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2008年3月

Sweet Rain 死神の精度(2007/日本)

 昨年の春から、伊坂幸太郎の小説を読むようになった。
友人に薦められたこともあるのだが、自分と年齢が近かったり、出身地が近所でさらに現在隣県の県庁所在地(つまり仙台)に住んでいるということから妙な親近感を勝手に抱いてしまっている(笑)。しかし、友人が彼の作品を熱心に薦めてくれたのも読んでみてわかった。面白いのである。ミステリーであってミステリーじゃなかったり、突拍子もない設定もどこか自然に受け入れられたり、なによりも作品で人間の生き方への肯定感がよく現れているのがよく、読後感もスッキリしている。
 さらにご本人が映画好きということもあって映画的な面白さがあり、イマジネーションもいろいろふくらむ。特に仙台近辺が舞台の小説は、自分自身もよく足を運ぶので情景が容易に目に浮かぶ。近年は映画化やTVドラマ化もされているが、『アヒルと鴨のコインロッカー』や、近日撮影が始まる『重力ピエロ』は実際に仙台ロケで撮られ(てい)る。

 そんなふうに伊坂作品を読み漁っては楽しんでいた昨年の晩春、6年ぶりの邦画主演となる金城くんを主演に迎え、『死神の精度』の映画化が決定したと聞いたときは大いに驚いた。いや、その当時はまだ小説も読んでいなかったので、主人公である死神の千葉が彼のイメージと会うかどうかということで驚いたのではない。昨年春といえば、『赤壁』の撮影中だと思っていたので、よくあの忙しそうな撮影の合間を縫って来日して仕事が出来るもんだなーと思った次第。
 しかもロケは仙台じゃなく、だからといって東京じゃなく、なんと神戸。その他にも高崎や柏崎でもロケが展開されていたそうだが、ピーカンの天気にわざわざ雨を降らし、神戸の街のど真ん中でロケをしたと聞いた時には「仙台に来てくれよー」とうっかり思ってしまったりして(苦笑)。それから半年後、所用で神戸に行ったときには、しっかりロケ現場を教えてもらったので、劇中で「おお、この場面があそこだったのか!」なんて思いながら観ていた。

 小説では、死神は不慮の死を迎える人間(対象者)に近づいて、7日間行動を見守ってから、彼らの「可(実行)」か「見送り」を判断するという存在である。さらに死神たちはなぜか日本の地名を名前とし、人間界にあふれる音楽を“ミュージック”と呼んでこよなく愛し、CDショップなどに群がる習性を持っている。そんな死神の一人である千葉(なぜか雨男)の6つの仕事のうち、表題作の「死神の精度」と「死神と藤田」、そしてラストを飾る「死神対老女」の3作をもとに構成されたのがこの映画。
 1985年。黒い犬の姿をした死神の監査役(ディア)は千葉に、バートン電器の苦情処理係で働くOL藤木一恵(小西真奈美)の判定を命じる。愛する人々がみんな次々と死んでいってしまった一恵はかつて自殺を試みたことがあり、ここ最近は自分を指名して毎日のように苦情の電話をかけてくる男に悩まされていた。彼女に近づいてその告白を聞いた千葉は、彼女の死を「実行」することに決める。ところが「実行」の日、一恵の前に件の苦情男が現れた。一恵はその男から必死に逃げるが、土砂降りの中、ついに追いつめられてしまう。意外にもその男の正体は人気音楽プロデューサーの大町(吹越満)で、偶然一恵の声を聞いた彼は、それに魅了されて彼女を歌手にスカウトしようと思っていた…。それを知った千葉は土壇場で判定を翻し、一恵を生きさせることにする。
 2007年、千葉はヤクザの姿をして人間界にやってくる。今度の対象者はヤクザの藤田敏之(光石研)。藤田は数日後に敵対するヤクザの栗木(田中哲司)との手打ちを控えていた。千葉は藤田の弟分阿久津(石田卓也)と行動を共にするが、幼い頃に歌手だったという母親に捨てられたことから、藤田を本当の兄のように慕う阿久津は栗木の居場所を彼に伝えず、自分が身代わりになろうとしていた。 
 そして2028年、千葉は画家志望の青年の姿をして、海辺に立つ一軒の美容院にやってくる。そこを経営する老女の美容師(富司純子)が対象者であったが、彼女は千葉を一目見て死神だと見抜く。美容院に住み着いた千葉に、美容師は「10歳くらいの男の子をたくさん集めてきてほしい。無料で髪を切ってあげるから」と頼む。美容院の常連の少年のアイディアで、千葉はたくさんの少年を集めることができたが、その中には何も知らずにやってきた弁当屋「あくつ」の主人の息子もいた…。

