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2009年2月

ただいま、中文でレポート作成中。

「《入殮師》はすごいね、最佳外語片なんて」

「亞洲電影なら《臥虎藏龍》に続いて2本目ですけど、あれは美国との合作だから、一国単独で作った作品としても亞洲第一次だそうですよ」

「網上では《入殮師》ってあったけど、日本の題名からすると味気ないね。どんな題名がいいかな」

「《送霊師》とかどうですか?」

「いいねぇ。宗教的な意味合いもないし」

 これは、先日の奥斯卡についての、中国語教室の張老師とワタシの会話。
あ、《入殮師》は、中国メディアで紹介された『おくりびと』の中文題名ね。

 今までもちょこちょこと書いていたけど(ここでとか)、今年度の中国語教室はマンツーマンだったので、自分のやりたいこと―つまり、映画関連の資料を読んで討論するということをやっていた。
 テキストに使っていたのは、4年前の金像奨プログラムで特集が組まれた《最佳華語片一百部》。香港の映画人101人の投票によって選ばれた100本+αの紹介と評論文のうち、上位10本と『やりび』など興味のある作品を読んできた。香港で発行されているので当然文章は繁体字、しかも独特の言い回しがあるので、ワタシはもちろん、大陸人の先生も悩みながら読んだのだけど、面白い事実や興味深いこともいろいろ知ることができて、面白く学べた。先生は映画に詳しくないとのことで、大変だったんじゃないかなと思ったけど、付き合っていただいて感謝しています。

 しかし、インプットしたならアウトプットしなければ自らの学びにつながらない。
と、ある人が言っていたので、先生に自分から提案したのは、今年度読んでいった映画の評論文のうち、ベスト10にあたる部分をもとにして、中文でレポートを書くということ。それを最後の授業で添削してもらい、最終的にはこのblogにあっぷする、ということまで言ってしまいましたよ、ははは。

 そんなわけで、ただいま中文でレポートを書いております。締切は来週の木曜。
とりあえず、構成はできて序論部分は書いたけど、その後がうまく書けるか心配。
今まで読んできた評論文を読み直してます。
はい、自分で言ったことですから、必死で自分を追い込みながら、頑張ります。
ホント、そうしないと自分の勉強にならんもんね。

 問題は、ワタシが簡体字でしかワープロが打てないってことだな。
ピンイン入力で繁体字を打つには、いったいどーすればよかんべさ。

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予定がなければ行きたいのだが…『赤壁(下集)』試写会。

とりあえず、お知らせのみのエントリです。
赤壁オールスターズの誰かが来てくれればいいのだけど、この日程だと…かな。

Part1前説付『レッドクリフ Part2』最速!ブロガー試写会のお知らせ|映画ブログメディア Hot Trash.com.

 こちらは遠方だから、スケジュールと相談しなければ。

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台湾風弁當を作ってみた。

台湾風弁當を作ってみた。

 昨日の記事を受けて、今朝は台湾風のお弁当を作って職場に持って行った。
 しかし、なんかいんちき感が漂っているように思えるのはなぜだ?やっぱり肝心の弁当箱がお重だからまずいのか?とりあえず、そのへんには目をつぶってほしい。

 ヒントにしたのは東坡肉をアレンジした[火廣]肉と煮卵、そしてチンゲン菜。えー、実は使った肉がロースのブロック。これがバラ肉だったら予定では角煮風になるはずだったんだけど、ロースだからほとんど煮豚(笑)。あと、本来は五香粉と紹興酒と氷砂糖で煮なければいけないところを、全部用意し忘れたので日本酒とグラニュー糖(!)に変えたんだけど、思ったほど薄味にならなかったのでよかったよ。
 そうそう、昨日あれだけ匂っていた八角のにおいは、だいぶ控えめになりました。その分スパイスとして味がしっかり出ておいしかった。日本のお弁当にするなら、これくらいでいいのかも。失敗したのは、チンゲン菜をゆですぎたことくらいか。

 八角がまだたくさん残っているから、この手の煮ものは今後も作って練習したいんだけど、さすがに毎日作るのは勘弁。お金もかかるしね。八角はワタシが台湾や香港のコンビニでよく買ってつまむ茶葉蛋にも使うから、今度は本格的に茶葉蛋を作ってみるとするか。以前八角抜きで作ったら失敗したもんで。

 というわけで、弁当女子もとはし、中華弁當作りの道はまだまだ続く…。なんちてー。

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そうだった、中華圏はあったかいご飯が一番だった。―『世界のお弁当』(服部直美)に思ふ。

 というわけで買って読みましたよ、『世界のお弁当』。



 表紙(上)は台湾のお弁当。
 ああ、この詰め合わせは花蓮から基隆に行った時の列車で食べた駅弁を思い出す…。ええ、もちろんおいしかったよ。また食べたい。
 ちなみに下はエジプトのターメイヤサンドとモロヘイヤスープね。

 今から約20年前(になるんだなぁ…。早い!)、台湾で留学生活を送っていた時のワタシは、ほとんど大学周辺の餐廳で食事を取っていた。寮には電熱調理器しかなく、当然料理もできないから、お弁当など作れるわけはなかった。だから、nancixさんが記事で書かれているのとほぼ同じような状態だったんだ。
 友人と一緒のときは餐廳で食べたけど、寮で宿題をしたいときや一人の時はよく外賣(口語北京語では「帯走/タイツォウ」と言う)して、発泡スチロールのお弁当箱に入れてもらっていた。でっかい排骨飯や炒飯の他、自分で食べる量も決められる自助餐(カフェテリア)でも持ち帰りできた。
 ご飯も日本のお米とは種類から全く違うし、冷めたらすぐ固くなってしまう。クリスマス後に我が留学班主催でパーティーイベントをした時、みんなでおにぎりを頑張って作ったけど、イベントが始まった昼ごろにはすっかり固くなっちゃったもんね。それでも食べられなかったものではなかったけど。

 この本を読んで、「中華圏の人々は冷めたご飯を嫌う」という文をたびたび見かけ、以上のような記憶を脳の奥から探し当てることができたので、ああそっか、やっぱあったかいご飯が一番か、と改めて思った次第。中華圏でお弁当派の人は昔ならアルミ製、今は電子レンジでチンできる耐熱容器を持ってきているらしいけど、やっぱり使い捨て容器が主流になっているのね。
 全世界的に見てきちんとお弁当を作るのはどうやら日本人くらいらしい。だから、お弁当の習慣が見られるのは、駅弁があって「弁當」がちゃんと中国語化している台湾、その台湾と同じように日本に統治されていたことがあり、初代の大統領が日系人だったパラオくらいらしい。あとは日系人が多く暮らすブラジルやハワイも、か。
 まぁでもね、この本では世界の定番ランチをお弁当化しているので、それを日本のお弁当に取り入れてユニヴァーサルな気分を味わえるからいいとするかな。

