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テレサの人生と、20世紀後半の東アジア史と。

 姉さん、事件です!
 
ボク、舟木がプロデュースした忘れられない人、テレサの一生を有田芳生さんが描いた『私の家は山の向こう』を原作とした『テレサ・テン物語』が先日放映されました。

 …っていきなり『ホテル』風ですみません。ここまでのBGMは当然「Let the river run」です(爆)。
 だってさー、高嶋弟(政伸)演じるレコードプロデューサー舟木さんが語り手だったから、ついついそういう妄想が湧いちゃってさぁ(って知らない人ほんとにすみません)。
 実はこのドラマが放映された日は、ちょうど『プロジェクトBB』を観に行っていたので、録画していたんですよ。でも、帰宅して録画時間をチェックしたら…1時間21分で切れていましたの。そして、そこまででいいからと思って改めて観たところ…、

うーーーーーーーーーーーん(-_-;)。

 途中まで観たにしても、やっぱり、予想通りの展開だったか。日本製作だから仕方ないと諦めるべきか、せめてミニシリーズか二夜連続スペシャルにしてもらいたかったというべきか。
 で、途中まで観た程度で語る生意気な感想。
新聞のテレビ欄にあった視聴者の「感動した」「改めて彼女の歌のすごさを知った」という称賛コメントはわかる。でも、有田さんの原作を読む以前に中華圏でのテレサの軽やかな歌の数々を知り、彼女が大陸での悲劇に涙を流していたという事実を多少なりとも理解していた身としては、中華圏でスターとして活躍する姿を是非とも入れてほしかったと思う。日本側の視点だけで語られたのは残念。有田さんの本ではもう少し中華的視点もあったと思うし(それでも香港芸能人が出てきてなかったが)、不倫を歌う演歌歌手ではなく、平和を歌うアジアの歌姫の姿を伝えてほしかった…。時代考証もおいおいって言いたくなったし。せめてifcビルはCGで消すぐらいしてほしいよ。
 こういうネタこそ日台合作でやるべきでしょう!香港も交えて映画化してもオッケイかと。主演はもちろん台湾か香港からオーディションで選び、脇は日台港で固め、考証と監修をエリック兄貴に頼むのさ。それでぐっとよくなると思うんだけど、どう?
 あ、でもネックは大陸か…。

 木村よしよし(と主演の女優さんを呼んでます)は、全然テレサのイメージと違うけど、当初は小雪がキャスティングされていたと聞くと、そっちもなんかだよなーと思った次第。別によしよし自身はキライじゃないし、サバサバしているけど大根じゃないよなーって評価しているけど、熱演しすぎ…。
 
いや、日本にきたとたんに日本語のアクセントがおかしくなるのが悪いってわけじゃないけど、日本人的な熱演がちょっと気になっちゃって。非常に思い入れを持って熱演していたことを、有田さんはちょっと前の『AERA』で誉めていらっしゃったけど、なんか、華人俳優の持つ空気に慣れている身としては、日本人が台湾人(それも外省人だ)を演じると、こんなにウェットになっちゃうわけ?うむむって感じである。
 他の台湾人キャストもほとんど日本人だったし、さっきも書いたように高嶋弟の語りだとどーしても『ホテル』になっちゃうし、たとえ制作費が厳しくても、もーちょっと台湾&香港にリスペクトしてくれよーと思った次第。いや、決して香港&台湾サイコーってわけじゃないけど、日本視点ばかりだと行き詰まらない?

 で、最終的に思ったこと。
 テレサが活躍したのは昭和の末期で、一応ワタシも青春を過ごしたバブル期にも及んでいる。このところ昭和ブームだけど、ついに記憶に新しい、ほんの20年前のバブル期までが懐かしの対象に入っちゃったのね。でも、この時期と中華圏の戦後激動期(文革・香港の暴動・台湾の戒厳令)は見事に重なっており、テレサの人生にはまさに両地域の時代が反映されている。
 
そういう点において、彼女の人生や彼女の生きた両地域の芸能史を辿ることで、東アジアの20世紀後半を回顧し、未来に向けることがもしかしたらできるのかもしれない、なんて思ったけど、それに手を出すのはあまりにも厳しいかな…。

と最後わけのわからないままで終わります。いやー書き逃げすんません。

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