 TVや劇場の予告編では、“死神”という二文字ばかりクローズアップされ、まるで某デスノートに登場する恐ろしい死神のようなイメージを持たせていたが(なんてったって配給がデスノと同じ、あの某兄弟映画会社だもんな)、原作を読む限りでは、千葉たちはそんな恐ろしい死神ではなく、むしろ映画『ベルリン天使の詩』や、それにインスパイアをうけた『シティ・オブ・エンジェル』に登場する天使(原作にもこの映画について言及された一文がある)のような存在なんだけどなーと思った次第。死神博士ともまた違うもんねー。
 そんな「人間に寄り添う存在」である死神が見た人間模様を綴っているわけであるので、重要なのは対象者が生きるか死ぬかという結果ではなく、人生の最期を迎えようとする彼らが生きる7日間の過程である。だから「判定」の場面はあんなにあっさりしていていいのであるし、決して人の死を描くことが主題ではないのである。(いくつかの映画評で「判定があっさり過ぎ」という批判があったのが気になったので書いてみた)

 原作者自身が「金城武が主演ならこれを映画化してもいい、ボク自身が彼の演じる千葉を見たい」と言っただけあって、金城くんの演じた千葉はまさにハマリ役。最近の『ウィンターソング』『傷城』のような渾身のシリアス演技とは違い、千葉は見事に肩の力が抜けまくっている。『赤壁』の合間に撮ったから、本人も意外とリラックスしてたんじゃないかね。全編通して登場する、ミュージックに聞きほれる場面でみせる表情や動きのチャーミングなこと!(特に2007年編では、藤田と阿久津が言い合う後ろで千葉がずーっと横揺れしながらミュージックに聴き入っていた場面に笑った)まぁイメージとしては王家衛の重慶大厦二部作(つまり『恋する惑星』&『天使の涙』ね)と同じ演技が求められているじゃん、と言わせてしまえばおしまいかもしれないけどさ、あれを演じた10年前と今とは演技も変わってきているしさ。あ、今までと同じといえば、2007年編では『不夜城』と『ゴールデンボウル』のセルフパロディが入っていると思ったんだけど、これは金城作品を追ってきた人間以外にはなかなか気づきにくいかな。はたしてこのへんは意識したんだろうか、監督の筧昌也さん(ドラマ『ロス:タイム:ライフ』も手がけているとか)は。
 そんなふうに金城くんの魅力が爆発しているという作品だった。あ、もちろんいい意味でね。彼が日本エンタメに進出して今年で10年になるけど、それまでどことなく違和感を感じてきた作品が多かっただけあって、やっと日本でも彼をちゃんと扱えるようになったのかなーなんて生意気なことを言いたくなったりして。もちろん、香港などでの彼の仕事を見ていると、もう次の段階にいこうとしているのがよーくわかるんだけどね。やっぱり彼は日本人であっても、中華明星であるんだよな。
(この頃のエンタメに疎い中国語の張先生が「ジンチェン・ウーは日本人だったの?」とビックリしていたからね)

 最後ににもうちょっとだけ。
 全編を通してみると、1985年編での作りこみが一番力が入っていたんじゃないかと思った。エキストラの人々のメイクやCDショップのディスプレイ、CDが出始めた初期のジャケットデザインや店内に流れる音楽なんてよーく作りこんでいて、80年代テイストを再現しようと努力しているよなぁと感心した。しかし、そこまで努力しているのに、どーして一恵の眉は太くないのだ?いくら流行に流されない地味な女性だからといって、あの時代の女性の眉じゃないでしょう、あれは。台詞にも「クレーマー」という言葉が登場したけど、まだあの言葉は生まれてもいなかったはずじゃないのか?そこまで作りこんでいるのに、こういうところでちょっとガッカリしてしまったのはいうまでもない。
 あと、題名の「Sweet Rain」も、個人的にはいらなかったような気がするなぁ。“死神の精度”って題名だけでも、充分に詩的ではないですか。

監督&脚本:筧 昌也 原作:伊坂幸太郎 脚本:小林弘利 撮影:柴主高秀 音楽:ゲイリー芦屋
出演:金城 武 小西真奈美 光石 研 石田卓也 吹越 満 村上 淳 富司純子

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「香港で撮ってくれたらよかったのに」と思いつつ、ブルベリ香港キャストを考えてみる。