 あと、大陸のアルミお重、台湾の鉄道で取り扱っているこれまたアルミ製の丸型レトロ駅弁、そして華泰茶荘が取り扱い、最近では某有名通販でも似たようなものが登場した茶漉しつきエコ水筒など(これ、ちょっと興味あるんだけど、すでにタンブラーと水筒があるから買うのを迷っているんだよ…)の弁当&周辺グッズが紹介されていて、それがどれもかわいくて楽しい。
 そして、著者の服部さんが香港で出会った思い出深いお弁当とは、フィリピン人メイドさんが休日を中環で過ごす時に持って行くお弁当だったという。…なるほどね。そういえば日曜に見かけるメイドさんたちは、ピクニックのようにお弁当を広げて、歌ったり踊ったりしていたっけね。料理が人の心をつなぐというのはこういうことなのね、と思った次第。

 香港のメイドさん特製お弁当のレシピは残念ながらないけど、とりあえずワタシも台湾風お弁当の作成に挑戦…と、夕食の間に豚肉とゆで卵を八角で煮て明日のお弁当を下ごしらえしてみた。いやー今キッチンが八角のにおいでかなり中華ですよ。
 はたしてワタシの明日のお弁当の運命は!?(こらこら!)

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いまさら感漂わせながら、梁朝偉対呉宇森対金城武@東京半島酒店を観る。

 どーも。最近性欲(!)や食欲より睡眠欲を優先させてます。
そろそろ中国語教室のレポートにも手をつけなきゃと思いつつ、年度末の仕事ラッシュも近づきつつあるので、出来ることからやっていかなきゃ。
 あ、“ひとり香港電影天堂inみちのく”はとりあえず春の部に続く。《天下無双》ネタも続き書かなきゃな。

 で、本題。
 今回の題名は要するに、「トニー&ウーさん&金城くんが出演した富士電視台のトーク番組『ボクらの時代』を今になってやっと観た」ということを示しています。くどいか。
 実はこの番組、チェックを忘れてリアルタイム鑑賞を逃してしまい、観なかったんだー残念、とフィルメックスツアーで言っていたら、親切にも友人MさんがDVDに落としてくださって、うわーありがとうー♪と喜んでいたら、喜ぶだけ喜んんだ後に今の今まで鑑賞を先延ばしにしていた、という情けない状態にありました。本当にすみません。

 感想。
 語っている内容は、怒涛の『赤壁』キャンペーンにて、各雑誌やメディアで話していたこととかぶることが多いし、知っていたことも多いんだけど、トニーと金城くんの馴れ初めが二人とも歌を歌っていたころってーのが…。ああ、これももう10年以上前なんだ。リアルタイムでの歌手トニー&金城を知らないのだけど(間に合わなかったのよー!)、なんだか懐かしく思える。

Tonytop_2004

 ↑これ、アイドルの頃の写真だよな。最初見た時は「中華男子版ジェーン・チャイルド(1990年に『Don't wanna fall in love』という曲をヒットさせた鼻チェーンピアスがトレードマークのカナダ人女性歌手)か、トニーよ!」と思った記憶がある。

 ウーさんが神職を目指していたというのは映画を観ているとなんとなくわかる。映画界入りして張徹監督のもとでどんなことをしていたかということも聞きたかったけど、そこまで話すと30分番組にゃならんか(苦笑)。
 それからトニーはあらゆる放送メディアで結婚話をしていたけど、プライベートを公にしない俳優(金城くんも基本的には私的事項を語らないよな)が多い中、そこまで話すってことは…やっぱり、嬉しかったってことだよな。って今さら当たり前のことを言ってすみません。でもそういえばカリーナって、日本の一般ピーポーにはほとんど知られていないよな?あ、いいのか、視聴対象はワタシみたいなトニー迷&映画好きだから。

 しかし、最初のうちは金城くんの北京語&日本語の切り替えや、トニー&ウーさんの北京語&広東語ちゃんぽんなトークが楽しめたけど、途中から吹き替えになっちゃったのが残念。なんせ金城くんまで吹き替えだもんな…。それでも、これだけ長い時間のトークを放映してくれたのだから、あれこれ要求するのは贅沢か。

 さて、part2のプロモはどう展開するんだか。
 でもワタシ、ある理由により地上波民放テレビを観たくないんだけどなぁ…。
 せめてNHKでプロモやってくれないかしら。NHKなら多少観る気になれるし(苦笑)。

 ちょっと待てよ自分、NHKって宣伝できないじゃん。…あ、そうだった。

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突撃!香港のお弁当(こらこら!)

 ワタクシもとはしは、弁当女子です。
毎日作って持っていって…といいたいけど、だいたい週3回作れればいい方で、作れなかった時はパン買ったり職場で注文したりしています。
 仕事がらお昼休みに外に出られないので、平日のお外ランチはなかなか経験できないですねー。…ってこれじゃまるで日記だな。早いところ本題へ。

 さて、本日新刊本を買うべく仕事帰りに書店に寄ったところ、特設のお弁当本コーナーでこんな本を見つけましたよ。

 これはタイトル通り、世界各国の昼食事情を取り上げ、さらにレシピまで付いていて見ても楽し使っても楽し、といった感の本のようだけど、行った時にお金がなかったため、実はまだ買ってません。でもちゃんと買います。実は著者の服部さん、香港で広東語を学び、日本語教師をされていた方のようです。この本の特集ページによると、香港暮らしで節約のために料理していたことがきっかけのようです。ほー、なるほどー。

 香港でお弁当?そしたらやっぱり外賣でしょ?とついつい思いがちだけど、そーいえば同じことを以前どこかの本で目にしたぞ、確か藤木弘子さんの『遊遊香港道楽』だったような、と思い久々に引っ張り出したらビンゴだった♪
 13年前のデータになるけど、香港のOLさんは手づくり弁当派も少なくなく、茶餐廳の外賣と同じように、ご飯の上におかずを盛るスタイルが多いとか。
 香港のnancixさーん、お昼はどうされていますー?



