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夏光乍洩香港避暑行第2天・転がる旅行者に苔なんか生えず

 前日の就寝は2時で、本日の起床は7時半。結構遅いな。
シャワーを浴びてから7-11へ行き、朝食はそのへんでパイナップルパンでも買って…と思っていたら、チャタムロード沿いの味皇餐廳が開いていたので、ハムエッグとパイナップルパンのセットを注文する。17ドル。安いな…。

 今日は中環を中心にぶらぶらしようと思ったが、気になるのは《赤壁》の上映館と時間。新聞ではGH旺角以外に上映館が載っておらず、一番確実に観られるのはここしかないのかと思い、尖東からKCR東線に乗って旺角まで行き、駅ビルになっている新世紀広場(初めて足を踏み入れた気がする)からGH旺角に行って時間を確かめたら滞在中に書いたようなありさま。ものすごくがっかりしたのは言うまでもない。

 悲しみに暮れたまま(オーバーやな)なんとかMTRの方の旺角駅に出ようと試みるが、さんざん迷って体力を使う。なんとか出られてネイザンロードへ抜け、そのまま中環へ抜けていつもの陸羽茶室へ向かう。

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 食べたのはこれ。定番点心の淡水鮮蝦餃と竹笙上素餃に加え、黒芝蔴[女乃]巻という、黒ゴマの蒸し春巻みたいなもの(意外と美味)を食べた。この3つでお腹いっぱい。お茶はもちろんプーアル茶。

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 陸羽に行くとついつい頑張って広東語で点心の名前を言えるようにしよう、注文できるようにしようと思ってしまうのだが、そうは思ってもこの街では所詮ガイジンなので、最近では日本語メニューを出されても、あーもーいいや!という気分でいる(笑)。なにはなくとも、ごーはいやっぷんやん、だからね。

 お昼の予約で混みあい始めた頃に店を出る。
 今回は友人から、皇后大道中の御菓子屋「陳意斎」でココナツエッグロールを買うこと(マカオのエッグロールと違って平たいのだが、件の零食皇后様はこれがいたくお気に入り)と、ソーホーのMornでロールケーキ型ポーチを買ってくることを命じられていたので、速やかにミッションに入る。
 Mornの開店にはまだ早い時間だったので、まずは陳意斎へ。…いきなりお店が移転していて(と言っても、旧店舗より中環側へ寄ったところに店を出していた)驚く。ここで早速ココナツエッグロールとサンザシ餅を買う。初めて入ったときには限定販売だった名物の燕の巣ケーキが定番商品になっていたのだが、この間買って食べたときは微妙な味だったので今回はパス(値段も高いし)。
 ヒルサイドエスカレーターに乗ってStaunton's Barの前で降り、目的の店まで歩くと当然開いていない。時計を見たらあと30分くらいなので来た道を降り、ドレス作りでお世話になった年華時装公司をのぞいて店員さんに御礼を言う。時間つぶしにドレスを見ていたけど、なんかまた作りたくなって困ったぞー(苦笑)。
 開店時間にはちょっと早いかな?と思ってMornに行くと、今度こそ開いていた。やったー!
ロールケーキポーチを2種類ゲットし(バニラ&チョコ。お値段も意外と安かった)、店内の雑貨をじっくり見る。ほとんどがオリジナルデザインらしく、日本のガイドブックにも紹介されたパンダモチーフのボストンバッグの他、ウサギをモチーフにしたショルダーバッグやサメのモチーフのデイパックやチョークバッグもかわいかった。サメをモチーフにしたのは、フカヒレのためにサメを乱獲するのに反対するという目的かららしく、サメグッズには「ワタシは絶対フカヒレ料理を食べません」というメッセージがタグについていた。…使うのにはかなり覚悟のいるグッズだな。2日後、ネイザンロードでこのチョークバッグをぶら下げていた少年とすれ違ったが、少年よ、君は当然フカヒレを拒否ってるんだよな?なんて聞きたくなってしょうがなかった(笑)。

 ミッションを完遂し、次はマクダルフェアをしているというピークへ向かう。
 ピークに登るのは6年ぶりだなー。ケチってバスで登ってもよかったのだが、久々だし一人だからトラムで行こうと思って並んだら、いやーさすが夏休みの土曜の午後だけあって大混雑。日本人も少なくなかったけど、なによりも欧米人が多かったねー。さすがユーロ高だけあるよ。ところでサーチャージはどのくらいなんだ?そんなもん取ってないのかも。
 チケットを発券してもらったらマクダルだったのでニッコリ。しかもこの2ヶ月間は、半月ごとにチケットのイラストが変わるという企画だったらしい。
 大混雑の中ピークに上がる。そしてマクダルを見つけては写真をパシャ。こんな感じにね。こういうとき“お一人様”なのがある意味惜しい。