 まずは、結構正統派っぽいイメージキャスト。監督はメイベル・チャンかイー・トンシンで。

 エリザベス:スー・チー
 ジェレミー:ダニエル・ウー
 アーニー:ン・ジャンユー
 スー・リン:カリーナ・ラウ
 レスリー:カレン・モク

 次は、ピーターさんに監督してもらいたいイメージキャスト

 エリザベス:ヴィッキー・チャオ
 ジェレミー:レオン・ライ
 アーニー:ラウ・チンワン 
 スー・リン:ミシェル・リー
 レスリー:アニタ・ユン

 これはどうだ?アンドリューさんに監督してもらいたいイメージキャスト

 エリザベス:ジリアン・チョン
 ジェレミー:イーキン・チェン
 アーニー:アンディ・ラウ
 スー・リン:アニー・リウ
 レスリー:シャーリーン・チョイ

 最後に、「なんでオレがあんなスカしたヤツの作品をリメイクしなきゃいけないんだよ?」といわれること確実な、ジョニー親分に監督してもらいたいイメージキャスト

 エリザベス:チェリー・イン
 ジェレミー:ルイス・クー
 アーニー:サイモン・ヤム
 スー・リン:ケリー・リン
 レスリー:マギー・シュウ

 他にも考えたらいろいろできそうですが、とりあえずこんなとこで失礼します。
あとで追記する予定。

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中華エンタメ悲喜交々@今週のAERA

 先週の「AERA」の次号予告を見て、驚いたのはワタシだけではないだろう。
 ここ1,2年のこの雑誌、一時期ウザイほど特集していたぺ様&韓流はすっかりなりを潜めたのだが(もしかしてまたやるのかもしれないが)、最近は一俳優個人にスポットを当てた記事をやるようになった。昨年夏は『傷城』上映時に金城くん特集があり、冬には同じスタイルでジョー、あ、オダギリの方ね―も取り上げられた。年末年始特大号の表紙を飾った小栗旬については2回も取り上げられてビックリ。そんな感じで“旬のイケメン”記事が最近目立つこの雑誌なんだが、まさか3年前に表紙を飾ったジェイが「華流特集」の一環じゃなくてピンで登場するとは。

 記事を書いたのは坂口さゆりさん。この方は10年くらい前からアジア映画を中心として記事を書いていたので、名前だけはよく存じ上げているのですが、そうですか落ちましたか(苦笑)。しかも、自分で「イケメンじゃないのに」と言い切ってしまうとは(さらに苦笑)。
 しかし、記事は2ページか…。内容はともかく、ページがもうちょっと多ければいいのに、などというのは贅沢だけど、写真は撮り下ろしだし、一応インタビューもあるし、武道館ライブと『王妃の紋章』の間といういい時期の掲載だし(クレアやCutなど、他の雑誌もそのタイミングで出した様子)、さらにAERAネットで動画も見られるからまぁいいか。

 そして、同じ号のさらに後ろに掲載されていたのが、「エロ・グローバリゼーション」という記事。ネットにより全世界的にエロサイトが注目されたり、個人情報流出でPCに保存したエッチ写真が全世界に晒されるってーいう内容だったんだが、ええ、当然えぢのアレも例として取り上げられていますよ。これは決して香港芸能界の問題だけじゃなく、全世界的な問題であるってことは確かなんだが、…やっぱタチが悪いよな、サイバーエロ。てゆーか、スケベなのはもう日本人だけってことじゃないんだな。これがホントのスケベニンゲンか。ってくだらないこと言ってるんじゃない(泣)。

そういえば、まだぴあを買ってません。明日は木曜だから、書店ではもう間に合わないかな。バックナンバーを問い合わせるか。

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人生に疲れた時、あなたのブルーベリーパイが食べたい(なんか違うな)

人生に疲れた時、あなたのブルーベリーパイが食べたい(なんか違うな)
 本日、『死神の精度』(感想は明日以降にここで書きます)を見た際、この記事で紹介したカフェにてブルベリコラボプレート「豚バラ肉の柔らかベリー煮込み」をランチでいただきました。劇中でエリザベスはポークチョップやらステーキやらのガツッとした肉料理を食べていたけど、こういう煮込みのほうが安心して食べられるかな。

 その後、同じお店で売っていたブルーベリーパイをテイクアウトし、バニラアイスを買って自宅で食べてみる。このパイはお店のアレンジなので映画とは当然違うけど(今の季節、生のブルーベリーはまだ早いんだよね。だからドライブルベリを使っていました)、パイ皮とアイスクリームがマッチして美味でした。…しかし、お店のチラシの写真を見ると、パイとアイスにブルーベリーソースが添えてあったのに今頃気がついた。ああ、ブルベリジャムも買うべきだったか。今度はお店で食べてみようっと。

 なお、パンフを買った人はわかるかと思うけど、巻末にはABCクッキングスタジオ監修による、劇中と同じブルーベリーパイのレシピが掲載。パート・ブリゼはパイ生地で代用できそうな気もするけど、クッキング専門店でそのものが売っていたりするから、それを利用するのも手か。クレーム・ダマンドがちゃんと作れるのなら無問題かも。あとは地元産のおいしいフレッシュブルベリが出るのを待とうっと♪

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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007/フランス・香港)

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007/フランス・香港)
 写真は前記事で書いたカフェの入口。

 王家衛は村上春樹の影響を受けている。それは藤井省三さん(藤井さんの著書『村上春樹のなかの中国』実は未読です。そのうち買って読みます)や毎日新聞で「銀幕閑話」を連載している紀平重成さんも言及している通り、有名な説である。さらにワタシが勝手に付け加えるならば、ハルキと家衛はあるテーマにこだわり続け、それを自作でよく反復するという点でもよく似ていると思っている。『2046』のときに書いた“セルフオマージュ”ってーアレである。悪く言えばまたオマエは同じことやってんのか!(爆)
 それを王家衛初の英語映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』で改めて確認した次第。

