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張愛玲at朝日新聞

 最近の中国関係の話題は地震一色であるのはいうまでもないのだが(シャロン姐さんの例の発言についてはあえて触れず)、今朝、職場で新聞整理をしていた時、朝日新聞で毎週火曜に掲載されている「週刊アジア」欄で「アイリーン・チャン」の名前と華やかなチャイナブラウスを着こなした張愛玲の写真が目についた。編集委員の外岡英俊さんによる「歴史を歩く」の特集記事だ。これは会員制サイト「アスパラクラブ」で記事が読めるらしい。新聞講読会員じゃないので読めないしリンクもできない(アサPのケチー)。
 …これ、『色、戒』公開にあわせて取り上げてくれればよかったのにー。

 以前書いたことの繰り返しになって申し訳ないけど、ワタシが張愛玲の名前を知ったのは10年くらい前。台湾留学時に公開されていた『レッドダスト』のヒロインのモデルであり、『傾城の恋』の原作者であることはすでに紹介されてはいたし、台湾の書店に入ればその名前はよく見かけたのだから、名前だけは知っていたわけである。なぜか作品が日本に入ってこなかったのが不思議だったのだが、この記事を読んでなんとなく合点がいったような気がする。恋愛小説家としてよりも、反共小説を書いた作家としての評価が高くて、日本に紹介されることが少なかったってことなのかもしれないな。
 日本で知られる中国人作家というと魯迅だったり巴金だったり、あるいはうんと文学方面に行けば莫言だったりするので(莫言、『酒国』は持っているんだけど、どーも読めないのよ…)、なんかなー、もっとエンタメでもいいんだけどなーと思ったところに金庸が紹介されたので、それはそれでありがたかったりするんだけど、欧米の小説家に比べれば、あまり紹介されないのも残念だよなって気がする。
 金庸は香港の武侠片や大陸ドラマの紹介とともに知名度も上がっていったのだけど、張愛玲も旧作の映画と関連付けて紹介されないかなー。さすがに自分もプロの翻訳家じゃないので翻訳出版ってのも無理だから、せめて原書で読みたい気もするけど、大変なんだよなー。(まだ『倒数第二個女朋友』も読み終わっていないし)

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