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 ピークタワーで300ドル分のお買い物をすると、スタンプラリー用ブックレットがもらえたらしいけど、あまりお金を使いたくなかったので結局何も買わず。スタンプはチケットなどに押して楽しんだ。
 スカイパスで買っていたので、ピークタワーの新しくなった屋上に出る。少し高くなった分だけ、香港島の裏の景色まで見えるようになっていた。いつも撮ってしまうけど、やっぱりここでも街の写真を撮らずにはいられない。

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 以前のピークカフェ。お店が変わってからもう結構経つよね…。

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 これは昔のトラム。説明によると、80年代まで現役だったとか?

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 ここにもいた福娃ちゃんたち。
 街には「同一個世界、同一個夢想」という奥運会のスローガンがバシバシ貼られ、まるで香港で行われているかのように見えたけど、あまり意味はないような気が…。

 久々にカフェデコに入ってピンクグアバジュースを飲む。
 だけどここでのほほんとしてはいられない。夏日国際電影節の前売チケットがどーなっているのか気になっていたので、ヤムヤム映画が上映されるので、ちょっと休んで下界に降りた。中環までバスで出てトンチョン線から九龍駅へ。

 最近、九龍駅にはELEMENTSという新しいショッピングモールが完成し、その中にTHE GRANDという大型シネコンが入った。そこは今年から香港国際映画祭の上映会場にもなり、さらに夏日国際電影節の上映会場にもなっており、ここで11日に上映される《一半海水、一半火焔》を観たいと思い、チケットが買えないかどうかと必死で探した。…しかし、探しきれなかったのよ(大泣)。同じ建物だっていうのに!アホかアタシは!その後、文化中心でもチケを探してもらったが、結局ソールドアウト。これまた終了となってしまった。
 そこで凹んじゃいけん。次の日に行われるアン・ホイ監督ティーチイン付《天水圍的日與夜》を観られることになったから、それをよしとせねばね。

 気がつけばもう5時半。ホテルに戻って身支度を整え、今年から香港で働いている日本語教師Sさんに会うために、銅鑼湾へ向かう。Sさんは4年前の台湾旅行でお世話になった方。台湾赴任前には香港でしばらく働いていたとのことで、広東語はペラペラ。う、うらやましい…。
 今回は彼女の地元である牛頭角へ。住居のお隣のマンションがあのアモイガーデンで(!)、SARS発生後、徹底的に改装したら、なんと住居費が急上昇だとか。
 そして、この牛頭角は70年代に開発された団地であり、庶民的な屋台が多い地域であるのだが、数年前に取り壊された上村に続き(昨年行った大阪の茶餐廳レストランは、おそらく上村の出身の方のお店では?)、今年いっぱいで下村が取り壊され、再開発されるということで、下村の屋台でご飯しませんか?と誘ってくれたのだ。

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 屋台ではこんな料理をいただきました。他にはあと2品。
えびはおいしかったけど、二人でも4品は多すぎたみたいで完食できず。残念!
サンミゲルビールを注文したら、サンミゲルガールに注いでもらえちゃったよ♪

 団地の下に店がひしめく屋台街は、台湾の夜市や日本の公団団地の商店街とも違う雰囲気だけど、なぜか懐かしい。最近人気の屋台点心として、人形焼きがくっついたような鶏蛋餅を紹介してもらい、炭焼きでの焼きたてを食べた。好食好食、好好食。
 蒸し蒸しするけどいい風の吹く屋外で、広東語の喧噪に紛れて食べた料理はホントにおいしかった。こういう昔ながらの屋台街が、これからどんどんなくなってしまうというのは本当に残念だ。
 その後はこれまたいい味出してた茶餐廳(椅子がステンレスよー)でお茶しながら、台湾での思い出から香港のおもしろドラマのことなど、あれこれと話した。Sさんはあともう少し香港にいるとのことで、また近いうちに訪ねたいなーと思っている。
 Sさん、大変お世話になりました、我表示非常感謝。

 牛頭角から尖東に直接向かうバスにしばらく乗り、ホテルに戻ったのは10時半過ぎ。なんか、冷房に慣れないせいか、体の芯から冷えちゃって鳩尾が痛い…(泣)。すぐにシャワーを浴びたらいくらか生き返った。合計3万歩超えたこともあって、疲れていると思ったのですぐ寝たのであった。
 明日は《天水圍》に加え、《赤壁》も観る。両方とも、楽しめるといいな。
 と、盛りだくさんに過ごした2008年8月9日を、無事終えたのであった。

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