« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

『100%香港製造』原 智子

 香港好きをやってはや10年が過ぎた。
 同時に中国回帰して10年過ぎたわけだが、ちょっと思ったのは、返還当時、いやそれより前から香港を愛していて、今でもそれは変わらないと言っている先輩方は今どれくらいおられるのだろうか、ということだ。
 それを思いながら、この本を読んだ。

 原智子さんといえば、香港返還を控えた12年前の香港ブームの際に『香港中毒』という本を出されていたのだが、惜しいことにワタシはそれを読んでいない。ずいぶん久しぶりにお名前を聞いたなぁと思ったら、なーんだ、韓流、ジャニ、華流の方にも手を出されていたのか。それじゃお久しぶりのはずだ。香港ブームのころに知り合った友人たちは、今や大韓明星や日本アイドルに行ったりして香港からすっかり離れてしまった人が多いし、当時ご活躍されていたライターさんも、香港映画や香港明星の動きが一段落するとすっかり退いてしまって、主に大韓方面に行ってしまった。ライターさんの中でもまるで掌を変えたかのように香港芸能の悪口を言った人もいたりして(さあ誰だ!)、香港一筋のワタシをがっかりさせてくれちゃったりしたのだが、原さんが香港に戻ってきてくださって、中国に回帰しても“香港らしさ”を追及したようなこういう本を出されたのは嬉しい。

 この本で述べられている事柄は、香港通いをしている人なら周知の事実も少なくないんだろうけど、それでも知らないことはあったので、読んでいて教えてもらったこともいろいろあったし、序章では噂には聞いていた“九龍皇帝”がどういう人だったかということも丁寧に紹介されていてためになった。記憶にあるもの、彼の書いた書が。不思議だったもんなぁ。

 実はワタシは北京語使いのくせに、最近香港へ行くとどうも北京語でしゃべりたくないと思ってしまうことがよくある。それは大陸の旅行客が増えてきて、街の仕様がそっち方面になっちゃっているのに寂しさを感じているからとか、大陸の人間だと思われたくないとか(誰も思わないって)いろんな理由があるのだが、この本を読んで、自分もまた香港が香港たる所以の“香港らしさ”が好きなんだなぁと思ったのであった。そういうことを確認させてもらえただけでも、この本の価値はある。

 ところで、旅行前にこれを読んでおけばよかったと思ったのは、これで初めて「GOD」がなんだか知ったからである。よし、今度の香港行きでは、絶対GODに行くぞー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

『上海ベイビー』衛 慧

 10年位前と比べれば、中国映画もフツーに観られる時代になった。
 でも、中華圏現代(当代)小説の分野に関しては、日本に普及するにはまだまだ数が足りないのではないだろうか。もっともそれは、日本が出版不況に陥っていて、国内の作家の本を売るので手一杯なため、海外(特に非英語圏文学)の作品セールスまでカバーできないのは惜しい気がする…とつい生意気を書いてしまうワタシ。

 そんなことを思いつつこの夏読んでいたのが、今から9年前に中国で話題になったこの本。
当時はベストセラーになりながらもその内容の過激さから当局から発禁処分を受けた、というスキャンダラスさが売りで、日本では2001年に文庫で発売された。
 で、アタシは実はこれを読んでなかったですよ、未だに!
 読まなかった理由としては特にないんですけどね!
 これを読むきっかけをくれたのはワタシの仕事の師匠で、夜遅くまで奥運会と中国を巡る話を展開させていたとき、「まだ読んでいないなら是非読みなさい」と言われて借りたのである。

 ココこと倪可は25歳。大学を出てから初めて書いた小説『蝶々の叫び(衛慧自身もこの題で小説を書いている)』が注目され、それから転々と職を変えてカフェのウェイトレスをしている。彼女はカフェ
の常連客であるアーティストの天天と恋に落ち、同棲することにしたが、ココにとって不幸なことに彼は不能だった。性的には満たされないものの、ココは天天を心から愛し、カフェを辞めて本格的な執筆活動に入ることになった。天天を通じて彼の同級生だったマドンナ、彼女の年下の恋人ディックちゃんなどと知り合い、ココは上海で夜遊びに興じる日々を過ごす。
 ある夜、マドンナが主催するパーティーで、ココはドイツ人のビジネスマンマークと知り合う。次に出会ったとき、二人はベッドを共にした。彼女は天天を愛しながらも、マークとの情事に溺れていく。冬になり、天天が海南島へ旅行しに行くが、彼の不在に、ココはますますマークに激しくのめり込んでいく。彼には妻子がいたが、ココはそれにも構わなかった。そして、マドンナもココがマークの愛人となっていることを知り、天天には秘密にすることを誓う。
 天天から預金通帳を持ってくるよう頼まれたココは海南島へ行くが、そこで彼女は天天が麻薬に手を出したことを知る。二人で上海へ帰り、天天を薬物治療センターに通わせる。薬物から脱した彼はココへの思いを一層強くし、ココもまた天天への思いを新たにした。天天の母親もスペインから帰国し、ココは改めて自分たちの仲を天天の母に認めてもらう。
 しかし、そんなココの生活もマークが帰国することで崩れてしまい、全てを知った天天はふたたび麻薬に溺れることとなる…。

