン』の日本公開が今頃決まってしまうとは思いもよらなんだよ。ついでに2年前に作ってカンヌに出品していた《Boading Gate》(ここで書いていた)が『レディ・アサシン』というタイトルでソフト化されていたのは知らなかった。

 なんか、アクションものくさいパッケージだこと…。
 もちろんアサイヤスだからそんなことないんだよな。

 どーもアサイヤスというと、未だに『イルマ・ヴェップ』のマギーらぶらぶっぷりが強烈なんだけど、さすがにもうそういう目で見てはいかんのだろうか。
 東京公開は8月だけど、帰省中に観られるだろーか。あとは『夏時間』がこっちまで来てくれることを祈ろう。

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『H3M』陳奕迅

香港ポップス強化週間(笑)第2弾。

 以前も書いたけど、この春、地下鉄でこのCDの広告を見た時、これ誰?と思ったのはホントです。すごい髪とヒゲよね、イーソン…。

Eason_h3m024

 イーソンの曲って聴きやすくて好き。以前も書いたベスト盤も、iTunesに入れて思い立った時に聞いている。
 ただ、このアルバムは、あまりにも聴きやすくていつもと同じ?と思い、なかなか感想が書けなかったのよね。もう、お茶の子さいさいって感じでつくったのかしら?なんて思えちゃって。イーソン迷のみなさん、なんかすんません。
 でも、洗練されてて聴きやすいのがイーソンのいいところか。デビューしてもう10年超えたけど、余計な力が入っていなくて、抵抗感なく聴けるのは昔も今も変わっていないもんね。そういうのもアリだよね。

 このアルバムで一番好きなのは、いかにもって感じの『七百年後』なのだが、某ちうぶにアップされているMVを見て、これは「せかちう」ですか、それとも「よめーいっかげつのはなよめ」ですか?と思ってしまったわけであって…。うーむ、王道だからしょうがないのか。
 あと、リードトラックの『Allegro,Opus 3.3am』のMVはパラパラアニメ調でかわいい。でも、線画で描かれるパンダがかわいいかどうかは…ビミョー(苦笑)。
 あ、さすがにMVではこの姿ではなかった。この仕様はCDジャケットのみか?

 実は他にもイーソンのCDが手元にあるので、暇な時にちょこちょこ聴いていくかな。
すぐ書けるかどうかというのは、聴き込み次第だけどね。

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『王菲 89>97'32精選』王菲

 普段は放っておくとジェイや南拳や宏ばっかり聴いているワタシなのだが、このところ自分の手元にある香港ポップス(それも広東語曲)ばっかり聴いている。
 春に香港で買ったレスリーのベスト盤(感想はそのうち)はもちろん、以前書いたサンディの『Sandy'94』やら林海峰の『ハードビート』やらイーソンやらあれこれ聴きまくっている。ほとんどが10年以上前のものだってのはもうしょうがない。そのころがワタシの香港ポップス黄金期なんだから!

 さて、そんな“黄金期”の中でも、特に聴きまくっているのが、フェイの表題ベスト盤。

 これは思い起こせば12年前(!)、初めて香港へ行った時に買ったもの。
上のあーまぁーぞぉーんリンクでもわかるように、買った後にすぐ日本盤出ちゃったんだけどね(苦笑)。一目でわかるフェイの顔を大胆にあしらったデザインは、当然Shya-la-laのもの。

 中華圏での彼女のブレイクのきっかけとなった『傷つきやすい女(容易受傷的女人)』や、日本で一番知られている『夢中人』はもちろん鉄板な名曲なんだけど、改めて聴いてみると、この時代のフェイの曲には2つのラインがあることがわかる。一つは、王道すぎる中華歌謡路線。そしてもうひとつは、90年代の中華ポップスで最先端を行っていたであろう路線。先に挙げた曲では、前者の路線が『容易…』、そして後者が『夢中人』になるかな。

 最初の路線は、これはレスリーにもニコにもある路線だけど、一番端的にいえばアンディ先生の歌う王道バラードみたいな感じ、といえばわかりやすいか。もっとわかりやすくいえば、メロディラインが演歌っぽいというか。
 馳せんせーのでびう小説に、車の中で王菲の歌を聴いてやっぱり演歌っぽいかもと主人公が語る場面があったような気がするけど(この場面は映画にもあったよね)、実はそこに思いっきり同意してしまったことがあった。
 もちろん、彼らの歌声は好きなんだけど、実は彼らが歌うその演歌的メロディラインに、一時期ちょっと抵抗感を持ってしまったことがあったのだ。この頃はJ-POPも洋楽も一番聴きまくっていたころなんだけど、当時の自分としてはどうもそっちの方にひかれるものが大きかったのよね。だから、これを買ってもそのころはあまり聴かなかった。
だけど、今聴くと、やっぱりスッと入ってくるな。それは単に自分が歳をとったからだけだろうか。