 ニューヨークでカフェのオーナーになったイギリス人のジェレミー(ジュード・ロウ)。彼の店にやってきた失恋したてのエリザベス(ノラ・ジョーンズ)。いつも注文するのは売れ残りのブルーベリーパイ。カフェの外で一緒に吸うタバコ。毎日繰り広げられるおしゃべり。ジェレミーに預けたアパートの鍵。それぞれ喧嘩に巻き込まれて鼻血ブー。酔っ払ってカウンターで寝てしまうエリザベス。
 ふと思い立って旅立ってしまうエリザベス。旅先からエリザベスの手紙を受け取るジェレミー。最初にたどり着いたのはメンフィス。不眠症のまま昼はダイナー、夜はバーで働くベティことリジーことエリザベス。ダイナーで知り合ったアル中の警官アーニー(デイヴィッド・ストラザーン)。美しい元妻スー・リン(レイチェル・ワイズ)が忘れられないアーニー。そんな彼を冷たくあしらうが、実は彼をどうしようもなく愛していたスー・リン。彼らの愛の結末を見送り、ふたたび旅立つエリザベス。
 ネバダのカジノホテルのダイナーに流れ着いたエリザベス。その間に元恋人との間に決着をつけたジェレミー。カジノで出会ったのは若いギャンブラーのレスリー(ナタリー・ポートマン)。彼女とともに旅に出るエリザベス。人を信じず、自分にギャンブルを仕込んだ父親の危篤をも信じないレスリー。ラスベガスに着き、父親の死を知るレスリー。
 旅立ちから300日、初冬のニューヨーク。かつての恋人の部屋が空き部屋になったのを知り、ジェレミーのカフェに足を向けるエリザベス。

 こうやって体言止め(一部例外あり)で書いてみると、それがすべて過去の王家衛作品につながってくる。初めて王家衛作品に触れる人はこれらのモチーフをどう感じただろうか。そして、ワタシたちのような王家衛オタク(こらこら)はそれを心地よく感じるか、または「あああまたやってるよー」とつっこむかどちらかの反応になるのだろうか。ワタシはもちろん後者なのであるが、これはもともと彼の映画に対してはツッコミになってしまうのでしょうがない。
 ワタシが好きな王家衛作品は『花様年華』や『ブエノスアイレス』なので、そのへんが好みなら明らかに物足りなさを感じると思われるのではないだろうか。『恋する惑星』が好みの人はおそらく好みなんじゃないかと思われるけど、ワタシはむしろアレのほうが王家衛の本質と離れる作品って思っているからなぁ。でもこの国じゃ後者のほうが人気だもんね。それはしょうがないとしよう。

 そんなワタシが印象的だったのがメンフィスのパート。身も心もボロボロになるアーニーと、ふしだらで束縛を嫌うものの彼を愛していたスー・リンに、ブエノスのファイとウィンを重ねてしまったからだ。たぶん、何パターンも撮られていたというブエノスの話の一つのバリエーションだったのかもしれない。しかし、傷つけあい、離れながらもお互いを狂おしく思う恋人同士の物語は、確かに男女間では生々しく、痛々しい。生真面目なのに自分を傷つけるアーニーにファイが、艶めかしくも繊細なワンピース姿のスー・リンに、ウィンと合わせて『花様年華』の麗珍も重ね合わせてしてしまった。
 また、ネバダ→ラスベガスパートに登場するレスリーは、当然その名前に胸をつかまれたのだが(もともとLeslieという名前は男女どちらにも通用する名前。日本で言えば「薫」みたいなものだな)、彼女の刹那的なたたずまいにはなぜか『欲望の翼』の旭仔が重なって見えた。

 ノラ小姐は、歌声が素敵で好きなシンガーだけど(『Don't Know why』はよく自分でも歌うんだ)、いざ演技に入るとどこか少女っぽい。あと、これも何度もいってるけど、…やっぱりすーちーに見える。ノラ自身にアジアの血が入っているせいかな。
 ジュードの演技は見てて安心するなー。あとは腕毛がすごいなー、ともう乳毛腋毛並みのくだらないコメントをしてみたりする。投げやりでスマン。

 そんなわけで全体的な感想は相変わらずなんだな家衛よって一言で済ませたいんだが(その結論までが相変わらず長いな自分よ)、それでもやっぱり香港に戻ってこようよ、そして早いところトニーの体が空いているうちに《一代宗師》を撮っちゃえよ、と思うのであった。やっぱり王家衛は香港に必要よ。

【おまけの超蛇足】そんなわけで勝手に中華版(というか王家衛の常連版)でリメイクキャストしてみる『藍苺之夜』

 ジェレミー:張 震(トニーじゃないの?といわれそうだけどね)
 エリザベス:董 潔(最初はツーイーにしようと思ったが…)
 アーニー:トニー・レオン(警官だし、アル中だし、眉間にしわ寄せて思いつめてるし)
 スー・リン:マギー・チャン(うーむ、定番で申し訳ない。かといってレスリーに女装してもらうのも…)
 レスリー:チャン・ツーイー(コン・リーよりは重々しさがないからいいでしょ?)