 ネオン煌く夜の街、夜毎パーティーに繰り出し、身も心も果てしなき快楽に委ねる若きヒロイン―。決して珍しい設定ではないし、愛する恋人と身体だけの恋人を使い分ける二股だって珍しくない。(え?)だけど、これが日本やアメリカだったら珍しくなくても、中国だったからここまでセンセーショナルになったってことなんだな、当たり前だけど。
 中国だっていろんな側面を持っている。近代都市と未開の地と、悠久の歴史とそれを平気で否定する暴挙と、共産主義と拝金主義と、反米と半日と中華思想と。人民帽とマオカラーの時代はすでに遠くに過ぎ去り、急成長を遂げようとしているのだから、その上で生活を享受している人だって少なくない。ヘンリー・ミラーやココ・シャネル、アレン・ギンズバーグを愛するココは一見西洋かぶれかと思わせながらも、中華民族である自意識も持ち合わせている。まるでオリエンタリズムに自らの身を浸して、上海というコスモポリスを泳ぎまわっているみたいだ。
 そんな彼女だから、当然ナルシチズムも強い。自らの恋愛遍歴や天天との性的に満たされない恋愛、その反動でマークとはしたなく交わる姿、これはあまりやりすぎると鼻につく(そして、当然作者自身と同一化されて読まれてしまう)。だけど、中国で言われていたほどに衝撃的ではないと思った。日本でもこれ以上にはしたないナルシスト小説は珍しくないし(芥川賞受賞小説の某にもそーゆーのあるぞー)、むしろやり過ぎないように計算しながら描かれたんじゃないだろうか、と思わせられる。衛慧って、かなりクレバーな女性とみた。いや、もしかしたら翻訳でかなり抑えられたのかもしれないけど。

 恋愛と性愛と街の煌きに身を浸して生きてきたココだが、その快楽は果てなく続く…わけでは決してない。ココを本気で愛してしまったマークが彼女に思いをぶちまけ、そしてマークとの恋が天天の知るところとなったことから、彼は破滅してしまう。マークも帰国し、天天を弔った彼女は、天天から遠ざけられた彼の祖母と行き逢ったことで、自分が空っぽであることを確認する。ココは、愛と性でしか自分の性を確認できない女性だったのだ。だから、愛を失った自分が誰なのか、と自問することでこの物語が幕を閉じることとなる。

 この小説、いわゆる“恋愛至上主義”を叫ぶそれとは違うような気がする。それは、ココという女性に“上海ベイビー”という名前を与えることによって、20世紀末上海の揺らめきや虚飾を描き出し、そこから現代中国の最先端に生きる人々の不安定さを読み取ることができるからだ。だからこれは恋愛小説ではないし、中国当局がうるさく取り締まったこともなんとなくわかる。
 …なんていうのは、あまりにも深読みしすぎだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

糖朝×ロッテのお菓子を食べてみた。

糖朝×ロッテのお菓子を食べてみた。
 近所に7時11時ができた(うちの方じゃやっと今頃進出)ので、昨日これを買って食べてみた。ロッテが糖朝とコラボして作ったという、杏仁マンゴーのパイの実ざんす。

 …味は、うーむ、ビミョー。
へんに欲張ったりせず、杏仁かマンゴーか、どっちかにすべきではなかったのだろうか。
そういえば自分、マンゴー入り杏仁豆腐は食べたことがなかったんだよな。それならマンゴープリンでいいじゃない、と思っているから。

 あと、同じ日にローソンで豆腐花クランキーも買い、今日食べてみた。
 これはいーたんさんきたきつねさんが記事にしていたので、どないなもん?と期待半分、不安半分だった。

…どこが豆腐花なのだろうか。ホワイトクランキーとそんなに変わらない気がするぞ。

 ロッテのプレスリリースによると、糖朝とのコラボ菓子は他に、杏仁豆腐味のエアーズ、アジアンスイーツグミ、マンゴーのカスタードケーキなどがあるそうだが、まだ見かけてません。まぁ、ここは田舎だからな。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

アン・ホイさんの、生きてきた日々

アン・ホイさんの、生きてきた日々
 昨日の岩手日報夕刊「時の人」(多分共同通信配信)欄にアン・ホイ監督がご登場。
もちろん、先頃受賞された福岡アジア文化賞大賞に関連したインタビューです。
 記事をざっとまとめると、これまでのプロフィールに加え、お母さまが日本人ということからの葛藤と和解がもとで『客途秋恨』が生まれたこと、自らの作品のテーマに「人間性の追究」をこめていること、そして『生きていく日々』の紹介といったところです。