 もうひとつの路線は、ワタシはもともと大好きだった。こっちは今聴くと、多少時代を感じるかもしれないけど、こういう路線の方がフェイの揺れるような歌声を生かしてくれているんじゃないかな。このCDでは、Disc1に入っている曲にその傾向があるような気がする。
 実はこの路線で最近妙にハマっているのが、『子供じゃないの(中国語題は後ほど)』。これ、まさに90年代ポップスっぽいアップテンポな曲なんだけど、ついつい個人的なツボに入ってしまった次第。なんかねー、20代前半の元気な女の子が街を走り抜けているイメージなんだよね、って意味不明な比喩をしてしまって失礼します。
 この曲にインスパイアされて、最近あることをやっているんだけど、それがなんだかというのはいずれ後ほど。

 北京語曲もいいけど、やっぱり広東語の方が香港だーって感じがする。って当たり前のこと書いちゃうんだけどね。そんなわけで、しばらくは香港ポップスを聴きまくる日々が続きそうだ。
 そういえばフェイ、春先に復活の報が聞かれたけど…、ま、そのへんはマイペースにやってもらえればいいよね。

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蜜瓜西米露(Ver.1.1)を作ってみた。

蜜瓜西米露(Ver.1.1)を作ってみた。
というわけで、西米露ふたたび。Ver.2.0というよりVer.1.1だね。

今回の改良点は、メロンをスプーンでくりぬき(でも球形にはできなかった)、しばらくバットに入れておき、ココナッツミルクを果汁と一緒に合わせたこと。牛乳を入れるなんて邪道をしなくても十分おいしかったよ。

 ココナツミルクはこれで全部使い切ったけど、まだタピオカもあるし、メロンも丸ごと1個あるのよね。次はどんな甜品を作ろうかな。

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蜜瓜西米露を作ってみた。

蜜瓜西米露を作ってみた。
久々に甜品を作ってみた。
許留山とは似ても似つかない出来であるが、Ver.1.0ということで(笑)。

 週末、熊本の友人から大きなグリーンメロンがふたつ送られてきた。
果物が大好きなので大喜びしたのだが、果たして熟れきる前に全て食べられるかどうか。ほぼ毎食のデザートと化してはいるが、そのままずっと食べ続けるのもなんだよな。そう思っていたところに、ココナッツミルク(賞味期限切れだけど)を見つけたので、そうだ、西米露を作るかーと思って、昨日タピオカを買ってきた。

 タピオカをゆでて戻して冷やし(1時間30分ほどかかった。しかしほっておくとすぐくっつくのね…)、ココナッツミルクをお湯で溶いて冷やし、メロンを適当に切って出来上がり。

 ココナッツミルクに甘味をつけてないので、味がない…。幸い、メロンの真ん中の甘味がおいしくなっていたので、それとしっかり混ぜたら、いい感じ。
タピオカはいつもゆで戻しに失敗してとんでもないことになるのだが、今回はまぁまぁうまくいった…と思うけど、なんかビミョー。
 ええ、これはやっぱりVer.1.0。タピオカもココナッツミルクもまだ残っているので、明日はもっと工夫しよう。

 あとで、『ミセス・デイジーの香港スイーツ』を見たら、ここで取り上げられた西米露では、ココナッツミルクを濾して、グラニュー糖とメロンアイスクリームと生クリームを混ぜたものを加えて甘みをつけていたのね。これは知らなかった…。
 明日はメロンを丸くくりぬいて、ちょっと甘みをつけた牛乳と合わせたVer.2.0に挑戦してみるかな。

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『ことりっぷ香港』やっとゲット~♪

 どーも、お久しぶりです。
 ネタがないというよりサボっていました。
 《類型論》の閲読も進んでいるけど、どーも抄訳をサボり気味だし、別のことに気を取られていて、とにかくサボってました。気がつけば返還の日を過ぎてしまったもんな…。

 さて、本blogの右上に出しているTwitterでも何度かつぶやきましたが、やっと本日、『ことりっぷ海外版・香港』を入手。

 国内で気楽に旅する女子のために考案されたオサレなガイドブック「ことりっぷ」
種類も豊富で旅好きもとはしも重宝しております。そこが海外版を作ってくれるとなれば、自然と期待があがるもの。

 内容としては、「裏グルメ」「旅」2月号「FRaU」5月号÷3といった感じで、特に目新しいところはないかな?という気もしないでもないけど、リピーターでも案外使いやすいのではないかな?これに「香港街道地方指南」を組み合わせれば、かばんの中は相当軽くなると思われるし。
 この夏は、これを持って香港へ行く女子が多いとみたがどーだ?

 で、実はワタシもこりずに夏香港しようかと計画中。
 このところ4泊以上で行っているけど、今回は短くなるかな?
 ちょっとした野望があって(今はちょっと言えないけど)、香港下町からペニンシュラ&マンダリンオリエンタルまでアップ&ダウンしたいと思っているのだ。
 今のところどうなるかわからないけど、とりあえず行きたくてしょうがないのよ。

 やっぱり香港は、そう簡単に足抜けできないアルよ(^_^)。

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