 立ち読みで確認したところ、レシピは中国&台湾のお弁当が紹介され、香港はコラムでのみの紹介になっていたけど、中華圏のみならず、アジアからアメリカに至るまでのお弁当事情がわかりそうなので、ちゃんと買って読んで中華圏関係のみここで感想を書きます。そして中華圏お弁当の作成にもチャレンジしてみます。と予告してみる。

 そーいえば別の本でも中華圏お弁当の紹介が…。確か『恋人たちの食卓』に出てきた、圓山大飯店の元シェフ・朱お父さんの特製お弁当だ、と『シネマ厨房の鍵貸しますPART2』(ウェブ版のみご紹介。本はすでに絶版…)をこれまた久々に引っ張り出して見る。
 ほー、スペアリブの煮込み&エビとグリンピースの炒め物か…。
 しかし材料費高そうだな(爆)。

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もう二度と大陸メディアに「港片時代結束」なんて言わせるな!と金像奨のノミネーションに思ふ。

 昨年某大陸ネットに上記のような見出しを書かれ、悔しかったことが思い出される金像奨、今年のノミネーションが発表されたので、遅ればせながら書いてみる。

 ノミネーションは、『赤壁』が最多15部門、ド兄さん&ウィルソンさんの《葉問》とゴードンさんが大陸で撮って大陸で大ヒットしたと聞く《畫皮》が並んで12部門。そして数少ない純粋香港映画の『生きていく日々』が6部門、『コネクテッド』という邦題がついたらしい《保持通話》、ニコじゃなくニックがノミネートの《証人》と『文雀』が5部門か。
 やや意外なのは『ミラクル7号』のノミネーションの少なさ。作品賞候補にはかろうじて入っているものの、星仔は監督賞候補から外れている(助演男優賞候補は納得ものだが)。やっぱり、ヒットとノミネーションは密接に関係しないのか。

 では、個人的予想をサクッと。作品賞・監督賞が『生きていく日々』だとかなり嬉しい。
だってあとの作品はみんなアクションものor大陸との合作じゃんか。脚本賞は『親密』を希望。
 主演男優賞にはトニーに…というのがファン的本音だが、ノミネート作品での演技の評判がよかったらしい古天楽を希望。
 主演女優賞は中国女優の5年連続受賞を阻止すべき…、と思ったら、5人中3人が香港女優じゃないか(正確に言えばカレーナちゃんは台湾人だが)、周迅しかいないじゃん、中国女優。それなら久々の登場で熱演だったと聞くベテラン歌手のプールデンスさんか、『生きていく日々』のお母さんことヘイチンさんに獲っていただきたい。地味だけど、今後の香港映画のためには是非とも。同じような理由で、新人賞には「お」しか言わない息子ことジュノ・リョンくんをプッシュ。

 技術系は『赤壁』と《葉問》と《畫皮》が分け合うんじゃないでしょうか。
 そして音楽賞には驚いたな。このところのノミネーションの常連である川井憲次さんに加えて、『赤壁』の音楽を大河ドラマ化した(笑)岩代太郎さん、『同じ月を見ている』などの日本映画で音楽を担当している藤原いくろうさん(blogにノミネート記事ありましたよ)と日本人作曲家が3人もノミネート。昨年の久石譲さんに続く受賞となるか?そして常連のピーター・カムが入っていない!残念だ!
 最優秀アジア映画賞。えー?『おくりびと』じゃないの?(注・香港ではこれから上映されるらしい)でも同じ富士電視台電影の『少林ラクロス(仮名)』じゃないだけまだましか。ダブルノミネートのフォン・シャオカンに持っていかせるのは悔しいので(こらこら)、ここは是非とも《海角七號》に賞を!そして日本での全国縦断(←ここがポイント。一斉じゃなくていいのよ)上映を実現してほしい!『九月の風・台湾篇』の日本上映が決まったなら、これもできるはずだ!
 …そーいやぁ今年は韓国映画がノミネートされていないのね。

 そんなわけで4月19日(日)の授賞式が楽しみだ。しかし、年々開催が遅くなっているのは、なんか理由でもあるわけ?

第28回香港電影金像奨 ノミネート一覧

〇最優秀作品賞
  『生きていく日々』
  『レッドクリフ』
  『ミラクル7号』
  《畫皮》
  《葉問》
     
〇最優秀監督賞
  アン・ホイ(生きていく日々)
  ジョニー・トー(『文雀』)
  ジョン・ウー(レッドクリフ)
  ベニー・チャン(《保持通話》)
  ウィルソン・イップ(葉問)

〇最優秀脚本賞
  シルビア・チャン他(《一個好[父/巴][父/巴》])
  呂筱華(生きていく日々)
  ゴードン・チャン他(畫皮)
  ダンテ・ラム他(《証人》)
  アイヴィ・ホー(『親密』)

〇最優秀主演男優賞
  ルイス・クー(一個好[父/巴][父/巴])
  サイモン・ヤム(文雀)
  トニー・レオン(レッドクリフ)
  ニック・チョン(証人)
  ドニー・イェン(葉問)

〇最優秀主演女優賞
  パウ・ヘイチン(生きていく日々)
  プールデンス・ラウ(《性工作者2我不賣身・我賣子宮》)
  バーヴィー・スー(保持通話)
  ジョウ・シュン(畫皮)
  カリーナ・ラム(親密)

〇最優秀助演男優賞
  チャン・フォンイー(レッドクリフ)
  チャウ・シンチー(ミラクル7号)
  リウ・カイチー(証人)
  ラム・カートン(葉問)
  樊少皇(葉問)

〇最優秀助演女優賞
  苗可秀(一個好[父/巴][父/巴])
  チャン・ライワン(生きていく日々)
  ヴィッキー・チャオ(レッドクリフ)
  レース・ウォン(性工作者2我不賣身・我賣子宮)
  スン・リー(畫皮)

〇最優秀新人賞
  莫小奇(《一半海水、一半火[火陷-β]》)
  キティ・チャン(《女人不壊》)
  リャン・ジンロン(ジュノ・リョン)(生きていく日々)
  リン・チーリン(レッドクリフ)
  シュー・チャオ(ミラクル7号)

〇最優秀撮影賞
  張東亮(『三国志』)
  チェン・シウキョン(文雀)
  リュイ・ルー、チャン・レイ(レッドクリフ)
  アーサー・ウォン(畫皮)
  オー・シンプイ(葉問)

〇最優秀編集賞
  デイヴィッド・リチャードソン(文雀)
  アンジー・ラム他(レッドクリフ)
  ヤウ・チーワイ(保持通話)
  陳祺合(証人)
  張嘉輝(葉問)