 ところで、アン・ホイさんってシングルだったのね。そしてさらに今年61歳ということでさらに驚いた次第。すごいぞ、61歳でかわいいスカートはいちゃうのは!
Annhui0810←これです。
座っているので全体が見えませんが、かなりかわいいスカートです。

 やっぱりおばさんなんて言っちゃいけない!そしてアタシも負けられない!(こらこら)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『藏寶圖』南拳媽媽

 “音楽は耳から”というポリシー(いま考えた!)を持っているワタシとしては、アーティストを好きになるのは1に歌、2に音楽、3、4がなくて5にルックス。ジェイだって宏だって、まずは音楽から入っていった。
 しかし、こんなアタシでもルックスで転ぶアーティストがいる。それが南拳媽媽であるのは説明不要よね。ジェイ演唱会に行けばもれなくついてくるあの4人のかわいらしさにすっかりやられてしまってはや3年。香港で買った4枚目のアルバム『藏寶圖』をヘヴィロテしては、「ああ南拳かわいいよ南拳」と呟いているアタシをどーか笑ってくださいまし。

2008_0919allphotos0003

 2月のジェイ演唱会で歌った「湘南のカモメ(湘南海鷗)」から幕を開けるこのアルバムは、前作の『調色盤』からまたさらに進化し、各自が手がけたソロでは4人の個性をより強く押し出し、その一方で4人が一緒に歌う「湘南海鷗」や「Here we go」ではその個性をうまく融合させているので、バランスはずいぶんよくなったし、アルバムとしても聴きやすい。いつもながらLaraちゃんは愛らしく、弾頭の甘い歌声はバラードでさらに磨きがかかり、宇豪のヴォーカルは切なく、張傑のギターキッズぷりも相変わらずである。でも、ユニットとしてどんどん成長しているのがよくわかって、おねーさんは嬉しいよ。
 『Here we go』はDJ Hot dogがラップで参加してるのだが、そのラップに「寧願満城盡帯黄金甲」とか「イ尓是我的周蕫 我是在講周潤發」なんて歌詞があってちょっとにんまり。

 DVDは先に挙げた「湘南海鷗」「Here we go」の他、連作ミニドラマのような“海鷗的故事”として、張傑の「笑著流涙」、弾頭の「不該結束」、宇豪の「無瑕」(題名だけ見るとジェイの「無双」みたい…)の3曲を合わせた5曲のMVが収録。
 「湘南海鷗」はポップですっとぼけたかわいいMV。暑さでうだる南拳の4人のもとに、なぜか矢文が飛んでくるぞ!(爆)
 ライヴハウスでギタリストを夢見る青年(張傑)と彼に恋い焦がれる靴磨きの少女(Lara)のかなわぬ恋を描いた「笑著流涙」、愛した女性に「ごめんなさい…ホントは…ワタシが好きなのはアナタじゃない」と衝撃の告白をされる弾頭が切ない「不該結束」、そして、古本屋で見つけた不思議な恋愛物語にひかれる宇豪を描く「無瑕」の3本を結ぶモチーフはカモメ。明るい夏の海の象徴として扱われるカモメが、それぞれ恋人たちの切ない思いを伝えるキーポイントになっているのが心憎い。
 しかし、作りこんだMVの後に控えたオフショットってばなんだよ!余韻に浸れないぞ。
 宇豪&張傑によるアンディ先生の歌マネ合戦(それもビミョー…イーソンに及ばないぞ)、張傑による箱入りならぬ袋入り芸(しかも失敗して袋が破けていた)、メンバー3人による弾頭の部屋襲撃(張傑のスニーカーを鼻元に近づけたりしてやりたい放題)と大爆笑ものだった。

 ホントは一緒に買ったベストアルバムと一緒に感想を書くつもりだったんだけど、聴きこむたびにいい印象を受けたので、これ1作だけで感想を書いてみた。
 ところで、南拳といえば毎度しつこく書いている「張傑=要潤」説&「Lara=Lisa(元m-flo)」説だが、やはり南拳を気にいったという弟にこれを話したら大ウケされた。
 あーよかった、通じてくれて(苦笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今年もまた始まる、チケット争奪戦という名の戦いが…。

♪ちゃちゃちゃちゃちゃららっら、じゃん、ちゃらちゃちゃちゃらちゃらちゃらん(岩代太郎氏作曲の大河ドラマ…もとい『レッドクリフ』のテーマで)