 でも、中華リメイクするのならどこを旅させるの?中国華南地方で後半はマカオ?

製作&監督&原案&脚本:ウォン・カーウァイ 製作:ジャッキー・パン 脚本:ローレンス・ブロック 撮影:ダリウス・コンジ 美術&衣装&編集:ウィリアム・チャン 音楽:ライ・クーダー
出演:ノラ・ジョーンズ ジュード・ロウ デイヴィッド・ストラザーン レイチェル・ワイズ ナタリー・ポートマン

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今夜ブルベリ観てきます。

今夜ブルベリ観てきます。
 写真は地元シネコンビルの看板。とりあえず中華つながりの3作品が上映中。
しかし、一番右側ポスターのクリストファー・ウォーケン先生は、謎の中国人というよりも中華コスプレしたまっちげさんこと松重豊さんにしか見えないんですけど(爆)。

 それはいいとして、題名どおり、今夜は『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を観てまいります。
感想は今夜以降に。『死神』は明日、『燃えよ!ピンポン』も今週中に観ます(ここで感想は書かないけどね。苦笑)。
 なお、上映各地のカフェでブルーベリーパイ等のコラボスイーツが展開されているとのことですが、ここ盛岡でもこのビルに入っているカフェ、ポルトボヌールでコラボランチ&スイーツ(もちろんブルーベリーパイ!)を展開するそうです。ランチは明日『死神』を観る前にでも食べてみようかな。

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祝トニー2冠!亜洲電影大奨主演男優賞!

 という景気いい見出しにしておいて、実は亜洲電影大奨の結果全体にツッコミ入れたりして。

 最優秀作品賞:シークレット・サンシャイン(韓国)
 最優秀監督賞:イ・チャンドン(シークレット・サンシャイン)
 最優秀主演男優賞:トニー・レオン(ラスト、コーション)
 最優秀主演女優賞:チョン・ドヨン(シークレット・サンシャイン)
 最優秀助演男優賞:スン・ホンレイ(モンゴル)
 最優秀助演女優賞:ジョアン・チェン(太陽照常升起)
 最優秀脚本賞:マッド探偵
 最優秀撮影賞:ヘルプミー・エロス
 最優秀美術賞:太陽照常升起
 最優秀音楽賞:Om Shanti Om(インド)
 最優秀編集賞:アイ・イン・ザ・スカイ
 最優秀視覚効果賞:投名状
 特別功労賞:山田洋次
 楊徳昌記念新人賞:石井裕也

 詳細はシネマトゥデイの記事が一番詳しいかな?
 しかし、夕刊フジにこんなこと書かれちゃうくらい(でも韓国映画だから全部韓流ってわけねーだろが…と思ったら東方日報でも“韓流”って書いてるー)、日本勢の受賞がなくてビックリ。一番賞が取れそうなのは、日本でも高評価の『それでもボクはやってない』かなーと思ったのだけど、やっぱり題材が日本独特すぎたか。まーでも、イラン映画も受賞なしだから、そんなに落ち込まないで。
 俳優賞、トニーの受賞はやっぱり堅かった!恭喜、恭喜♪金像奨にノミネートされてない分、こっちでの受賞で代わりに喜ぼう。ところで、昨年のAFA作品賞と金像のアジア映画賞の受賞作品はかぶらなかったし、金像には『シークレット』はノミネートされていないから、もしかして『色、戒』がアジア映画賞獲るかもね。あと、孫紅雷って『モンゴル』に出てたんだ!助演男優賞のプレゼンターが浅野くんだったとかで、感動の受賞になったのね。
 技術系では銀河映像組の2作品が適材適所的受賞。金像ではこれがプラスとなるかどうか?《投名状》が視覚効果賞というのは…うむむ。
 ま、これで残りの金像奨が楽しみになったな。

Tony_afa2008
初のAFA受賞。これで名実ともに“亜洲影帝”だ!from太陽報

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4月1日までに、これを読み終えよう。

 年度末なので、職場やら家の整理に追われる今日この頃。
今朝は興味ある記事の号だけ取っておいた「AERA」の整理を一斉に行ったのだけど、アトムが表紙の号にあったレスリーの記事を見て、胸がつぶれそうになった…。
 いくら『覇王別姫』の日本版が上演される時代になったとはいえ、やっぱり彼のことは簡単に忘れてはいけないんだなぁ。以前も書いたように、彼に対しては愛とリスペクトが欠かせない。間違っても「様」なんかつけたくないくらいリスペクトしている。…それでも彼に対してはツッコミやアホなことやさらには暴言を平気で言ってるってか?ああああそうですね、それでアタシはかつて何人のレスリー迷を敵に回したっけなー(こらこら)。