〇最優秀美術デザイン賞
  ダニエル・リー他(三国志)
  ハイ・チョンマン他(『エンプレス』)
  ティン・イップ(レッドクリフ)
  雷楚雄(畫皮)
  麥國強(葉問)

〇最優秀衣装デザイン賞
  荘志良、黄明霞(三国志)
  ウィリアム・チャン(女人不壊)
  ハイ・チョンマン&ドーラ・ン(エンプレス)
  ティン・イップ(レッドクリフ)
  呉寶玲(畫皮)

〇最優秀アクション指導賞
  サモ・ハン・キンポー(三国志)
  コーリー・ユン(レッドクリフ)
  リー・チョンジー(保持通話)
  スティーブン・トン・ワイ(畫皮)
  サモ・ハン・キンポー他(葉問)

〇最優秀音響効果賞
  呉江他(レッドクリフ)
  Chris Goodes他(保持通話)
  キンソン・ツァン他(畫皮)
  鄭穎園他(証人)
  キンソン・ツァン(葉問)

〇最優秀視覚効果賞
  クレイグ・ヘイズ(レッドクリフ)
  黄宏顕他(ミラクル7号)
  何兆倫(《深海尋人》
  呉炫輝他(畫皮)
  黄智亨(葉問)

〇最優秀音楽賞
  黎允文(三国志)
  サヴィエ・ジャモー&フレッド・アブリル(文雀)
  岩代太郎(レッドクリフ)
  藤原いくろう(畫皮)
  川井憲次(葉問)

〇最優秀主題歌賞
  「随夢而飛」   ケリー・チャン&レオン・ライ(エンプレス)
  「分手要狠」   呉雨[雨/非](《我的最愛》)
  「心戦」     alan(レッドクリフ)
  「一萬年的序幕」 アンジェリカ・リー(深海尋人)
  「畫心」     張[青見]穎(畫皮)
    

〇最優秀新人監督賞
  デレク・クォック(郭子健)(《青苔》)
  麥[日義]茵(烈日當空/九月の風・香港篇)
  アイヴィ・ホー(親密)

〇最優秀アジア映画賞
  『誠実なおつきあいができる方のみ(非誠勿擾)』(中国)
  《海角七號》(台湾)
  『容疑者Xの献身』(日本)
  『花の生涯 梅蘭芳』(中国)
  『戦場のレクイエム』(中国)

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日式闘茶(?)茶歌舞伎初体験。

日式闘茶(?)茶歌舞伎初体験。
 久々にしゃおしゃん中国茶会に参加し(いつもは毎年8月に参加。前回の記事はこちら)、闘茶(といえばこの映画ね)ならぬ茶歌舞伎に挑戦。

 茶歌舞伎とは室町時代(特に南北朝)にいわゆる“バサラ大名”たちによって考案され、似通った味のお茶を持ち寄ってその銘柄を当てる、要するに利き茶のこと。本来は競技のようなものだったそうだけど、ここではゲームとしてアレンジされたもので実施。

 用意されたお茶は次の5銘柄。これを茶碗で淹れたものをまず試飲して確認し、次に急須で淹れたものを工夫茶でいただいて、どのお茶が来たかを予想した。

 ○花・某茶荘(香港が本店のあそこではないかとのうわさ)のダージリンファーストフラッシュ
  ○鳥・熊本で無農薬のお茶を作っている天野製茶天の烏龍茶
 ○風・小香さんが岩手のお茶・気仙茶の在来種で作ったウーロン茶
 ○月・愛媛の清水茶寮のお茶に小香さんが焙煎をかけた岩しみず
 ○客・しゃおしゃん定番の中国茶・千年古茶青プー

 最初のお茶は紅茶っぽいけど、紅茶っぽくない。初めて飲む味。
 次のお茶は…これも烏龍茶独特の味?でも、後に残る苦味は紅茶的でもある。
 3番目のお茶は水色が淡い。味もあっさり。でも烏龍茶。
 4番目。あーあーこれはもうお馴染の味。なにもいわねぇ~(笑)
 最後のお茶。薄い。でも明らかに烏龍茶ではない。

 ご一緒したテーブルのみなさん(いつもお茶会でお会いする常連の皆さんや、昨年茶摘みツアーでご一緒した元中国語同学のMさんなど)と、「あ!もしかして失敗したかも。これはあのお茶だよ」とか「もう直感でいく!これしかない」などとにぎやかに推測し、「次に小香さんはあのお茶を出すに違いない!」などと裏を読んでみたりもした。

 ワタシが推測したのは、最初から順に「鳥・花・風・客・月」。
 実は、最初の二つが一番自信がなかった。天の烏龍茶と岩しみずは飲んだこともなかったし、茶碗で淹れて試飲したものと急須で淹れたものでは全く味が違うので、戸惑ってしまったのだ。

 そして、正解は…。

 鳥・花・風・客・月 

 でした。
 やほーい!自信なかったけど全問正解だー!

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 参加者13名中、全問正解は5名、正解者多数の場合は抽選で小香さんから賞品が贈られるとのことで、じゃんけんで抽選を行ったところ速攻で敗退…(泣)。
 でもまぁいっか、お茶はどれもおいしかったし、頭を使ったけど面白かったし。

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 戦いの後は、岩しみずにフェアトレードのてんとう虫チョコと、現在小香さんが工房を建設中の雫石町にあるお菓子工房スミレノさん(リンク先は小香さんによるご紹介)特製カステラで一息。このカステラははちみつとみりんの味がよく効いていて、大人な味。大変おいしく頂きましたよ。

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 小香さん、いつもありがとうございます。次回(多分また8月?)もまたよろしくお願いいたしますね。

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『赤壁』の趙雲で胡軍にハマった人が、次に観るべき作品って何だ?