 さて、いよいよ発表されましたよ、東京国際映画祭の上映作品。
 今流行りの(笑)“エコ”をテーマに、今年はレッドならぬグリーンカーペットが敷かれ、その上を歩くのが『レッドクリフ』の面々ってーのはちょっとどーよと思わずつっこみたくなるんだけど、とりあえずおいとこ。

 地方暮らしのワタシとしては、やっぱり土日じゃなきゃ観ることができない。
 今年はいうまでもなくオープニング狙いなんだけど…オープニングセレモニーって一般客は観ることできないの?別会場でやるってことらしいけど、うーみゅ、どーなることやら。もし、プレリザも店頭(実は発売当日は仕事なんだが、何とか時間をやりくりして並ぶ次第)も敗戦したら、カーペット付近でトニーの雄姿(笑)を観ることに徹するか。

 そして今年のアジアの風…。
 まーねー、去年は香港映画祭があったから派手に思えたけど、それでもパン・ホーチョン作品は毎年やってくれるからねー。昨年『出エジプト記』が観られずに非常に悔しい思いをしたから、今年は絶対に取ってやるぞ!でも最初の上映が日曜の夜遅くって…。しょーがない、次の日休むか。
 でもでも、日曜の午前中に《天水圍的日與夜》こと『生きていく日々』をやってくれるのは、予想はしていたけど嬉しい。日本語字幕で観たら、また新たな思いを抱きそうだ。
 香港以外の映画では、月曜の夕方に上映される姜文監督作品『陽もまた昇る(ひねった邦題だね)』や台湾の『ビューティフル・クレイジー』が観られるかな。とりあえず、プレリザーブで頑張ろう。

 しかし、このスケジュールだと、妙に間があくんだよね…。
 そのあいだは、新宿で「中国映画の全貌2008」の『パティシエの恋』を観るか、渋谷で香港エンターテインメント・シネマを観るかになるのかな。
 ま、チケが取れてからじゃないと何とも言えんが、とりあえず頑張るー(汗)。

   おまけの余計なひと言・中華電影以外の国際出品作なら、日本のパン・ホーチョンと呼べる人のこれ(笑)も観たいんだけど、来年まで待ちゃいいもんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

胡同の理髪師(2006/中国)

 人は、いつか必ず死ぬ。そして形あるものは、いつかなくなる。
 こんなごくごく当たり前のことを、ワタシたちはつい忘れてしまう。古きものは新しきものにとって代わられ、年を追うごとにその変化が急速に進んでいく。それは子供や若者にとっては歓迎すべき自体なのかもしれないが、年を経た大人や老人はそれについていけず、いつか消えゆく古きものを懐かしむ。日本だけでなく、全世界的に起こっているような気がするレトロブームも、そんな思いがあるからなのだろう。
 だけど、いくら懐かしんだって、一度失われたものは戻ってこない。必死に古き伝統を残そうとしても、それは形を変えずに永遠に残るものとは限らない。そして、自分を含めた人間だって、いつかこの世に別れを告げなければいけないのだ。そのときが来るまでどうやって生きるのか、ということも大切だが、どのように「死」への準備をしていくのか。ワタシはその一例を、『胡同の理髪師』に観た。

 北京の旧城内。鼓楼の背後に胡同が広がる、什刹海の后海地区。
 ここに暮らす敬(チン)おじいさん(チン・クイ)は90歳を越えた現役の理髪師だ。毎日6時に目を覚ますと、毎日5分遅れる年代ものの時計を直し、身だしなみを整える。時計の遅れが気になって、一度時計屋に修理を依頼したが、「年代ものなので修理がわからない。完全に止まったら持ってきてほしい」と言われている。
 敬おじいさんは荷台つき自転車に乗り、胡同に住む古い顧客を訪ねて、午前中は毎日散髪をしている。今や北京有数の名店と化したモツ煮込み麺屋の主人張さん、黒猫のニウニウと一緒に暮らしている足腰が弱くなった米さん、家族との同居を拒んで胡同に住み続ける趙さんなどがお馴染みさんだ。みんな敬おじいさんと同年代。午後は休憩中の張さんの店や自宅に友人を招いて麻雀を楽しみ、夜9時に就寝する。敬おじいさんには別居している60歳を過ぎた一人息子がいるが、工場を定年退職したものの、息子の嫁の出産を控えており、さらに自らも体を壊しているので、病と貧しさに苦しんでいる。おじいさんも息子の窮状をわかっているので、世間話をしながら自分の分け前を息子にやることがある。ある日、政府の役人がやって来て、敬おじいさんの住む地域を再開発地区に指定する。おじいさんは「取り壊される頃にはワシは生きてないから、別に構わんよ」と悠然と構えるが、それを聞いていた息子は複雑な気持ちになる。
 その頃から、おじいさんの顧客たちに変化が現れる。米さんを訪ねたおじいさんは返事がないのに気づき、救急を呼ぶ。主を失ったニウニウを引き取り、一緒に暮らすことにする。また、趙さんは郊外に住む息子夫婦に引き取られるが、息子の散髪を拒否し、すっかり衰弱してしまう。息子は敬おじいさんを自宅に招いて、趙さんの散髪をお願いする。息子家族による趙さんの扱いのひどさにおじいさんは腹を立て、料金を受け取らずに仕事を終える。しばらく経って、趙さんの訃報が胡同に届いた。
 親しい人々が逝ってしまうのを見送った敬おじいさんは、ある決意をする。人民服を新調し、道端に店を出しても閑古鳥状態の自分より若い理髪師に散髪してもらう。写真店で写真を撮り、店を継がずに美大で画家を目指している張さんの孫に自分の肖像画を描いてもらう。そして、12月のある寒い朝、全ての支度を整えたまま眠るおじいさんの部屋の時計がついに止まる…。