 それはともかく、東雲さんの記事でこの本を知り、結構値段が張るのに早速購入した次第。

 著者の松岡環さんは『ムトゥ 踊るマハラジャ』の字幕を担当した、インド映画の第一人者であると同時に香港映画を始めとしてアジア映画を日本で積極的に紹介してきた方。蛇足ながら現在は私の母校で講座を持っておられるそうで、それを知ったときには「ああ、今の学生がうらやましい!アタシも大学に戻って松岡さんの講義を受けたい!」と母校の中心で愛を叫んだのは実話です(なんだそりゃ)。
 この本ではレスリーの人生と香港の20世紀後半の香港芸能を重ね合わせて両面を語るという試みらしく、個人的にはいくら電影迷が長いとはいえ、芸能方面はまだまだ疎いこともあるので、 香港とレスリーの歩みを噛みしめながら読んでいきたいと思う。

 平行して読んでいる本もあるし、もしかしたら読むには気の重い部分も多少あるのかもしれないけど、なんとかこの半月で読み終え、4月1日までに感想を書きます。それが、その日に香港へ行けないワタシの精一杯の気持ちってことで。

 この記事は『哥哥的前半生』を聴きながら書きました。
 4月1日前後には『男たちの晩歌』を観ようかな。まだ『ハッピー・ブラザー』も観ていないんだけどね。

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久々に李さんの中華菓子

久々に李さんの中華菓子
 珍しく外の仕事が入り、隣のY町まで電車で行く。Y町といえば李さんのお菓子というわけで、仕事帰りに駅近くの産直で買った次第。最近、李さんのお菓子もスーパーで見かけたと思ってもすぐなくなってしまうので、なかなかネタにできなかったのよ。

 今回はやっと「李さんのいわての手」をゲット。ちゃんと右手・左手買いました。これってどーやら饅頭をモデルにして岩手の伝説として有名な「鬼の手」をつくったというオリジナル菓子みたい。手の形の月餅と思えばいいかな?
 上にあるマーラーカオはカップケーキアレンジ。また、最近は麻花もいろいろ作っているようです。これはネタにする前に食べちゃったのですが、カラッと揚げられていておいしかったです。

 刀削麺のお店はお休みしているのかな?SCの中を探せなかったけど、どうもそんな感じ。また開いてくれることがあれば、今度こそは行きたいものです。

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『赤壁』、カンヌでは一部上映か…。

 昨日『死神の精度』読了しました。感想は書いたけど…ネタバレになるので大したこと書いてません(苦笑)。

 さて、 最近公式サイトで予告編が観られるようになった《赤壁(公開直前までは『レッドクリフ』と言いたくないワタクシ)》。ワールドプレミアはカンヌなのかな、と思いきや、ダイジェスト上映なのね。んであくまでも中華圏上映でワールドプレミアなのね。
 ちょっと淋しいような気もするけど、これもまた海賊版対策?なんて思ってしまうよ。考えすぎか。

レッドクリフがカンヌ映画祭でお披露目(日刊スポーツ)

 こういうイベント上映はカンヌのスケジュールに載りにくいので、調べるのは大変そう。でもまぁいいか、今年もカンヌ追っかけ決定だな。

 もちろん初秋に行われる予定のジャパンプレミアも楽しみだけど、いつも言っているが如く、お願いだからスポーツ紙&ワイドショー対策として話題の芸人やタレントを呼ぶのはできるだけやめてねー。スポーツ紙記者やワイドショー取材陣ももっと映画を勉強して、映画そのものを記事でしっかり紹介してよー、と、全然中華じゃないけどこの記事を読んで思った次第。

 スポーツ紙ついでに、このニュース(以上2つともスポーツ報知)にもびっくり。台湾スタッフだから心配してはいないけど、頼むから日本の映像化に倣って「全員片想い」前面アピールはこれまたできるだけやめてくれー。

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で、撮る場所は変わっても、やってることは基本的に同じじゃないなんてとかなんとか言っちゃったりなんかして~。

 さっきケーブルで、アニメの『キャッツ・アイ』をちょっとだけ観た。これ、大好きだったのよー。香港では『シティーハンター』が人気で、日本公開された成龍さんのほかにアンディ先生やアーロンもやってたよね、でも個人的には梅姐の泪おねえ、マギーの瞳おねえ、ユンれんれんの愛ちゃん、そして學友さんの俊夫なんてキャストでこっちのほうを香港映画で観たかったなぁ、なんて思った次第。

 …って、全然本文と関係ない前振りだなぁ。どーもすんません。

 先週の読売新聞に我らが俺様王家衛のインタビューが掲載。もちろん、話題はブルベリのことについて。
なんか、インタビューを読む限りでは、基本的に撮る場所と俳優陣の人種が変わっただけで、やってることは香港と何も変わっちゃいないってことかい。わかっちゃいるけど、ついついそう言いたくなるのよね。
 まぁ、今回の映画がどれだけうけるかは大いに気になるところであるねぇ。トニーやマギーや張震やフェイから、ノラ小姐やジュードやナタリーちゃんに代わってどんなメリット/デメリットがあるのだか、いったいどーなんだか。あ、でも、香港での受けはイマイチだったんだっけ(苦笑)?