 先日、ウーさん・金城くん・チーリンの3人が来日して『赤壁レッドクリフ)part2』のプロモが展開された。3月下旬にはもう少し大規模なプロモがあるみたいなのだが、その時にはトニーを始めとしたほぼ…といわずに“赤壁オールスターズ”に登場してもらいたいもんである。
 もちろん、昨年秋に来日しなかった趙雲こと胡軍にも今度は来てほしい。4年前の東京国際に出品された『長恨歌』で来日経験があるのだから(本人をこの目で見たしね)、決して日本嫌いってわけじゃないだろうに。

 さて、トニー一筋(爆笑)のワタクシもとはしが珍しく胡軍の話をするのは、久々に『藍宇』を観たからである。
 長年中華電影迷をやっているし、このblogも始めてもう5年が過ぎたのだけど、ここ5年間の電影観戦歴(なんだそりゃ)やその活動でイメージがガラッと変わった中華明星は数多い。いい方面に変わった人も多いし、その逆も然り(よぉ〇ぢ、オマエのことだよ)。そして、今回ネタにする胡軍もイメージがガラッと変わった一人なのはいうまでもない。

 『藍宇』はああいう映画だし、以前も書いたのだけど、例のシーンを香港版VCDで観た時はとにかく衝撃だった。その衝撃は『色、戒』の台湾版と思わず見比べたいくらいの衝撃なのだが(こらこら)、これと『東宮西宮(インペリアル・パレス)』のおかげで、胡軍といえばついついゲイものに欠かせない、なんていう偏った認識を植えつけられてしまった。
 そんなワタシが「わ、胡軍がゲイじゃない役をやってる!しかも秋生さんといい勝負だ、カッコいい!」と興奮し(ややオーバーだな)、彼に対する認識を改めさせてくれたのが『無間序曲』だった。台詞は吹替だったんだろうけど、いい味出していたもんなぁ。最期のシーンが強烈だったのもあわせて、今までのイメージを一掃してくれた。
 さらに女性と絡んでもなかなか魅せてくれる人だと思わせたのが『長恨歌』なのだが、残念ながらDVDも出ていないんだっけ?劇場公開が無理でも、ソフト化を検討してもいいと思うんだけどなー。

 ところで、昨年50億円の興入を得て洋画売上堂々の第2位となった『赤壁』を観た一般の観客の皆さんの中では、この作品で改めてトニーを知ってファンになった人も少なくないらしい。一般の映画ファンの間でも、トニーが8年前にカンヌで男優賞を受賞したアジアで2人目の俳優であり、香港だけにとどまらず中華圏の実力監督やスターと組んで話題作に出演するということくらいは承知なんだろうけど、やっぱり一般観客は洋画といえばハリウッド、スターといえばレオやブラピやジョニデだし、そもそもトニーはユンファやリンチェイのようなハリウッドスターになるつもりはないと言い切っているくらいだから、知名度なんて自分たちが思ったほどじゃないんだな、ということを改めて思った次第。
 
 で、トニーはもちろんのこと、金城くんを除いた他の出演俳優さんに注目し、ファンになったという人も案外多いのかもしれない。そんな俳優たちの中で最もインパクトがあったのは、やっぱり駅貼りポスターにその勇姿が採用された胡軍だったのではなかろうか。トニーは出演作品が多いから、ファンになってDVDをレンタルで観まくって、いい役柄で「しゅてきしゅてきー(のだめ風に読んでください)」といったり、ベタなコメディをうっかり観て目を点にしちゃったりする楽しみがあるんだろうけど、さて胡軍に転んだ一般的な観客さんが彼が出ている他の作品も観たい、といってレンタル店に行ったら、まず見つかる作品って圧倒的に少ない。

 そしたら、やっぱりオススメは『無間序曲』だと思うんだけど、どうだろうか。
 趙雲のあとにいきなり『藍宇』はキッツイよねぇ…。
 その人が腐女子でもない限り、ね。

 ついでに、劉備様の尤勇さんにハマった人が次に観るべき映画は、断然『ブレイキングニュース』だと思う。カッコええもん、あの役どころは。

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マイ・ドリームガール(2003/香港)

 金城くん&ウーさんネタにツッコミ入れたいと思いつつ(でもトニーはいつ頃来るんだろう、来日日程決まらんと香港行きが決められんぞ)、まだまだひとり香港電影天堂inみちのく続行中(笑)。

 今日は友人宅でDVDパーティをしたのだが、観た作品は邦画1本以外はすべて香港映画。『ツイン・ショット』『藍宇』は既に観ているけど、観たいと思いつつ機会がなかったイーキン&ヴィッキーの『マイ・ドリームガール』をやっと観ることができた。

 上海の自動車王チャン(リチャード・ン)がやっと探し当てた生き別れの娘。彼女・ニン(ヴィッキー)は上海の下町で育ち、道路工事やトラックの運転手をして生計を立てていたガサツな娘だった。礼儀もマナーもなっちゃいないこの娘を一人前のレディにすべく、チャンは香港人の秘書(ヴィンセントさん)の提案により、香港人のスタイリストを雇うことにする。
 失業中のジョー・ラム(イーキン)は、センスも資格もないくせに、大口をたたいてスタイリストとして見事に採用。ジョーは早速上海に飛ぶ。チャンの会社のビルで、彼は汚水をかぶった掃除婦にバンダナを差しだすが、まさかその掃除婦が自分のクライアントだったとはその時は思いもよらなかった…。

 いろんなところで紹介されている通り、物語としては中華版『マイ・フェア・レディ』。
でも、『夜の上海』を観た時に、友人に「こっちも観るといいよ」と言われた理由がよくわかったわ。舞台が一緒、ヴィッキーの役どころが運転手(タクシーかダンプかの違いだ)、そして相手の役どころがスタイリスト(もっとも片方は偽物だが)。で、どっちが面白いかと言われれば…やっぱこっちかな。といっても、こっちの映画の出来にも文句はいろいろあるのだが、キリがないのでとりあえずおいておこう。

 いやぁ、ヴィッキーは相変わらずかわいいな。本来の主役はイーキンなんだが、それを軽く超えているもんな。コスプレも楽しいしね。…しかし、『少林サッカー』の時もそうだが、かわいいからなのか、それがかえってクリエーターのいじくり心を呼び覚まさせるからなのか、とことん汚される役どころが多いよなぁ。なんでだ?