 人生の酸いも甘いも味わい尽くした90代なら、ゆったり生きることができる。
…でも、そこまでたどり着くことを考えると、それはなんて遠いことなんだろうか。いくら長寿時代に入ったとはいえ、その境地にたどりつくのは容易じゃなさそうだ。後半、おじいさんが自分の半生をテープに吹き込む場面がある。そこでは、彼が中華民国初期から今まで大きな時代のうねりに巻き込まれながら21世紀まで生きてきたことが語られる。おじいさんを演じるチン・クイさんも実際に理髪師をしているから、ここではまさに彼自身の人生をそのまま語っているんだろうな。

 そんなおじいさんが、ふと捉われるのが自分の死への思い。
 周りの人々が次々と逝ってしまう。自分もこの胡同で一人逝くことになるのか。そんなことを思ったからこそ、自ら死への準備を行う。将来、自分もそういう覚悟で生きなければいけないのだろうか。まぁ、それはその時にならないとわからないのかもしれない。

 それに加えて、街からも古いものが次々と失われる。もちろん、それを残そうとしている努力もあるんだけど、時代も急激に進むのだから。だけど、そんな時代を横目に話はすすんでも、その時代性を決して否定しない。ただ古いものをただ無条件に称賛しているわけではないのだ。そういう作りをしているのがいい。
 おじいさんは、思いやりのない者には敵意を抱くが、敬意をもって接してくれる若者(画学生くんや若い理髪師など)には心を開く。決して下の世代をぞんざいに扱っているわけじゃないのだ。そういう、異世代とのコミュニケーションもきちんと描かれている。

 今日はちょうど敬老の日。やっぱり、年経た人々は尊敬しなくてはね。
 そして、たまには自分が年経たのちに迎えることを、少し考える余裕をもっていいのかもしれない。そんなことを思った次第。

原題:剃頭匠
監督:ハスチョロー 脚本:ラン・ピン 撮影:ハイ・タオ 音楽:チャ・カン
出演:チン・クイ チャン・ヤオシン ワン・ホンタオ ワン・シャン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イケイケ女子、イケイケの街にて、敗北す。

 たった今まで、土ドラ『上海タイフーン』を観てました。
これまで上質な社会派作品や働く人々のドラマを数多く産み出したNHKの土ドラ枠&実力派女優木村多江(以下多江しゃん)とピーター・ホーの共演、ということでかなり期待してました。
 ちなみに、マイベスト土ドラは『ハゲタカ』です。

 前置きはそこそこに、率直な感想、行きます。

 これ、いつの月9ですか?

 月9ファンの皆さん、ほんとにすみましぇーん。
脚本の方は、当の月9で『検事クリューコーヘイ』(検索除け)や今度映画化される『探偵博士がりれお』(これ検索除けになってないぞ)を手掛けた方とか。
はー、だから月9っぽいのか。
ちなみにこの方、再来年の大河で龍馬を取り上げるそうですね。

 多江しゃん演じるこの物語のヒロイン、野村美鈴(以下メイリン)は32歳のバリキャリ女子。そんな彼女がレディースファッションからランジェリー部門へと異動し、ちょっと中国語が話せるから上海へ出張したことから彼女の転落が始まる。現地の出資者曹飛(ピーター)との取引で日本流を押し切ったことで衝突し、上司も彼の言い分を通したことでブチキレ退社。長年の恋人にもわかりやすくふられ、再就職もままならず、プライドの高い彼女は「ワーキングプアになるかもー」とわかりやすく凹む。ふとしたことで再会した曹飛に厳しいことを言われたことがきっかけで、メイリンはリベンジを決意し、上海に渡る。ホテルで出会った日本人ビジネスウーマン三井香(松下由樹)のように、この街で起業して見返してやる!と息巻くが、現実は彼女の想像以上に厳しくて…。

