中華趣味には、ちょっとつらい今日この頃。
今年の連休の中華(あえてなんちゃって系も含む)電影はちょっと微妙かなー。連休明けの週末まで上映が続くキンキラキン、これを観るなら来週の金曜ロードショーの『少林足球』を観たほうが何百倍も楽しい少林なんたらの他には、東京・大阪・仙台のみ字幕版上映というふざけた(暴言御免!)上映形態の『軍鶏』と、張震出演のキム・ギドク監督作品『ブレス』がある。
明日からの4連休は上京するのだけど、『軍鶏』か『ブレス』を観るかどうかは迷い中。アートなキム・ギドク作品はなぜかうちの地方では確実に上映されるのでしばらく待てば秋くらいまでに観られそうなんだが(ジョーを主演に起用した次回作『悲夢』も絶対来るに違いない)、問題は『軍鶏』。吹替メインの全国上映と聞いたときには昨年の『龍虎門』の恨み再びって気持ちになったんだが、これははたして字幕版で観ておくべきなのか?ソイ・チョン作品を観たことがないし、かといってショーンくん&えぢと共演経験のある某格闘家ってーのにはあまり食指が…。体調次第でパスしそうな感じです。すみません。
今日の香港の聖火リレー、日経のサイトでケリーが写った記事を読んだけど、いったいどうなったのだろうか。携帯でニュースチェックしたら目立った混乱は起きていないというけどね。
ところで、『転がる香港に苔は生えない』で御馴染の星野博美さんが、岩波書店の小冊子『図書』の5月号に「餃子とギョーザの間にあるもの」というエッセイを寄稿していた。星野さんと同じように点心好きのワタシは、かの毒物入り中国製冷凍餃子問題にてメディアが「ギョーザ」と表記した時点で、これは日本のそれのことであって中国の餃子とは違うのだろうとは思ったのだけど、それでも表記になんとなく違和感を感じたのはいうまでもない。
このエッセイではこの“ギョーザ”事件やここ数年の反日デモで、日中間での両国に対する反感が高まっていたことを問題提起として、返還前の'96年に香港で起こった反日デモから、香港が中国に対する矛盾した感情を持っており、中国に不満を言いたくてもできず、不安を感じながらもどうせ吸収されるのなら強い国の一部になりたいと思っているのじゃないか、という潜在的な欲望を持っているのではないかと述べられている。
それを読んで、ワタシは香港のこのところの“中国化”について妙に納得した。淋しいよな、と思うと同時に仕方がないのかな、とも感じたよ…。これだから、一般的には香港は中国の一部と見なされてしまっても仕方がないのだろうか。
それでも、香港が持つある種の力(上手く説明できないけど…そういうものがあると思っている)はまだまだ死に絶えてはないと思いたい。逆に、今は大陸が無理してやってきたことが形として噴出してきているから、それをなんとかいい形で解決して、国際関係も丸く収めてほしいと思うのだけど…そんなこと奇麗事なのかな。
すみません、ついつい政治的事項に抵触しそうですが、これに対する政治的コメントはどうかご遠慮願います。かつては中国関係を専門にやってきたくせに、このへんについてはとても論理的に語れません。ホントに許してー(泣)。
以上、トニカリコンビがカンヌで結婚宣言なんて絶対ない(別に結婚してほしくないってわけじゃないぞ。いくら今年中にかたをつけるとしても、歳月を経たあの二人のことだから、いかにもマスコミが喜びそうな俗っぽいことはやらないだろうってことさ)と思っているもとはしでした。
みなさん、よい連休を。
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