 

 ところで、このDVDにはメイキングが収録されていたので、これも観た。
香港で放映されたメイキングにそのまま字幕をつけたものなんだけど、もともとのダイアログって香港の場面と香港人俳優同士の会話(イーキン、ヴィンセントさん、リチャードさん)は広東語で、そして大陸人俳優(ヴィッキー、もう一人の秘書役の梁静さん)との絡みは北京語で撮っていたのね。これは中国との合作扱いで作られ、ちゃんと大陸でも上映されたので、その対策なんだろうけど、気になるのはどうも香港上映版でも広東語&北京語のミックスだったんじゃないか、ということ。でもDVDは広東語オンリー(だからヴィッキーが吹替)だったのよね。北京語ダイアログがイヤだという香港電影迷が多いのはわかるけど、字幕版はミックス版でもよかったんじゃないかな。

 しかし、これはたった6年前の映画(しかも賀歳片)なんだけど、この頃は大陸と合作するにしてもいざ作るとなると香港側の方が強かったのかなぁ、という気がした。映画に関するCEPAの協定が発効されて確か今年で5年目、その間に作られた香港映画は大陸上映を前程にしたものがどんどん増えていったわけだから、この5年の変化はやはり大きいのか、と思いを新たにした。
 現在、大陸でもヒットしているという久々の《家有[喜喜]事》シリーズの新作は、相変わらずの香港メイドなコメディらしいけど、これがきっかけで香港製のおちゃらけコメディが大陸(&地元)で再評価される、なんてことはやっぱりないのかしらね。ははは…。

原題:炮製女朋友
監督:イップ・ワイマン
出演:イーキン・チェン ヴィッキー・チャオ ヴィンセント・コック リャン・ジン マーク・ロイ リチャード・ン

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《天下無双》と《江山美人》(1959)その1・《江山美人》、そして黄梅戯について。

 旧正月特別企画と勝手に銘打ちながら(こらこら、そんなこといつ言った?)、全く構想を練らずに前回予告をした企画。とりあえず中国語教室で土台となる資料を読んだので、始めたいと思います。
 まー、こちとらアマチュアだし、偉そうに論文にするなんていうご身分でもないので(そもそもそんな体裁になんかできない)、調べたことをまとめてコメントするくらいにしておきます。

 さて、今回は《天下無双》の土台になっている、1959年の映画《江山美人》の概略について。
この映画は、中国大陸で製作された《天仙配》(1955)という映画のヒットを受けて、ショウブラザーズで企画された“黄梅戯電影”の第2作目にして大ヒットを飛ばし、監督である李翰祥の名声を高めたといわれている作品。

 で、この「黄梅戯」は、中国湖北省黄梅県をルーツに、安徽・湖北・江西へと伝来し、安徽省の安慶地区で盛んになったとされる地方演劇の一つ。京劇や越劇などの伝統的な劇と比べてその歴史は古く、20世紀初頭(だいたい中華民国成立前後くらい)に劇として成立したらしい。各地の民俗芸能や原語、民謡を取り入れ、農民たちにも気楽に演じることができるスタイルだったとか。
 その特徴は?とネットサーフィンして調べたら、んー、これといったものがつかみきれなかった。ただ、中国の文化遺産ともなっている京劇などに比べたら、グッとカジュアルな作りであり、柔軟性に富んだ中華ミュージカルの一種というものなのだろう。
 しかし《江山美人》の元ネタは、黄梅戯そのものではなく、京劇の《游龍劇縁》(名前が違うかも。後で訂正します)から来ているとか。あれれ。

 《江山美人》のヒット以来、香港や台湾で大量に製作された黄梅戯電影の特徴は、黄梅戯に映画の手法を積極的に取り入れ、劇中に使われる歌が流行となるようにして、親しみやすさを打ち出したことにあるらしい。映画の手法は演劇とは全然違う。フィルムに映しこむということから、演劇よりも制限がない。だから、自由に作れたってことか。そして、それらの映画は、故郷を離れて暮らす中国人たちに懐かしさを呼び込み、寂しさを解きほぐす効果もあったため、大ヒットしたとも言われているらしい。
 当時はあまりにも大ヒットしたために、ショウブラザーズでは「無片不黄梅(黄梅戯じゃない映画なんてない…と訳すべきか)」とまで言われたらしいというから、その当たりっぷりがすごかったってことになるのだろうか。
 そして、この黄梅戯スタイルを今に残したことが、賀歳片に時代劇が多いことの一つの理由になるのだろうか。

 なお、せんきちさんが以前書かれたエントリで知ったことだけど、実はこの映画は日本でも公開されたものの、結果としては…だったらしい。いやぁ、これは意外。といっても、日本では昔から中国語映画はぼちぼちと公開されていたというから、別に驚くことではないのか。

 この《江山美人》のストーリーなんだが、いくら原題が同じでも、ケリー主演の『エンプレス(江山美人)』と全く同じ、というわけではなく、宮廷を逃げ出すのが明の皇帝だけということと、その皇帝が自分の愛した娘を妊娠させてしまうこと、そしてラスト(あえて書かないが)以外は、ほとんど《天下無双》と一緒らしい。その違いだけで、あとはどこまで同じなのか?ということを知るべく、是非VCDを観て比べたいところだが…、前にも書いた通り持っておりません。
 というわけで次に香港に行ったとき、是非とも探して比べたいと思う次第です。つづく。

 とかなんとか書いてずっと放置しておくのも忍びないので、次は《天下無双》における王家衛作品へのちゃかし…もといリスペクトっぷりをまとめておこうかしらん。

 今回の参考文献&サイト
 nancixさんによる《天下無双》紹介
 せんきちさんの「箪笥のへそくり
 「越劇・黄梅戯・紅楼夢」での《江山美人》紹介 
 「第24届香港電影金像奨頒奨典禮特刊」より《中國電影一百年》 

Kinzo2005009

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秋生さん、なぜにヅラ?

 ネットサーフィンしていたら、いつの間にか秋生さんが『PLASTIC CITY』のプロモで来日していたことに気づく。
 ジョーも久々に見たよ…。>ついでみたいに言ってスマン。

バラエティ・ジャパン | オダギリ&アンソニー・ウォンの“親子漫才”さく裂

 しかし秋生さん、妙な髪型だと思ったら、ヅラかよ。なぜにそのヅラ?

Anthony_joe

 というわけで一晩寝て考え(嘘)、以下のような勝手な推測を立ててみた。
(注:意見には個人差があります)

 ジョーとオサレ勝負をしたかった。

 ほら、相手はオサレには独自のこだわりがある(と勝手に判断してる)ジョーだし、でかいマフリャーとアームウォーマーに加えて、ヅラでインパクトを増大させるってことで…(苦笑)。
「なんだよ、オレはオサレ勝負に入らんのか」とは写真の後方にいる余力為さんの談。

 そーゆー冗談はさておき、いろんなとこのネット記事を見比べて気づいたこと。

 ・二人とも身長は同じくらい。秋生さんはわりと大柄、だよね?
 ・秋生さんの年齢、47歳表記が多い。やはりオバマさんと同い年か?
義理の親子だけど、息子との差は15歳か…(もう一人の息子、ジェイとは17歳差か)
 ・蔡明亮映画のもう一人の常連、陳昭榮も出演。彼は『楽日』に出ていたけど、あの時は暗がりで顔がよく見えなかったんだよな。
 ・秋生さんが普段からヅラを使っているのかと思いこんでいるようなネットメディアがちらほら(こことか)。わーん、『エグザイル/絆』観てくださいよ!
 また、「ヅラがない方がカッコいいのに…」という意見もあり(ここね)。