 あー、結構ツッこみたいとこ多いかなー。でもアタシ、上海で働いたことないからなー(汗)。
 第1話&第2話予告を観る限り、メイリンがわかりやすくイタいです、同じ30代独身女子として。まーでも、彼女の当初のスタンスが、どっかで中国(&アジア)を見下しているってのも、設定としては珍しいことじゃないし、散々叩きのめされてもどっかで這い上がってこないとドラマにならないもんね。
 メイリンがあまりにアイタタなので、当初はヤなヤツ?に思えた曹飛も、毒っ気はそれほどでもないかな。今後、メイリンと彼が恋に落ちたらそれこそ月9と化しそうでブーイングもんなんだけど、ここは富士電視台じゃなくてNHKなので、あえてお仕事面を強調してもらわないとね。頼みますよ!って全て撮影終了している今こういうのは野暮か。
 ちなみに、日中間のお仕事面のゴタゴタを描いた作品だと、谷崎光さんの『中国てなもんや商社』をさとちゃん(小林聡美)主演で映画化した『てなもんや商社』がおもしろかったけど、さすがにそういうお笑いな展開を求めちゃいけないか。

 ともかく、今後の展開に期待ってことかな。
 しばらく観てから、また感想書きますわ。

 ところで個人的に気になったキャラは、MEGUMI演じる遠野麻里。上海の不動産屋に勤務しているという設定なんだけど、そういえばワタシの高校時代の友人にも北京に留学後、上海の不動産屋に就職した子がいるんです。彼女のその近況を聞いたのがかれこれ10年前。連絡が途切れてしまったのでその後の状況を聞いていないのだけど、彼女、元気かなぁ…。

 ああ、アタシも語学の勉強頑張らなくちゃ。
 ってメイリンや香のように、上海や香港で起業したいわけじゃないけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

うちの水餃うまいアルよ、ちょと形悪いのアルけど!

うちの水餃旨いアルよ、ちょと形悪いのアルけど!
…ってどこの怪しい中国人よ自分(苦笑)。
この写真で形が悪い水餃子があれば、それは間違いなくアタクシが作ったものですよ。

 連休初日の今日は、語学教室主催の世界のランチフェスティバルにボランティア参加。中国チームはだいたい毎年水餃子を出しているのだけど、今年は久々に朝から参加できたので(例年は仕事とかち合うので昼ごろに行ってランチの余りを食べている)、中国語教室の皆さんと一緒に水餃子をせっせと作っていた。
 おー、水餃子作るなんて実に3年ぶりだわ。以前ここでも書いたけど、その時は人も多かったから大量に作ったっけ。

 前回はみんなで食べたけど、今回は売りものなので、生姜もキャベツもとにかく細かく切るように、と先生から指示が出る。普段みじん切りということをちゃんとしていないワタシはかなりアセアセ。でも、苦労して切った甲斐あってか、味はよかった(と思う)。
 4人で300個以上作ったんだけど、最初は売れ行きがイマイチで作りすぎ?なんて報告があって、出す数をいくらかセーブした。でも、だんだん数が出てきたのでそれはそれで大成功。

 ああ、久々の水餃作りは楽しかった♪
…でも、いくらおいしいとはいえども、やっぱり家で一人では作る気がしないのだった。ハッハッハッハッハ(苦笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今回香港で買ったもの、及び次回への野望。

 香港旅行から1ヵ月たった今日この頃。この話題をあまりにも長々と続けていると、他の話題に乗り遅れそうなので、これが最後の香港旅行記。恒例にしてしまいましたが、本blogの今後のネタ予告も兼ねて、今回買ったもの一覧を。

〇本
『赤壁 側寫』

書店にはいろんな種類の『赤壁』本があったんだが、さすがにもうモノに執着しなくなった年頃なので、全部買うなんて無謀に走らず、あれこれ吟味して選んだ1冊。
 これは台湾で発行されたムックで、写真と共にメイキングを綴ったB5判本に文庫サイズハードカバーの写真集がおまけについている。トニー・金城くん・チーリンのサイン付き大判ポスタープレゼントなるものをやっていたみたい。

〇VCD
 今、新作DVDってほとんどリージョン3なのね…(泣)。それがなんとも残念なり。
そんなわけで今回は全部VCDで買ってきましたよ。では順不同で。

《我要成名》
《投名状》
《三國之見龍卸甲》
《海底尋人》
《野・良犬》
《門徒》
《圍・城》
《明明》
《C+偵探》
《鉄三角》
《長江7号》
←北京語の声を確かめたくて買ったらVCDは広東語オンリー…。