 そして、一番笑ったのは写真のキャプションにあったこのコメントだったんですが。

ブルーベリーパイを選んだのは、「アメリカで入った店で、一番人気のないケーキを頼んだら、出てきたから。あと、以前ノラに嫌いなパイはと聞いたら、ブルーベリーパイと言ってたし」と話す
…たとえ香港からアメリカに撮影場所を移して、やることはいつもと同じとは言えども、俳優に嫌がられるシチュエーションをわざわざ準備させるってーのも一緒ってこと?とかなんとか言っちゃったりなんかしてー♪←広川太一郎さんの語尾を使用し、氏を追悼しております。

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レスリーに、愛とリスペクトを!and +α

 冬が終わり、新年度が近くなると、4年くらい前から切なくなってしょうがない。
ああ、レスリーがいなくなってもう5年になるのか…。

 今年は亡くなって5年目ということもあって、香港では追悼コンサート「Miss you much Leslie 継続寵愛音楽会」も大規模に行われるらしい。チケットがそろそろ発売されるけど、毎年新年度一発目から重要な会議を控えているので、せっかく仙台から行けるようになったとはいえ、行くことなんて当然できません(大泣)ホテル代もめちゃくちゃ高くなると聞くもんね。日本でのコンサートも企画されていると聞くけど、そのときは上海音楽学院の校長先生(苦笑)が仕切るのか?やっぱり學友さんが来てほしいなぁ、そしてトニーも…ってこれはあくまでも希望ね。

 ところで、以前も書いたけど今年の春の東京は中華ミュージカル祭りである。ディック・リーの『西太后』が上演中止になっちゃったのは惜しい。でも、いつか観られるかな。このミュージカル祭りについては、どうか最近の対中華系ネガティブキャンペーンを適用しないでほしいよ…。
 蜷川さん演出&ヒガシ主演の『覇王別姫』がそろそろ上演開始とのことで、さっそく読売新聞に記事が掲載されていた様子。脚本を手がけられた岸田理生さんはすでに故人だけど、生前書かれた本をもとに作られるのね。てーことはちゃんとカイコーに(あるいはトムソンエンターテインメントに)舞台化の許可得たんだ。でも、それもずいぶん前ってことになるんじゃないの?知らなかったよ…。
 以前も書いたけど、あの映画が好きな自分としては蝶衣にヒガシってどーよ?レスリーとは全然雰囲気違うじゃないのよと思っていて、それは先日ゲットしたチラシで化粧を施した彼の姿を見ても変わらなかった。
 でも、さすがヒガシ!やっぱりオトナだわーつっこんだ自分に反省だわ!件の記事のコメントには、ちゃんとレスリーへの愛とリスペクトが感じられるんですよ。普通リメイクものだとオリジナルに引きずられるから絶対観ないというクリエーターやキャストが多いけど(『星になんとか』とか『なんとかのうた』の監督やキャストがそう言っていた)、ヒガシは映画をちゃんと観てレスリーの演技を評価し、それをよーく研究しているとのことなので、決してマネじゃない自分なりの蝶衣を演じてくれるってことになるんだろうか?
 レスリー好きの方がどう感じるかはちょっと気になるけど、ヒガシ自身も是非映画を観てほしいとアピールしているということも聞いたので、彼を見直しましたよー。さすが某事務所の兄貴分!後輩たちも是非彼を見習ってほしいー(苦笑)。 
 小楼を演じるエンケンさんは張豊毅とは全く違う個性の持ち主だけど、上手い役者さんなので心配はしてない。でも、菊仙を演じるよしよしの演技は心配。それはコン・リーと個性が全く違うってこともあるけど、テレサ・テンを熱演しまくった時と同じになるんじゃないのかなーって思っちゃうので。 

 あ、よしよしで思い出したけど、最近中華趣味系作品に係わる日本俳優さんがやや固定気味じゃない?よしよし然り、もうひとつのミュージカル『トゥーランドット』に出演するシドーくん然り。彼については離婚報道でうんざりしてるけど(ファンじゃないぞ)、こっそり『赤壁』に出てるんだよね?中華もんに対してやる気ある人がいないとは思えないけど、なんでこんなに同じ人ばかりみるハメになるのだろう。疑問だ。
 そして、シドーくんの中国語は上達したのだろうか?と、うざい離婚報道よりもそのへんを心配するのであった。

