愛とツッコミをかます赤壁之戦
さすがにコナンくんは強かったねぇ。ま、しょーがないよね、これは。
でも、あのワルメンカラスどもやイケメン〇ン〇ーどもも見事に撃破したか!やっぱり和製若手イケメンよりも、アジアの演技派&オッサン&イケメン連合軍の方が見てて楽しいよー、と超個人的暴言をぶちかましてみる。スマン。
そんなわけで今日やっと吹替版も観たし、公開されて時もいいかげん経ったので、ネタバレ御免で言いたい『赤壁』小ネタ集。
〇うちの職場の人たちは劇場で映画を観ない人が多いので、普段から映画話はあまりしないんだけど、職場によくやって来る高校生男子も観たというので、感想を聞いてみた。
まず、2作通して観たAくん曰く、「ビミョーでしたね」…ちなみに彼は三国志愛好者。ま、そんなもんだよな。
前も書いたけど、正伝や演義、平話といくら違うからといってそこでブーブー言われてもどうしようもない。それいったらゲームの世界なんて超アレンジしまくりじゃないのよ。某三〇〇双とか、登場人物が全て美少女キャラに変身させられてたりとかさー。アタシゃそれ聞いてかえって萎えたよ…。それに日本のスーパー歌舞伎にだって「実は劉備は女だった!」って設定の演目があるんだよー。あまりにも正史・演義絶対主義すぎて、そこから派生した創作物にいちいち文句言ってたらきりがないよな。
「だからいくら違うといっても、その違いはクリエーターの理念の上で作られているから、あまり批判しないで、寛容な気持ちで考えた方がいいよ」と、不満気だった彼には言っておいた次第。
しかしその後、三国無双でしか三国志を知らず、先日のTV放映を楽しく観たというゲーム好きの別の高校生男子Bくんと話をしたら、お互い中途半端なりに話が盛り上がってしまった。…いいのか、そんなんで>自分&Bくん。
〇いろんな人の感想を読んで回っているけど、普段中華電影を観る機会がない人、フツーの映画ファン、三国志好きの人、各明星の迷、そして中華&香港電影迷でも意見はさまざま。…うん、それでいいような気がする。宣伝で感動などを強調されるよりも、賛否あわせていろんな意見があってこそ、健全になれるんだからね。
ハリウッド的大作としてはよくできてはいるけど、それでいいのか?というと、そうでないわけで。大作がダメな人は、とことんダメなんだろうなぁ。でも、客観的に見れば、ウーさんのいうところの“世界電影”を目指すという試みは成功している。三国志について全く知らない人がこの映画で興味を持ってくれたなら、吉川英治版や横山光輝版に行くことだってできるんだから。吉川版や横山版、そしてNHKの人形劇にしろ、これらのヴァージョンだって正史や演義にはないアレンジを効かせたところはいっぱいあるのだから。
〇戦場を凛々しく駆け抜けるものの、妻には弱く、しかもあれだけほのめかせられておきながら妊娠には全く気づかない周瑜。
…いいのか、そんなキャラで。でもトニーだからいいかぁ(大爆)。
迷ゆえの大バカ発言、誠に申し訳ない。ホントに申し訳ない。海より深く申し訳ない。
〇政略結婚を嫌い、戦場を駆け抜けて戦いの悲しさや虚しさを感じ取った尚香。
でもさー、妙に孔明と仲がよかったよね(苦笑)。
この展開だと、あの戦いの後で孫権が劉備んとこに彼女を嫁がせる時に、「行ってもいいわよ、孔明と遊べるしー♪」なんて尚香が言っちゃうんじゃないかって思うよ。
あと、ついでにここで書くが、吹替版の孫叔材の声はなんであんなにマヌケくさかったんだろう。声優さんのチェックを忘れたけど、路線としては『少林足球』のジーチョンくんの吹き替えっぽい声だった。同じ人?
〇主役の皆さんだけでなく、脇役も大活躍するのが群像劇の魅力。
いつもなら「トニーだけ観てればいいやー」なんていう失礼な鑑賞方法をとってしまうこともあるけど、これは脇の皆さんも面白いからどの場面も目が離せなかったよー。あー忙しかった。
そんな個性派揃いの者どもの中で、趙雲に続いて大いに注目したのが魯粛。吹替版を観た時も、妙に魯粛が気になってしょうがなかったよ。
先日TVで観た前編では最初のうちこそ精悍な面差しで凛々しく登場しながらも、状況がますます切迫してくると、孔明と周瑜があれこれ考え出す策や尚香のおてんばぶりに「大丈夫なのかよぉ…」という困り顔をするようになるし、後編では孔明に同席した藁舟であのように壊れるし(違う違う)。顔は全然似ていないけど、キャラの立ち位置的には、生瀬勝久さんがドラマで演じそうな役だよねーといわれて、妙に納得した次第。魯粛的な性格の人物、なんか『サラリーマンNEO』にも出てきそう。もちろんやるわけないと思うが(笑)。
〇ところで、前回に続いて、今回も宣伝特番をことごとく見逃してます。公開直後の日曜の夕方に放映した特番ってウーさんのインタビューだけだったの?トニーが出ていたわけじゃないんだよね?竹中へーぞーちゃんとかえっくすじゃぱーんの人たちが出たんだよね?
結果として観てからはこうやってあれこれ騒いでいるんだけど、この映画の宣伝攻略って一般の皆さんを対象にしていることもあって、どうもあまりのれなかったのよね…。
この大ヒットのおかげで、一般の方にトニーを説明しやすくなったのはいいんだけどね。
普段は売れるってことに否定的なスタンスを持っているんだけど、今回ばかりはそれも良しと思わなきゃ。たとえその売り方に頭を抱えたくなるとしても…。
〇でも、これが大ヒットしたのなら、アンディの『三国志(外伝)』やケリーの『江山美人』、リンチェイ&アンディ&金城くんの『投名状』にも、もうちょっと注目が集まってもいいはずなのだが…。どれも単館上映だから、プロモの機会も多くないよね?うーむ。
○最後に、ものすごい蛇足話。
今日吹替版を観た劇場(東宝系の非シネコン)で、上映前の予告にNHKのドラマを映画化した『ハゲタカ』をやっていたのだが(このドラマ、かなり好きでした。詳しくはここで書いてます)、この映画に登場する中国ファンドの名前が「ブルーウォール・パートナーズ」…。
なんですかそれは。中国語に直すと「藍壁」ですか!ものすごい便乗に聞こえますよ!これでファンドマネージャーがトニーか張震だったらいうことないんですが(爆笑)!
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