 …ホントは一番のお目当ては『出エジプト記』だったのよー(泣)。だけどまだVCD化されてなかったのか、それともお店に在庫がなかったのか、「ない」って言われちゃったのが残念。次にくるまでリージョンフリー版DVDかVCDが出ていることを願うしかない。
 ところでやたらとアンディ主演作品が多いのは、たまたま観たいと思っただけで《門徒》と《投名状》を選んだところ、VCD屋の兄ちゃんから《三國》を薦められたからという理由です、はい。でも《投名状》、日本公開の可能性出てきたんだよねー(苦笑)。権利が高いからどこも手を出せなかったと聞いたから、VCDを買ったのにー。
 《我要成名》は前回買えなかったので、今回買えて一安心。《海底尋人》はソフト化されたばかり。せっかくのツイ・ハーク作品なのに評判悪かったのはなぜなんだろう?
 《野・良犬》《圍・城》《明明》《C+》は金像奨ノミネートで興味を持った次第。このへんを押さえれば、今の香港映画のテーマ性が見えるのかな?《鉄三角》は昨年の香港映画祭で唯一、観られなかった作品。
 時間を見つけてゆるゆると観たいけど、この中のどの作品が、東京国際とフィルメックスに来るのかしら(苦笑)?

○CD
 すみません、気づいたら台湾アーティストばかりになってしまった。ためしにジェイソン・チャンでも買っておけばよかったのか?

『蔵宝図』『南[オ高]小[子亥]』南拳媽媽
『改変自己』王力宏
『情牽淑樺』陳淑樺

 南拳は今年でデビュー5周年で、ベストアルバムとして出されたのが『南[オ高]小[子亥]』。相変わらずかわいいよー。
 宏のアルバムは『ラスト、コーション』に捧げた曲あり、華人加油みたいな曲ありとバラエティに富んだ1枚。
 そして、サラ・チェンのベスト。久々に彼女の曲が聞きたくなったので、昔の曲から当時の最新曲までを集めた2枚組を買った。それぞれ感想を書くつもりでいるけど、もう彼女、活動していないのかな…調べておこう。

では、最後に恒例の「今回できなかったから、次回はぜひやりたいことリスト」

○オーダーメイドでドレスに合う靴とバッグを作るorペダービルの「Once Upon a Time」で探す。
○ランタオ島にフェリーで行き、もう一度大澳へ行くか、長洲島か南Y島へ遠足する。
○旺角より向こうへ行ってみる。(なかなか行く機会がないので)
○金雀餐廳へ行く…今回も行けなかったのよね。
○香港島の裏側も行く。特にサイバーポート。

 あと、探せばいっぱい出てくるけど、それは気づいたときでいいか。

 そうそう、ここで書いちゃうけど、この秋のドラゴン航空仙台便はなくなったそうです…。ああ、やっぱり(泣)。昨シーズン、無理して時間作って仙台から飛べばよかったかなぁ。

 というわけで、今回の香港旅行記はこれにて。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

観ましたよん♪ハートエイド四川

 私事でバタバタしている今日この頃だけど、昨晩NHK-BSで放映された「ハートエイド四川」は観ましたよん。こちらの感想を先にアップいたします。

 ご存じの通り、四川大地震チャリティーとして7月14日に東京で開催されたこのコンサート。ジュディ・オング姐さんの謝辞と放映時のMCで初めて知ったのだけど、9年前の921台湾大地震(参考として台湾旅行時のこの記事を)発生の際に、やはりジュディ姐さんとプロモーターさんの呼びかけによって行われた「ハートエイド台湾」が行われていて、その流れでこのコンサートが行われたとのこと。ハートエイド台湾は知らなかったわ…。

 では感想。よく台湾でコンサートしている若手グループくん(あえてぼかす)やら、二大韓流王子(これまたぼかす)はわかんないのでパス。中華系以外で登場した皆さんは、だいたい中華圏にゆかりの深い人ではありますわね。中くんしかり。(放映されたのは新曲の『絆』。いい曲ですよ。ところで『それぞれに』はともかく、『夜想曲』は歌ったの?)イルカさん(カンフーシャツがかわいかった)やこうせつさん(こういう場でも神田川なのか…)も、かな?

 イーキンは長髪に戻っていたのが個人的にうれしい。でも、頬がふっくらしていたね。幸せ太り?アーロンはここしばらく続いたハリネズミみたいな短髪じゃなく、アイドル時代のように前髪を作っていたのでちょっと驚く。今でもこの髪形ができるのはさておき、歌うのは『対[イ尓]愛不完』じゃないんだよな…。なんでこの二人?と思ってたら、そっか、10年前の『風雲』では四川にある楽山の大仏でロケをしていたんだっけね。それつながりか。
 イーキンの歌う『風雲』、懐かしかった~。思わず一緒に口ずさんじゃいました。久々に観たくなったぞ。コンサートで流れていたという来年公開の《風雲2》の予告はさすがにカットされていたけど(NHKだからね)、これも楽しみだー。
 アーロンは二度の来日コンサートでも歌っていた記憶がある『強』を熱唱。相変わらずのパワフルさだけど、改めて訳詞を見るとすげー男くさくてマッチョな詞なのね。やっぱり今のアーロンにかわいらしさを求めてはいけないのか?
 サンディ・ラム姐さんはマライア・キャリーの『HERO』を歌っていた。確かにサンディはアジアの歌姫という名称がふさわしいし、英語曲もステキに歌いこなすけど、やっぱり中国語曲か、持ち歌の英語曲を歌ってほしかった気がする…。