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ネタのないときの今後の予定。

 ジェイ演唱会と『色、戒』キャンペーンで先月はなんとか乗り切ったものの、3月になった途端にネタがなくなったなー(苦笑)。
 今月は以前も書いたけど、金城くんの『死神の精度』とオレ様王家衛初英語映画のブルベリこと『マイ・ブルーベリー・ナイツ』が上映されるけど、どちらも非中華ネタだから、そんなに熱心にはならないと思う(こらこら)。でも、両作品とも感想はこちらで書きますよん。特に『ブルベリ』は中華系俳優が出ていないので普通はこっちで書かないんだけど、アンドリューさんの初欧米映画『消えた天使』もここで取りあげたし、予告編を観ただけでも過去の家衛作品とのつながりもバンバン見えそうなのでね。
 あとは亜洲電影大奨ネタね。もうすぐ香港国際電影節も始まるし。 

 とりあえず、今はちょっと忙しいんだけど、手が空いたら手元にあるDVDを観るかな。ちょうどNHKBSで放映された『大酔侠』もDVDに落としたし、アラン・マックさん単独監督作品が2本あるので、3月下旬あたりに観る予定。

 そうそう、今夜の中国語では、いつも読んでいる『倒数第2個女朋友』の予習ができなかったので、その代わりに3年前の金像奨のプログラムを持っていった。実はこの年は中国語映画誕生100周年という記念すべき年で、プログラムの特集は101人の香港映画人が選んだ最佳華語片100作(中国語映画オールタイムベスト100)だったのである。確か紹介してなかったような気がするんだけど…(汗)。
 で、これのベスト3紹介文をリーディングしようかとプログラムを先生に見せたら、これが大受け!先生はまったく映画を観ない人ではないんだけど、1位から51位までの作品紹介をざっと見て、「この映画知ってる?」とか「この女優さん知ってますよー」と二人で盛り上がった次第。そんなこんなでリーディングできなかったので、本文は次週持越し。予習で単語を拾って授業で読み、討論しようということになった。
 ちなみに第1位は『春の惑い』のオリジナル《小城之春》(1948/中国)、第2位は『男たちの挽歌』(1986)、3位は『欲望の翼』。紹介文の全文翻訳はさすがにできないと思うけど、大意と討論内容はここでネタにできるんじゃないかな?来週先生に聞いてみよ。

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 これはプログラムの綴じ込みポスター。ほとんどオリジナル版だけど、『ドリアンドリアン』(左下2番目)はなぜか日本製作のビジュアル。

 というわけで、早速予習だわー。
 あ、『女朋友』も読み進めなきゃ。ちなみに現在は第34章の途中、194ページまで読んでます。

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そういえば亜洲電影大奨

 年度末ゆえか、ネタ切れ気味で申し訳ない。今月の中華芸能関係者がらみの映画は『ブルベリ』とか『死神』とか、非中華作品が多いもんね。
 そこで今年は初めて亜洲電影大奨(Asian Film Awards 2008)をネタにしたい。
 こっちは昨年のサイト(日本語版)。

Asianfilmawards2007

 大使さまの昨年のご雄姿。

 昨年から香港国際映画祭香港影視娯楽博覧の一環として行われている亜洲電影大奨、昨年は最優秀作品賞に韓国の『グエムル』、監督賞にジャンクー(長江哀歌)が選ばれ、日本作品では主演女優賞に中谷美紀ちゃん(嫌われ松子)が選ばれて話題になったんだっけね。
 今年のノミネートの詳細はもにかるさんが以前挙げておりましたが、中華圏的には『色、戒』《投名状》《太陽照常升起》がノミネート。…なんか金像のアジア映画賞とかなりかぶるんだが、気にしないでおくか。ちなみに日本からは『それでもボクはやってない』が作品賞、主要賞で『とーきょータワー-我的父親母親』『さんちょーめのゆーひ』『まいこはあああああん』『だいにっぽんじん』『錯乱』がノミネート。…え、表記がテキトーだって?まぁ気にすんな。今年も日本マスコミがにぎやかに報道しそうですね、昨年同様に。ダンカンホー!(爆)
 当然トニーは主演男優賞でノミネート。ライバルはリンチェ、高捷さん、ソン・ガンホ(昨年の主演男優賞)、加瀬亮くん、そしてジョー。…個人的にはジョー&加瀬くん&トニーのスリーショットが見たいぞ(こっそり)。

 こういうアジア全体の映画界を対象にした映画賞は今までなかったとはいえ、ノミネート作品は…まーこんなとこなのかなーという感想もなきにしろあらず。でも、選考メンバーに我らのテルオカ氏(笑)、フィルメックスの林加奈子ディレクターや市山さんが入っているので、信用してもいいんだろうな。
 昨年はまったくノーマークだったけど、今年はどんな結果が出るのか楽しみにしていよう。

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