 単館上映のようなので、うちの地方に来るのは東京でのヒット次第かしら。でも観たいぞ。個人的にはもうすぐ東京で公開される『悲夢』より観たいなぁ。 

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僕は君のために蝶になる(2007/香港)

 映画の日だった昨日の朝早く、地元の香港映画仲間のHさんと『僕は君のために蝶になる』を観に行った。
 しかし昨日は寒かった~。上映館の地元シネコンではちょうどその前日から始まった『二十世紀少年第二集(検索除けになってないよ…)』目当てのお客さんが列をなしていた。モーニングショーが自由席ということもあって早めに行ったのだが、そのおかげで劇場のベストポジションを席取りできた。
 Hさんは昨年のフィルメックスで『文雀』を一緒に観て、「意外とおもしろかったね~。さすがトーさんだ!」と親分を褒め称えてくださったけど、実は仔仔はもちろんF4なんて全然知らないという。ワタシは『貧窮貴公子』や、映画では『闘茶』を観ているので、仔仔の演技はだいたい知っているけれど、「今回のトーさんはアイドル映画を撮ってるからね、どーなるかわからんねー」などと言って観戦、もとい鑑賞に備えた次第。

 学生時代、エンジャ(恩佳/李冰冰)はミス・キャンパスを恋人に持つバスケ部のアトン(東東/仔仔)に思いを寄せていた。その念願が叶い、二人はベッドを共にするが、翌日、エンジャがしたことがアトンの元恋人の怒りを買い、放課後、エンジャとアトンは小競り合いをする。逃げるように車を運転するエンジャをアトンはバイクで追いかけ、「キミはボクを本当に愛しているのか?」と問い詰めるが、対向車を避けきれずに、アトンは事故死する。
 3年後。エンジャは法律事務所に勤め、女性弁護士(マギー)のアシスタントをしていた。あの事故以来、明るく、気が強かった本来の彼女はなりを潜め、睡眠薬や精神安定剤、抗うつ剤を何錠も服用する日々が続く。精神科医(ロイ)のすすめで薬の服用をやめることにしたエンジャだが、そのころから身辺に異変が起こる。
 父親(林雪)たちとの日課にしている夜の公園ランニングで、エンジャはバイクに乗るアトンの幻を見る。そして自室には、検死解剖の縫合跡を身体に残して自分の傍らに横たわる彼の姿を見る。「ボクはキミのそばにずっといた」―その言葉におびえるエンジャ。
 アトンは死んだ時の年齢のまま、昼も夜もエンジャの前に現れるようになる。やがて、彼女は自分が今まで知らなかったアトンの姿を知る。厳格で頑固な警官だった父親(尤勇)に厳しく育てられたこと、将来は建築家になりたかったこと、そして、けんかをしたあの事故の日は彼女に大学バスケのチケットを渡したかったということ―罪の意識にさいなまれていたエンジャは、アトンへの思いを新たにする。
 その頃、エンジャは仕事で、多くの問題を引き起こして起訴された若者シュー(黄又南)の案件を担当していた。彼の保護官とランチを共にしていた時、アトンの父が息子が眠る墓地に向かうのを見かけた。盗撮や窃盗などを繰り返していたシューはエンジャの過去を知っており、彼女を気に入って付きまとうようになる。そこでエンジャはシューにアトンの父親を調べてもらうことにする。そこからわかったのは、息子の死後は警官を辞めて孤独な日々を送っていたこと、そして二人は大学時代に仲違いしたままだったということだった。シューは父親の家にフラットメイトとして入りこんでしまい、そこでエンジャは初めて彼を知ることになる。
 シューはエンジャを愛するようになるが、彼はうまく彼女に思いを伝えられない。それが裏目に出てエンジャはシューに腹をたてる。そのままミニバスに乗り込んだ彼女をシューはバイクで追いかけるが、彼は対向車にはねられた―3年前のアトンと同じように。
 幸い、死には至らなかったものの、シューは病院で手術を受ける。そこにアトンの父親が駆けつけ、エンジャと彼にとっての3年前の悪夢が甦る…。

 思いを残したまま死んでしまった人間が、幽霊となって愛する人の元に戻り、告げられなかった思いを伝えようとする。この設定はハリウッド製の『オールウェイズ』や『ゴースト』、地元香港なら『星願』(日本の『星に願いを。』なんて完全スルー)など、ずいぶん前から映画の題材として多く使われてきた。
 不思議なことに、この手の話で死んじゃうのはなぜか男性なんだよね。男子のロマンティシズムよね、といえば答えは簡単なんだけど、これで死んじゃうのが女性だったら、一歩間違えれば貞子になってしまうからか(苦笑)?♪く~るー、きっとくるー、きっとくるー。
 ただ、先行する3本とこの映画が違うのは、死んだアトンの幽霊がエンジャにはしっかり見えるということ(『星願』でリッチーが演じた盲目のオニオンは、幽霊になって初めて目が見えるようになるけど、彼が愛するセシリアからは、その姿はオニオンとは別人としか見えないというからくりがあったもんね)、そして、アトンが幽霊として戻ってきたのは、決してエンジャへの心残りだけじゃなかった、ということか。
 そして、この後述した部分に、トーさんらしさが見られた感がある。もちろん、アイヴィさんの脚本もよくできていて、インタビューで親分が脚本を変えずに演出したといったこともよくわかる。このところの作品(つまり、“趣味系”作品)では、男性に比べて女性の影が薄かったが、そういえば彼はかつて、ワイ・カーファイとのコンビでサミーを主演にしたアイドル映画も何本も撮ってきたのだから、女性が主人公の映画が撮れないというわけじゃない。トー&ワイコンビ映画のサミーは元気女子だったのに比べ、この映画のヒロイン・エンジャは内向的なのだが、その揺れ動く気持ちに必要なのは、やはりアイヴィさんの見事なシナリオだった、ということになる。ああ、なんて素晴らしきコラボレーション。

 が、しかーし。いくら親分作品であっても、この映画を手放しで称賛できないのは、やっぱり“アイドル映画”という枠組みがプラスに働いていないと思われることか。
 まず、仔仔。F4の中では一番ベイビーフェイスな彼だが…、あれ、『闘茶』の時の方が若くないか?(気のせいだ)そして、実はもうかわいい盛りは過ぎてしまったんじゃないか?『流星花園』や『貧窮貴公子』の時はそれなりにかわいいとこのワタシでさえ(!)思ったくらいだが、年齢やキャリアを考えるといつまでもかわいいのもどうかと思う(かなりの暴言だな)。でかいし(さらに暴言か)。そして映画の演技もなんかピンとこないんだよな~。『マジックキッチン』の時のジェリーの時ほどピンとこない。さらに友人には「もこみちに似てない?」とまで言われてましたよー(汗)。ならディランもこみちの立場は?(こらこら)
 李冰冰。『ドラゴン・キングダム』の時にも似たようなことを書いたけど、細い。そして困ったことに、華がない(ファンの人スミマセン)。いや、うまいのはわかるし、仔仔とのバランスを考えた上でのキャスティングなのかもしれないけど、ちょっとなぁ…。
 そして、この二人(+大陸俳優の尤勇さん)が北京語ネイティブであったから、トーさんが香港を舞台にしているのにもかかわらず、オリジナル原語をいつもの広東語ではなく北京語にしたというのも、ちょっとマイナス要因になったかも。エンドクレジットでは、この3人の広東語吹替えキャストが記されていたけど、広東語ダイアログで映画を見たら、また違うイメージになっただろうか。
 しかし仔仔、やっぱり台湾人だなぁ、と喋りを聞いて思った。発音が典型的台湾人なんだよね。
 そうであっても、やっぱり親分作品!って断言できるのは、脇を固めるのがお馴染の皆さんだってこと。林雪とロイ、そして助演男優賞ものの劉備様もとい尤勇さんに、ついつい目が行っちゃいますよ。仔仔目当てで観に来た若いお嬢さん方、そのへんはどうお感じだったかしら?
 あと、日本語字幕のついている劇場公開作品で、こんなにじっくり黄又南を観たのは初めてのような気がする(笑)。『AV』は言うに及ばず、チャランポランな役がはまるけど、わりとハンサムくん、だよね?  
 
 うー、これを観たらなおさら改めて、『エグザイル/絆』が観たいですー。
 東北地方では仙台で今月下旬に上映されるけど、3月中に我が街に来てくれるってこと、ないかなー。やっぱりせっせとリクエストしなくちゃダメかしら。
 なんてったってキネ旬洋画ベストテンに5年ぶりに入った香港映画ですよ!だから是非、上映お願いしますよ!>全国の映画館主さん

原題&英題:胡蝶飛(Linger)
製作&監督:ジョニー・トー 脚本:アイヴィ・ホー 撮影:チェン・シウキョン 音楽:ガイ・ゼラファ
出演:ヴィック・チョウ リー・ビンビン ラム・シュー ヨウ・ヨン マギー・シュウ ロイ・チョン ウォン・ヤウナン

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マンガ好き、さすがに香港マンガまでは手が出せず?(苦笑)

 今日はちょいと趣向を変えて趣味話、というか、ビックリしたことを記事に。

 ワタシは香港好き、映画好きに加え、本好き、さらにマンガ好きだったりする。気が多すぎてゴメン。読むマンガの傾向としては基本的にジャンル不問の雑食、好きなマンガ家は…とここで書くときりがないのでとりあえずパス。どのへんを読んでいるかといえば、日記blog「In the groove for live」本関係カテゴリを見ていただければわかるということで(とさりげなくPR)。

 で、今日は仔仔の『僕は君のために蝶になる』を友人Hさんと観に行き(感想は後日)、映画館のすぐ下にあるジュンク堂コミックフロアにより、新刊書棚に並んでいたこのマンガを買った。

 この『金魚屋古書店』(前身は『金魚屋古書店出納帳』。リンク先は初読時のワタシの感想)は、とある地方にあるマンガ専門の古書店「金魚屋」を舞台に、マンガに思いを寄せる人々の人間模様を描いた連作短編集。現在は小学館のマンガ雑誌「IKKI」に連載中。
 このマンガに登場するのはすべて実在のマンガ。それも人気作品からマンガ黎明期のレアなものまで、情報量が半端じゃない。
 ちなみにこの古書店の記念すべき初お取り扱い作品は、今年メモリアルイヤーを迎えたこのマンガ。ええ、ワタシ、これ好きなもんで(照)。

 と、紹介はこのへんにしておいて、なぜこれを中華blogでとりあげるかというと、なんとこのマンガで、あのかちこ、もとい『龍虎門』の原作が取り上げられていたんです。
 表紙裏には「何十年も愛され続けている!?豪華フルカラーの香港漫画。」と紹介があり、なにぃー!?(←ここ、少年マンガ風に読んでくれると雰囲気出ます)それって古惑仔か風雲か、あ、龍虎門が一番古いか、という気分でページをめくると、その通りだった。
 原作マンガについてはnancixさんのエントリに紹介されていますが、これを含めた香港漫画の歴史はウェブショップの香港漫画店さんこのページを読むとわかりやすいかな。

 やっぱり、日本では香港コミックって本格的に紹介されていないからか?ワタシも映画はフォローできてもマンガまではついていけない。香港好きでもこんなんだから一般ではもっとわからないと思ったからか?金魚屋の本編でも香港コミックの概略から紹介していた。

 で、肝心の内容なんだが、これがなんと前後編。
 転校したばかりの中学生(高校生かも)、神足くんがほのかに思いを寄せる保健室の武田先生。けがをした彼に「どんな時も絶対闘わなきゃダメよ」と告げ、かかってきたケータイに中国語で話をする彼女を、他の生徒は「香港マフィアの愛人」と噂していた。ある日、保健室を訪れた彼が見たのは、『龍虎門』を傍らに置いて眠り込む先生の姿。後日、神足くんはその『龍虎門』を持って、横浜中華街に行こうと決意したところ、彼をヒッチハイクしたのは、金魚屋の常連のマンガマニア・河井キングと貸本屋「ねこたま堂」店主・公平だった。
 なぜ神足くんは中華街に行こうとしていたのか?
 日本人である武田先生はなぜ『龍虎門』を読んでいたのか?
 そして、武田先生に寄せる思いが恋だと気づいた神足くんは、せっかくヒッチハイクした車を降りてしまう…というところで前編終わり。続きは、現在発売中のIKKI3月号にて!

 って、この続き、IKKI読まないと解決しないのかよー!うわー!
 雑誌は買わない主義なのに、なんでだよー!

 と思いっきり叫んだ次第であった。どーしよ、続きが気になるー。

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