 このコンサート的山場はやっぱり歌う成龍さんか。奥運会の閉会式で歌う成龍さんに驚いた人が多かったというけど、まーねー、ネタとして♪トウキョオ、サタデナーイッは有名だからね。(ってネタとか言うなよ、全国1億2000万の成龍迷を敵に回したぞ自分!)
 でも、歌ったのは陳淑樺とのデュエットで大ヒットした『明明白白我的心』。うん、正しい選択だわ。
 そして、単独でトリを飾ったジュディ姐さんが歌ったのは当然大ヒット曲『魅せられて』。衣装も当然お馴染みのアレ…だけど、なんか昔とは違うイメージでヒラヒラというより羽っぽいぞ!でも一緒に歌っちゃったよ、♪うぃんでぃずぶろうずごーとぅーえいじあーん(耳コピですまん)♪

 このコンサートは金と暇がなくて行くのを断念したし、イーキン迷の友人にも連絡取れなかったんだけど、時々写される客席で揺れる蛍光棒やプラカード(城城迷さんたちが頑張ってましたね)を観ると、各明星の皆さんは大いに楽しまれていたんだなぁ、とちょっとうらやましく思ったのでありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一度は香港でやってみたい、一日甜品食べまくり

 …またまたチープな野望でどーもすんまそん(笑)。
でも「甜品」を翻訳した「スイーツ」って書かないだけ、まだましと思ってくれー。
スイーツっていうとすぐ(笑)がつくご時世だもん。ははははははは…(力なき笑い)。

 香港といえば甜品。こういうイメージもある。甜品が日本でいうスイーツと違うのは、 日本ではケーキなどの西洋菓子がメインであるのに比べ、香港のそれはフルーツやゼリーがメインであるからだ、とワタシは考えている。まー、香港の西洋菓子が決しておいしくないというわけじゃないんだけど、西洋菓子よりもフルーツ系を選んだ方が失敗がないからねー(笑)。

 甜品といえば糖朝はまず置いといて、リーズナブルで入りやすい許留山なんだけど、前回はほぼ毎日入っていたのに、今回はなぜか1回しか利用できなかった…(泣)。せっかくの暑い季節だっていうのに。それは許留山が最も多いチムをブラブラしていたのがほとんど午前中で、昼の遅い香港のお店の中でも、最も遅い部類に入る許留山がほとんど開いていなかったというのが敗因だったような気がする。ああ、残念。
 その代わりにといっちゃなんだが、よく利用していたのがパークホテルの前にあったジューススタンド。ここは12時過ぎても開いていたので、ホテルに到着してコンビニを探した時に、真っ先に目についたパパイヤジュースを買ってしまった次第。6~12元とリーズナブルだった。

 これ以外では、今回初めて満記に入った。ここは4年前西貢に行った時に見つけたものの、やはり早い時間だったので結局入れずに終わった記憶がある。チェーン店だってことは知っていたんだが、どうもお店が探せなかったのだ。昂坪に行った時にやっと見つけられ、初めて入ってマンゴーのクレープ包みを食べたのは以前も書いた通り。ここのクレープ包みは日本のガイドブックにも紹介されているし、日本語でメニュー表記されていたくらい有名だったけど、マンゴーの他にドリアンもあった。で、ここで見つけたならドリアンに挑戦すればよかったのに、勇気が出なくて無難なマンゴーを選んでしまったことを今さら後悔している(こらこら)。マンゴーならどこでも食べられるのに、ドリアンのメニューってめったにないから…ね?
 そんなわけで次回の野望として「満記でドリアン甜品を食す」を設定(笑)。

 四季を問わずフルーツが豊富に揃い、手軽に水分&ビタミン補給ができる香港の甜品店は本当にありがたい。日本にも許留山があればいいのに…と思うけど、日本じゃ果物はとにかく高価だもんね。宮崎のマンゴーや夕張のメロンのあの高さを思えば、デパ地下の青果市場の片隅にあるジューススタンドみたいな存在になってしまうのはいうまでもない。
 とはいっても、地球温暖化の影響で(?)熱帯化するかのように暑い夏が続いているこのところの日本なら、もしかして熱帯フルーツを安く栽培できるかも!なんて思ったけど、フルーツの栽培の難しさを思えば、妄想で終わっちゃうのがなんとも残念。
 贅沢言ってホントにすんませーん。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »