楽園の瑕 ファイナルカット(笑)
1994年に香港で公開され、日本では『恋する惑星』でブレイクした後の96年に公開された王家衛の問題作《東邪西毒》。この映画がいかにいわくつきなのかは有名な話だし、ワタシも感想を書いたときにちょっと触れたかもしれない(ついでにさらにいわくつきなのが『大英雄』)ので省略するが、そのいわくつき映画の再編集版「ASHES OF TIME REDUX」がカンヌ映画祭で特別公開。
以下はそれを知ったときの正直な一言。
…家衛よ、キミはこの映画を中華電影版『ブレードランナー』にでもしたいのか?
だから、今回の記事は上のようなタイトルなんざんす。
ちなみにブレードランナー云々というのは、かの作品が正式上映版の後に完全版やディレクターズカットが公開され、昨年のヴェネチアでファイナルカット版が上映されたからというのにちなんでます。くわしくはこちらとかこちらを参考にだうぞ。
それはさておきと。
フォトコールにはトニカリコンビにチャーリー・ヤン、王家衛にドイル兄貴が登場。
お、これが噂のチョイ悪シースルーシャツか(苦笑)。
…うーーーーん、なんか微妙。
ジャケット羽織るとか腕まくるとかなんとかできなかったのか?
こーゆーシャツ、レスリーなら着こなせるんだろうけど、体型違うからな。
あと、チャーリーがふっくらして見える。カーリン姐のドレス、これだけだと悪くはないけど、全体は…言わんでおこう。
で、レッドカーペットはどんなんだったの?
当たり前だけど、こっちのほうが悪くないじゃん。
チャーリーとドイル兄貴の間にいるのは張震ね?
王家衛&トニーの弟分としての登場か、あるいはレスリーの代打なのか?
上映にあたっては、カンヌ公式のデイリーニュースに詳細が掲載されてます(英語)。
これからゆっくり読みまーす。
ところで、『ブレードランナー』もDVD発売の前に日本の劇場で上映されたってこともあるし、これも期間限定でいいから劇場公開してもらえないでしょうかねー?
ヨーヨー・マの曲に合わせて展開される迷える愛の物語を、でっかいスクリーンで堪能したいもんでねー。
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